東海道新幹線で起きた29日の停電で、駅間に停止した5列車の車内に、約3100人の乗客が約3時間半にわたって閉じ込められた問題で、JR東海は「結果的に運転再開が遅れる恐れがあった」として、乗客の避難を見送ったことが30日、分かった。

 駅間に停止した新幹線のうち、最も駅に近かったのは新横浜-小田原間の上り線に止まったひかり514号。先頭車両から新横浜駅まで約1キロと、歩いても30分かからない程度の距離だった。

 在来線では、止まった電車から乗客が線路に降りて歩いて近くの駅に向かうケースが時折見受けられる。JR各社によると乗客の案内について明確な規定はなく「安全を最優先し、時間帯や列車の状況、経路に応じて最もいい手段を選ぶ」という。

 中越地震では、脱線した列車を含め5本の上越新幹線に閉じ込められた約1500人の乗客が最長で約6キロを歩いて避難している。

 JR東海の担当者は「乗客を降ろした場合、全員が線路外に出たことが確認できなければ運転を再開できない。結果としてより多くの乗客が遅れてしまう恐れがあった。状況を総合的に判断した」と話している。

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