2012年08月29日

超極私的☆男闘呼組アーカイブ(後編)

テーマ:偏愛

まだ続きますこのコーナー☆
リアルタイムでは何ひとつ動いていないにも関わらず、わたしの中の男闘呼組情報は日々更新されていますから!
でもここ数日、通勤BGMは再びTMNETWORK に戻っているのです。何故なら、旅友のつながりで知り合ったTMファンの女性が、8/26の渋谷公会堂でのTMイベントに誘ってくれて、何と今年で3回目 の生TMを見ることができたんですよ! そんな、生の姿を拝んでしまったら、しばらく魔法にかかってしまうのはいたし方なかろう!
ここ1ヶ月以上、男闘呼組のこってりした曲ばかり聴いていた耳には、TM NETWORKの繊細なキラキラ感はとても新鮮です(笑)。焼肉もいいけどフレンチもね、って感じですか。

【オリジナルビデオ】
今どきVHSとか要らんわ~と思いつつも、100億年待ってもDVD・Blu-ray化を望めそうにないので、オークションでせこせこ買い集めております。
我 が家は地デジ化の波から奇跡的に生き残ったノアの方舟のごときAV環境でして、今どき14インチのブラウン管テレビにVHSのビデオデッキ(Gコード無) という状態なのですが、それがかえって幸いしています。まるで、男闘呼組にハマることを予期していたかのような成り行き。つい先日までは、1日も早く液晶 テレビに買い替えたいと思っていたのに、今は実家にまで電話して「ブラウン管のテレビ、ちゃんと置いといてや!」と懇願する始末です。ブラウン管、ばんざ い。。。


男闘呼組で商品化されている映像は、全部で12本(そのうち2本は光GENJI、忍者と合同)ありますが、極めて入手困難なのが『ドームツアー'89』『LIVE in YOKOHAMA vol.1&2』のDVDです。本当にこの世に存在しているのかと疑問に思うほどです。
話 はいきなり変わりますが、先日わたしは、昔HPを読んで下さっていたという方から、「隠れキリシタンにご興味があるようなので、よかったら我が家にある蔵 書を差し上げます」というメールをいただきました。何でも、その方のお祖父様が隠れキリシタンの研究をされていて、なんと「隠れキリシタン研究会」にまで 入っていたのだそうです。しかし、亡くなられてからはその蔵書を家族の誰も必要としないため、処置に困っていたというのです。
そういうことでしたら…と、お宅にお伺いして、結局根こそぎ蔵書を頂戴した次第ですが、こんなことがあるものですから、そのうち「男闘呼組にご興味があるようなので、よかったら『LIVE in YOKOHAMA』のDVD2枚セットを差し上げます」という神様が現れないものかとついスケベ心を抱いてしまいます。てへ。
→後日談:これをアップした直後、モバオクで2枚組の出品を発見しました!10000円となかなか迷う値段でしたが、逃したらしばらく出会えない気がしたので落札いたしました。TM NETWORKの限定DVD「CAROL」ばりのお値段ですが、今ではあれもAmazonで恐ろしい値段が付いているからなあ…やっぱ買っておいてよかった。もう一生離さないぞ☆


以下は入手済みのもの。


『Made in USA』
(1986)
これってまだデビュー前かな?ロックバンドっぽくイキってもいるんだけど、まだまだアイドル全開の男闘呼組が見られます。「ありがとう、アメリカ、さようなら、アメリカ…」とか、アンニュイに呟いているのもご愛嬌。4人でごはんを食べているシーンなど、仲良さそうで微笑ましいです。


『ENDRESS TRIP』
(1989)
オークションで最も出回っているビデオ。ひと言でいうとミュージカル仕立てのファンタジー…ですか???
魔女の館に居たかと思うと、次のチャプターではいきなり江戸村みたいなところをうろついていたり、シュールなのか陳腐なのかよく分からない筋書きに終始戸惑いっぱなしでした。
パントマイム風なのか、メンバーの声がひと言も聞こえないのもちょっと寂しいです。


『2,500,000秒の軌跡』
(1990)
デビューから4枚目シングルくらいまでの軌跡と楽屋裏が見られるビデオ。こういうオフショット系の内容の方がファンにはうれしいですね。
最後の方で楽屋が出てくるんですが、なんかグルーピーみたいなのが映っていませんか??
高橋くんのイキリっぷりがパネエです。岡本くんは当時からイヤミなほどクールです。耕陽くんもイキってるけどお調子者感が端々に出ていて笑えます。この中で見ると、成田くんはけっこうナチュラルな人に思えます。
その成田くんが、成田空港で(ギャグのような設定)「男闘呼組は一生続いていくんじゃないっすかね」と照れ笑いしながらコメントしていたのが切なかったです。


『彼らと僕・私と自分はみんな仲よし』(1992)
男闘呼組、最後のビデオ。これはなかなかオークションでも見かけませんねえ。わたしは通販の中古ビデオショップでたまたま値下げになっているのを見つけて買いました。
ライブ半分、PV半分。ライブ部分が動画サイトに上がっていて、それがとてもよかったのでこれはぜひ欲しかったんです。「幻想」の高橋×岡本のコーラスがめちゃくちゃカッコいいんだよー。惜しむらくは、成田くんの声があんまり出ていない点でしょうか。


【写真集】

公式に出版されているのは5冊。
ちょうど5冊セット2000円少々でオークションに出ていたので、すかさず飛びつきました。これは比較的早く入手できましたね。わりと手に入りやすいんじゃないでしょうか。


『East meets West』
(1988)
ビデオ『Xing Point』(未入手)の写真版。イスタンブール→アンカラ→カッパドキア→トラブゾン…と全編トルコロケ。何でトルコなのかよく分かりませんが、旅人と しては何となく親近感が湧くチョイスです。4人のビジュアルもかなり初々しく(成田くんがだいぶニキビ面)、ちょっと豪華な修学旅行アルバムのような感 じ。

『ロック派宣言 LIVE ライヴらいぶ』(1988)
タイトルどおり、ライブとバックステージを追った写真集。インタビューも音楽の話題が中心で、「今、ライ・クーダーのコピーやってるんだよ」とか「リヴィング・カラーっていいよね。黒人のロック聴いてみたかったんだ」なんて、けっこう真面目に語ってます。

『BREAK THE SILENCE』(1989)
5冊の中でいちばん全員がカッコよく映っている…と個人的に思うのがこれ。
表紙で1人だけ目線を外している成田くんにきゅんとしつつ、成田くんと前田くんの自宅らしき部屋も堪能しつつ、生意気そうな雰囲気がビシビシ伝わってくる4人の座談会もありつつ…と盛りだくさん。


『NON STOP GETAWAY』
(1990)
これはアメリカかな…?岡本くんの髪型が、映画『女がいちばん似合う職業』の頃でしょうか。なんかもさもさした髪型であんまり好きではないのですが(笑)。成田くんが太り始めています。


『ROUGH EDGES』
(1991)
4冊目から引き続き、成田くんがぷくぷくに太っています…が、後年のガリガリに痩せた姿を鑑みると、ちょっとくらい太っている方が健康的だし似合っていた気がします。
ウユニ塩湖みたいな白い大地で撮影してるカットがあるんだけど…どこだろう?まさかボリビアってことは…さすがにないか。


…これで終わりかと思いきや、先日、wikiにも載っていない1992年発売のライブ写真集がヤフオクに出ていまして(ライブ会場限定販売かしら?)、も ちろん飛びついたんですが、わたしともう1人、執拗につけ狙っている入札者がおり、20回近い死闘(更新)を繰り広げたあげく、わたしはあっさり入札制限 金額(5000円)に引っかかって競り負けました…。
まあ、3000円くらいから「ちょっと値段上がりすぎじゃない!?」と危機感を抱いていたので、強制的に歯止めがかかってよかった気もしますが…。あのしつこい人(笑。お前もだよ)、5000円で買って満足だったのかしら??
→後日談:あれから半月後、急にわたしが落札者に繰り上がっていました。最高落札者と連絡が取れないとのこと…。まあせっかくなので買いますが、その最高落札者に対して微妙にイライラするんですが(苦笑)。


【雑誌・切り抜き】

各種オークションと中野ブロードウェイにて、気が向いたら入手という感じです。
三十路も半ばになって、嫁にも行かずに昔のアイドル雑誌を買い集めているなんて、親でなくとも少々心配になるのですが、大丈夫でしょうか…。


雑誌でわたしが持っているのは、「POTATO」2冊と「Duet」2冊。もう少し買い集めたいのですが、男闘呼組の記事以外は要らないし、記事の当たり外れもあるしで、なかなか大人買いできません。
そ れで切り抜き集をオークションで買ってみるんですけど、切り抜きってどうも雑誌より有り難みが減るというか、昔から自分でも雑誌(本)を切り抜くってこと ができない性質なこともあり、最近はあまり食指が動きません。オークションではある程度内容も公開されているものの、2~30ページまとめて、みたいな出 品だとダブリもありそうですしね…。


92年のDuet4月号ではなんと、忌野清志郎×高橋&成田という夢の競演が見られます(しかも3人が表紙!)。
成田くんが「サ、サインくださ い…」と照れているのも微笑ましいのですが、ラウドネスと倉庫でセッションしてるんです(高橋くん談)なんて話がさりげなく混じっていて、男闘呼組の本気 が垣間見られます。清志郎さんもすごく気さくな兄さんって感じで話していて、あのまま男闘呼組が音楽を続けていたら、一緒にステージに立つこともあったの かなあ…なんて空しい妄想を抱くのでした(笑)。


雑多なインタビュー群の中で最も印象に残ったのは、前田くんがとにかく昔からごはんをよく食べる人だったということでした。
「(合宿所で)みんなギリギリまで寝て朝食を抜くんだけど、僕は毎朝きちんと、みんなの分まで食べてるんだ♪」みたいな話を読むにつけ、今のお姿になる萌芽は、アイドル時代からすでにあったわけなのね…としみじみ感じ入ります。 


【ドラマ・映画など】

『ロックよ、静かに流れよ』については1エントリーまるまる使ったので省略するとして…。
男闘呼 組全員で出演したのはこの映画と、『僕の姉貴はパイロット!』『オトコだろっ!』というドラマだけですね。後者は観ていた記憶がありますが、熱心に…と いうほどでもなかったのでかなりうろ覚えです。某動画サイトに少しアップされていて、ああそう云えば西田敏行がゴリラだったよね~と懐かしく思い出しまし た。


上記の2つの他にわたしが観たいのは、岡本くんが出ていた『サーティーン・ボーイ』『禁断の果実』『不機嫌な果実』、成田くん主演の『お茶の間』なのです が、前の2作はVHSにすらなっていない、いや、再放送すらされたことがないといういわくつきのドラマです。そう云われたら余計に観たくなるのが人の心と いうものだろう!数少ないネット情報から推測するにどちらも名作っぽいし!
しょうがないのでノベライズ本(古本なのにこれまたそこそこ高値)を読んで、乏しい想像力で脳内再生を試みております。AVで抜きたいのに、お父さんの週刊誌のエロページで努力せざるをえない小学生男子のようで、少々哀れです。。。


『サーティーン・ボーイ』は、岡本くん初主演の記念すべきドラマ。DVD化はもちろんのこと、再放送もされていないという伝説的カルト作品であります。何でも、実話ベースだったため実在の家族からクレームが来て御蔵入りしたとか・・・。
13歳の童貞少年が、2500万円をかっぱらって豪遊しながら日本中を逃亡するという筋書き。その説明だけでもう確実に面白いだろう!と思ってしまいますね。旅好きの血が騒ぐのか、逃亡系ロードムービーには激しく心を惹かれます。
『禁断の果実』は、実の姉弟で愛し合うという、ドラマ史上最初で最後?の危険な題材ゆえか、これまた一度も再放送されたことがないらしいです。
姉が田中美佐子で、弟が岡本健一。世にも美しい姉弟だなおい!まあ、美しくなければ到底成り立たない題材ですが…。
岡 本くんのビジュアルがおそらく最高潮の時期、それで近親相姦とかやられちゃった日にはもう、毒気が強すぎて倒れてしまいそうです。思春期に見ていたら、影 響を受けて弟を邪な目で見てしまう病気に罹っていたかもしれないと思うと、見なくてよかったのかもしれません…いや、さすがにそれはねえか;


男闘志組関連のドラマは、いつもお世話になっている動画サイトにはなかなか落ちていなくて歯がゆいのですが、先日、岡本健一Wikipediaにも載っていない幻の単発ドラマ『青き復讐の花』が、何故か最近になって急に上げられていました。
デュマの『巌窟王』をベースにした、ちょっと非現実的なお話。この頃はもう、ちょっと老けちゃったかな~っていうビジュアルですが、宮沢りえとの組み合わせは妖しく美しい。岡本くんの暗い目にゾクゾクします。


ちなみに今は、『不機嫌な果実』を観ています。これもVHSしかない上に、家と職場近辺のレンタル屋には置いていなくて、わざわざ六本木まで借りに行きましたから!
もうそろそろ老けそうな予感のするビジュアルで、時々ジャッキー・チェンに見えたりもするのですが、役のせいもあって色気がものすごいことになってます。14インチの小さな画面で見ても動悸がするほどです。石田ゆり子もきれいだし、実にエロくていいドラマだ(笑)。
それにしても、この岡本くんの“工藤通彦”と、TMの宇都宮さんが演じた『誘惑』の“村木征二”は、絵に描いたように理想的な間男だな~。こんな人たちがいきなり現れたら、たとえ既婚でも貞操を守る自信がないです。ま、そんな心配、1ミリも必要ないんですけど…(苦笑)。


…ということで、前編にも増してとっ散らかった内容になってしまいましたが、これからも歴史家として男闘呼組を掘り下げていく所存でありますので、どうぞよろしくお願いいたします(誰に対する決意表明なんだ…)。

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2012年08月16日

超極私的☆男闘呼組アーカイブ(前編)

テーマ:偏愛

しばらく男闘呼組の記事を書かないうちに、世の中では再ブレイクが起こっていないだろうかと期待していたのですが、別段、男闘呼組に対する世間の目に変化は無いようです(当たり前か・・・)。
でも、ツイッターで「男闘呼組」と検索をかけると、意外と毎日、誰かしらが男闘呼組というワードをつぶやいているのですよ。もうそれだけでツイート主に絡みたい衝動が湧き起こってきますが、人見知りなのでなかなか・・・んーだからファン友達が広がらないのね。広がるもなにも、今んとこ男闘呼組のファン友達は皆無ですけど(笑)。

さて、記事を書いていない間も、わたしの男闘呼組調査は黙々と続いておりました。
もはやこの1ヶ月余り、タイムトラベルをしていたのかと思うほど現実世界と乖離してしまい、精神的には本当に男闘呼組が現存しているかのような心構えで生きているため、うっかりカラオケで歌って爆笑されるなどの屈辱を味わうこともあります。自分では、めっちゃカッコええやんと真面目に思っていても、冷静な目で見れば「渇いた風を殴って迎えに来るとか!ギャハハ」という反応になるようで、とても残念です。

まっとにかく、1日の何パーセントかは男闘呼組のことを考えて暮らしており、あれこれ感想や発見が降り積もっておりますので、今回は手始めに、これまでの戦利品を、寸評・・・というほどでもない覚書付きでご紹介したいと思います。うわー誰にも望まれない記事ですね!


【オリジナルアルバム】
全8枚、コンプリートいたしました!
ベスト盤2枚は相変わらず稀少品で、バラード集も手に入りませんが、入手困難と思われたラストアルバムもブックオフで、1000円で購入できました。250円コーナーに投げ売りされていないあたり、やっぱり貴重品なんですね、さすがです☆


『男闘呼組』
記念すべきデビューアルバム・・・ですが、ジャケットが黴臭いくらい古っぽいテイストなのがちょっと残念です。ツッパリ文化全盛期ですか・・・。
映画『ロックよ、静かに流れよ』で伝説のバンド・CRIMEが歌っていた「ROLLIN' IN THE DARK」が聞きたいがために買ったようなもんです。成田くんの声がどこのオッサンかと思うほど男らしくていい。
この後に続く、前田くんの決して上手くないメインボーカルが聞ける「Carry On」は、イントロがめちゃくちゃTM NETWORKっぽくてビックリ。男闘呼組でこういう音は異色というか貴重ですね。


『男闘呼組二枚目』
今んとこ、あんまり通して聴いてないアルバム。後述する『NEW BEST 男闘呼組』の方で収録曲の一部を聴き込んだせいかもしれません。
「赤ちょうちんで暮らせ」では、成田&高橋コンビの青臭いオッサンぶりが堪能できます。歌詞に出てくる“目つきの悪いアイツ”はジャ●ーさんのことでしょうねえ。
「YO-YO」では、オゾン層破壊を訴える青くて熱い歌詞を、高橋くんが書いています。彼はこの頃から解散に至るまで、こういった地球環境を憂う歌をたびたび作っていたので、当時の男闘呼組が今の時代にいたら、反原発運動に与して山本太郎のように干されていた可能性もあったのでは・・・と、どーでもいい想像をしてしまいます。


『参』
このアルバムからやっと、シングルが入ってきます。2枚目までは全曲アルバムオリジナルだったのです。贅沢な作りとも云えるし、ファン泣かせとも云えますね・・・。
シングル収録は「DON'T SLEEP」と「CROSS TO YOU」。ただし後者はバージョン違い。「DON'T SLEEP」は個人的には「TIME ZONE」よりも好きなシングルです。“寝るな”っていうのもすごいタイトルですが。
でもいちばん好きなのは「自分勝手」。92年のライブでこの曲をやっていて、思えばその映像がわたしをこの男闘呼組に引きずり込んだんだよなあ・・・。マーク・デイビスロックとはちょっと毛色が違うけれど、疾走感があってカッコいいです。
このアルバムくらいまでが初期男闘呼組でしょうか。やたらと闘志が漲っているのが特徴ですね(笑)。
ちなみに、この頃の岡本くんのビジュアルが、たまにチャン・グンソクとかぶりますが、だからと云って直ちにグンソクのファンにはなれないのが、女心の複雑なところです。


『I'm Waiting 4 You』
4枚目ということで、For=4が入ってます。これ以降もラストアルバムまで、アルバムのナンバーがタイトルに入るんですよね。
このアルバムから全曲自作になり、まさにアイドルからバンドになっていく橋渡し的アルバム。音も、それまでの男闘呼組っぽい暑苦しさが残っていますね。
なんつってもわたしは、「PARTY」が好き! 大好き! 間違いなくライブで盛り上がれる曲。歌詞がふざけているので、何も考えずに楽しめます。
あとは「LEAVE ME ALONE」も好きなんだけど、これは横浜ライブのバージョンの方が圧倒的にかっこいいなあ。あのキーボード、コピーで弾いてみたい・・・けどうちのバンドでは絶対に男闘呼組って選択は採用されないだろうなあ(涙)。
「REMEMBER」は、その後の耕陽くんの曲調とは全然違って硬派な印象。成田くんが歌うサビがいいです。
他にもシングルカットされた「ANGEL」や「JODY」「ROSARINA」「無気力の精神力」など、いい曲がいっぱい。

『5の1・・・非現実・・・』『5の2・・・再認識・・・』『5の3・・・無現実・・・』
5枚目は何故か3枚組というか、3枚を1ヶ月おきにリリースしています。
すべてフルアルバムなので本来なら1枚ずつ紹介すべきところですが、これはやはり3枚で1組という方がしっくりきます。
単純に曲数が3倍ってことで、まさに玉石混交。でも、それぞれがやりたいこと・方向を我慢せずにやっている雰囲気が、聞いていて気持ちよく感じられる理由かも。新しいものを生み出そうという模索が見えるし、いい感じに(?)イカレてるし、特に高橋くんの歌なんかは、伝えたいことがあるんだなあってのがひしひしと感じられて(ちょっと宗教がかってますが・・・)、バンドとしてのエネルギーが、よく分からない切実さが溢れ出ているなあと思うんですよね。

5シリーズ~ラストアルバムでは、冒頭から高橋→成田→岡本というリレーになっていることが多いんですが、これがいいんですよ。特に『再認識』の「彼ら」「僕」「幻影」の流れは神展開・・・はちょっと云いすぎか(笑)、でも、まるでキャラの違う曲が違和感なく繋がっていて、この3曲は必ずセットで聴いちゃいますね。
・・・え? 前田くんはどこにいるのかって? 彼の曲はアルバムの中盤でいきなり紛れているくらいがいいのです。灼熱の砂漠に吹く一陣のそよ風とでも云っておきましょうか・・・って、なんか褒めてる感じが薄いですが(汗)。あっでも、5-3では3曲目でしたね♪


好きなアルバムなんですが、成田くんの歌い方が、ちょっとこの辺からねちっこい感じに変わってきたような気が・・・。昔の方が素直で、男っぽくて好きだな。
あと、メンバーの個人色が強くなった分、男闘呼組の魅力であるコーラスがあまり聞けなくなったのも残念。
5シリーズとラストアルバムは、曲ごとにメインボーカルが変わって、それはそれで楽しめるんですが、コーラスワークは卓越しているからもったいないよおお。
この時期でも、ライブだとけっこう堪能できるので、やっぱりライブ映像が欲しいです。


『ロクデナシ』
“6で無し”だそうです。解散後に発売されたラストアルバムということで、ソロの寄せ集めみたいなバラバラ感が今度は裏目に出ていますが、曲はそんなに悪くないと思います。解散がなければこの後、もっとアレンジとかする予定だったのかなあ(なんか音が薄い気がするし)。
「ジャニーズ A GO GO」は、異色すぎるラップ調のラストシングル「東京プラスティック少年」の歌詞とアレンジ違い。どう考えても前者の方がいいですよねえ(こちらはロックな感じ)。成田曲「IN THE RAIN」岡本曲「見えない虚像」と続く流れは5と同じ。今回は成田くんの曲がよいです。
ブックレットは岡本くんの「Addict~」にもつながるような硬質なデザイン。もはや男闘呼組なのか誰なのかよく分かりません(笑)。


『NEW BEST 男闘呼組』
最寄りのTSUTAYAで唯一存在していた男闘呼組アルバム。もちろんレンタルしてスマホに取り込みましたとも。
もう1枚の『HIT COLLECTION』ほどじゃないけれど、これもAmazonやオークションでは5000円くらいの値段が付いていて、自分では入手できていません。
前期シングルとカップリングが収録されたベスト盤で、何と云ってもうれしいのは「第二章 追憶の挽歌」が入っていること。スマホの再生リストを見る限り、わたしはどうやらこればっか聴いているらしいです。
惜しむらくは、「秋」がバラードバージョンでの収録なんですよねえ。「秋」はシングルの方が好きです。こっちの方が、展開がドラマチックなんだもの。地味すぎるタイトルのせいか、「DAYBREAK」「TIME ZONE」ほど知られていないけれど、これは名曲だと思うのよ!


後編につづく

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2012年08月11日

続々・短いボランティアの旅③

テーマ:
あ づ い……。

あ づ い お……。

あ づ い ん だ お……。

レインスーツの上下、頭には手ぬぐいを巻き、目にはゴーグル、手には軍手、足元はゴム長靴。
どこの危険物取り扱い作業員かと思うような出で立ちで黙々と竹を切断しておりましたが、昨日とは打って変わって気持ちのよい晴天、ただし無風ということで、暑さが尋常ではありません。いつもなら浜風が吹くらしいのですが、やはりそこは天候に恵まれないことで有名なわたしの、わたしたる所以でしょうか。
曇り止め機能付きのはずのゴーグルも、見事に汗で曇りまくり、視界全体が陽炎のようです。肌を露出しない方が望ましいというので長袖のサラファインを着ているけれど、皮膚にべったり貼りついてとてもじゃないけれどサラッとファインではありません。
1時間に一度の休憩になると、とにかく水を飲まずにはいられない。それも、単に飲むというレベルではなく、人はこんなに水を飲めるものなのか!?と驚愕するほど、水を掃除機のように吸い込んでしまいます。
体がこれほど水分を欲したことなど、記憶にある限りではスーダンの旅くらいしか思いつきません。あのときは、果汁100%ジュースを欲していたけれど、今回はもう単純に水分が欲しくてたまらない。

畑の持ち主であるおばさんが、休憩のたびに、水やらジュースやらアイスやら梅干やらを差し入れてくれます。ありがたさを通り越して申しわけないくらいでしたが、梅干が異常なほど美味しく感じられ、狂ったように摘んでいました。
一緒に作業していたおじさんが、「塩を水に入れて飲んだ方がいいよ」と、食卓塩を差し出してくれて、ポカリスエットならともかく、塩水なんか飲みたくないおと思いつつも従ってみると、これが、塩水が、めっちゃ体に染み入るではないか! 今なら海水に顔を突っ込んで水をガブガブ飲めるかもしれないぞ…。
水分→塩分→糖分→水分→塩分→糖分→水分……まるで無限ループに組み込まれたかのようです。空のペットボトルが倍々ゲームのように増えていくのに、我ながら驚愕します。
体の疲労も募りに募り、昼休憩時など、じゃがりこしか食えないありさまでした(こんなときでもスナック菓子)。
もう、何をしてもまとわりついてくる暑さと疲れ。地面とか草とか線量高かったりして…と一瞬ビクつきつつも、わたしはレインスーツを脱ぎ、マスクを剥いで、草むらに体を横たえました。誰か、朝ここを測った人が、線量は0.55くらいだって云ってたっけ…。
だがしかし、もはや放射線よりも、今そこにある熱中症の危機の方がはるかに重大だ! 熱中症の兆候って、何だっけ? なんか鈍い頭痛を感じるけど、今んとこ、まだ大丈夫なのかな??
チームの人が持っていた温度計は、37.5℃を指していました。人間だったら微熱がある状態じゃないですか! ちなみにここって東北ですよね??
塩をくれたおじさんが、「首の後ろに当てて溶かしといてよ」と、凍らせてあったアクエリアスを与えてくれました。うひゃっ気持ちええ! とにかく、体の熱を下げないと…。でもなんか、熱がすっかり篭ってしまったようで、どうも体が重い…バーベキュー中の炭にでもなったような気分…なのかな、これって。

竹の伐採がひととおり終わったので、あとは、草刈機で刈った雑草どもを、1箇所にまとめるべく鋤での運搬作業に入ります。
午後になってからの日光はさらに強く、重く、体にのしかかってきました。さすがに、疲れているのはわたしだけではなく、チームリーダーさんも40分に1回くらいに休憩時間のピッチを下げました。確かに、1時間走りきるのはもう無理だお…。
あーしかし、なんだこの雑草の量! ボランティアが入るまで、おばさんが1人でコツコツやっていたみたいだけど、こんなもん、とても個人で始末できる量じゃない。だって現に今、男手で8人がかりでやっても1日かかるんだから。いったい、この地域にはあといくつこんな状態の畑があるんだろうか。

放浪乙女えくすとら-20120716124013 なんだこの草の量は…。

おばさんは、午後の休憩でもまたいろいろ差し入れを持って来てくれたのですが、水なすの漬物をもらってかじった瞬間、あまりの美味しさに涙腺が決壊してしまいました。
なんて、なんて美味しいんだこの水なすは。この塩気と水分、しゃきっとした歯ごたえ…この世にこんな美味いものがあっていいのか。これはもう、食物の芸術品じゃないのか。
その美味しさに、お母さんの厚意への感謝が加わって、何だか不思議なくらい涙が止まらなくなりました。まあ、誰も泣いているとは気づかないくらい、顔の上が汗でぐちゃぐちゃになっていたんですけどね…。

3時半すぎに作業が終わったときのあの安堵を、何と表現したらよいのでしょう。
マラソンで走りきった後ってこんな感じなのでしょうか。さすがにもっとしんどいかな…。
ゾンビのような状態でボラセンに戻り、帰り支度をしていると、今日のチームリーダーさんが「ユッサ」に誘ってくれました。もう今日は帰るだけだし、風呂はいいやと思っていたけれど、労働の後のユッサを断れるほどわたしはストイックではありません。
ユッサは、日替わりで男女の湯が入れ替わるシステムなので、今日はまた違う露天風呂に入れてラッキーでした。もちろん、湯上り後はコーヒー牛乳をがぶ飲みです。し、至福…。
その後、原ノ町駅まで送っていただいて、まあほんとに毎度便乗商法状態で恐縮至極ですが、今日はよく頑張ってくれてたもの、と云われて、わたしはお手伝いを褒められた小学生のように素直にうれしくなりました。

仙台行きの列車の出発まで少し時間があったので、何かおみやげを探すことにしました。
靴擦れがひどいことになっており、足を引き摺りながら散策です。再来週、「相馬野馬追」が行われるというので、通りにはさまざまな旗印が染め抜かれた旗が飾られています。けっこうモダンでかっこいいデザインです。
道の駅ふうのスーパーを見つけ、そこのレジのおねえさんに、何かおすすめのおみやげはないですか? と尋ねると、きゅうりの漬物と、凍み餅(しみもち)という食べ物を薦められました。初めて見るそれは、ラスクのような形をしていて、そのままでも食べられそうな気がしますが、実際は水で戻して、フライパンで餅のように焼いて食べるのだそうです。今は放射能の影響で材料の小麦が作れないため、ここにあるのは貴重なものなんです、とおねえさん。“貴重”“限定”という言葉に弱いので、卑しく2袋購入しました。
お金を払った後、おねえさんが、「これ…要らないかもしれないけどよかったら持って帰りませんか?」と云って、2本のキュウリをわたしに差し出しました。
福島の野菜だから卑下しているのかな…とも感じられる言葉のニュアンスに、胸がチクリと痛みました。いや、勘ぐり過ぎかな、単に荷物になるからって意味かも知れないのに、そんなふうに思うのは、自分が福島産の野菜を怖がって買わなかった人間の一人だったからなのかも。もちろん、このキュウリはいただいて、食べるけれども。
今日、塩をくれたおじさんが「この辺はまだ線量低いんだね。うち(福島市)は1.2くらいあるから、もう畑ができねえよ」と云っていたことを、ふと思い出しました。

…今回、行ってみて思ったのは、放射能の怖さは、実際に現地に行くとかえって分からなくなる、ってことでした。線量計の数値以外に目に見えるものはなく、体で感じられるものもないからです。これはある意味ではとても怖いけれど、どう怖がっていいのかも今ひとつ掴めない。
つい先日まで盛り上がっていた反原発デモに、興味はありつつも参加の機会を逃していたのですが、最も影響を受けているはずの地域はひどく静かで、あの熱狂的なデモとの温度差を感じてしまうと、どうもデモから足が遠のいてしまいそうな気がしています。
この違和感は、イデオロギーと現実の乖離から来るものなのでしょうか。原発を推進したくはないし、放射能が安全とも思わないけれど…ここで生きている人たちがいる限りは、絶望するほど悲観したくないという気持ちを抱かずにはいられない。そして、デモの人数がそのままここでボランティアとして機能したら…とも。
帰京してから、家で積ん読になっていた原発や放射能関連の本を何冊か読んでみましたが、どうしてもバイアスなしに正確な情報を得ることは難しく、科学的な理解にも限界があるしで、ますます混乱するばかりでした。何も知らずにいるよりはいいと思うから、本を読み、現地にも行ってみようとするわけですが、それでクリアな結論が出るかというと、そうでもないというのが実際のところです。
安全情報よりも危険情報の方が生々しい感情を呼び起こすものなので、「やっぱ原発は危ない!放射能は怖い!」と結論づけたくなるのは山々なんですけどね。でも、現地にいたときの感触からは、原発や放射能そのものへの恐れ以上に、そのことによって街が打ち捨てられて草ぼうぼうになっていることの方が、はるかにリアルに迫って来たのです。あと、熱中症は怖い、ってことと。
だから何だ、って云われると答えに詰まるのですが、南相馬の風景を思い出すと、ともすれば妄想的に、ヒステリックに膨らむ不安が、少しはセーブされるような気はするのです。

放浪乙女えくすとら-20120716183828 「亀屋」さんのお菓子。美味しくてつい、会社に買ったはずのみやげを食べ尽くしてしまいました。。。すみません。

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