30.お空にかかるお寺
大同・雲崗の旅(第二弾)も、先ずは、辰年にちなんで、龍の写真から。
大同には、九龍壁以外にも、五龍壁があります。
最初の写真は、善化寺前の五龍壁をどうぞ。
大同滞在二日目には、まず、華厳寺を参拝しました。
朝9時の時点で、氷点下10度を超える極寒の状況。
写真で示せば、こんな感じでした。
華厳寺の前の通り、寒い感じが出ているでしょうか。
華厳寺の狛犬、愛嬌のある顔でした。
華厳寺の隣には、教会がありました。
お寺と教会のコントラスト。
大同市の市街地は城壁で囲まれています。
もっとも、城壁自身は昨今修復されたものですが、なかなか趣はあります。
大同の街には、なぜか教会が目立ちました。
大同市から郊外へ。
このあたりは、黄土高原の北東部に位置し、広大ですが、荒涼とした風景が続いていました。
河はすべて凍っていました。
さて、本題のお空にかかるお寺の登場です。
先ずは、くどくどした説明よりも、次の写真を見ていただきましょう。
お分かりになったでしょうか。
お寺が、絶壁にへばりつくように建てられています。
大同市から車で約2時間、 恒山の主峰・天峰嶺の渓谷にあります。
北魏代末期(6世紀初頭)の創建で、その名も懸空寺と言います。
まさに、寺院がお空に懸かっているようですね。
谷底から26メートル上の絶壁に穴を穿ち、梁をさしこんで土台とし、その上に寺院を建てたそうです。
写真では見えませんが、この下は河になっています(昔は急流だったそうです)。
寺院の中の廊下(階段)は、一人ずつしか通れません。
まさに、壮観という名に値します。
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