SADとあがり症 「スティーブ・ジョブス 驚異のプレゼン」 | 医療法人千手会 ハッピースマイルクリニック院長のほっとブログ

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人前で極度に緊張する社会不安障害(SAD)では、発表でもあがって頭が真っ白になってしまう方が少ないようです。
以前のブログ(社会不安障害と話術 デール・カーネギー「話し方入門」 2010/8/18)で指摘したように、世界的名演説家といわれた人であっても、最初からスピーチがうまかったわけではありません
話がうまいといわれる人の技や考え方を学んでいくことが大切です。

今回ご紹介するのは、アップル・コンピューターの創業者、スティーブ・ジョブスです。
カーマイン・ガロ「スティーブ・ジョブス 驚異のプレゼンー人々を惹きつける18の法則」日経BP社

うまいスピーチの心がけとして
(1)構想はアナログでまとめる
(2)一番大事な問いに答える
(3)救世主的な目的意識を持つ
(4)ツイッターのようなヘッドラインを作る
(5)ロードマップを描く
(6)敵役を導入する
(7)正義の味方を登場させる
(8)禅の心で伝える(シンプルに)
(9)数字をドレスアップする
(10)「びっくりするほどキレがいい」言葉を使う
(11)ステージを共有する
(12)小道具を上手に使う
(13)「うっそー!」な瞬間を演出する、存在感の出し方を身につける
(14)存在感の出し方を身につける
(15)簡単そうに見せる
(16)目的に合った服装をする
(17)台本を捨てる
(18)楽しむ
です。

特に、3番目の「救世主的な目的意識」が印象的です。
使命の自覚と言い換えてもいいかもしれませんが、発表者の情熱が観衆を感動させます
また、18番目の「楽しむ」心の余裕も大切です。
「~ねばならない」と堅苦しく考えて、緊張してしまうことが多いようです。