2014年07月07日

またまたLIVE☆

テーマ:上京後
珍しく更新したと思ったら、そんな話かよ…と思わないでおくんなまし(涙)。
もはや、ブログに書いても誰も来ないことは分かっており、Facebookで告知した方がまだ些少でも反応が期待できそうな気もしつつ(基本的に顔見知りの繋がりだしね)、どうもFacebookに移行できないわたしです。FBとここを繋げる気も、100%ではないにしろ、ありません。
わたしにとって、ホームページとブログの匿名性は未だに価値を持っており、まあ仮に、知られたところで「あれは他人です♪」と嘘をついて死守するほどのものでもないのですが、切り分けておきたい気持ちが強いです。自分の生きている場所をすべて地続きにしない方がいいというのが、世知辛い世を生きるためのささやかな知恵です。

…と、そんなことを語りたかったのではなく!
ライブをやるんです、またしても。FBで友達に招待メールは送らないくせに、こっちでは告知しているのも何やら矛盾がありますが、自分なりにはいちおう理由もあって、他のメンバーや出演者の皆さんがちゃんと友達や知り合いや会社の人などを呼んでいるのに、自分だけ誰にも声をかけないというのも気が引けて(そもそも、ライブに来てくれそうな友達とか知人というのが思い当たらないのだ…)、こうして姑息に告知の既成事実を作っておるわけです。
前回は、緊急結成されたXのコピーバンドで出演しましたが、今回はまた古巣で下手くそなキーボードを披露いたします。いったいいつになったら、わたしの指先に小室先生が憑依してくれるのでしょう…。
しかし、このバンドも何だかんだで長いこと存続していますね、もう5年くらいやっているんじゃないでしょうか。多くても年に2回のライブですから、そんなに長くやっている気はまるでしないのですけどね。
今回は、バンドの精神とも云える(?)Led Zeppelinと、椎名林檎(東京事変)の2本立て。Led Zeppelinは、そもそもキーボードいなくても成立するので、邪魔にならない程度にチャラチャラ弾いていればいいのですが、椎名林檎の方はそうもいかず、仕事並みに懊悩しながら練習しております。と云っても、練習は例によってだいぶサボってしまい、今さら締め切り前の漫画家さんみたいに慌てまくっているわけですが…。
それでも、衣装だけはしっかり購入(今回はAlice and the Pirates)。相変わらず努力の方向を間違えております。

三連休の頭で、お出かけしている人も多いでしょうし、お出かけしていなくても何の義理があってわざわざお前のライブに行かなアカンねん!…という感じですが、誰にも届かぬ想いを深い穴に向かって叫ぶような気持ちで、以下、告知いたします。
でも、これを見た人は、3日以内に他人に話さないと呪われる…かもしれません☆

【USBイベント2014夏】

7月19日(土)
@秋葉原 昭和通り口 スタジオリボレパート2

http://www.studio-revole.com/access/index.php 

チャージ:1500円(飲み放題、乾き物おつまみ付き、おみやげ付き)

出演バンド:
 u-san band、ロキソニン、坊主丸坊主、徳ちゃんを囲む会、日本代表

16:20オープン
16:30スタート
16:30~17;00 ロキソニン
17:10~17:40 u-san band
17:50~18:20 徳ちゃんを囲む会
18:30~19:00 坊主丸坊主  ←おらの所属バンド
19:10~19:40 日本代表
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2014年06月28日

消費を控える

テーマ:上京後
…今日みたいな雨の日は、家で静かに読書したり空想に耽ったりするのがいちばんいいですよね☆

わたしは、表面上はわりと真面目に働く人間で、きっと両親の勤勉な遺伝子を受け継いでいるのだろうなあと他人事のように思うのですが、自分の心の蓋を開けてみれば、常に「休みたい」「ダラダラしたい」という叫びが跋扈しており、勤労仮面、あるいは仮面の勤労とでも名乗りたいような心持です。でも、たまに気を抜くとそういうやる気のなさがチラ見えして、鋭いツッコミを受けることもあります(苦笑)。
ふと見ると、わたしの本棚には、ポール・ラファルグの『怠ける権利』を筆頭に、『働かない』『働かないってワクワクしない?』『これでいいのだ怠けの哲学』『減速して生きる』などといった本が並ぶ一角があり、そこには、荻原魚雷さんやエノアールのミニコミなんかもあったりして、百歩譲っても『定時に帰る仕事術』といった具合で、己の仕事に対する姿勢がよく分かります。過労死関係の本も何故かやたらとあります…。
『怠ける権利』は、Amazonの履歴によると2008年度に購入しているようで、かなり昔からわたしは働くことに対して懐疑的であったことが伺えます。確かに、2006年に就職した当初は、線路に飛び込まないまでも失踪したいと思ったことは何度かありましたので、その後いくらかマシになったとは云え、労働に対する抵抗感は続いていたのでしょう。
ある程度まで労働生活に慣れてくると、単に自分の時間の使い方が下手なだけでは…と、歩み寄る気持ちも湧いてきて、いじましい時短術・時間管理術を学んでは失敗することを繰り返していましたが、昨今はもはや、仕事法の改善などでは埒があかぬので、抜本的に時間が欲しいという思いに駆られてしょうがない。単純に、家に積んである本を死ぬまでに読了することを考えただけでも、今のままではとても時間が足りそうになく、「もしかして、労働こそが時間の無駄なのではないだろうか…」などと、若干倒錯的な疑念まで浮かび上がってくる始末です(何のために転職したんだ…)。

でも、労働時間を減らすのは今の業界ではなかなかに難しく、仮に労働時間の少ない仕事に鞍替えする場合は、必然的に収入も減らすことになりますので(今だってそれほど多くもらっているわけではありません、念のため…)、そのためにはまず、これまでの暴力的な浪費活動から1日も早く足を洗うことが不可欠になります。
……おおおーーい! どの口が云うとんねん!?!?!…と、消費の権化のようなここ数年来の自分自身を顧みると、ハリセンで百発殴ってもなお白々しい気持ちを拭えませんが、貯金をしたいというよりは、金をあまり使わなくても楽しくやっていける体質になろうと、目下、試験運転中なのです(6月から)。
何しろ、不安定な職業という意味ではわたしの100倍危ういはずのさくら剛さんに、「あんたの貯金額は少なすぎ!30代半ばの女性の平均貯金額を見てみい!」と説教されるくらいですから、これまでの己の浪費体質を治すには相応の努力が必要なのは重々承知です。
来月(7月)は、買い物中毒者にとって魔の月ですから、早速挫折する可能性も大いにありますけどね…。今だって、ちょっとでも油断したら財布のチャックを開けそうになる自分がいますからね。もし、奇特な方から「100万円あげます。ただし、今日1日で使い切ってください」という申し出があったら、使い切れる自信も十分ありますしね!
わたしの場合、みなさまもご存知のように浪費の原因は明白すぎるほど明白でして、服飾関係のものを一切やめることができれば8割がた解決すると思われます。書籍も、わりと見境なく買う方ではありますが、3万円も使えば「むむ、今月はだいぶ使ってしまったな…」と心理的に歯止めがかかります。これが、服の場合だと、3万円使っても「おお、今月はまだ大して使っていないぞ♪」となってしまうのですから、いかに服飾がわたしの財布を圧迫しているかが分かろうというもの。
…と思っていたけれど、6月の内訳をみるに、服飾代が珍しく2万円を切っているにも関わらず、劇的に出費が減った感じもないような…? 紛失したBOZEのイヤホンを買い直したせいか…?

消費は楽しいけれど、消費すればするほど労働からの解放には遠ざかる一方だと、頭では分かっていながら、麻薬のような消費の快楽から逃れられずに何年も過ごしてしまいました。
しかし、今こそ、思い立ったが吉日、バックパッカー時代の10円を争うみみちさを取り戻さねばなりません…って、こういうのを後退的人生と云うのでしょうか…(苦笑)。
こんなことを書いておいて、早速バーゲンで大爆発していたら洒落になりませんが、ここに書くことで何かしらの抑止力になればと思う次第です。。。

都築響一の『賃貸宇宙』に、何度も見返してしまう理想の部屋があります。
それは、モデルルームのように整理整頓された部屋でもなく、かわいいものに囲まれた趣味の部屋でもなく、壁一面の本棚と、作業机と、寝転がって本を読むための布団だけがある2DKのマンションの一室。
その人の暮らしは、「週に2日ほどフランス文化の広報関係の仕事をして、後の5日は家で読書三昧。時々、友達が心配して家に様子を見に来る」といったもので、うひゃあ、なんてうらやましい生活だろうか、これこそわたしの目指している姿なんじゃなかろうかと思うのです。
完全にニートになりたいという贅沢(?)は云いませんので、労働時間とそうでない時間(睡眠を除く)が、せめて半々くらいにできたらいいなと思いますし、もっと云うならそうでない時間をもっと増やしたい。昨今ですと集団的自衛権云々みたいな、国体に関わるようなニュースが入って来ても、それについて調べたり考えたりする時間もないなんて、やっぱりちょっと、健全ではないような気がします。
まあ読書ばかりでも飽きるでしょうから、何らかのアウトプットは心の健康のためにもあった方がよく、それがイコール仕事で生活費を稼げるのならよい循環ということにはなりそうです。それが、今の仕事で実現できるに越したことはないのですがね…。

それにしても、技術の進歩でこれほどさまざまなことが便利になった(わたしが再就職した後の数年ですらも!)にも関わらず、労働時間だけは一向に減らないというのが、この世の恐ろしい謎のひとつです。
「働け、働け、プロレタリアート諸君。社会の富と、君たち個人の悲惨を大きくするために。働け、働け、もっと貧乏になって、さらに働き、惨めになる理由を増やすために。」(『怠ける権利』より)
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2014年06月20日

無為こそが過激

テーマ:上京後

みなさま…と呼びかけながらも、もはや誰が読んでいるのかと首をひねってしまいますが、たいへんご無沙汰しております。
新しい国を旅するのは楽しいけれど、新しい労働環境に慣れるのは骨が折れますね……という一文にて、昨今の状況を察していただければと思います(笑)。

 

ひょっとすると、表題の言葉にぴんときた方がいるかもしれませんが、まずは前置きから。
もう昨年10月のことなので半年以上も前ですか、このブログにもたまに登場する旅友・福ちゃんが、突然マレーシアに赴任することが決まり、出発3日前というギリギリのタイミングで、テレサハウス(ブダペストの安宿)仲間のアクセルとタケシさんを呼んでささやかな宴会を行いました。
アクセルやタケシさんとはすでに年単位で会っておらず、2人ともとっくに結婚もしていて、すっかり様変わりしているんじゃないだろうか、未だ独身で浪費が生きがいみたいなわたしなんて、虫けらのような目で見られるんじゃなかろうか…などと余計な被害妄想を抱いていましたが、いざ顔をつき合わせれば、福ちゃんも含め誰一人として変わった様子もなく、瞬く間に10年以上前のテレサハウスでの、素晴らしくくだらない夜に戻っていました。全員、翌日は仕事だというのに、あっさりと終電を見送ったときは、興奮にも似た幸福感に満たされたものでした。
その2軒目で、アクセルとタケシさんが口をそろえて「バックパッカーなら絶対に読むべき! 福ちゃんも、マレーシアに送るから読んで!」と猛プッシュした漫画があります。わたしはそれを聞いて、ああ、みんな立派な社会人なのにバックパッカーの心は捨てられないのね…と半ば呆れつつもうれしくなり、その直後に、kindleで1巻だけを買って読んだのですが、続刊を買うにあたって、紙の本で揃えるか電子で続けて読むか、はたまた古本を揃えた方が安いのか…などと迷っているうちに、すっかり時が過ぎてしまいました。

 

それが、今になって急に、紙か電子かどっちが安いかなどどうでもよくなり、とにかく続きを読みたい! という衝動が湧いて来たのは、ひとえに昨今、労働(仕事)と人生の関係について考えることが多くなったからです(結局kindleで揃えました)。
ともかく、その漫画の名は『ボーダー 迷走王』。
時はバブル全盛期。10年以上大陸を放浪していた男・蜂須賀と、旅先のパキスタンで遭遇した男・久保田は、ともにオンボロアパート「月光荘」の住人。蜂須賀にいたっては元共同便所の家賃3000円の部屋で、ホームレスすれすれの暮らしぶり。東大を目指して2浪中の木村を加え、気ままな貧乏暮らしの中、大小さまざまのハプニングに巻き込まれる…というような筋書きです。
思えば、これまで旅関係の友人の誰からも、この漫画を薦められなかったことが、不思議と云えば不思議です。まあ、わたしも昨年までは存在も知らなかったのですけど…。
彼らは今で云うところのニートのような存在ですが、21世紀のニートほど悲愴な雰囲気はなく、やたらと元気です。しかし、今の世であれば不景気ゆえニートもやむを得ない感があるところ、世の中が上昇気流に乗りまくっていた時代に、働かずに貧乏を選ぶというのは相当に風変わりで理解できない生き方であったことでしょう。
ある子どもが蜂須賀を指して、「オジサン 何してるヒト?」と尋ね、久保田が「このオジサンはなんにもしないヒトなんだ」と答える場面があります。
貧乏でも決して定職につかない蜂須賀は、「無為こそが過激」という哲学の持ち主です。この言葉は、わたしが常々(?)「何の役にも立たない旅でもいいですよね…?」と震え声で主張している件を、この上なく単純明快に、かつ生き方のレベルで表していて、目からウロコがボロボロと落ちました。
それは、人間の価値が生産性で決まってしまう世界に対する挑戦であり、「何もしねえでブラブラしてるのがホントは一番<力業>なのさ」(蜂須賀)というのは、生産性から自由になるためには相当の胆力が必要であるということなのでしょう。実際、骨の髄まで生産性に冒されていると、貴重な余暇まで使って“自分を高めるための”習い事に行ってしまったり、健康のためにせっせとヨガに通ったりしてしまうわけです。何かに追われるように、何かをして時間を埋めてしまう。

 

働きだしてからというもの、この世のあらゆることが壮大なゲームに過ぎないような感覚に囚われることがよくありまして、いったんそういう疑念が芽生えると生きづらくなるので見なかったことにしてゲームに乗っかり続けているのですが、最近は、過労気味なせいもあって、また疑いの気持ちがフツフツと…。
長い旅が終わればモラトリアムも終わって、社会復帰もして、そのうち収まるべきところに収まるのだろう…と思いながら8年も会社員をやっているけれど、どうも青臭さが抜けません。でも、『ボーダー』を読んで、無理に何者かになろうとしなくても、陳腐でも自分なりの自由やロマンを求めて迷走し続けてもいいのかなあ…っていうか、何もせずにブラブラするのもいいかなあ(笑)…などと、大人気なく夢想してしまいました。ホントはもっと若い頃に読んで、道を踏み外しそうになりつつもまともな大人になって、「あれは青春のバイブルでした」と遠い目をして云うべきなんでしょうけどね。

 

「愛しの”ボーダー”たちよ 俺の分まで自由を探す旅を続けたまえ……」
(1巻の途中に出てくる、ある登場人物のセリフ)

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2014年04月27日

新人ですよふたたび

テーマ:上京後

新入社員になって、早2週間が経ちました。
昨年でしたか、『35歳の高校生』というドラマがありましたっけ。まあ、そこまでのギャップはなくても、3●歳の新入社員というのもなかなか、乙なものであります。新人研修とか、ホントの新卒の時でも受けたことないわっ!
ただでさえ、緊張と不安と分からないことだらけな上、これまで働いた中では最も規模の大きい会社なもので、毎日が戸惑いの連続です。だって、コピーをどうやって取るのか、電話はどうやって回すのか、配送物はどうやって出すのか…などというところからスタートですからねえ。最近は、やっとのことで文房具一式をデスクに揃えることができたような有様です。アルバイトさんの方がよっぽど使える従業員ですよ。。。
でも、中途採用ですから、企画や取材や撮影などはそのうちばんばん任されるわけで、ジェットコースターが今まさに落下しようとするあのてっぺんのあたりにいるような気分です。

さて、久々の”新人”になったということで、昔愛読していた『悪女(わる)』という漫画を読んでいます。
実家には全巻揃っているのを、またkindle版で全巻(37巻! キャプつばと一緒だ)買うというのも実にもったいなくは感じたのですが、今のわたしに必要なスピリットが詰まっているような気がして、どうしても今、読みたくなったのです。MILKでスカートを1枚諦めればいいんだよ。。。
昔むかし、ドラマ化もされたので、覚えている人もいるかもしれません。わたしはドラマを見てから漫画を集めましたが、ドラマの先はさらに面白いことになっていて、今回、何年かぶりに読み返してもやっぱり読みがいがありました。

主人公の田中麻理鈴(まりりん)は、三流大学卒の新卒OL。コネ入社で、一流商社・近江物産の座敷牢と呼ばれる部署に配属されます。ある日、エレベーターの前でコンパクトを拾ってくれた名も知らない社員の男性と、また座敷牢では峰岸さんという謎の女性に出会い、そこからまりりんの長い長い恋と出世の旅が始まります。
アホ・ブス・落ちこぼれという三重苦を背負い、エリートだらけの周囲からは徹底的にナメられながらも、いつかあのときの王子さまにたどり着くために、王子さまにふさわしい女性になるために、出世を目指して奮闘する。こういう図式はヤンキー漫画などにもよくあるタイプではありますが、会社という舞台だとなかなか新鮮です。
わたしは、特にいま出世したいわけでもなく、たどり着きたい王子さまがいるわけでもないのですが(あ、小室さんには会ってみたいけど)、まりりんほどではないにしろ、どちらかというと落ちこぼれ側の人間なので、落ちこぼれの身の処し方というものを、まりりんから学ぼうと再読した次第です。
まりりんは毎回、あの手この手で困難なミッションをクリアしていくのですが、エリートには持ちえない彼女の武器は、落ちこぼれの自分をよく知っていて、そこからスタートできる姿勢、そして、落ちこぼれでも決して卑屈にならない素直さです。まあ簡単に云うと”無知の知”ってことになりますか。
逆に、エリートまでは行かなくても、仕事がなまじできる人は、そこが弱点にもなりうるんですよね。例えば旅のシチュエーションで例えるなら、地図を読む才能よりも、人に道を尋ねる才能の方が、サバイバルには必要だったりするじゃないですか。
あと、仕事ができる人は、できない人に対して非常に冷たく、辛辣な傾向があると思います。わたしはいつも、そういう仕事ができる人のその手の文句を聞くと、自分が云われているようで密かに傷つきますが、一方で自分も、調子に乗ってさも仕事ができそうな発言をぶっ放しているかもしれません。。。でも、仕事ができないまりりんは、できないからこそどんな仕事にも真剣に取り組むし、決して周りの人間をバカにすることはない。
そして、挫折や失敗など日常茶飯事なので、大して怖くないんですね。王子様という精神的支柱があることも大きいですが、ゴキブリのようにとにかくへこたれない。
それらは、できない人間が持てる数少ない強みなんだと思います。でも、なかなか人は”よいアホ”(ってのも変な云い方ですが)になることが難しい。自分がどんなにアホでも、なかなかそれを曇りなく認めることはできないものです。一寸のアホにも五分のプライドで、つい本能的に(?)、なけなしの乏しい知恵で知ったかぶりとか、見栄とか張っちゃうんですよねえ。つまんない言い訳しちゃったりとかね…。

この漫画にはいろいろと、グッとくるセリフが散りばめられているのですが、峰岸さんがまりりんに云う、
「いいコなだけじゃダメよ。時には悪女にもなるのよ」
という言葉が好きです。
聖書の、「蛇のように賢く、鳩のように素直に」を思い出しますね。

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2014年04月14日

サヨナラだけは純粋だ

テーマ:上京後
旅→帰国→退職→転職…と、毎日チャンネルが変わるようなめまぐるしさで、自分を見失いそうになっておりますので、ブログでも書いて落ち着きを取り戻したいと思います(笑)。

昔の旅友達が、旅先でノートに書いてくれたこの(表題の)言葉が、わたしは好きです。
見てのとおり、井伏鱒二訳「勧酒」の一節「サヨナラだけが人生だ」をもじったものですが、意外とこっちのパロディの方が、わたしにはしっくり来ます。

先日、とうとう退職日を迎えました。
東南アジアの旅から帰ったその足で最後の出社をするという、相変わらずのいい加減さでした(汗)。
半分近く残っていた片づけや、PC内の整理などを淡々とこなしつつも、旅先では―それこそ、成田に着くまでは、退職のことも、次のことも、すべて他人事であるかのように感じていたので、ちょっとした浦島太郎状態で、どこかふわふわした心持でした。
絶対に無理と思っていた片付けも何とか終わり(自宅同様、デスクにめっちゃ物と書類があふれていたのです)、何事も、終わるときはあっさりと終わっていくもんだなあ…と思いました。

しかし、その後、盛大な送別会を開いていただきまして、仕事場でのわたしは普段以上に寡黙でものすごーく愛想のない人間だったのですが、そんなわたしにも、過大なプレゼント(何と、テレビをいただいたのだ!)や温かいメッセージが贈られ、朝まで付き合ってくれる人たちもいて、何だかもう骨抜きになりそうなほど、感激してしまったのでした。
記憶にある限り、こんなにちゃんとした送別会は人生において初めてだったと思います。

どんなときでも、物事の終わり・立ち去る場所はいつも別離の瞬間、いまわの際に輝くもので、それは、単純に感傷でしかないのかもしれないけれど、一方で、最後だからこそ、余計なものがリセットされて初めて見える本当の姿というものも、あるのかもしれません。
寂しいけれど温かい、それが”サヨナラの純粋さ”なのではないかと思います。純粋ゆえに、痛みも伴うのでしょうが…。

これからもずっと、サヨナラは繰り返され、そうやって自分の命もいつの間にやら終わっていくのでしょう。本家本元の「サヨナラだけが人生だ」もまた、真実ですものね。
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2014年03月26日

二人のTK

テーマ:偏愛
TM NETWORKだけ聴いていれば基本的にはOKだけど、やっぱり小室哲哉ワークも気になってしまうのは、ファンとして自然な流れというもの。
自分の中でのブームはすでに去りつつありますが(今はtrfに移ってしまいました)、もう1人の(?)TKこと華原朋美について、急に語ってみたいと思います(笑)。
最近は竹田氏とのあれこれですっかり評判を落としつつあるようで…。しかし、元々彼女に“いい人”のイメージを抱く方が間違っているんじゃないかと思います。無邪気ではあるかもしれませんが、それといい人とは別物。その無邪気さの中には毒気もしっかり含まれており、よくも悪くもそこが魅力でもあるのではないでしょうか。

小室ファミリーの歌い手の中では、昔は歌もキャラもKEIKOの方が好きでしたが、大人になって、“朋ちゃん”の持つある種のドラマ性に惹かれるようになりました。
全盛期の彼女は、ある意味で女子の憧れのひとつの到達点だったと思います。
綺麗だけど親しみやすいビジュアル、当代一のプロデューサーの恋人というポジション、上手くはないけれど個性的な美声。美貌と強運と才能を兼ね備え、女子として最強の立場に上りつめながらも、元B級アイドルという出自の胡散臭さが、純天然のシンデレラではない微妙な陰影を与えていました。
まだ若くモテとは無縁だったわたしは、ぶりっ子という存在をとにかく嫌悪していました。そういう心の狭さがますますモテを遠ざけていたことは云うまでもありません(涙)。しかし、一見ぶりっ子の権化のような朋ちゃん――大人のくせに己を「朋ちゃん」などと呼んでしまうような――に対しては、特段の興味も抱かない代わり、嫌いだとも思いませんでした。
2人で登場した何かの会見で、「朋ちゃん、小室さんのことダイスキよ」と云い放ったのをたまたまテレビで見たことがありました。呆気に取られつつも、こんなにも堂々と恋人への愛を、恋人の目の前で表明できるなんて、何と羨ましいバカさ加減だろうと、目からウロコが落ちたものでした(笑)。そういう戦略とイメージで売っていたことを差し引いても、その無邪気さは実に清々しいと感じたのです。
あのまま結婚して、引退でもしていたら本当に伝説になっていたことでしょう。「I'm Proud」のPVメイキング時のような輝きを保ったまま、幸せになっていたら…と、特にファンでないわたしでも、ふと考えてしまいます。

復帰した今ですらも、「まだまだ未練がありそう」とあまり好意的でなく捉えられているようですが、下世話な外野としては、一歩間違えたらストーカー状態の、呪いにも似た恋愛の影があってこそ目が離せなくなるというものです。
呪われるほど誰かを愛してみたいもんだな…とたまに(遠い目になって)思います。そこまで愛せるならそれは、もはや善悪も、幸不幸も越えた何か…なのかもしれない。まあ、わたしも含めてほとんどの人はそんな思いに耐えられないから、自分の恋愛は置いといて、ドラマや漫画で代用する。実際に朋ちゃんがどう思っているかは知らないけれど、少なからぬ人が、彼女に対して勝手に、呪いのような愛のドラマを感じていて、だからこそ復帰後もそれなりに話題になったりするのではないでしょうか。
ただ、普通の恋愛なら果たしてここまで引きずることはあったのかな、と思います。そこに、“才能”というものが関わっているから、断ち切り難い執着が生まれたのではないかと。自分の才能を認めてくれるのみならず、それを伸ばしてくれる人がいるというのは、得難い幸運です。ましてその人もまた才能にあふれ、自分の人生においてありえないほど輝く時間を与えてくれたら、そこに一生拘泥してしまうのも無理はない…という気がします。
わたしは、「今がいちばんいい」という現在至上主義には少々違和感を覚えます。戻れない過去を取り戻そうとすることは、愚かなこととしてばっさり切られがちですが、それだと、常に人は最高に幸福な状態を更新していかねばなりません。いや、もちろんそうできれば素敵ですよ。でも、アスリートじゃあるまいし、そこまでする必要があるのでしょうか? 少なくともそこまでする義務はないでしょう。昔が輝いているだけでも、わたしの如き虫けらに近い凡人にとっては眩しい限りです。

さて、朋ちゃんは今の方が歌も上手くなったという専らの評価で、確かに安心して聴けますが、昔の不安定な歌声、恐れも不幸も知らないような一途な歌い方には、人の心を掴む何かがありますね。それをかつて、小室さんは「涙腺を刺激する声」と評しましたっけ。
最新のカバーアルバムで歌ったらしい「DEPERTURE」は、絶頂期にもカバーしていますが、このときの動画は何回観ても揺さぶられるものがあります。「あなたが私を選んでくれたから」のところでちょっと涙声なんかになられると、どうしたって2人の背景を想像して胸を突かれます。
小室さんの影を払拭することが、今後の朋ちゃん――歌手としての朋ちゃんに与えられた使命なのかもしれません。いつまでカバーばっかりやるんだ、いい加減I'm Proud以外の歌を歌いなさいよという外野の声もごもっともですが、いっそのこと、徹底して小室さんの歌(過去曲のカバーにしろ、新曲が今後あるにしろ)ばかりを歌い続ける歌手人生でもいいんじゃないかと、無責任に思ったりして…。
すべての小室曲に合うわけではないにしろ、朋ちゃんの声と小室曲の、特にアイドルに提供したようなポップスとの相性はかなりよさそうな気がするんですよね。だから、恋愛関係とかはさすがにもう無くていいので、師匠と弟子みたいな関係で、朋ちゃんは小室サウンドの表現者として、音楽を純粋にやってくれたらいいなあ。
個人的にツボなのは、木根さんが歌う「Close to the night」における、やや主張の強いコーラス。小室さんもコーラスで参加しているんですが、そこが聴きたくてリピートしてしまいます。
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2014年03月18日

いつも心に原宿を☆(Naverまとめ風ショップリスト)

テーマ:かわいいもの
職場が原宿。
思えば、今の会社に就職を決めた大きな理由はこれだったかもしれません。そして、辛い時期でも辞めなかった理由もまた。
残念ながら、仕事の内容はあまり原宿らしくはなかったけれど、ここに身を置き、コンビニに行くような感覚であんな店やこんな店に行ける状況というのは最高に恵まれていました。それに、わたしがどんなにパッパラパーな服装で現れても、まるでお咎めがないという会社の寛大なる環境もプラスされ、二重に恵まれていたと云えましょう。
先日、久々に気分を変えて高円寺や中目黒に行ってみましたが、慣れないせいか、原宿ほどには収穫がなく、やっぱりわたしは原宿の女なんだ! と無駄な拳を固めたことでした。ま、原宿にとってのわたしは、単なるカモですが…(苦笑)。

そんな原宿とも、もう少しでお別れです…って云っても、次の職場も原宿からわりと近いよーな気もするんですけど、これまでみたいに原宿が庭というわけにはいかないし、今よりも服装に厳しそうな会社だから、どうしても遠ざかる感じは拭えません。
そこで、せめてもの慰みとはなむけに、これまで散財してきたお店を、Naverまとめ風に「おもひでの極私的原宿ショップリスト10選!」としてまとめてみたいと思います。


1.ラフォーレ原宿:散財率30%
永遠の原宿代表、わたしにとってはもはや単なる商業施設を超えた聖地です。
今も昔も、好きなお店であふれ返っているラフォーレ。不動の2トップであるJane MarpleとEmily Temple Cuteに、ライチ、WALL、franche lippee、THEATER PRODUCTS、gomme、monomania…最近はVivienne Westwoodもオープンしてますます熱いラインナップに。限定ショップすらもハズレがなく、すでに退店してしまったお店も含めて思い出がいっぱい。いったい、どれほどの献金をしてきたのかと思うと、今さらながら胸熱です(やや涙目)。
忘れてならないのは、Angelic PrettyやAlice and the Piratesなどロリータブランド目白押しのB2F。心と財布のオアシス・SWIMMERも健在で、今でも、年甲斐もなくこのフロアによく現れています…B2Fの妖怪とはわたくしのことです(ウソ)。
これからも、せめて年に2回のグランバザール初日には皆勤したいのですが、どうなることやら。。。

2.MILK:散財率20%
MILKのお客…もとい、優良なカモになって、随分と月日が流れました。プレスの担当の人が代わっても、「誰だよ」とか思われながらも(?)しつこく展示会に足を運んでおります。
MILKの服にはずっと、勇気と幸せをもらってきました。多分、これからももらい続けます。もう次の職場ではド派手な柄のプリント系は着られないかもしれないけれど、どこかに必ずMILKのアイテムを取り入れて、隠れキリシタンならぬ隠れミルキスト(って云うのかね?)として生きていく所存です。

3.6%DOKIDOKI:散財率10%
きゃりーぱみゅぱみゅのブレイクで、原宿の名所にすらなった感がありますが、有名になろうがリニューアルしようが、まったくブレない既定路線はもはやHarajuku伝統芸の域。
いろいろ煮詰まってしまって、カワイイ注射をブチ込みたいときには今もフラフラと迷い込んでしまいます。

4.Paille d'or:散財率10%
頭が寂しくなるたびに(…って、頭髪のことではありません)、フラフラと買い物していました。出勤時はプレーンな頭だったのが、昼休みが終わるとあら不思議、何かが載ってますよ♪てなこともあったような、なかったような…。

5.Romantic Standard:散財率8%
価格帯、デザインともに原宿感満載のお店。
他のお店で買ったものが、ここだともうちょっと安かったのに…!ってこともよくありますので、真っ先に、そしてマメにのぞく必要があるお店です。商品の回転がたいへん早く、いいなと思ったものを買わずにしばらく寝かせてしまうと、跡形もなく消え失せていることもしばしば。
この界隈のショッピングは、G2?→Avangarde→NADIA→そしてここに至るというゴールデンルートがお約束です。

6.Alice Hendry:散財率7%
価格帯的に、そんなに気軽には行けませんが、ここでしか売っていないようなアクセサリーがいろいろあるので、財布の余裕のあるときは、宝物を探しに行くような気持ちで訪れます。今使っているアリスのデコ名刺入れ(とある仕事先で「これまでの人生で見た名刺入れでいちばん凄いです」と云われたこともありました…)もここで買いました。

7.Innocent World:散財率5%
1Fにケバブ屋さんとミニストップの入っている雑居ビルの上に、このクラシック&ヨーロピアンなお店がひっそり存在しているところが、実に原宿らしいです。
ロリータブランドの常識に漏れず、気軽に買える値段ではないため、タイツや靴下をせこせこ買ってばかりいます…。

8.G2?:散財率4%
かわいくてエッジの効いた古着がいろいろ置いてあります。古着はどちらかというと苦手分野(宝物を探し当てるのがヘタなの)ですが、ここは比較的選びやすい気がする…と云いつつも、服より小物を買うことが多いです。1点もののカチューシャとか、ヴィンテージのアクセサリーとか…。

9.Meno:散財率4%
今は亡き?森ガール風のレーシー&アンティークな古着やリメイク服が豊富なお店。ずっとリメイクワンピースを狙っているのですが、値段的になかなか手が出ない…。砂糖菓子系ガーリーブランド「syrup.」のアイテムが充実していたり、オリジナルのタイツがかわいかったりと、古着好きでなくてもチェックしたいものがいろいろ。

10.Cerise:散財率2%
店名が変わる前(「Baby Ribbon」)の方がよく行っていましたが、チラチラと気にしてはおります。店内の雰囲気がむせ返るほどスイートなので、「わたしみたいなむさ苦しい生き物が入っても大丈夫かしら…」と気後れしてしまうんですよね(苦笑)。
元々はエミキュの服も置いていたセレクトショップでしたので(というか、エミキュが経営していたのかしらん)、ラブリーな商品ラインナップは今も変わらず。


【そのほか】
KIDDY LAND
子どもに帰りたくなったら行く店。

スピンズ&WEGO
手っ取り早く&安くかわいいものを入手したいときに。

文化屋雑貨店
通りかかると、目的もないのに入ってしまう。

BUBBLES
古着屋さんですが、オリジナル商品もカッコいいです。

PANTS SHOP LAA
竹下通りイチオシの店! そろそろ春物のパンツを買いに行こうかな。

BURLESQ 
竹下通りのど真ん中。ここも安くてかわいい。

AC/DC
さすがに10代向けだろう…と思いつつもたまに入ってしまう(苦笑)。

NILE PERCH
ラフォーレのB2Fに入ったので本店に足を運ぶ機会が減ってしまいましたが、本店の方がゆっくり買い物できます。

Candy Stripper
完全にセール専門ですが…。最近はめっきりご無沙汰かも。

shop CABARET
あちゃちゅむの服が買える貴重なお店。値段もだいぶ大人向けなので、ここで売られている服は、何歳になっても着ていいってことですよね…??

Doll in Hi-Heel(閉店)
もう何年も前に閉店してしまいましたが、女の子のクローゼット! という雰囲気のめちゃめちゃラブリーなお店でした…。

Delila H(閉店?)
今は通販しかやっていないようで…。原宿ではなく神南エリアになりますが、ここも宝石箱みたいに小さくてかわいいお店だったわぁ(涙)。昔、ラフォーレ原宿に入っていたこともありましたっけ。

…はっ、こんなもん書いてたらま~た買い物の虫が騒ぎ始めてきた…くわばらくわばら;
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2014年03月06日

3月は旅立ちの月

テーマ:上京後
生来が怠け者のわたしに人生の転機というようなものはそうそう訪れはしませんが、長い旅に出たのも、東京での就職を決めたのも、思えば3月でした。
ま、3月はもともと旅立ち行事の多い季節ですが、卒業など社会から決められていること以外でも、何だか3月にそういうイベントが起こる人生のようです(これまでのところ)。



ということで、8年間勤めていた会社を辞めて、新しい会社に移ることになりました。
8年とはまた、旅人らしからぬ腰の重さです。まあわたしは、本質的にはガチガチの安定志向であり、旅人気質に憧れているだけのなんちゃって旅行者なんですけど…。
小さな会社ではありましたが、正社員としてそれなりにぬくぬく守られていたのに、自ら不安定な契約社員になるというのは、なかなか馬鹿げた選択のようにも思え、今これを書きながらも心に浮かぶ暗雲を振り払うことができないでいます。
知らない間に内定取り消しの話が進んでいるんじゃないかとか、プラダを着た悪魔的世界だったらどうしようとか、未知を希求する割には小心者すぎて、ネガティブな妄想は天井知らずに膨れ上がって、余計なストレスを自ら生み出し抱え込んでいるのでした。何という矛盾!



矛盾と云えば、わたしは昨年冬くらいから、ひそかに不妊治療の真似ごとを行っておりました。卵管が詰まっているという診断を下されて、勢い余って10万円弱もかかるFT手術まで受けたのです(結婚もしていないのにネ☆)。
その話に関しては、新たにエントリーを1つ作ってもいいくらいですが、今回は横に置いておきましょう。ともかく、そんなわけでわたしは今年、本来であれば結婚とか妊娠とか、そういう方向に舵を切るべきだったのです。
しかし、強欲なわたしには、何かを諦めて何かを取るという堅実な選択ができませんでした。結婚と子どものことはまあ…いずれ…なるようになるしかない(やや投げやり)。
わたしって、自分で思っている以上に愚か者なのかもなあと、ふと恐ろしい気持ちにもなるのですが、この後、生きられてもせいぜい40年くらいの人生、うまいことこのまま渡っていけないものでしょうかねえ…。



いちおうここは誰もが見ることのできるブログですので、なるべくいろんなところに差し障りのない内容に留めるとして、転職の理由をひと言で述べますと、“可能性の模索”です。
転職を決めてから、「人生とは可能性である」と、昔会った旅人のおねえさんがくれた言葉をよく反芻しています。
おねえさんの意図とは違う受け取り方をしているかもしれませんが、年とともに自ら狭めて行きそうになる未来に対して、何とか打開したい、でもできない…というくすぶりが、ずっとありました。本当はもっと自由に考えていいはずなのに、気がつくと周りを軸に自分を測ろうとして、どこにも行けないような思い込みを抱いていたのです。まったく、旅人の風上にも置けません(苦笑)。
でも、人生というものが可能性の追求のためにあるのだとしたら、人生は死ぬまで希望のあるものだと考えることができるし、それを自ら放棄する必要もないのかなと思います。
転職先への就職が自分の最終目標というわけではありませんが、今よりは近づけると思って選びました。何より、「この先の人生で、今日がいちばん若くて未来のある日」だという事実を鑑みれば、やっぱり今しかないと思われるのでした。来年になれば、それこそ子どもはどーすんの? という問題がより切実になり、転職など夢のまた夢になりそうですからね…。
このように、今しか見ない生き方が、後の人生を苦境に陥れる可能性はかなり高いことは薄々感じつつも、旅先に初めての国を選ぶ感覚で、未知の場所に飛び込もうと思います。



で、最後に有給消化としての休暇もいただけそうなので、ここはやっぱり…行っちゃうよね、旅に!
つい先日、友達にも「退職金だけは手を付けちゃダメだよ!!」と釘を差されたばかりなのに…やっぱりわたしは救いようのない馬鹿か?!
それでも、降って湧いた貴重な、3連休以上の連休に、家でじっとしていられるほど鷹揚な性格でもないというね…。いつもの夏休みみたいに、10日くらいは休めるのかな。だとしたら、けっこう思い切って遠くまで行けたりするのかな。
アジア未踏の地であるマレーシア、インドネシア、フィリピン、グルジア&アルメニア&アゼルバイジャンのセット、アイスランドも気になるし(でもまだ極寒だよな…)、ウズベキスタンも時間的にちょうどいいのかしら(でもスタン系はまとめて行きたいよね…って、いつ行くんだろ)、韓国&北朝鮮ってのはアリなのか、いや、いっそ海外はやめて小笠原諸島とか…? などと、絵に描いた餅状態の夢想をしている場合ではなく、さっさと決めないといけませんが。
とりあえず、3年連続でオーストラリアの地を踏むというのは避けたいです…(笑)。



余談ですが、昨年冬、心の病を抱える友達と一緒に寒川神社に「八方除け」のお祓いに行きました。まあ八方除けと転職という組み合わせは関連が薄いような気もしつつ、時期的に重なったので、何かしらの霊力が働いたのかと思ってしまいました。
いつぞやの東京大神宮も、お参りしてから半年以内に彼氏ができたし、意外と神社のパワーって侮れないかも…??
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2014年02月26日

蔵出し☆かわいいもの再び(後編)

テーマ:かわいいもの

かわいいもの、後編は小物を中心に。

Irregular Choiceのくま総柄パンプス
11,025円(セール価格)



PC312073


原宿の外れにある「shop CABARET」というセレクトショップで買いました。あちゃちゅむやマトリョーシカなど、毒気をまとったかわいい大人服がいろいろ売られていてとても楽しいお店ですが、しょっちゅう買える値段ではないため、こそこそセールを狙ってばかりいます。
Irregular Choiceはイギリスのシューズブランドで、以前はわざわざバイマで買ったこともありますが、ここ数年でセレクトショップでもよく見かけるようになりました。
他のシューズブランドの追随を許さないハジけたデコラっぷりが特徴です。歩きやすさなんて二の次、かわいくなければ意味がないと言わんばかりの造形!この無駄さ加減こそがファッションの楽しみです。
…と威勢のいいことを書きつつも、気がつけばやっぱり歩きやすくて合わせやすい靴を履いていることが多いんですけどね~;

PC312071 後ろはメガ盛りリボン


ANNA SUIのエナメルパンプス
14,700円(セール価格)



P2122601 


普通の黒いパンプスを探しに行ったのに、どうしても“かわいい”要素を取り入れずにはいられない宿痾…。
エナメルは手入れも面倒なので避けたかったのですが、神殿の柱のようなデコラティブなヒールに悩殺&あっさり陥落されました。

 

lilLiliyのエナメルラバーソールブーティー
4,347円(セール価格)

P1302317

雑誌「KERA」のスナップで履いている女の子を見て一目惚れ。……え、年甲斐もなく「KERA」なんか読むなって??(汗)
最近は本当に厚底のバリエーションが豊富で、我が世の春状態です。これは、セールでだいぶ安くなっていてラッキーでした。青魚ばりにヌラヌラ光るサイバー感。6%DOKIDOKIの悪夢柄と合わせるといい感じに原宿っぽいです。

P1192221 ちゃっかりそれも持ってたりしてw

 


アメリカンアンティークの帽子
5,900円


 

P1192227

原宿の古着屋「FUNKTIQUE」のショーウィンドウに飾ってありました。
いかにもアンティークっぽい細工を見て、非売品かなと思いましたが、意外とお高くもなく頭も無事に入ったので、お金を払って連れて帰りました。よく見ると、2~3個ほどパーツが取れているのが残念…。


APOLIAのイヤーマフ
7,350円

P2250008 うーん、写真を撮り直したい。。。


こちらも原宿の、ロマンチックな古着屋「Meno」で見つけました。
紫のオーガンジーリボンに小花の飾り、レースとリボンをあしらった毛足の長いマフと、いちいちディテールがかわいいのですが、購入の決め手は端っこに付いているキラキラした苺のパーツです。これが付いていなかったら買っていなかったかもしれないくらい、このアクセントに惚れてしまいました。


ここからは、昨年に引き続き、着々と増えているタイツコレクション。だいぶ前に買ったものもありますが、一挙にアップします。


Innocent Worldのミュシャタイツ
4,200円


RIMG0280


これは…昨年4月くらいの買い物ですね;
昨年のミュシャ展に付随したInnocent Worldのコレクションの1つです。
前述の「Meno」あたりで売っているオフ白~生成りのレーシーでハンドメイドっぽいワンピースと合わせてみたいなあ…と思いながら、まだ実現していません(Menoのワンピはお高いんだよう…)。この春、デビューしたいと思います。


GrimoireのLequel des deux preferez-vous?-blanc et noir(どちらがお好み?)タイツ
3,990円

RIMG0257

これまた古い買い物です。
この頃は特にタイツ熱がボーボー燃えている時期でしたね。5月に入ったあたりから、「タイツはもう暑い」というごく平凡な理由でしばらく遠ざかりましたが…。
ヨーロッパ古着のお店「Grimoire」は、オリジナルのクラシックなヨーロピアン柄タイツが大充実しております。このタイツは、黒(猫)と白(猫)の対比が意味深で素敵。片方ずつ柄が違うのっていいよね☆
久々にGrimoireのホームページを覗いたら、セールをやっているじゃないですか! ま、また買ってしまいそう…。

RIMG0258 双子のにゃんこ先生


abilletageのPLAYING CARDタイツ
3,400円



RIMG0260



新宿にあるコルセットショップ「abilletage」も、魅力的なオリジナルタイツをたくさん作っています。
こちらもクラシカルな柄が多いですが、Grimoireより若干ゴスロリ寄りのテイストかな?
トランプは、アリスや果物と並んでほぼ無条件にわたしの心を鷲掴みにするモチーフの1つでして、これもほとんど即決で買いました。緑の鮮やかさとトランプのリアルさで、履くとかなりインパクトがあります…。

6%DOKIDOKIのWelcome to 6%DOKIDOKI WORLD!! タイツ
3,799円


RIMG0259


今や原宿を代弁するショップとなった「6%DOKIDOKI」。年齢的にいい加減卒業を迫られているような気もするのですが、やめられないお菓子のように、時々無性に恋しくなってフラフラと吸い寄せられてしまいます。
スカイブルーの背景に、虹とハートとユニコーンのモチーフ、6%らしいビビッドで多幸感あふれるタイツです。 合わせる服がなかなか難しいですけどね…。
若干デニール数が低いので、冬はちょっと寒さを感じつつ、また破れないか心配しながら履いています。

RIMG0253


この辺までが昨春で、ここからが秋冬。


Pernikのコラージュプリントタイツ「mesic」
4,725円

 

PC172045


冒頭で登場した「CABARET」が、ラフォーレ原宿で限定ショップを出していた際に購入しました。
ブランドというよりは、創作ユニットのアート作品の延長ですね(ミュージアムグッズみたいなものかしらね)。
澁澤龍彦の本の挿絵にでもなりそうな、或いはヤン・シュヴァンクマイエル的妖しさの中世風キモカワコラージュ。
ちなみに、mesicとはチェコ語で月の意味。この柄にこのタイトルというセンスにも惚れます。

 

PC172048-crop キモカワというか、キモイ(笑)。

P3090019 iPhoneに変えたので、ケースもここのを買いました☆ 鳥のメイドさんが肉を持ってます。。。



Menoオリジナルタイツ「カーテンで遊ぶ仔猫」
3,990円

 

P2032529


足先で猫がカーテンと戯れている、とっても物語性のある柄なのですが、「え、それ筋肉の柄? 怖いよ!」と云われたときはなかなかショックでした。実はそういうギミックを孕んでいる…ってことはないよね??

P2032530 靴を履くと見えづらい場所もかわいいのです


bortsprungt.の肖像画タイツ
4,725円


P2172608

 


bortsprungt.はいつもセール専門ですが、これは定価で買いました。
昔買った金子國義タイツに色と雰囲気が似ており、「同じようなのあるやん!」というブレーキも多少はかかったのですが、額縁の中の動物たちがじっとわたしを見るもので…。

P2172609 じーっ

 

JaneMarpleのOld cat ポスタータイツ
3,570円(セール価格)

P1262310


50%OFFのセールでもこの値段、さすがはJane Marple様。
古い切手の図案のような猫イラストがこれでもかと敷き詰められていますが、色が落ち着いているので、意外と履きやすいです。遠くから見れば、ただのグレーのタイツです(それはないか…)。

 

P1262311


ワンピースとタイツの動物柄タイツ
2,520円(セール価格)

 

PC021486


こうして並べてみると、本当に動物モチーフが多いですね…。自分ではあまり意識していないので不思議な感じがします。
セールでレギンスしかなかったため妥協して買いましたが、本当はタイツver.が欲しかったんだ…。数年前までは断然レギンス派だったのに、今はレギンスの存在意義すら分からなくなっているわたしです。よくよく考えてみれば、レギンスって短足の敵ですよね…。
それはともかく、この柄は、真っ黒な修道女風のワンピースに合わせたらかわいかろうなあと思って買いました。デザインはかなり気に入っているので、もしお財布に余裕があったら、定価でタイツを買い直すかもしれません…。

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2014年02月23日

負ケルトワカッテ、ナゼ戦ウ

テーマ:上京後
ブログタイトルは、映画『立候補』のコピーから拝借。
ずいぶん前に観たこの映画の感想も、そのうち…。


わたしのフィギュアの王子様・ランビエールが引退して、バンクーバーでものすごく一時的に盛り上がったフィギュア熱も、“まあテレビでたまたまやっていたら観る”くらいに落ち着いたまま、気がつけばソチオリンピック。
せっかく日本人から金メダリストが出たっていうのに男子は完全に見逃しておりました。テレビのハイライトしか見ていないので、またYoutubeでおさらいします…。


バンクーバーオリンピックの女子フィギュア結果は、未だに癒えきらない傷のように心に残っていて、キム・ヨナの顔を見ると申しわけないけどチャンネルを変えたくなる衝動すら覚えてしまうのですが、それでも、バンクーバーを見たからこそ、浅田真央だけは見たい、というか見なければという義務にも似た気持ちで、2夜連続、朝まで起きました。
バンクーバーの彼女のSP、FSは、あれからも不意に思い出してはYoutubeで観て返していました。「仮面舞踏会」「鐘」は、どちらも本当に、何度見てもわたしには素晴らしく思えますし、リアルタイムで見たときの背筋に来る興奮が蘇ってきます。


今回、団体戦での調子がよくなかったというのは報道でしか知らなかったので、転倒、ジャンプ抜けで16位発進というSPを見たとき、言葉にならない衝撃を受けました。
ちょうどその数時間前、オリンピックに比べれば何ということもないけれど、わたしもある賭けに負けて心にビュービュー北風が吹き荒れていたために、その敗北はひときわ身に沁みました。
まあでも、リプニツカヤのキャンドルスピンに鳥肌が立ち、コストナーの「アベマリア」を見て癒され、ゴールドの美貌に眼福を得て、別にオリンピックは浅田真央だけじゃないんだし、ていうかそもそもわたしはオリンピックだけのニワカだし、そんなことより自分の心配でもしよう……と、心を鎮めて眠りにつきました。


それでも翌日のFS、第2グループが始まり、浅田真央の沈痛ともいえる面持ちを見て、自分が滑るわけでもないのに、心臓が痛くなってきました。
「浅田真央はメンタル面でキム・ヨナにどうしても勝てる気がしないんだよねー」などと云っていた知り合いを急に思い出して、無性に腹立たしくなったりして(笑)。
12番滑走。こんな早い時間に滑るんだなあ…と違和感を覚えている間に、演技がスタート。正座まではしなかったけれど、固唾を飲んで画面を凝視しました。
最初の3アクセルが決まって、鳥肌とともに涙腺の蛇口が崩壊しかけましたが、グッとこらえます。しかし、ジャンプが3つ決まったあたりから、緊張で固まっていた心の湖面に嵐が巻き起こるかのような興奮、それに伴う涙が押し寄せてきました。
…メンタルが弱いって?? 誰が!?
誰があのSPから、たった1日であそこまで立て直せる?? いや、メダルの重圧からある意味では解き放たれて、純粋に自分の目指す限界との戦いができたからなのか??
…分からない、けれど、どんな状況に置かれても、自分のやるべきことをやるだけだという、強い意志と気迫。負けると分かっていても、彼女は自分を信じて、ベストを尽くせる人なんだ。それが(メンタルの)強さでなければ何が強さなのだろう?
「ベストを尽くす」という言葉は時々とても陳腐に聞こえます。でも、このFSを見ている間は、その使い古された言葉が真新しくなって心に響いてくるようでした。


プルシェンコが後で“real fighter”とコメントしていましたっけ。己の限界に挑み、越えること、それこそがスポーツの与えてくれる感動なんだと、今さらながらにしみじみ思いました。
可憐なイメージの強い“真央ちゃん”、国民みんな親戚かよ!と思うような親しみやすい感覚があって、それも間違ってはいないだろうけど、わたしにはそれよりも、孤高のアスリートという印象が強いです。だから、今回も、前回も、ラフマニノフの重たい曲はとてもよく合っていたと思う。
ちなみに、キム・ヨナはバンクーバーのFSのときも思ったけれど、記憶に残りづらいんですよね…。おお!となる見せ場は、最初の3-3の成功くらい? タンゴって、もっと情熱的でキレがあるイメージなんだけどなあ…。ランビエールのタンゴなんかを思い出すと余計にそう感じてしまう。それでも結果として芸術点が高いんだから、「お前の見る目がないんだよ!」って云われたら終了なんですけど…。
いっそ、芸術点なんてやめて、技だけで競ってくれたらスッキリするのになあ。だってスポーツって、「速く走る」とか「高く飛ぶ」とかっていう、肉体の能力を競うものでしょう? やっぱ、難易度の高い、他の誰にもできない技や、人間の体ってここまで出来るんだと驚くようなものを見たいし、そういうことが評価されるべきではないですか。
まあ、キム・ヨナのことはどうしてもバイアスのかかった目で見てしまうのでこれくらいにしておきます(苦笑)。それ以上に今回は、最終グループの点数のインフレにビックリでした。五輪バブル? それともロシアバブル??


浅田真央についてもう少し正直に云えば、メダルは獲ってほしかったし、点数についても思うところはあります。勝ち負けを競うスポーツだから、「メダルなんてどうでもいい」と、感動と精神論で片付けてしまうのも、何だか雑な気もしましてね…。ギリギリまで「うまいこと表彰台に乗れないかな~?」なんて淡い期待も抱いておりましたが、さすがにそれは厳しかったですね。
でも、一方では、勝敗がすべてのスポーツにおいても、それを越えた何かというものが確実に存在していることも痛感しました。だから世界にはこんなにもスポーツファンが多いんだろうなあ。


そして、女子フィギュアから一夜明けたその日、わたしの状況にも逆転の光明が差しました。
…なんて書くと、「真央ちゃんをダシにするなよ!」と叱責されそうで気恥ずかしいのですが、何だか意味づけしたくなるようなタイミングでした。
それが何なのかはまたいずれお話するとして、わたしも、それが例えいばらの道でも、バカみたいな賭けでも(真央ちゃんで云うと「トリプルアクセルにこだわるからダメなんだよ~」的な?)、自分を信じて進んでいけたらな、と思います。
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