2012年04月28日

TM NETWORK武道館!「Incubation Period」(下)

テーマ:偏愛
興奮が冷めないうちに続きを書きます!


2日目(4/25)は一人参加でした。さすがに特典付きチケットを4枚も買う勇気はなかったのです。
まったく、武道館にはこんなにも多くのファンであふれているのに、何故誰も知り合いではないのでしょうか…。こういうとき、己の交友範囲の狭さをひしひしと感じて切なくなります。
まあでも、昨日の感触だと、はっきり云ってライブ中は友人と話すようなヒマもほとんどないのよね。映画と同じと思えば、一人でも大して孤独感はない…はずだ…(ちょっと涙目)。


この日は仕事帰りでしたが、もうずいぶん前から根回ししていたこともあって、快く…かどうかは分からないけれど、ありがたく解放していただけました。職場に意地悪な人がいなくて本当に幸せです☆
昨日と同じく開演ギリギリの到着。今日は、入場前に光るブレスレットを買わねばなりません。昨夜、あの星空を見てしまったからには、わたしも一ファンとして星のひとつにならねばなるまい(照)。


昨夜から動き続けているカウントダウンのデジタル数値が着々と減っていくなか、スタートを待ちます。
一曲目は「We Love The Earth」。おおお昨日と違う! うれしい! 昨日の一曲目「Fool On The Planet」と同じく“地球”のイメージの曲から始まるわけですね。
2曲目は昨日と同じ「ACTION」でしたが次は「Human System」。
そして小室さんが、「Still Love Her」のイントロを弾き出し、会場はざわつきます。
…んが、このままいくと見せかけて始まったのは「Seven Days War」。や、どちらもいい歌なんだけど、「Still Love Her」ってイントロ聴いただけでなんかこみ上げてくるものがあるから、肩すかしを喰らった感は否めない(笑)。


そして「COME ON EVERYBODY~Come On Let’s Dance~COME ON EVERYBODY~」のラストに、昨日と同じシステムダウンが起きました。
ネット上では、事故なのか演出なのか意見が分かれていましたが、客席の電気が点いた瞬間、演出だったことを悟り、思わず「今のうちに休憩しよ」と座席に座ってしまいました(笑)。周りの反応を見ると「え、なんか事故?」「演出ちゃうん?」と昨日のわたし&友人とまったく同じ会話があちこちで繰り広げられていました。そりゃそうだよね~…。


で、また何事もなかったように再開。この後は「GIVE YOU A BEAT~NERVOUS」の続きモノに「1974」と、これはもしや「金曜日のライオン」とかも来ちゃうわけ!? まさかの「Twinkle Night」ってことも!? とワクテカしていたら、後半は昨日とまったく同じセットリストでした。あらら…。
やっぱり流れを知ってしまっている分、昨日のようにいちいちドキドキできないのはちょっと寂しかったです。まあそれが普通のライブだとは思いますが…。
ただし、昨日と違うのはわたしのテンションだ。友達の横ではサビの部分で手を振り上げることがどうも照れくさくて遠慮してしまったのですが、今日は心おきなくやるもんね! 合唱もしちゃうぞっ!
そういうわけで、後半の「Get Wild」「WILD HEAVEN」「Be Together」「Self Control」のコンボはしっかり盛り上がったのですが、ここはぜひ「Dive Into Your Body」を入れて欲しかった~! というのが個人的な希望です。もしもこの流れで「Dive~」のイントロが流れたら失禁したかも知れないです。何だかんだでいちばん好きな曲かも。キラキラしていて、多幸感があって、めちゃくちゃアガります。
でも、「Self Control」のサビを会場中で大合唱するさまは、何かやっぱ、お腹の底から打ち震えるものがありました。ライブってこういうところがいいよね。


セットリストはこちら~。

We love the EARTH

ACTION

Human System

SEVEN DAYS WAR

COME ON EVERYBODY~Come On Let’s Dance~COME ON EVERYBODY

GIVE YOU A BEAT

NERVOUS

1974

BEYOND THE TIME

I am

JUST ONE VICTORY

Get Wild

WILD HEAVEN

Be Together

Self Control

ELECTRIC PROPHET

TIMEMACHINE


「TIMEMACHINE」で、ああ本当に終わりなんだな~としみじみ。
この曲を終了ライブで聴いた人たちは、切なくて胸が張りさけそうだったんだろうなあ、なんて想像しながら聴いていました。
最後は宇都宮さんが、昨日の手紙の中身を宙に放り投げ、3人で宇宙船に帰って行きました。
そして、白い幕が再び閉じ、カウントダウンの数字が00になった瞬間、また時間が進み始め、会場からはどよめきが湧き起こりました。TMの時間がまたここから始まっていくというように取れる、素敵な仕掛けだったと思います。


ライブ終了後はもう帰るだけなんで、大人しく帰ったんですけどね、ここで初めて、人恋しさを覚えましたよ…。
寂しいというか、帰りはやっぱりライブの感想を分かち合う誰か(できれば同好の士)が欲しくなるもんですね。
ライブ中は、やはり一人で来ていた隣の女の子に、おせっかいおばさんみたいに「よかったら、双眼鏡使います?」とか話しかけようかしらなんて思っていたけど(ちなみに今日は2階席の西側で、やっぱり顔はよく見えない席)、演奏が途切れなく続くのでうかうか邪魔もできず、タイミングを逃してしまってそのまま知り合うこともなくライブは終わったわけですよ。ライブ後でも、勇気を振り絞って話しかけていればファン友達になれたのかなあ…。ああ、誰かTM好きの人はいませんかっ!と、去年から空しく叫び続けているけれど、誰も友達ができません(泣)。やっぱ、何らかのオフ会に参加するしかないか~?


この日は、もうひとつ後悔していることがあって、それは、フライヤーをもらわなかったこと!
昨日と一緒だろうと見くびって断ったんですよ。そしたらですね、“宇都宮さんが見ていた手紙”が入った封筒が、チラシの中に混じっているということが、帰宅してから判明しましたよ! うがあ! そこには小室さんの字で、次のライブ会場のヒントらしきものが書かれているらしいですよ。 そういう仕掛けとはつゆほども気づきませなんだ…。
やっぱりこういうところで、昔からのファンとの差が出るのかも知れません。わたしはまだまだ、TM NETWORKをよく分かっていないようです…。
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2012年04月27日

TM NETWORK武道館!「Incubation Period」(上)

テーマ:偏愛
うわーなんかずっと頭と体がフワフワしてますよ~。仕事が手につきませんよ~(それはいつものことだ)。
最近、危ない趣味の方に心を絡め取られていましたが、やっぱりライブの破壊力はすごい。
いいかげん熱も落ちついてきたと思ったらまたぶり返して来るTM……実に憎たらしい(笑)。8000円いくらもする記念ブックを予約してしまいそうですよ。


もうほんとにねー、まさかこんなに早くTMのステージが生で観られるなんて、思ってもみなかったです。
まあ、思ってもみなかったと云えば、リアルタイムでもいちおう知っていたくせに昨年からファンになったというのも、かなり予想外というかワケわからん事件でしたが、これまでのTMの歩みを考えるとわたしは、新参だけどとても幸運なファンですね。


初日(4/24)は、TMファンでもなんでもない地元の友人を半ば無理やり引き連れて参加しました。
地元ってことは大阪なわけで、わざわざ来てもらうには忍びない…と思いつつも、「TMのチケット取り、協力すんでー」と云われたことをしっかり(ちゃっかり)記憶していたので、チケットが取れた時点でいちばん先に声をかけたのです。
しばらく返答がありませんでしたが(笑)、意外にも「行く」と云ってくれてうれしいやら恐縮するやら…。ま、翌日はダンナさんとディズニーシーに行くことになったみたいなので、いく分肩の荷が下りましたけどね。でも、ワンピース展にも行けたから、上京した意味、あったよね……ね?


わりと時間ギリギリで九段下に着くと、今まさに武道館へ向かう人の群れが、川を泳ぐ魚のように流れていました。みんなファンなんだよね、と思うと何だかこみ上げてくるものがあります。
武道館の入口に掲げられた「TM NETWORK」の大きな垂れ幕。たくさんの祝いの花。ああ、ここに自分が来ていることが、なんか夢みたいだわ…。


席に座ってお茶など飲みながら友人と話していると、突然、ろうそくを吹き消したようにフッとライトが落ちました。真っ暗になった会場にペンライトとブレスレットの光が星のようにまたたくのを見て、なんて美しい光景なんだろうと思い、ブレスレットを買わなかったことを後悔しました。
幻想的な暗闇の中、白い幕に3人の男女が何かを探すようにさまようシルエットが映し出されます。幕が完全に下がり、しばらくその芝居が続いたあと、3人がはけるのと入れ替わりに、宇宙船(?)から降りてくるTM3人の映像。そして間もなく、本物がステージに登場します。宇都宮さん=赤、小室さん=紫、木根さん=青のベルベットっぽい、おそろいのスーツです。


始まった1曲目はなんと「Fool On The Planet」。
イントロが流れた瞬間、全身に鳥肌が立ち、うわああああと悲鳴を上げたくなりました。いやもうこれ、昔からのファンだったら泣いている場面だよ…。
そしてビビったのが3曲目、「永遠のパスポート」。
実はこの曲、当日の朝に家で聴いていたのです。起きたらすごく天気がよくて、なんかTMの曲かけよっかなと思ったときに思いついたのがこれでした。まさか今日はやらないだろうから全然予習にならないなー、なんて思っていたらまさか生で聴けるなんて、脳天にいかづちが落ちましたよ!
続いて「Come on everybody」「Come on Let's Dance」。一気に盛り上がっていきます。もちろんわたしも心の中ではめちゃくちゃ盛り上がっているのですが、新参だから「ウツー!」「てっちゃーん!」「キネさーーん!」なんて叫んだりはできないの…。余談ですが、“てっちゃん”って呼び方、すごくかわいくって、愛されている感じがして好きだわ。
その後も、「うわーこれ!」という選曲が続きます。「え、ここで『Girl』!?」「ま、まさかガンダム聴けるん!?」と、イントロのたびに腰が浮きそうになり、心拍数も上がりっぱなしです。


小室さんがアグレッシブに鍵盤を叩きまくっていたのがとても印象的でした。これが本当に50半ばの人のパフォーマンスなのか!? と驚愕。
「Get Wild」のイントロでこれでもかと引っ張る感じとかもう…DVDで何度も観てはいたけれど、生で聴くと高揚感すごいです。キーボードの祭壇に囲まれたがっつりアイメイクの小室さんが、狂ったように鍵盤を操る姿は、異様な迫力がありました。
宇都宮さんはあふれんばかりの声量だし、木根さんは見た目からしてほとんど変わってないし、過ぎた年月を感じさせないほどパワフルなステージ。わたしは普段からTMを聴いているので公正な判断はできませんが、昔のバンドの懐メロライブに来ている風には、これっぽちも感じられない。
「NERVOUS」の振付がちょこっとだけ見られて、思わずニヤニヤしてしまいました。「NERVOUS」大好きなんだよー。盛り上がるよねー。


最後は、「ELECTRIC PROPHET」!…ただしショートバージョンでしたが。
これは、わたしの中では“理想の結婚前夜”を歌った曲ということになっており、先日も、結婚した友人に、祝いと称して無理やりCDを送りつけたくらいですので、生で聴けて打ち震えました。
でもやっぱりフルコーラスで聴きたかったなあ。やっぱりあの尺で、じわじわと盛り上がって大円団になる感じがいいと思うのよー。


スペーシーで派手な照明&特殊効果、意味深な演出(トラブル?)、MCほとんどなし、アンコールもなし。最初から最後まで全力疾走のライブでした。終わって会場の照明がついたときは、なんかふーっと気が抜けてしまった…。
あ、いちおうライブの感想らしく、セットリストなんて書いちゃおうかしら。なんか年季の入ったファンみたいで生意気だな(笑)。


Fool On The Planet

ACTION

永遠のパスポート

COME ON EVERYBODY~Come On Let’s Dance~COME ON EVERYBODY

Love Train

kiss You

Girl

NERVOUS

I am(新曲)

JUST ONE VICTORY

BEYOND THE TIME

Get Wild

WILD HEAVEN

Self Control

ELECTRIC PROPHET


席は、2階南東の真ん中あたりでした。
実は何気に、人生初の武道館。いったいどの程度どんなふうに見えるのか想像もできず、念のためビクセンの8倍双眼鏡を買ったのですが、これは買って大正解でした。
2階でもステージは思ったより近くに感じるんですけど、さすがに顔はよく見えないのよね。というわけで、後で友人に「そんなに双眼鏡を活用しまくってる人、初めて見たわ」とコメントされるほど双眼鏡を覗きまくっていました。お三方の顔はもちろん、鍵盤を叩く様子もばっちり見えて双眼鏡様々だったのですが、た、確かに、ぱっと見渡したところでは誰もそんな人はいなかった…。でも、あの距離で肉眼じゃ、小室さんのアイメイクすらもよく見えなかったよー?


ちなみに、友人の感想は、

「宇都宮さんの動きが面白かった」

…ってそこかよーーー!!!

まあ、非ファンのナチュラルな目で見ればそういうことになるのだろうか。。。
で、でも、これを機会にファンになってくれたりしないかなあ…?


さて、ライブ後は感動を持て余してツイッターをダラダラ見ていたところ、えらいことが判明しました。
こ、このライブって2日間で前後篇って構成になっていたのね!? 最後に3人がステージの上で手紙を拾って黙読し去って行くという演出があったのですが、それも明日への伏線だったってことでしょうか?
正直、特典チケット2日分も必要だったかしら、出費も痛いし…なんて思っていたけど、そういうことだったら話は違いますよ。2日とも買っておいて本当によかった~(泣)。だいたいの行動が裏目に出るわたしにしては、だいぶGJだ! ただし、特典は2つなくてもいいんだけど…(誰か買ってくれませんか?)。

ということで、後半に続く!
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2012年04月16日

○根さんいらっしゃい

テーマ:偏愛
はあ、ついに麻生龍太郎のシリーズは全部読んでしまって、祭りのあと的な寂寥感でいっぱいです。
仕方ないので、『警視庁捜査一課特殊班』と『ヤクザ1000人に会いました!』を買い、その世界について少し勉強することにしました。こういう真摯さ(?)を、そのままそっくり仕事に向けられないことが切実な悩みです。


それにしても、昨年のTM NETWORKに続き、周囲の誰とも分かち合えない趣味の荒野をさまよっていることよのう…。
分かっていながらも、今回もまた、懲りずにまたあちら方面のマンガのお話です。いい加減この話題続きで顰蹙を買っているだろうなあとビクつきつつも、本音では自分のブログくらい好きなこと書いたっていいだろうと思っています。えへ。
目下、この趣味に没頭しているおかげで、出費が大幅に抑えられているのも事実なの。たとえ本の出費がそれで嵩んでも、服のそれに比べたらダメージ半分以下だもんね。こ、この調子で今月を乗り切りたいぞ…。


さて、極めて局地的な範囲で、「男根好き」という不名誉な噂が立っているわたくしです。
響きとしてはかなり誤解を招くものの、ま、あながち間違ってもいないというかイベントで悪ふざけした自分のせいなので致し方ない。えい、こうなったらその名にかけて、男根マンガをおすすめしちゃうぞ! というのが今回の主旨であります。


BLの枠を越えた名作――例えば『窮鼠~』シリーズなどに対して贈られるその言葉を、ぜひこの作品にも適用したい。
その名も『ちんつぶ』(大和名瀬)。何の略かはご推量くださいませ。


修学旅行のバス事故で、あいつとオレの体が入れ換わった…というネタは古来さまざまなフィクション作品で使われてきました。
しかしこのマンガでは、あいつとオレが入れ換わったのではなく、あいつのブツとオレのブツが入れ換わっているのです…って、どんな話やねんっ!?
しかも、ブツにはそれぞれ人格があり、登場人物たちとフツーに会話しています。男子トイレでファスナーの前を開けてぺろんとブツを出しながら、本人たちとブツたちが会話を繰り広げています…。 果ては寒がっているブツに服を着せてやったり、暑い日は日焼け止めを塗ってやったりと、猫かわいがりする始末。


…いったいこれは、どういう世界なのでしょうか? いくらBLがエロスとファンタジー渦巻く世界でも、これはぶっ飛びすぎではないのでしょうか??
た、確かに、男根を「ムスコ」と表現することもあるわけですから、人格を持っていてもおか、おかしくは……、いやおかしーだろーーー!!!


それほどムチャクチャなトンデモ内容なのに、さんざん笑いながら読んだあとは、ほんのり温かくハッピーな気持ちになってしまうところが、さらにムチャクチャなマンガです。怪作にして快作。
何しろ、男根のキャラがいいのだよ。ウルウルしたり、人見知りしたり、茹だったり…まるでペットのハムスターのようなかわいさ。読んでいるうちに、マンガ『船を建てる』のアシカにも見えてきます。かと思えば、「宿題したか? 歯磨いたか?」とドリフのように説教するバカバカしさがまた微笑ましい。

これまで、かなまら祭りのどピンクの金精様や、バンコクの不思議な男根群(こちらを参照 )を笑いながら愛でていたわたしですが、男根を純粋に「かわいい」と思ったことは、さすがにありませんでした。
しかし、『ちんつぶ』の男根は…かわいい。世の中の男根がすべて『ちんつぶ』的にかわいかったら、性犯罪なんかなくなるんじゃないか…と一瞬真面目に考えるほどです。
ただ、巻を追うごとに、男根がラブリーになりすぎている気もするけど…。あんまりかわいくしすぎると、もはやブツに見えんからなあ。あくまでもブツなところが面白いのであって、本当にアシカにしか見えなくなったら、楽しさが減ってしまうよ~。


このマンガを読んで、わたしは、男根そのものが好きなんじゃなく、デフォルメされた男根が好きなんだ、ということに気がつきました。うん、本当にどうでもいい気づきですが。
そう、男根ならなんでもいいわけじゃないんです。「すぐしゃぶりたくなっちゃうんだもん♪」とか云ってる男根好きな淫婦じゃないんですっ!(>_<)あ、ちなみに今のセリフは、よく受け取る迷惑メールのタイトルです。
ですから、急に道端などで逸物を見せられても対応に困りますよ。っていうかとてもイヤですよ!
わたしは過去に、何度も露出狂に遭っているのです。マジで怖かったし、意味不明です…。どうせ見せるなら『ちんつぶ』の子たちみたいに、かわいく顔でも描いておいてほしいです(ってそれもどうなんだろう…)。
それにしたって、何故か痴漢ではなく露出狂ばかりにめぐり会うのは、まさかわたしの本質が男根好きで、それを見破られているのだとしたら…露出狂、恐るべしだな。や、ホントに生のは見せていただかなくて結構なんですけどね~;
ただ、男根は女性のソレよりはまだ笑える余地がありますよね。女性のは、いろいろと無理だろう…。


ある意味、『窮鼠』や『聖黒』以上におすすめしにくい本ですが、このフザけた男根ワールドは、ネタマンガとしても一度は味わっておいても損はない! 読んでいる間は決して、冷静なツッコミなど入れないようにね!
でも、トンデモ変態設定でありながら、少女マンガ的王道胸キュンポイントもしっかり押さえてあるところが心憎いんですよねえ。それに絵がキレイで丁寧、男の子もカッコよく描かれているので、変なところで萎えないのもポイント高し。優等生でむっつりのメガネ男子・岩淵くんが好きだ…。こういうストイックなエロ紳士は、限りなく理想的な男子像です☆


最後に。今回の記事に男根は何回出てきたでしょうか?
正解した方には、ブータンで買った男根のポストカードを差し上げ…られてもうれしくないよね~。すみません
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2012年04月12日

その後の麻生と練

テーマ:偏愛
ハアハア、読破してやったわ、約1200ページを3日がかりで…!!!
我ながら、部屋に積ん読本が売るほどあふれているとは思えない猛スピード。
『聖母の深き淵』『月神の浅き夢』です。ええもちろん、麻生と練を追いかけているんですよ。
まずね、『聖母の深き淵』ですけど……何なんだあのラストはーーー!!!
今どきの下品な言葉で云うなら、「禿 げ 萌 え た」わ。
『聖なる黒夜』や『私立探偵~』と同じく、読んでいる間は、2人が出て来なくてもちゃんとミステリーを追って、楽しんでいるのです。
ところが終わってみれば、麻生と練のことで頭がいっぱいの状態とは、これいかに…?
というかですね、気分的には、あのラストでそれまでのお話を根こそぎぶっ飛ばされた感じでした(まさに銃声一発で…)。もうあれで、他のことがどうでもよくなってしまったんですよ。読後数日間、床でのたうち回りそうなほどの破壊力ですよ。彼らが全部持って行ってしまいました。


中盤で、麻生が主人公の女刑事・緑子に対して、昔の恋人のことを惚気まくるシーンがあり、それがまた最高に興奮するのですが(おいおい…)、その会話の中で、
「あの人も、子どもを産みたいと言っていたな」
とつぶやくんです。
緑子が「産ませてあげればよかったじゃない」と云うと、「できない身体だったんだ」と返す麻生。
あの人ってのはもちろんあの人ですよ。ええ。
絶対にそれは不可能なのに、子どもを産みたいとまで思う“あの人”の気持ちが、あまりにいじらしくて、痛々しい…。あの人は鬼畜のはずなのにっ(笑)。


まーとにかくこの本は、ラスト数ページの二人のために存在している、二人のために世界はあるの?と云っても過言ではない。少なくともわたしにとっては、ここまでの事件とミステリーは壮大な助走に過ぎなかった…かも。もうね、こんな狂おしく切ないラブシーンを推理小説でさらっと持って来られたら、恋愛小説の立場がないですよ?
だ・け・ど、まだこの続きがあるんというんだから、もううれしいやらシンドイやら!
またいちいち本屋に走らないでいいように、ちゃんと枕元にスタンバイ。そして仕事場にももちろん持参して、弁当を食べながら読むという見苦しさ…。


ってことで次は『月神の浅き夢』。
前作より残忍かつ幻想的な雰囲気を帯びたストーリーと、事件に色濃く絡んでくる練の存在感。ミステリーは相変わらずのpage turnerっぷりです。
ただ、近親相姦と虐待のことはちょっといたたまれなかったですね…。父親が娘を性的に虐待する話って、本当に痛すぎて残酷すぎて救われない。主人公・緑子のあばずれ加減(笑)がむしろ健全で頼もしく思えてくるほどですよ。
麻生と練については、『聖母~』のラストほどの衝撃(笑)はなかったものの、二人の間には誰も入れない、スピッツでいうところの「誰もさわれない二人だけの国」なんだということが分かってうれしかったです。
と同時に、練の沈んでいる暗い沼のどうしようもない深さに(手首を食いちぎるなんてもう…やり切れなさすぎる)、ああこの二人っていつの日か普通に愛し合うことができるんだろうか…と胸が苦しくなります。二人とも、悲しいくらい孤独ですよね。でも、だからこそ、練を掬い上げるのはやっぱり麻生の手であってほしい。萌えの観点からだけではなく!
このラストからの流れだと、どうしても『聖なる黒夜』をおさらいして読みたくなるよなあ。『月神~』と重要なテーマがつながっていますしね。ああ、無限回廊…。
ちなみに今作でいちばんドキドキしたのは、田村とじゃれつきながら女のような声で喘ぐ練、でした。この二人の絡みはエロいようでエロくないところがいいのです…って、もはや事件はそっちのけかい(苦笑)。


恋愛は不健全な方が萌える、なんて云ったら顰蹙を買いそうだな…でも、誰からの祝福も受けないからこそ輝く部分というのはありますよね。
結婚式などで温かな拍手と笑顔に包まれている二人、ってのはまあ幸せそうで何よりだし、幸せのおすそ分けはしっかり頂戴するわたくしではありますが、酷い表現をすればそれはいささか温く、恋愛特有の鋭く強烈な輝きは感じられない。
人からの祝福や承認って、関係の補強剤になるじゃないですか。でも、祝福されない場合、自分たちの意志だけが関係の保持につながるわけで、それってなかなか困難な作業だと思うんですよ。幸せかどうか、正しいかどうかよりも、愛しているかどうか、それだけにかかっている関係って切ない。切ないから揺さぶられる。…まあ、単なる判官贔屓かもしれんけどね。
そ、そんなこと云いつつも、わたし自身は結婚式をしてみたいです(笑)。


あーしかし萌えた。つーか悶えた。
楽しくも狂おしく切ない読書でしたが、見事に生活が破壊されております…。もう、現実の暮らしとか、どうでもいいもんね。友人がGWの旅行の予定をせっついて来ておるが、わたしゃもう、海外だのビーチだのより、参宮橋のホームを見に行きたいんだ!(←重症) ※参宮橋のホーム…『聖なる黒夜』の表紙にして、物語の超重要シーン
そおいや今、電子書籍で二人のの物語の続きが不定期連載されているらしいって…!!! ああ、でも単行本で思う存分読みたいよねやっぱ…。
とりあえずシリーズ最後(時系列では最初)の『所轄刑事・麻生龍太郎』を読もう。練は出て来ないけど、麻生さんと及川さんもなかなか期待大です(何がだ…)。
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2012年04月09日

暴走読書特急・八百一号『聖なる黒夜』

テーマ:偏愛
名作ゲイ術を探し歩きたいのに、物色の時間が取れなくてもどかしい毎日です。中学生のように悶々としています。丸善&ジュンク堂書店が、“丸善×ジュンク堂”に見えてしまうほどです(バカかお前;)。
ああ、もはやTMもわたしをこちらの世界に呼び戻してくれないよ…。ライブに行ったら、ちったあ目が覚めるかしら。
頭の中は恭一&今ヶ瀬でいっぱい……だったのはしかし、すでに少し前の話。今はねー、麻生&練なの。『聖なる黒夜』(柴田よしき)の。おいおい早すぎるだろ浮気すんのが!!
でも、あんなに衝撃を受けた『窮鼠~』と『俎上~』の後に、こうも簡単にハマれる世界があったことはうれしい。うれしいけど、く、苦しい…。


『窮鼠』シリーズの次に、麻生と練にハマるって、なんつうかわたしも好みが王道ってか、典型的にミーハーだよな~。
そうは思うものの、乱読,もままならぬ時間の中では、なるべくハズレは引きたくないわけです。特にこの、玉石混交の甚だしい分野では! だから、間違いなく面白いものを確実に攻めるとなると、王道ばかりを読むことになるのは当然の帰結、ですね。


『聖なる黒夜』は、上巻668ページ、下巻591ページ。
ミステリー&警察小説そしてホモという、胸やけしそうなほどこってりがっつりの濃厚長編でした。もう、みそかつ丼にマヨネーズをうねうねかけて食べているのかと思うほどの満腹感+若干の嘔吐感(注:褒めてます)。情熱というペンキをこれでもかと塗りたくって真っ黒になったような濃さに激しくむせかえってしまいました。
真面目で石橋を叩いても渡らないほど慎重、だけど天才と謳われる刑事・麻生龍太郎と、暴力団幹部の愛人で、法律スレスレの事業を営むイースト興業社長・山内練。
10年前のある事件で因縁のあった二人が、新たに起こった殺人事件によって再会するところから、ストーリーは始まります。
刑事とやくざっていう組み合わせだけで既にやおいの王道としか思えないのですが、しかも因縁のあった二人とかもう鼻血が出そうなシチュエーションですが、そんな邪な深読みをしなくても、『禁色』ばりになんの言い訳も要らないガチホモものなんですの。ストーリーの本筋はあくまでもミステリーですけどね。


文庫本裏のあらすじにある山内練についての記述、「美しい男妾上がりの企業舎弟」…もうこのひと言だけで、うわ絶対好みだ! と思いました。変態ですみませんねっ。
それではり切って購入したものの、枕に使えそうなほどのボリュームにしばらく手が出せず、意を決して読み始めるも、最初の100ページくらいはなかなかハードボイルドな世界観に入り込めず、数日間ブツ切れで遅々と読み進めていたある日……何かがわたしの中で弾けました(及川の「灰皿」からかしら…)。
そこからはもう、はやきこと風の如し。読書スピードがいきなり10倍くらいに加速して恋の暴走特急化。下巻は朝までかけて一気に読破し、翌日の仕事が捗らないこと捗らないこと…。いやもう、すんごいパワーと気迫でなぎ倒されるような小説でした。


読んでいる最中は、事件の行方に気を取られ(いや、そっちが本筋なんだけどさ(笑))、純粋に推理ものとして、手に汗握りながら楽しんでいました。
勘のニブいわたしでも下巻の途中で犯人を予想できた点はちょっと残念だったけど、パズルが外側からじわじわ埋まっていく感じはとってもスリリングで、読後の「読み切った…!!!」という爽快感はたまらないものがありました。
しかし、日が経つにつれじわじわと二人の関係性中毒に侵されつつあり、あんなに急くように知りたかった事件の結末については、「ああ、そんなこともあったか」くらいの重みになっているという…なんだこのマジック。


もっと麻生&練の話が読みたい! と日に日に増大する欲望に素直に従い、時系列では続編となる『私立探偵・麻生龍太郎』を購入。
本を開くや否や、本筋のミステリーそっちのけで二人が出てくるページを先に探してしまい、「…はっ、なんという邪道な読み方を!」と反省して元のページに戻り…ということを何度か繰り返して、なんとか読破しました。ぜーぜー…。短編集だしさくっと読めるはず、と本屋に行ったら思いのほか分厚いんだもん! ま、そこはBLじゃなくて普通の(?)小説だから、読んでいる間は素直に楽しめましたけどね(『聖なる黒夜』に比べると物足りないですけど)。
そして、やっとエピローグに辿りついたら……なんでこんな切ないことになっているんですか! 二人の行方が気になって気になって心臓がおかしくなりそうですよ! どっちかっていうと二人の行方より、自分の行く末を心配した方がよさそうだけど!
しかし、幸か不幸か、二人が主役じゃないけれど、まだまだ続きのストーリーがあるらしいのだよ…ふふふ。あと1000ページくらい読まねばならないけどね(笑)。
ああ、時間短縮のため、二人の出てくるところだけ抽出して読みたいっ。だけどミステリーの方も面白いから、うれしいやら苦しいやら…。さらっと読める感じのBLが人気になる理由が、ちょっと分かる気がするぞ。


このシリーズを読んでひしひしと感じるのは、わたしは、「執着」についての物語が特に好きなんだなあということです。心がまるごと、嵐にさらわれるように持って行かれます。
「あいつ、あんたに対しては本気を通り越して、異常に執着してるんだぜ。」
練の親友・田村が麻生に対して云う言葉なんですけど、もう、こういうのホントにやばい…痺れて動けない(笑)。
例え執着が、愛の本質とはかけ離れたものであっても、わたしは、人が人に対して持つそうした強い感情を、どこか美しいと思ってしまう。執着とは、愛以前の形なのか、それとも、愛が変容したものなのか…? 愛と憎しみが表裏一体であるならば、執着はそれらの元になっている何かなのでしょうか? いずれにしても、強い執着には悲しくも清冽な美しさが宿っているように感じられるのです。
これが現実となると、とたんに陳腐だったり醜かったりする方に陥りがちなんですけどね…。まあ、現実がしばしばあんまり美しいものでないから、人は物語を求めるのかしらね。


ああ、それにしてもこの二人はいいなあ! ドロドロなのに何故かわいい!? おっさんに対してかわいいとか、だいぶ不気味な感想だけど! 今ヶ瀬的に云うならば、かわいいとは「愛す可し」なんだよ!
白檀の香りがする練と、乾草の匂いがする麻生。掴みどころのない練と、朴念仁な麻生。インテリの練と、剣道一直線で体育会系の麻生。うーなんという素敵な対比なのでしょう(物語の序盤、麻生龍太郎を麻生太郎のイメージで読んでしまったことは秘密です。。。)。嗚呼もう、こんなもの書いていないで、早く続きを読もうっと。
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2012年04月02日

またいつの日か新宿の地で

テーマ:読書

ジュンク堂新宿店がなくなってしまったなあ。寂しい寂しい寂しい。
新宿で時間があると、夢遊病のように店内をさすらっていたものでした。都内の本屋全てに行ったことはもちろんないけれど、少なくとも「東京で好きな本屋」3本の指には絶対に入るレベルで好きだった。
思えば大阪にいた頃も、西梅田で働いていたわたしにとって、ジュンク堂大阪本店は心のオアシスでしたよ。あそこの広場みたいなところで同僚とよくお弁当を食べていた、ミレニアム頃の思ひ出。


閉店の日、ちょうど新宿でスペイン語教室があったので学友(笑)と連れ立って、最後の雄姿を見に行きました。
紀伊國屋がポイントカードを作ったせいで、そしてブックファーストがJALのマイル特約店だったせいで、しょっちゅう浮気していたけれど、純粋に本屋としていちばん気に入っていたのはジュンク堂でしたよ。
何せデカい。それも、横に広くて階を何度も行き来する必要がない。碁盤の目の如く整然たるレイアウト、異様なほどの品数、物色のしやすさ。それに何と云っても、『女ひとり旅読本』も面出しで置いてくれていた!(今のは多分に私見)
例えばけいぶん社のように、徹底的にセレクトされた本屋とは逆ともいえるアプローチで、新鮮な(つーかマニアックな)本との遭遇がたくさんありました。ここに来れば必ず、新しい本がわたしを呼んでくれる気が、いつもしていました。
ネット上では、怒涛の閉店フェアのことが話題になっていたようですが、フェアをやっていなくても十分いい本屋だったと思います。
けいぶん社やヴィレッジバンガードが店員のむき出しの愛とセンスを媒介として本と出合う本屋の最右翼だとしたら、こちらは穏やかな愛で静かに導くイメージの本屋。図書館にも似ているけれど、図書館ほど他人行儀じゃない(図書館の本って、個人的には遠いもののように思えるんですよ。無料でなんでも借りられるけど、返さなきゃいけないから)。大いなる本の神が「さあ、どこへ行ってもいいんだよ」と見守る中、わたしは特別な1冊(3~4冊でもいい)を見つけるために棚から棚へと遊泳するのです。ああ、なんか表現がキモくなってきました…。


夕方に行ってみると、閉店バブルでバカ売れしているのか、単に在庫整理が追いつかないのか、これまで見たこともないほど本棚がガラガラで、隙間だらけになっていました。
そんな状態でも、改めて本棚を見てみると、まあよくこんな本があるな! と唖然とするほかない物量と品揃えで、「ああ、やっぱすごい奴だったんだな君は…」と目頭が熱くなりました。
特に専門書の棚は宇宙空間ばりにすごいよ。<カオス・複雑系>っていうジャンルの学問がこの世にあるなんて知らなかったよ。でも、さすがに未知すぎて買えなかったよ。
別の用事が入っていなければ、閉店までずっと見守りたかったです。そしたらおそらく、散財が止まらなかったでしょうが。あちら方面のマンガの棚とか、ここぞとばかりに物色したかったわ(ボソ)。


本好きの端くれとしては、リアル書店vsネット書店みたいな比較は、どうも空しく感じられます。
Amazonで出合えた本も星の数ほどありますし、本屋をさまよったからこそ見つけられた本はそれ以上にたくさんある。
だから、どちらかが栄えればどちらかが衰退して…ということではなく、うまく共存できたらいいのにと思います。
しっかし、まさか次が家電量販店になるとはな~…。今さら感満載というか、西口に行けばいくらでもあるから特にありがたみもないというかで、何だかモヤモヤします。そのうちそこに家電量販店があることにも、慣れてしまうのだろうけどね…。


でもまた、新宿に戻って来てね、ジュンク堂さん。

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