2013年02月20日

原宿&表参道チョコレート日誌③

テーマ:上京後
さて、とっくにバレンタインデーも終わってチョコレートの話題も今さら感でいっぱいですが、人生そのものが周回遅れ気味だから別にいいんです…ってどんな言い訳だっ;

2/12(火)

結局三連休すべてを療養に費やしたものの、体力も食欲もすっかり失われてしまった休み明け…。青山方面までわざわざ自転車を漕いでチョコレートを買いに行くなんてどんな酔狂だよ!
そんな不測の事態もあろうかと、この店を取っておいてよかった。誰もが知りすぎてもはやありがたみが感じられないくらいのチョコレートの名店「ゴディバ」、そのカフェ併設店「ゴディバショコイスト」が、初日の「ペルティエ」と同じくらいの距離にあるんですよ。今日はここしかなかろう!

godiva


何となく予測はしていましたが、やはりバラ売りはしていませんでした。
ここは、先日のリンツ方式でドリンクという選択でどうだろう。ってか、もう食欲なさすぎて液体しか吸収できないんだ…もうすぐ大往生しそうだよ…。

ってことで、ミルクチョコレートヘーゼルナッツプラリネ ¥550

godiva-chocolate


にわかプラリネ好きとして、迷わずこの期間限定ショコリキサー(ゴディバにおけるチョコレートドリンクの名称)にしました。
今日は2階のイートインでゆっくり飲むことにします。もうこれでランチ終了でいいや…。

温かいチョコレートに混じって、プラリネの細かいツブツブが遊び回る食感。癒される味だわ…病気のときは、コーヒーでも紅茶でもなく、ホットチョコレートがいいですね。と云いつつ、風邪で味覚がおかしくなっているのか、最後の方はぜんざいを飲んでいるようにも思えてきましたが…。
隣の若い女性2人が、「○○子の鼻いいよねー。あたしもやろっかな」と、やや蓮っ葉な口調で整形の話をしており、チョコレートのやさしい味とのギャップにしばし不思議な気分になっておりました。


2/13(水)


昼食の時間を削ってチョコレートを買いに行くため、ランチタイムは時間的にも金銭的にも余裕がありません。
つまり、1個300円のチョコレートを買って、昼食を1杯300円のうどんにするという食生活になってくるわけです。そろそろやめた方が、病み上がりの体にもよさそうなのですが、とにかくバレンタインデーまでは老体に鞭打ってでもチョコレートを食べ続けなければ……小野小町の家に100日通い続けた深草少将の気分です。

今日は駆け込みで2軒行って来ました。
1軒目は、昨年秋にオープンしたばかりの新ショコラトリー「プールジュール」。いかにも青山の街角にありそうな、見るからにおしゃれな店構えで、ちょっと入るのに緊張します。

pourjours


1週間のそれぞれの曜日&週末の夜をテーマにした、10種のボンボンショコラが目玉商品。1週間の7つはカラフル、週末の夜は大人っぽくシックな配色です。
全種類試すとたいへんなお値段になるので、今日も侘しく、2つです。

ゆず、ピスタチオ 各¥330

pourjours-chocolate


ゆずは月曜日で、ピスタチオは金曜日です。木曜日のフランボワーズがピンクだったり、日曜日のごまが薄いグレーだったりと、色と味もちゃんと関連性があります。
ゆずは、ミルクチョコレートとダークチョコレートをブレンドしたガナッシュに、ゆずを香りづけ。柑橘系独特のさわやかさですが、オレンジともレモンとも違う。ゆずは、はっきりとした個性がありますね。
ピスタチオは、ホワイトチョコレートガナッシュとピスタチオの組み合わせ。ゆずよりもやわらかい、和菓子にも近い甘さは、ホワイトチョコレートゆえでしょうか。
ガナッシュはいずれももちっとしてすぐには溶けず、ゆっくりと口の中で転がして楽しむような食感でした。


もう1軒は骨董通りの「レダラッハ」。スイスチョコレートのお店です。
ものすごく小さな店内に、バレンタイン客が密集しています。プラリネが有名だそうですが、バラ売りしていない…と思ったら、ちょうどいいのがあるじゃないですか!

laderach


ピュアデライト アソートセット ¥600

laderach-chocolate


定番商品のタブレットチョコレート「ピュアデライト」の欠片の詰め合わせです。わたしの買った袋には、オレンジ&アーモンド、カプチーノ、ミルク、ラズベリー&ブラックベリーの5種類の味が入っていました。
ミルクチョコレートが売りのお店ということで、全体的に甘めですが、鈍感な味覚のわたしにも瞬時に分かるほどそれぞれの味の個性がしっかり出ていて、飽きません。しかし、欠片とは云え、一瞬で消え去るボンボンショコラに慣れきっていたので、けっこう食べごたえがありますね…一気に全部食べることはできませんでした;


2/14(水)

バレンタインデー当日に己の食べるチョコレートを買いに走るというのはいかがなものかと思いつつ、今日も行きますショコラトリー詣で。


最終日かつバレンタインということで、まず選んだのは「ブルガリ イル チョコラート」。いつの間にチョコレート屋なんかやってたんだよブルガリは!
めったなことでは近づかないブルガリカフェの一角に、イル チョコラートはあります。これまでのショコラトリーもそれなりに敷居の高さを感じましたが、ここはその比ではありません。
そして、その敷居に比例したお値段がなんと…1個1500円!(憤死)
1個700円台のものもあるのですが、それらはバラ売りされておらず、3個入を買わなければいけないシステムになっているのです。しかも1500円のチョコを含めての3個ということで、つまり最低3000円かかるわけ! ぐぬぬ…。
ショーケースを前に冷や汗をかくわたしに、店員様が1つ1つ説明してくださいます。ゴルゴンゾーラとブラックペッパーのガナッシュの中にパンチェッタが入っているという“カルボナーラ風”のチョコレートなんてのもあり、その発想はなかったわ! と興味はそそられたものの、それを試すには必然的に3000円かかるってわけで、結局「すみません、ちょっと考えます」と蚊の鳴くような声で告げ、すごすごと店を退散いたしました。


さ、気を取り直して、いつもの価格帯のお店に行こう…って、それだって別に安くはないんだお!
次なるお店は青山通りにある「コンパーテス ショコラティエ」。以前お店の前を通ったとき、水色と茶色のイメージカラーが「(明治の)100%チョコレートそっくりだなあ。パク…いやインスパイア系??」なんて思ったものでしたが、創業は1950年と古いんですね。本店はLAにあり、ハリウッドセレブの御用達チョコレートだそうです。古くは、マリリン・モンローやウインストン・チャーチルもお客だったとか…店構えからは想像できない歴史の深さです。

compartes


果たして、ここでもバレンタイン期間はバラ売りをやっておらず(「明日からは1つずつ販売しております♪」と云われました…)、しかもボンボンショコラの詰め合わせ系は完売。人気あるんですね…。確かに、花柄とかドクロ&ハートの模様とか、見た目が遊び心あふれまくっているもんなあ。
ブルガリに続いてここでも退散するハメになるのか…と、小さな店内を穴の空くほど観察した結果、消去法でこちらを購入。

ラブフルーツミックス(S) ¥525


compartes-chocolate


フルーツのチョコがけって、もはやチョコレートちゃうやん! 今回の企画趣旨的には完全に妥協やん!…と思いましたが、これが予想をよい方に裏切ってくれました。
正確にはセミドライフルーツのチョコがけなんですが、フルーツとチョコの相性がすごくいいんですよ。ビターチョコver.もホワイトチョコver.も、しっかりチョコの味とフルーツの味が両立しており、どちらかに偏っていない。まさにマリアージュってやつじゃないですか!
ちなみに、ニコール・キッドマンがいちばん好きな商品だそうです。


そしてお次は、「シーズキャンディーズ」。今日はアメリカ系が続きますね。
ショーケースには多種類のチョコレートが並んでおり、ようやくバラ売りで買えるぞ♪と喜んだのも束の間、ここはバラ売りだけど量り売りなのでした! 100g1500円。個数にしてだいたい3~4個でしょうか。うーん、そんなにたくさん要らない&予算オーバーだし…。
悩んでいると、店員さんがチョコレートを試食させてくれました。な、なんか今までと明らかに違う系統のチョコレートだぬ。チョコレートより、中のヌガー?が強くて、どろんどろんに甘い。しかも1粒のサイズが大きい。よくも悪くもアメリカっぽいチョコレートだなあ。これはちょっと、1人で100gは食べられないかも…。

seescandies


ということで、また予算内の適当な商品を選びに選んで、結局これにしました。
オールドファッションド ミルクチョコレート ドロップス ¥680

sees-chocolate


113g入っており、小袋のわりにはけっこうなボリュームです。食べ終わるのに3日かかりました。
量り売りのチョコは、中にクリームやヌガー、ナッツがふんだんに入っていますが、こちらはシンプルなミルクチョコレート。これまた甘いけれど、仕事の合間に口に放り込むお菓子としてはちょうどいい味です。脳が疲れるたびに、冷蔵庫から取り出してパクパク食べておりました。


…かくして祝祭は終わり、自宅に戻ったシンデレラのように、今はまたオフィスグリコの100円菓子に復帰しております。
まあ、このブログを見た友達に「で、どこのチョコレートがどんなふうに美味しかったの?」と訊かれて「え、全部おいしかった…」としか答えられない程度の味覚しかないわたしですが、100円の菓子よりはやっぱりおいしく、食べるとテンションが上がったよなあ、と思います。また思い出した頃に、今回購入できなかった「デルレイ」や「ピエール・エルメ」「モンロワール」あたりにチョコレートを買いに行って、ささやかに楽しみたいものですね☆

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2013年02月12日

原宿&表参道チョコレート日誌②

テーマ:上京後
すみません、いきなり間が空いてしまったのは、インフルエンザにかかっていたからです。
チョコレートって、何だそりゃ!? 今おかゆとレタスしか食ってねーっつうの!
…というような三連休でして、チョコレートの美味しさは忘却の彼方に連れ去られ、ブログをまとめる気力などこれっぽちも湧いてこなかったのでした。

2/4(月)

jph


本日は「ジャン=ポール・エヴァン」です。
表参道のチョコレート屋と聞いて真っ先に思いつくのはここですが、世界最高峰のショコラティエのお店であり、表参道ヒルズ入口という立地も手伝って敷居の高いことこの上なく、上京6年目にして初入店です。
店内は小さいながらシックで高級な雰囲気。チョコレートがまるで宝石のようにショーケースに並んでいます。見た目に比例して、単価も今のところいちばん高く、バレンタイン限定の魅惑的なチョコレートも多数販売されていて心がぐらぐら揺れましたが、涙を呑んで2つに絞ります。
隣にいたお客さんは、まさに大人買いといった感じで6個くらいさっさと購入しておられました。本来は、こういうふうに買うべきなんですよね…(涙)。

ジャン=ポール・エヴァン氏は、M.O.F(フランス国家最優秀職人)であり、菓子職人のための国際的協会ルレ・デセール会員であり、フランスの権威あるショコラ愛好家クラブでは最高評価の5タブレット……と、チョコレートの世界における華麗なる称号をこれでもかと取り揃えておられます。かつては「ペルティエ」東京店のシェフパティシエでもあったんですね。(※この東京店は今の表参道本店とは別物です)

本日購入しましたのはこちら。
写真では分かりにくいと思いますが、前の2店よりもやや小ぶりという印象です。

jph-chocolate


左:クール レ ルージュ ¥420
右:スープソン ¥315

クール レ ルージュはバレンタイン限定商品。ノワゼットとアマンドのクリーム、フィユティーヌ クラッカン・トゥのカリっとした食感……って何やね~ん!とちんぷんかんぷんしつつ、レッドハートという分かりやすくかわいい見た目で選択。
ふわっと舌を包み込むような甘さ。ちくちくとした食感はこのクラッカン・トゥというやつでしょうか、ていうかノワゼットって何ですか、アマンドって六本木の待ち合わせ場所ですか、などと考えているうちにチョコレートは消えていきました。


スープソンは、ジャンドゥーヤをミルクチョコレートでコーティングしてあります。まばらな粒状のかけらはスパイスですかね。
ジャンドゥーヤとは、プラリネと同様にナッツ類を使用した生地のことだそうです。無印良品でもジャンドゥーヤが200円で売られており、それさえも何やら高級な菓子のように有り難がって食べていましたが、だとしたら今食べているジャンドゥーヤはいったい何!?
何というやさしい味と口溶けでしょうか。でも、微かにサクサクした歯ごたえもあって、最後まで飽きません。まあ、飽きる前になくなってしまう量なんですけど(涙)。


2粒ではやはり一瞬の夢か…。
まあでも、それくらいで止めるからありがたく頂けるのかもしれませんがねえ。

2/5(火)

表参道駅方面に弁当を買いに行くことにしたので、今日は選択肢がいっぱいです。
しかし、考える間もなく「LA MAISON DU CHOCOLAT」の前に差し掛かり、早々と腹を決めました。

mdc


創業は1977年パリ。現在はニューヨーク、ロンドン、香港、日本に支店があります。
青山通りに面した表参道店は、プレーンな茶色を基調にしており、上品だけど適度にカジュアルで入りやすい雰囲気です。
パンフレットによると、創始者のロベール・ランクス氏は、“ガナッシュの魔術師”との異名を持つそう。ということは、ここはやはりガナッシュを買うべきか(←安直)。ああでも、ここってエクレール(エクレア)が有名なんだっけ??


単価は、昨日のジャン・ポール・エヴァンと同じ。ううむ、今日も2個しか買えんな。。。それだって、今日の弁当代550円より高いんですからっ(泣)。
ということでまたもたった2個の買い物ですが、お会計後になんと、バレンタイン限定チョコをまるまる1個、試食させてくれました。4粒入りの箱で1995円もするやつだけどいいの?!
いただいたのは、タイ生姜&レモンピールのボンボンショコラ。ハート型の端っこにレモンピールをまぶしてあります。
予想外の出来事に、焦ってまるごと口に入れてしまいましたが、噛んだ瞬間、レモンピールの酸味がふわっと広がって至福の気分に♪


今日は、ちょっと気分を変えて、フルーツ風味のチョコレートを選んでみました。

mdc-chocolate


左:サルバドール(フランボワーズ風味のガナッシュ) \315
右:ヴァレンシア(オレンジリキュール風味のガナッシュ) \315

フランボワーズの風味はそれほど主張しない感じ。むしろ、ガナッシュの濃厚さが印象的です。
ヴァレンシア、おお、こっちは一瞬で分かるオレンジ! お酒系は苦手かもなあと思っていたけど、全然!ふわーっと香ってむしろいい。後味も初恋のようなさわやかさ。
魔術師のガナッシュ、堪能させていただきました。でも、エクレールにも激しく未練が残るうう…。

2/6(水)

日常の中に祝祭を放り込む。
高いチョコレートを毎日食べるという傍から見たらどうでもいいことでも、あるとないとでは少しだけ何かが違う。ような気がする。

今日はランチ休憩中に行けなかったので、帰りに、閉店ぎりぎりの表参道ヒルズ「デルレイ」に寄りました。
そうしましたら…今はバレンタイン用の箱入りのみを販売していて、バラ売りはやっていないんですって!
な、なるほど…バレンタイン時期ってこともあってこういう試みを始めたわけですが、そいつが裏目に出たってことですね! 確かに、1年で最もチョコレートの売れる時期に、バラ売りはしないよな…。ましてカフェメインの店舗とあっては、スペースも限られているしね。
妥協して小さいBOXを買って帰るかどうか迷いましたが、ここで予算オーバーになるのは何やら悔しく、6日目で早くも自らの手で記録をストップさせることに…ショック!Σ(゚д゚lll)


でも何かモヤモヤしちゃうので、帰りにセブンイレブンでエクレアを買いました。
まあ普通に美味しかったものの、一気に都落ちした感は否めず、何事においても妥協は虚しいということを痛感した次第です。今後の人生に活かしたく存じます。


2/7(木)

昨日に引き続き青山通りの交差点付近を攻めようということで、「リンツ」「コンパーテス」「シーズキャンディーズ」の3軒で迷って、「リンツ」にしました。
1845年創業、スイスチョコレートの老舗ですね。以前、銀座店へチョコレートプリンを容器ほしさに買いに行ったことがあります。その容器は、縁にチョコレートが溶けて滴っているような模様が入っていてとってもかわいいのです…が、この模様、なんとホンモノのチョコレートで描いてあり、プリンを食べ終えて容器を洗うと、跡形もなく消え去っていてビックリ!そしてちょっとガッカリ(苦笑)。

lindt


重厚でクラシックな雰囲気の銀座店に比べると、表参道店はごく普通のお菓子屋さんといった佇まいです。
…が、昨日の二の舞!バラ売りやってないやーーーん!
「リンドール」という、お店の代名詞的チョコレートがあるのですが、これも包装紙に入っているし、今までのような、ガラスケースに入ったボンボンショコラを売るお店ではないのかもしれん。パッケージングされた量産型のチョコレートがメイン商品なのかな。
しかし、マカロンやケーキ、エクレールはあります。うーん、ここはチョコレート味のマカロンにしておくか、思い切ってバレンタイン特別商品のハート型のチョコレートケーキにするか…いやそれはちょっと虚しいか…でもってエクレールは売り切れてるし! うーん、ここは無難にリンドールのハート缶700円にするべきか…?


妥協点がなかなか見つからず、そう広くもないお店の中を神経症の虎のようにウロつくこと10分、わたしが選んだのはこれ↓

lindt-chocodrink


アイスチョコレートドリンク(S) ¥650

メニュー表で最初に、大きく掲載されている看板メニューというところに落ち着きました。
まあ、こうなったらもうボンボンショコラにこだわる必要もないよね、そもそもチョコレートは昔は飲料だったわけだし。
出来立てを2階のイートインスペースで飲めばよかったのですが、何故かいちいち会社に持って帰ってデスクで飲むいじましいわたくし…。


満を持してストローに口をつけます。ちゅうううう……うっ、美味い(泣)。なんというかこう、ひと吸いで脳天にストレートに刺さってくる美味しさではないか。危ないお注射みたいだぞ。んくんく(←吸い付いてる)。
昼ごはんがまだだったので、某所でサンドイッチを買って一緒に食べてみましたが、どう考えてもレベルの合わない食べ合わせで、サンドイッチは残してしまった…(後でちゃんと食べましたよ!)。


今日はこれで終わりかと思いきや、まだ続きます。
南青山の「カカオサンパカ」が夜10時半まで開いているというので、昨日買えなかった分をリベンジすることにします☆ ってか、昨日それを知っていたら、「デルレイ」から直行したのにい! 何事も下調べは大切、と、メモメモ。。。

cacaosampaka


「カカオサンパカ」は、スペイン王室御用達のショコラトリーです。
ヨーロッパにチョコレートを持ち込んだのがスペインであることを鑑みると、もっと多くの有名ショコラトリーがあってもよさそうですが、少なくとも今日本でお店があるのはここだけですか。
ここでは、“王家のカカオ”と呼ばれる希少なレアルクリオロ種のカカオを使った「ショコヌスコ」とやらをぜひとも食したかったのですが、残念なことにバラ売りしていないんですね~。4個入りで1,890円のボックスしかなく、しかもこの日は売り切れていました…。
ざっと20種類以上はあるラジョラス(板チョコ)もショーケースに陳列され、今年限定のロサスイフレサス(バラといちご味)なんてのもあってそそられます。でも、すでに今日はチョコレートドリンク飲んでるしな…板チョコの量はちょっとおえっぷかな…。


結局、ボンボンショコラ2種といういつものセコいセレクト。

cacaosampaka-chocolate


右:フランブエサ \420
左:カフェ(コーヒー) \380


なんか、日を追うごとに単価が上がっている気がする。。。
元々は、このように小さな箱に入っています。いちいちおしゃれだぬ!

cacaosampaka-package


フランブエサは、“木いちごのピューレを練りこんだミルクチョコレートトリュフをダークチョコレートでコーティング”したそうです。
もっとイチゴイチゴしているのかと思いきや、とっても上品でナチュラルなイチゴ加減でした。ダークチョコレートがうまく甘さを包んでいる感じ。
一方のカフェは、エチオピアモカコーヒーを練りこんだココアガナッシュを、ダークチョコレートとカカオパウダーでコーティングしてあります。
細かく砕いたコーヒー豆のほのかなザリザリ感が美味しいです。カルディのレジ横あたりに置いてあるコーヒーチョコレートを高級に仕立て上げたようなイメージですかね。
わたしはどうやら、なめらかでとろけるガナッシュよりも、プラリネみたいに少し食感のあるチョコレートの方が好きだということが、ここまでの修練(?)で何となく分かってきました。


…分かってきたのですが、この後4日間、チョコレート武者修行(ただの食べ歩き)は中断することとなります。
「貴様に高級チョコレートなど、100億年早えーーーんだよ!!!」という神の鉄槌でしょうか。。。まあ、カカオって神様の食べ物だしなあ。

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2013年02月05日

原宿&表参道チョコレート日誌①

テーマ:上京後
辛気臭いエントリーを挟んだところで、心機一転、唐突に始まりましたこの企画(ってほどでもないが)。
前々から読みたかった漫画『失恋ショコラティエ』を人に借りてついに読んだ結果、「高級チョコレートが食べたい」という至極単純な願望が湧いてきまして、折しももうすぐバレンタイン、1年中で最もチョコレート業界が盛り上がる時期ってことで、2月1日~14日までの2週間、毎日チョコレートを買って食べてみよう、いや“嗜んで”みようと思い立ちました。
またうまい具合に、勤務地である原宿・表参道エリアは、名だたるショコラトリーが林立する激戦区なのです。いつもオフィスグリコのお菓子をちまちま食べている身には縁のない場所と見向きもしませんでしたが、よくよく見直せば、14日では食べきれないほどのお店があるではないか…!
毎日食べたらいくら高級でも飽きるだろう、それ以前に財布にやさしくないだろうということで、1日1軒、1個売りのチョコレートを単品で買って、予算500円以上、1000円未満で楽しむ計画です。へへっ、セコイでしょ☆


2/1(金)

pertier


ということで記念すべき1軒目は、会社から最も近い「ペルティエ」。
1960~70年代、フランス菓子界にムーブメントを起こした伝説的パティシエ、ルシアン・ペルティエが創始者です。今はパリのお店はもうないんでしょうか? 日本ではユーハイム系列になっています。
ショップカラーは、ひまわりのような明るい黄色にビターチョコレートのような茶色の組み合わせで、いかにも美味しそうな店がまえ。サロン併設で、チョコレート以外にもケーキやドーナツ、焼き菓子などいろいろ楽しめるようです。
しかしわたしは、予算を固く守って、チョコレートを2つのみ購入。


右:ペルティエ ¥294
左:トリュフ ノワール ¥294

pertier-chocolate


まずは店名の書いてあるやつだろうという安易なセレクトです。
中身はコーヒーガナッシュですが、とってもノーマルで折り目正しい印象のチョコレートでした。高級チョコの味ってこういう感じなんですね。
そしてトリュフ。こ、これはなんか、はっきりと美味い…! 外はパリッ、中はトロッ…ってコロッケかいな! いや、コロッケ的な美味しさではありません。みっちり入ったビターガナッシュが、静かに、官能的に口の中で溶けていきます。
いつもは大した感慨もなく飲んでいる会社のコーヒーが、相乗効果でとっても美味しく感じられるう!
すべてを胃に収めると、ずっと見ていたい夢から叩き起されてしまったような心地でした。


2/2(土)

theobroma


いきなり休みに入ってしまって中断するのかと思いきや、Jane Marpleのアトリエセールのため、結局、原宿方面に出向くことに。
富ヶ谷のアトリエからほど近いところに、今回の巡礼(?)マップからは漏れていた「ミュゼ・ド・ショコラ・テオブロマ」があったので、本日のチョコレートはここに決定!
日本のチョコレート専門店の草分け的存在と云ってもいいお店ではないでしょうか。
テオブロマと云えば、樋上季実子さんのイラスト缶がむちゃくちゃ乙女ゴコロをくすぐるかわいさなのですが、今日はぐっとこらえてボンボンショコラ一択。


他の美味しそうなお菓子もいろいろとありますが、やはりチョコレートの種類が多いです。
焼酎入りや柚子入りといった和洋折衷系にも惹かれつつ、初心者はもうちょいスタンダードなものを…と思い直し、しかしめちゃめちゃ悩んで絞込みました。
ペルティエより単価が安かったので今回は3つです。

(右から)
トリュフ・バニーユ ¥210
カラバレーダ ¥241
シパオ ¥241

theobroma-chocolate


トリュフ・バニーユはバニラのトリュフ。カラバレーダはクルミ入のプラリネ。シパオはキャラメルジンジャーのガナッシュ。
…と、同封のパンフレットを見ながら書いていますが、チョコレート用語は、正直云ってよく分かっておりません。
ガナッシュ→生クリーム+スイートチョコ
プラリネ→ナッツをキャラメル化したペースト
トリュフ→ガナッシュをクーベルチュールでコーティングしたもの
って理解でよろしいのかしらん?


甲乙あえてつけるなら、カラバレーダがいちばん美味しかった! 外のおっきいクルミと、中の細かいクルミの食感が絶品であります。やっぱチョコ×ナッツって最強の取り合わせっすね。まあ、それならグリコのアーモンドチョコレートでもいいんですけども。
トリュフはもう、安定の美味しさ。ペルティエの方が感動したけど、それって食べた順番もきっとありますよね。
シパオは、ピンクの転写プリントがかわゆい☆ キャラメル風味のやわらかいガナッシュ、最初は甘いっ!と思いましたが食べていくうちにそうでもなくなったのは、ジンジャーが効いているからでしょうか。


3つ一度に食べると多いかなと思ったけれど、食べてしまうとやっぱり、昨日と同じく「ああ、夢が終わってしまった…」という寂寥感に囚われました(笑)。


2/3(日)

choco-entrance


そういや去年の手帳にもメモってたよな…と思い出して、上野・国立科学博物館の「チョコレート展」へ行ってまいりました。
午後1時半頃でも、チケット売り場には列ができていました。まあチケットは10分少々で買えましたが、中は大混雑~;パネルが読めねえ~;;

choco-inside 右の青白いコーナーには、実際のカカオの木がいます。左のそれっぽいやつは複製。


展示内容は、本物のカカオの木から始まって、カカオの生物学的考察、南米~ヨーロッパへと伝わっていく歴史、現代のチョコレートの製法、日本の名だたる製菓会社の人気チョコ商品パッケージ紹介…といった流れです。
大半がパネル展示なので、これなら家にある『チョコレートの本』でも学べそうだな~と思いました(笑)。パネルもゆっくり読めれば楽しいんですけどね。何せ人大杉!
で、やっぱ実際に展示物のあるコーナーは人が殺到しているのですよ。ショコラショーポットコーナーやパッケージコーナーは大人気でほとんどチラ見状態でした。
あと、“自分がチョコレートになったつもりで”磨砕されたり調温(テンパリング)されたりする体験型展示があったのですが、正直なところチョコレートの気持ちはよく分からなかったです(汗)。


choco-SL 入口にあった「チョコレートでできた蒸気機関車」。

choco-SL-zoom 細部も素敵。ってか、美味そう。


choco-pot 優雅なショコラショーポット。

choco-bonbons 今の気分的にいちばん見たかった展示はこういうの。


物販はさらなる大混雑…。しかし、博物館見学において、ミュージアムショップは、コース料理になくてはならないデザートのようなもの。今日来たのだって、半分は、限定グッズとその他チョコレート関連商品欲しさだもの!
限定グッズは、手ぬぐいやミラー、マグカップなど、かわいくて手を出しやすいものは軒並み売り切れで残念。実用的に今いちばん欲しかったのはブックカバーでしたが、シンプルすぎてチョコレート感が薄かったので断念。

choco-buppan ひいい;


choco-pen 限定シャープペンシル&ボールペン 各¥420 ボディは金と銀で微妙に違いがあるけど、どうせならペン先&尻も金がよかったお。


choco-medal 記念メダル。いちばん要らんやろ!と思いつつ、この昭和アミューズメント感に吸い寄せられて買っちまった。。。 ¥500(ネックレス+¥200)


choco-chapsticks チョコダ箸&チョコダ箸ケースセット。これは限定品じゃないけど、かわいいので衝動買い。こう見えてもちゃんと若狭塗箸。楽天でも買えます(笑)。¥1365


choco-tabekurabe カカオ含有量の差異で食べ比べるチョコ。手頃な値段なので買っている人が多かったです。¥315


grandplace-pecan 「グランプラス」のペカンナッツチョコレート。ペカン(ピーカン)ナッツチョコレート、めっちゃくちゃ好きなのですがスーパーとかでは売ってないですよね…。¥500


その後、チケット代がもったいないという理由で常設展の方にも行ってみたのですが、むしろこっちの方が面白くて、結局閉館まで居座っていました。
常設展はやっぱ本気度が違うわね~。恐竜とか生物とか、普段そんなに興味を抱いていない分野なのに、真剣に見ちゃったわ。
科学の世界って、心というより頭がすごく洗われるんだよなあ。もうほんと、世界ってどんだけ広くて細かいんだろう?! 知らないことだらけのアナザーワールドでビックリしっぱなしですよ。例えば「生物」という一分野だけでも、哺乳類から細菌まで専門分野があって、なおかつ「天文」やら「物理」やら「化学」やら「工学」やらがある…。あまりにも膨大な世界観にしばらく身を置いていると、人生の意味とかどうでもよくなってきますよね!
しかし、いちばん見たかった鉱物展示が見当たらなかったような…? 絶対あるはずなんだけどなあ。

kahaku 華麗なる変形菌の世界…!



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2013年02月04日

のろまな人生

テーマ:上京後

1月もあっという間に過ぎ去り、今さら帰省の話など実感も薄れつつありますが、半ば無理やり、備忘録的に。
年末年始の帰省は、ひとり暮らしの父と、すっかり高齢になった祖父母、あとは親類縁者に会うという目的さえ果たせればそれでOK、あとは大阪の友達とごはんでも食べられれば御の字なのですが、年々、見たくもない現実との戦いという要素が濃くなりつつあります。

今回は、高校の部活メンバーで集まるという会がありまして、8人ほどが集まったところ、なんとわたし以外、全員子連れという事態に放り込まれました。
本当はもう一人、独身がいるのですが、前日に急性胃腸炎にかかって欠席とな!(号泣)
いちばん上の子どもは10歳、下は生後2ヶ月と実に豊かなグラデーション。2人連れて来ている人もいるので、大人より子どもの方が人数が多いという状況です。
そして話題は、もうこれは当然そうなると分かっていたけど、「家」と「子育て」。え、ごめん、思春期プール?って何?? おいら子どもだから分かんない♪
もはや高校の同級生というより、すっかりママ友の集まりになっていました。子どもたちは勝手に遊んでばいるものの、ちょっとでも目を離すと危なかしい幼児も多数いるので、もぐらたたきのように母たちがそわそわ動いています。


…こういう集まりには、とっくに慣れたつもりだったんだけどなあ。それに、子育て
話などはいつか役に立つこともあるかもと思って素直に、興味深く聞けていた気がするのですが(学会に参加しているような気持ちで)、今日はどうしたことか、入っていけない。肩身が狭くて、冷たい汗が流れてくる。大人の話題にも入っていけないけれど、さりとて子どもの輪に「大きいおねえちゃんも混ーぜてっ♪」と入っていくのも難しい。 これはもう、さっさと酔っ払うしかないぞ…。
幸い、ワイン1杯であっという間に酔いが回り、うまい具合に頭痛までしてきました。あからさまに顔が真っ赤なわたしを見て、友人たちが「大丈夫?」と気遣ってくれたので渡りに船、これ幸いと横にならせていただきました。「逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ」という碇シンジくんの声がか細く聞こえてきましたが、心の弱いわたしは無視。
宴席が終わるとほうほうの体(苦笑)で実家に戻り、こたつに入った瞬間、「ここだけがわたしの居場所なんだ…」などといやに惨めったらしい安堵感を覚えるのでした。


そして、祖父母の住む四国に行くと今度は、弟嫁のおめでた、昨年結婚した従妹のおめでた、もう1人別の従妹のおめでた、はとこの結婚…と、めでたすぎて切なくなるような朗報の嵐に見舞われました。
「体、冷やさんように気を付けてね」「○○ちゃんもね」そんな会話を別れ際に交わす弟嫁と従妹に、何か強固な連帯のようなものを感じ、自分はそこから見えないバリアで締め出されているような感覚に囚われ、思わず裏で叔母に「またお祝いせなあかんやん」などとイヤミを吐いてたしなめられるわたしは、どこからどう見ても惨めなBBA。


20歳を過ぎて、人並みに働いていれば大人なのかと思っていたけど……。
これが昆虫界なら、みんなは成虫でわたしは幼虫、これがマラソンなら、みんなは順当なタイムで、わたしは思いっきり周回遅れ……なのではないか?
思えば、人が1年でできるようなことを3年かけないとできない(旅とか♪)あたり、30過ぎてからMILKやエミキュを着てしまうあたり、やっぱ何か、ほかの人より著しく劣っている部分があるのかもしれない。知識や経験だって、たぶん世間一般からすると「そんなことも知らないの」的なことが多すぎて時々冷や汗をかく。
大丈夫なのかなわたし? あまりにも成長速度が遅すぎるんじゃないのかな?


…と思うけど、外見的には至極まともに、順調に加齢していっているから始末が悪い。
帰省すると、同世代の成長ぶりも身につまされますが、一方、会うたびに弱っていく祖父母、すっかり老けた親類、父ちゃんはまあそれでも元気な方だけどやっぱり着実に老いてはいるわけで、そういう“さらに先のステージ”を見ると、わたしの精神はこうした時間の激流に耐え切れるのだろうか、こんなにバカで無力なのにこの先の人生をやっていけるのだろうか…などと不安でいっぱいになります。いや、まあ耐えようが耐えまいが、無知だろうが何だろうが、時間は等しく過ぎていくのであり、わたしはどう足掻こうと、まったく成長できなかろうと、わたしの肉体は老いて、あっけなく死んでいくわけですが…。


そうした不安は、結婚して子を作れば解決するのでしょうか? だとしても、それは自分の裁量と責任だけで決めて乗り越えられるものではないので、どうしても高すぎる壁のように思えます。
それが無理なら、もっと仕事で社会貢献できるようにするとか…?
もはや自分の願望が何なのか、どこにあるのか、分からなくなってきているかも…。いや、願望よりも、自分が何をすべき人なのか、何をするべきでないのか、そこらへんが今、ぐちゃぐちゃになっているような気がする。
結婚とか出産とかを意識するのは、ほとんど自分の外の世界の影響で、自分の内なる声(?)からは特に何も聞こえてこない。ただ、物理的に、社会的にというところで闇雲に焦っているのは自分でも分かる。そして、自分自身がそれにはまったく釣り合っていない人間だということも…。


比較なんてナンセンスだとよく云われるけれど、多くの人が同時に生きている社会において、誰とも、何とも比較せずに生きていくことは、口で云うほど容易くはないとわたしは思います。だから、すぐにぶれるし、揺れるし、日和見的にもなるし、隣の芝生は青く見えがちです。まあ、趣味のレベルの話なら罪もないのでわが道をひたすら突き進めばいいんですけど、それだって別に、自分が無から生み出しているわけではなく、あらゆるものからの影響を受けてコラージュのように作っているものに過ぎません。他人や社会など外の価値観を完全に無視して生きるなんて芸当は、自然の中で一人、仙人のように暮さない限りは不可能に近いのではないでしょうか。


本当は、のろまでも、成長が遅くても、それならそれで、そういう時間軸で生きていけたらいいのですけどね。人間と云えども生物ですから、そこまで都合よくできていないですよね。成長か、さもなくば死か…。

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