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Fri, February 22, 2008 13:53:45

アルケミスト

テーマ:ブログ

雑誌「BRUTUS」のちょっと前の企画に読書計画2008という
のがあります。
ここには高城剛、太田光、池澤夏樹、町田康、中川翔子
など錚々たる顔ぶれがオススメの書籍を紹介してます。
皆さんそれぞれ自身の関心分野から関連した書籍の紹介を
しているのでそもそもその人に興味がないと読まないだろう
という類も多く含まれています。

そんな中で小山薫堂のコラム「本嫌い」はさすが放送作家
と唸らせるほどうまく逆説的にオススメ書籍を紹介していて
ちょっと引っかかるものがありました。
そこで紹介していたのが「アルケミスト」という本です。

アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア)/パウロ コエーリョ
¥580
Amazon.co.jp


羊飼いの少年が自分の夢の話を占い師にしたことからピラミッドに
行って宝求めて旅をすることになるというストーリーは、
夢を追って生きる人間そのものの姿です。元々ブラジルかポルトガル
の文学ということですが、結構な人気小説であったというのも
うなずけます。宝石商やアルケミストの本来の意味である錬金術師と
の出会いによって成長する姿や、少年が宝探しに本気で取り組めば
世の中すべてが彼に協力するというのは、これを読む人々に
勇気を与えてきたのではないかと思います。
私も単純だけど大いに感銘を受けました。

「すべては書かれている」という教示の「マクトゥープ」
という言葉がこの本の象徴的な言葉として書かれていますが
もしかしたら自分の運命も大きな力によって既に決定されて
いるのかなという気持ちになります。

主人公は「少年」としか書かれていないので、読み手が
感情移入しやすいように書かれているのも読みやすさの
ポイントでしょう。

薫堂氏ならずともオススメの書といえますね。
自分が何かに迷っている方に薦めたい一冊です。

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Mon, February 18, 2008 17:24:12

裏でやっていたJoel SpolskyのJoel on Softwearを

テーマ:IT関連ニュース
今更ながら初めて読みました。開発に関わるすべての
人が読んだほうがいいと思いました。

そもそもhttp://www.joelonsoftware.com/ の日々の
雑感から面白そうなものだけを載せているということで
45の独立したトピックになっていて興味のあるところ
だけ読んでもよし、という作りになっています。
翻訳も読みやすいです。翻訳書の独特の言い回しが
かなりあるけど趣旨がわからなくなるほどにはなって
いないからでしょう(中にはそうでない箇所も散見されましたが)。

開発現場を如何にマネージメントするか。
そういう意外とどこにも出ていない命題にJoel
なりの解答を記しており、比近な例を用いて説明して
くれている本です。
PMBOKもMBA学問もここまでは親切でないです。

まずは”ジョエルテスト”なる12の質問にて自分の現場
を見直すこととあります。

【ジョエル・テスト】
http://japanese.joelonsoftware.com/Articles/TheJoelTest.html
1.ソース管理システムを使っているか?
2.1オペレーションでビルドを行えるか?
3.毎日ビルドを行うか?
4.障害票データベースを持っているか?
5.新しいコードを書くまえにバグを修正するか?
6.更新可能なスケジュール表を持っているか?
7.仕様書を持っているか?
8.プログラマは静かな労働環境にあるか?
9.買える範囲で一番良い開発ツールを使っているか?
10.テスト担当者はいるか?
11.プログラマを採用するときにコードを書かせるか?
12.「廊下での使い勝手テスト」を行っているか?

当社の環境では適合度は70%ぐらいです。2.とか3.
のようなものはJavaやC++のようなビルドを必要とする言語で
なければ関係ないので除いてますけど・・・。

こういった環境整備から初めて体制を整えたら、
次は開発にまつわる諸々の問題があるでしょう。
それらにも明快に答えてたりします。

・アジャイル思想の”弊害”に振り回されず仕様書を作成せよ
・顧客は自分で何が欲しいのはわかっていないもの
・スクラッチビルドでシステムを書き換えるのはやめておけ
・ビジネスで核となる機能はアウトソースしないで自前で作る
・底辺のエンジニアにも成し遂げられることはある
といった珠玉の金言に酔うこともあるでしょう。

また、戦略に対する考え方とか上位思想に関しても言及して
あってこの辺も参考に(鵜呑みは×)なります。

元々MSのExcel開発チームだったJoelは様々な経験を通して
得た知見をブログという形で提供しており、ボランティアの
力もあって日本語にも翻訳されています。

面白いなあと思ったのは、非技術者のプログラムマネージャー
に対する考え方が付録に出ていて、その人たちの
コミュニケーションスキルはコテコテのエンジニアには
ないものだろうと若干皮肉まじりに教えてくれています。

私の経験ではエンジニア(特にプログラマ)は他人の仕事
やプロダクトにケチをつけることにより溜飲を下げ、
如何に自分がそれに対して何かソリューションを提供して
いるかをアピールするタイプの人が多い気がします。
そうでない人には釈迦に説法ですが、建設的な意見を出しつつ
他人を認めることによって共に新たな価値を産み出していこう
という人と仕事をしたいと思うわけです。技術力は重要だけど
そんなに問題じゃない。だって陳腐化するものだし(本当に
重要なポイントを押さえていれば関係ないけど)。

聖書にある
「汝の敵を愛し、汝らを責むる者のために祈れ」
はあらゆる人に有効な言葉かも、ですね。

ということで経験則から学ぶプログラムマネージャ(プロジェクト
マネージャでないこともポイント)論を読みたい人は是非!
オススメです。

それにしてもJoelさん会いたかったな。シラー
Sat, February 16, 2008 18:13:03

20年越しのThe Police

テーマ:Buzz Music

そう私が高校生のときに付き合っていた彼女は
Stingが好きでした。なんで「ブルータートルの夢」も
見たし初めて買った洋楽アルバムのレコードは
「Nothing Like The Sun」だったかな。


その映画で「Roxxane」「Message in the bottle」を
見て涙したことが「The Police」を聞くきっかけに
なったし。17のときに買ってもらったギターで
コピーもやったよね。


あの映画に出ていたStingの子供(FictionPlane)
を引き連れてついに来日しました。


The Police


自分がPolice聞くころにはすっかり活動停止(ほぼ解散)
していた伝説バンド。その昔京都大学の講堂でライブを
やった際に危うく暴動になりかけてStingに「冷静になれ」
とたしなめられた日本人。それもすっかり伝説。

見たかったし、会いたかった。


Stingの単独ライブにも行きそびれた私がこの瞬間を
待っていたのはここまででわかっていただけたでしょう。

上記の曲はもとより
King of pain
So Lonely
Walking under the moon
Do Do Do De Da Da Da(日本語じゃなかったっす)
Every Little Thing She Does Is Magic
Syncronisity II(Iの方が本当は好きなんだけど)
Every breath you take
高校教師
Wrap around your finger
I can't stand losing you
といったヒット曲の他に
Hole in my life
When the world is running
Truth hits everybody
みたいなマイナーな曲も良かったです。

アンコールは何故か
Next to You
でこれもかなり乗れましたね。


Stewart Corplandはうますぎです。彼がPaisteの銅鑼を
じゃーんと鳴らして始まったこのライブ。鉄琴なども
披露してくれて、すごいエンターテイナーだなと関心
しました。私はスネアのペグを緩めてやたら音が
反響するのが嫌いなんですが、そういう感じでなくて
抑揚が効きつつも主張のある彼のドラミングが気に入りました。


Stingも淡々とベースを弾いていますが、歌いながら
あのフレーズを弾くのは結構すごい芸当です。


最後はAndy Summersですが、高木ブーですが何か?

しかも彼らのライブアルバムを聞いていたころから
思うのですが、あまりうまくない気がするんです。
リズム走ったり、音はずすのはワザとなんですかね??
GuitarMagazineとかでも取り上げられる巨匠なので
私の方がわかってないのかもしれません。

だが、ものすごいかっこよかったです。Stewart同様
プログレ系のロックミュージシャンなのでしょうけど
Guitar引く姿はやはりしびれます。

最後のアンコールなんて彼があおってくれたので
会場がすごく一体化していた気がします。


何よりも本当にすごいのは、彼らのアルバムを聞くと
わかりますがG、B、Drだけでなくいろんな楽器が
入っているけどすべてトリオで何とかしている点です。

U2のライブでもGuitarのエッジがピアノと二刀流で
「New Years Day」をライブでやったりしてますが
これは本当にすごい。RollingStonesのように
他のメンバー入れれば良いじゃんって思うけど
やはりバンドはコアメンバーの生演奏に醍醐味が
あるんだものね。


思えばもっと聞きたかった。
欧米のツアーでは
The Bed's Too Big Without You
なんてイキな曲もやったらしいです。
あとZiggyMarleyとの合作One Worldとか
It's alright for youとか
キリないか。。

帰りの電車で頭の中は何故か
Born in the 50's
だったり(私は60'sですけど)
うーんそれにしても良かった。


私もStingのようなマッチョなインテリになりたいと思いつつ

それは絶対にないなあと現実を直視しました。


チケットを譲っていただいたUさんに
本当に感謝!しておりますです。

Sat, February 16, 2008 17:22:43

DevelopperSummit2008にプチ参加しました

テーマ:ブログ
13日に目黒雅叙園で開かれたDevelopperSummit2008に参加してきました。
本当は14日も出たかったのですが、会社のミーティングが終わらず
参加できませんでした。

私が参加したので一番最初のセッションのみですがオブジェクト指向
開発で有名な永和システムの平鍋さんのアジャイルに関するセッションを
聞いてきました。

以下メモ書きですけど、何かの参考になればということで。

◎海外におけるアジャイルの現在
平鍋健児(チェンジビジョン・永和システム)
※いい技術といいプロセスがあってもいいシステムは出来ない

【AGILE2007カンファレンス】
http://www.agile2007.org
日本よりもアジャイル普及率は高い。google、Yahoo!、MSも参加。
→関心の高さを伺わせる(それでも依然として少ないようだが)
30%に近い比率でアジャイル普及してきているらしい

○Leanは重要
・Enterprise
 チームでなく企業
・People
 人に焦点をあてる
・Test-Driven
 FIT使うなどして受け入れテストなどの自動化
 BDDなど(Behavia)
・Lean and Agile

○AgileとISO9001は矛盾しない

○Agile潮流の一つにTrustBuilding(信頼関係はどう作る?)がある

○Kanban→トヨタの看板方式
(Kanbanをつかって工程の見える化)

○Mary Poppendieckのリーダーシップの動画は必見
(標準は現場で作って常に変化するもの)
→InfoQを参照

○Leanの特徴
価値の流れを作って在庫を作らない
(WFとは相容れない。最後に作ったものが要求と異なる時点でムダ在庫)

○Agile/Leanとは何か
・投資効果のあるビジネス価値
・ちゃんと動くソフトウェアをテストで駆動
・期待される期間内にタイムボックス
・無駄なく作り価値MMFを流す
・維持変更し続ける繰り返し型開発
・ソフトウェアは人が人のためにつくている
 (People matters:人が重要)

○リーダシップの種類は4通りで
・グループファシリテータ(特定の意見を持たず結論をみんなに任せるタイプ)
・官僚的管理者(ルールに従え)
・作業管理者(自分でルールを作り従わせるタイプ)
・学習する組織のリーダー(目的を明示しお互いに考えながら進める)
ソフトウェア開発では「学習する組織のリーダー」が最も求められている

○テスト容易性と修正容易性が近代のオブジェクト指向のキモ

○アジャイルサイロス(特定のプロセスにのみ固執する)になってはいけない

【最後に平鍋さんを直撃】
1.ドキュメントのあり方について
→必要最小限でいいのでは?顧客に求められれば作るしかないが
 メンテされないドキュメントに意味はない。一方で設計思想や
 要求面に関するもの(ソースやテストケースに書かないような上位概念)
 は残したほうがいいとも

2.「学習する組織のリーダー」が求められているということだが
メンバーもいろんなタイプがいると思われる。どうコラボレートすべき?
→基本的には要件を決めたら実装部分に関してはメンバーに任せるべき。
 その一方で絶対とって欲しいリスクを明示して制作物の中身に関して
 コントロール不能にならないようにしておくのも一つの手でしょう。

このへんかなり参考になったかも。お互い一人で出来ないことを共同作業で
行っていると考え学習しながら成長する組織にしていきたいものですね。
Sun, February 10, 2008 22:21:47

Language Villege行ってきました

テーマ:勝手にバイラルマーケティング
会社の「休んでファイブ」なる休暇を使って1週間
富士の裾野にあるLanguageVillegeに行ってきました。

language villege

ここは人里はなれた片田舎でもともと企業の研修所では
という感じの場所。最初は雪も降って悪天候でしたが
途中からは綺麗な富士山が見られたので非常に感動しました。

1週間も休みを取って何でわざわざ勉強かという人もいるでしょう。

というのも英語話す機会が殆どないので、そもそもそれほど高くない
語学力も次第に落ちていくのを実感し、集中的に学ぶ機会を
求めていったのです。今までは独学だったり仕事で話しながら
自然に覚えたりという機会もあったのですが、いい加減自分に
投資しようというところでしょうか。

ここのサイト(http://www.languagevillage.co.jp )は
SEOが強いので検索に結構引っかかるのですが、利用者の
ブログがそれほどないため不安に感じる人は多いはず。
人柱というと語弊があるかもしれませんが、参考になれば
ということで一応書いておきます。

特徴としては以下の通り。
1.すべて英語
 ルールは単純。フロントでチェックインしてからヴィレッジを出るまで
 日本語一切禁止。このくらい徹底してないと効果ないです。
 とはいえ、風呂場の説明書きやトイレとか細かく見ると日本語が結構あって
 中途半端な気もしないでもなかったです。

2.英語はリズム
 英会話は常にリズムであると説明してくれるのは非常に面白かったです。
 自分も会話をネイティブの人にほめてもらうことはたまにありますが
 遅くても一定のリズムで抑揚つけて話すことが大事だと思っています。
 発音は国ごとに訛りが出るのである程度しようがない(カタカナ英語)
 ですが、日本語の抑揚のないリズムに慣れているとかなり違和感を
 感じるはず。

3.映画を教材に説明
 夜は20時から毎晩映画を見て(字幕は日本語)翌日レビューします。
 それ以外もピンクパンサーやシャークテイルを見ながら説明を
 するレッスンもあり。

4.休み時間や食事の時間も先生と会話
 朝はエクササイズでビリーズブートキャンプやウォーキングを
 やって、その後朝飯、レッスン、休み時間、昼飯、レッスン、休み時間
 と殆どの時間を先生たちと過ごします。中途半端なホームスティよりも
 効果あるはずです。基本的に生徒のレベルに合わせて平易な言葉で話して
 くれるので全くついていけないというのはないはず。

5.ドミトリー(寮)でクラスメイトと同じ部屋で生活
 これも賛否あるかもしれませんが、部屋は他の生徒と共用です。
 当然会話は英語ですがレベル差が気になったり一人で勉強したいときに
 誰かがいるという落ち着かない状況となったりもします。
 まあ切磋琢磨という点ではいいかもしれません。また、気になるようなら
 ロビーで先生と話していれば落ち着くのではないでしょうか。

映画も毎日見ましたが、「50回目のキス」「モンスターズインク」「パッチアダムス」
「ビッグママスハウス」とかどれも面白かった。

金額ですが結構良心的で1週間滞在で11万2500円ほどです。閑散期だから
ということもあるようですが、週に一回3ヶ月通って殆どしゃべれず
それでも30万近く取られる他のスクールに比べればはるかにマシだと
思います。あとは時間をどう捻出するかですよね。

それとこういうのをやって欲しいというのはきちんと言った方がいいです。
目的など人それぞれでしょうし。自分は次回行くときは事前にビルゲイツや
ティムオライリーのプレゼンを送って解説してもらおうかと思っています。

先生や他の生徒ともすっかり仲良くなってしまい、最後はウルルン滞在記
見たいになってしまいました。

language villege
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