心に「愛」、行動で「奉仕、親切」といいますが、ポジティブ心理学の最近の研究では、こういった愛、奉仕、親切が体にいい影響を及ぼすことが分かってきています。
その心と体をつなぐのが「オキシトシン」というホルモンなのです。
このホルモンについてわかりやすく解説した良書が、デイビッド・ハミルトン「『親切』は驚くほど体にいい!」飛鳥新書です。
本書では、「親切なことをするとストレスが消え、健康になる」ことをオキシトシンについて触れながら科学的に説明しています。
著者は、オキシトシン健康術として
1.親切をする
2.感動する
3.感情を表に出す
4.マッサージを受ける
5.愛する人と精神的に支え合う、スキンシップをとる
6.ハグをする
7.ペットをなでる
の7つをあげています。
「情けは人のためならず」という諺がありますが、まさに、親切は自分の心身を向上するキー・ファクターであることが納得できます。
「親切」は驚くほど体にいい!/デイビッド・ハミルトン