2015年01月06日

機嫌のいい人になりたい

テーマ:上京後

何だかんだ環境に振り回された1年が終わり、年の瀬は凪のように静かに過ぎていきました。
実家や田舎の祖父母宅にいると、ただ食べて、寝て、会話して、読書して、テレビを見て、気が向いたら外出して、友達と会って…というニートのような生活サイクルになり、ふつふつとニート生活への郷愁が湧き起ってきます。やはりわたしは、ニート、そうでなければせめて種田山頭火ばりの旅暮らしが向いております…。
「ああ、働きたくない…」「もっと休みたい…」という言葉が心の泉から無数に湧き出、実家ライフから出ていくことは、冬の極寒の朝に布団から出る瞬間の100倍以上つらく感じますが、時は決して止まることなく(特に幸せな時は!)、相変わらず眠れない夜行バスで東京に戻り、仮眠を取って出勤。また変わらぬ日常が始まりました。

 

怠惰な暮らしのなかで今年の目標を立てる暇も気もないまま新年が始まってしまいましたが、ひとつだけ決めたことがあります。それは、目標というか基本姿勢として、“機嫌のいい人になろう”ということです。
ネガティブの権化のようなわたくしが云っても説得力ゼロですけれども、無理矢理ポジティブになろうということではなくて、また本当にいい人になろうというのでもなくて(なれよ…)、単に「機嫌がよさそう」であればいいのです。
不機嫌な状態の人と接した時に受けるダメージやストレスは、意外に大きいものです。電話の応対ひとつとっても、そういう人に当たると何だか今日1日不幸が起こりそうな予感がしてくるし(大げさ…)、話しかけるのも憚られるようなオーラを感じると、わたしは何か悪いことでもしたのだろうか、生きていていいのだろうか…と余計なことでしばらく悩んでしまいます。まさに、♪さ~わるものみな 傷つけた~♪ です。
翻って、自分が不機嫌な時は、たいがい自己嫌悪のち自滅というパターンが多い。そりゃまあそうですね、不機嫌な状態の人には近寄りたくないですもの。例え困っていたとしても皆遠巻きにするか、無視するかですから、手助けが真剣に欲しい時は損します。
まあわたしとていつも疲れて不機嫌なわけではないのですが、昔からウォーズマン似と云われるだけあって表情に乏しく(病気なのかも…)、放っておくと不機嫌どころか怒っているふうに見られがちなので、今年は気をつけたいですね…。しかも、しょっちゅう疲れただの強風にイライラするだのといったツイートを灯篭流しの如く流しているので、バーチャルの世界ですらも「なんかあんまり話しかけたくないな…」と思われていることでしょう。
根暗で、礼儀知らずで、愛想も可愛げもない、そして確かにいつも疲れている(笑)わたしが、なんとか到達できそうな理想の姿、それが“機嫌のいい人”なのです。そこまでは確立できずとも、せめて敷居の低い人、とか、気を遣わなくていい人、怖くない人、くらいにはなりたいと思います。
そう云えば、昔、一緒に旅をしたSおねえさん(ちょいちょい登場しますね)は、見るからにご機嫌な人でした。「インドにいると、ご機嫌が止まらなくなるんですよ~」と、ニコニコ話していましたっけね。
その時わたしは、心の中で「わたしだったら、不機嫌が止まらないだろう…」といじましくつぶやいたものでしたが、今思えば、あの人が最強に見えたのは、聖人だからとかいい人だからとかではなく、いつもご機嫌だったからなのかもなあ。

 

年末はいろいろ本を読んだんですけど、このところ本を選ぶ指針にしている「考えるための書評集」というサイトで強力プッシュしていた『楽天主義セラピー』という本がとてもよかったです。
曰く、“思考は選択できる”。思考は所詮は思考でしかなく、妄想と紙一重とも云えるくらいの頼りないもので、放っておけば勝手に流れていく。つまり、根拠のない不安や役に立たない怒りに苛まれた時は、「あ、また来たな」くらいのスタンスで、ムーディー勝山のように受け流すことが幸せに生きる秘訣だということでした。例え不幸な状況そのものは避けられなかったとしても、その時どんな思考を選択するかという主導権は自分にある。それなら、気分がよくなるも悪くなるも、ある程度は選べるということです。ポジティブ・シンキングと何が違うのか? と一瞬疑ってしまいますが、ポジティブになるのではなく、ネガティブから遠ざかる・固執しないという点が違うのでしょう。わざわざ自分から不幸に陥る必要はないということですね。
だから、嫌なことがあっても機嫌よさそうにしていた方がたぶんトクで、それが、自分も他人も不幸にしないひとつの方法なのかな、と思ったりします。時には怒ったり泣いたりすることも必要ですけど、それはここぞという時の懐刀にしておき、普段は「あの人、何も考えて無さそうだね」と思われるくらいでちょうどいいのかもしれません。

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