毎日新聞で約35年にわたり、風刺をきかせた「ヒトクチ漫画」を連載した漫画家の小林治雄(こばやし・はるお)さんが26日、心不全のため横浜市内の病院で死去した。84歳。葬儀は近親者のみで行う。喪主は長男泰一郎(たいいちろう)さん。

 山梨県出身。雑誌に投稿した漫画で注目を集め、毎日新聞に「フクちゃん」を連載していた横山隆一さんに勧められて1954年、「ヒトクチ漫画」の連載を開始。政治、経済、社会など、幅広い分野のニュースを題材にした1コマ漫画を描き続けた。この業績で73年、第19回文芸春秋漫画賞を受賞。89年まで「ヒトクチ漫画」の連載を続けた。他にスポーツニッポン新聞などでも風刺漫画を連載した。

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