民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件で、衆院議員の石川知裕容疑者(36)が東京地検特捜部の調べに、平成16年分の政治資金収支報告書の提出前に、陸山会など関連政治団体の収支一覧表を作成し、小沢氏に内容を説明したと供述していることが28日、関係者への取材で分かった。元私設秘書の池田光智容疑者(32)も19年分の収支報告書について小沢氏に同様の説明をしたと供述しているという。

 小沢氏はこれまで、16年10月に土地代金の原資として4億円を陸山会に貸し付けたと主張。土地購入直後にも陸山会の定期預金を担保に融資を受けた4億円を陸山会に貸し付けており、同年の貸付総額は計8億円に上る。しかし、16年分の収支報告書に記載された収入額は繰越金を除くと約5億8千万円しかなく、特捜部は、小沢氏が虚偽記載に気付いていた疑いがあるとみて捜査を進めている。

 関係者によると、石川容疑者は12~16年分の収支報告書について陸山会の会計事務担当を務め、報告書提出前に陸山会など関連政治団体の収支をまとめた一覧表を作成。

 この資料をもとに各団体の収支や繰越金の概要を小沢氏に説明していた。この手法は後任として17~19年まで会計事務担当を務めた池田容疑者にも引き継いだという。

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