誰にも看取られずに死後発見される「孤独死」の問題で、淑徳大は千葉県松戸市内で4月9日、同市の常盤平団地自治会と、提携して地域活動を行う協定の調印式を行った。同大の学生が高齢化率の高い常盤平団地を中心に、イベント開催などを手伝う。同大の長谷川匡俊学長は、高齢社会の福祉活動で同自治会と提携したことについて、「座学では身に付かない生きる態度、姿勢を身に付けてもらいたい」と抱負を語った。

 提携内容は、孤独死対策につながる高齢者への声掛けや見守りなどでの相互協力。近隣の特別養護老人ホームでの介護支援活動も行う予定。淑徳大は現場での実践教育、常盤平団地は孤独死対策の労働力を強化できる。提携期間は3年間。

 調印式には、今年4月に新設されたコミュニティ政策学部の新入学生78人と同学部の教員、常盤平団地自治会の役員らが参加した。長谷川学長の抱負を受け、同自治会の中沢卓実会長は「実りある活動にするため、責任を持って取り組んでいく」と述べた。

 調印式後は学生と同自治会役員らの交流会が開かれた。

 淑徳大の学生の地域活動は5月からスタート。午前中は講習、午後は常盤平団地のイベントに参加するなどのプログラムを計画している。長谷川学長は「うまく行けば提携期間を延長したい」としている。


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