羽生善治王将(39)に久保利明棋王(34)が挑む第59期王将戦七番勝負(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催)の第2局は28日、栃木県大田原市のホテル花月で始まり、午後6時に羽生が41手目を封じて1日目を終えた。持ち時間各8時間のうち、消費は羽生4時間30分、久保3時間9分。29日午前9時、再開する。

 三間飛車で第1局を制した久保は本局で、4四歩と突かずに飛車を5筋へ振る「ゴキゲン中飛車」を採用した。羽生は2枚の銀を早めに前線へ繰り出す作戦で対抗する。

 羽生は2四歩(29手目)と戦端を開き、右側の銀を久保の銀にぶつけて交換。さらに桂を中央へ跳ね出し、強気に5三銀(39手目)と打ち込んだ。第1局と同様、1日目から激戦に突入した。

 解説の佐藤義則八段は「羽生王将が攻勢に立ち、久保棋王が自然な対応を続けています。羽生王将が工夫を凝らしたので、消費時間に差がつきました」と語った。【山村英樹】

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