司法との長い闘いが実った-。雑誌編集者らが相次いで摘発され、厳しい拷問の末に有罪判決を受けてから65年。横浜事件の遺族らは「実質無罪」と認定した4日の横浜地裁の決定を受け、「長かった」と感無量の表情を浮かべ、支援者らと喜びの涙を流した。

 元「改造」編集部員の故・小野康人さんの遺族で、第4次再審請求をした次男、小野新一さん(63)と長女、斎藤信子さん(60)は決定後、笑顔で弁護士と握手を交わした。

 2人は24年前に初めて再審請求に踏み切った小野さんの妻、貞さんの意志を引き継ぎ、親子2代にわたり、闘ってきた。横浜市内で開かれた記者会見で、斎藤さんは「やっと勝ち取った。再審申し立てから24年。第1次で、9人の原告が申し立てて始まり、ようやく本当の答えがでた」と満面の笑みを浮かべた。

 小野さんも「こんなに詳しく踏み込んで決定が出されると思ってなかった。減額されなかったのは非常に良かったと思う」と満足した様子で話した。

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