2011年11月29日

宣伝ですう

テーマ:

12月16日(金)発売の『決定版 女ひとり旅読本』(双葉社)という書籍に、原稿を書かせていただきました。


詳しくはこちら↓

「ひとり旅活性化委員会 山田のブログ」
http://hitoritabiyamada.seesaa.net/


何を藪から棒に、いったいどのような経緯でそんな仕儀に相なったかと申しますと、7月のイベント「旅人の恩返し」でお会いした山田静さん(ひとり旅活性化委員会・主宰)に、ありがたくも「執筆に参加しませんか?」と声をかけていただいたのです。
『女ひとり旅読本』は旅に出る前に読んでいましたし、前作ではまりっぺさんも寄稿していましたし…などなどで、一方的によく知っていました。しかし、まさかわたしが執筆側に名前を連ねることになるとは思ってもみず…うれし恥ずかしとはまさに今の状態です。


お話をいただいて喜んでお請けしたものの、いざスタートすると同時に会社の仕事が急激に増えるという怪奇現象に見舞われ、一時はもはや力尽き、討ち死にするかと思いました…。
だいたい、ブログですらも月に3~4回しか更新できない人間なのに、分量的には3週間でブログを10数本書くような作業ができるのか、っつう話です。しかもブログみたいに書きっぱなし、垂れ流しというわけにも行かず、〆切当日まで、『鶴の恩返し』のおつうの如くパタパタと、機織り機ならぬパソコンと格闘し、時には「もうアカン…」とつぶやいて寝床でくたばりながら、何とかギリギリ提出できた次第です。その後の山田さんの作業量を思うと、非常に申しわけない。。。


しかし今回、こういうかたちで原稿を書かせてもらえて、とても勉強になりました。
文字数制限がなく、ダラダラ書いても誰にも怒られない(たまに叩かれるけど)ネットの文章に慣れすぎているせいか、「前置きの長さ」と「言い訳がましい冗長さ」が、わたしの文章の致命的な欠点だということを痛感いたしました。もっと構成力を身につけないといけません…。
一方で会社では、ブログなどのわたしの文章から考えると厳しすぎる、云いたいことも云えないこんな文字数じゃ~POISON♪的文字数制限のもとで文章を書くという、真逆の行為をしてもいるわけで…。会社で書く文章とネットで書く文章との乖離、そして今回のものはそのどちらでもない文章であるという点で、なかなか自己の特性を統合できず……おっと、また冗長になっているではないか(苦笑)。


執筆者は計11名。プラス、大アンケート。すべて女性の旅人です。女ひとり旅読本ですからね!
他の方の原稿については発売日まで読めませんが、プロフィールを見るとかなりバラエティに富んでいます。みなさん、どんなことを書いているんでしょう? 気になるなるなる~。わたしも一読者として、楽しみであります。
しかし…プロフィールの最終校正を読んでみて、わたしだけどうも地味というか暗いというか、「旅の楽しさ」を伝える本のはずなのに、こいつには語ってほしくないと思わせるような、くすんだ印象のプロフィールなのはどうしたことか。。。もうちょっと空気を読めって(涙)。


ま、プロフィールひとつ取ってもこのように反省があり、長年ホームページやブログを読んで下さっている方には、すでに「知ってるよその話~」なことも多いと思いますが、何はともあれ近日発売! どうぞよろしくです☆


あともう1個告知。半期に一度の坊主丸坊主ライブもやります。
これはもう目前に迫ってまして、今さら宣伝するのも遅すぎるのですが、ってかそもそも告知したところで誰が来るとも思えないのですが、いちおうバンドメンバー(笑)としての責務を果たすべく。
今回もお酒は飲み放題ってことなので、お近くの方は酒でも飲みに来がてらお立ち寄りくださいませ。
演目は古きよき時代のハードロック系を中心にあれこれ、という感じです。ちなみに、今回の衣装コンセプトは“ルーマニアの魔女”です(えっと、誰も聞いてませんよね)。


■日にち:2011年12月3日(土)


■場所:秋葉原 STUDIO REVOLE PART2
http://www.studio-revole.com/access/index.php


■入場料:1500円
※食べ放題、飲み放題&お土産付き☆


■タイムスケジュールと出演バンド:
16:30:会場オープン
17:00~17:30 u-san band
17:40~18:10 じぶりメタル
18:20~18:50 坊主丸坊主←わたくしの所属バンド
19:00~19:30 日本代表

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2011年11月28日

二つの王国

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またまたご無沙汰しておりましたが…今年もおかげさまで、年1の夏休み海外旅に出ることができました。
時期的にどこが夏休みやねん! という最もなご意見はさておき、今年の行き先はブータンです。ちょうど、出発直前に王様夫婦が来日してすごいフィーバーを起こしていたようですが、その頃わたしは仕事で死んでおり、テレビもロクに見なかったのであまりそのブームには乗れておらず、残念至極です。
そもそもブータンに行くことが決定したのは今年の6月。某秘境系旅行社で働いているお友達に「今年、ブータンとかどうですか?」とおすすめされ、いいっすね~とか適当に返事していましたが、共通の友人であるエリさん(旅行ライターの松岡絵里さん)も同じくブータン行きを考えており、だったら一緒に行く? という流れになったのです。


しかし、6月末にはもう決定していたわりには直前まで金策に走るハメになり、とうとうキャッシングに加えてMILKなどの洋服も売り、なんとか旅行資金を調達したようなありさまでした…(苦笑)。
ご存じの方も多いと思いますが、ブータンは個人の自由旅行ができません。1日200ドルもの公定料金が決まっており、ガイドを必ずつける手配旅行のみ許可されています。相変わらず安い旅行専門のわたしにとって、これはずいぶんとハードルが高く…旅行自体はめちゃめちゃラクなのですが、金策の方がよほど大変というような次第でした。昨年(ロシア)の軽く2倍のコストはかかっているもの…。


と、テンションの下がることばかり書いていますが、終わってみればとても楽しく、MILKの服と、1月までキャッシング分の出費を自粛するに、充分値するよき旅となりました。
今回の旅は、メインのブータンは5日間、あとは乗り継ぎ場所のタイに4日(実質3日)という構成でした。意外とサブのタイ(ってかバンコク)の量が多いんですが、奇しくも(?)ブータンとタイという2つの王国を半々ずつ訪れることになったのは、なかなか面白い経験でした。
桃源郷のようにのどかなブータンと、エネルギッシュで死ぬほどモノがあふれているバンコク。まあ、タイも田舎の方に行けばブータン的光景が広がっているので一概に対照にするのは乱暴ですが、文明の申し子たるわたしは、ブータンの美しい農村風景に心を打たれながらも、バンコクの街の混沌にも癒されるのでした。


反対に、共通するのは王様への多大なる尊敬と仏教色の強さ。
タイやブータンの王様LOVEっぷりは、単純に微笑ましいものがあります。これが行きすぎると北の国的なことになって困りますが…。
日本の皇室も尊敬はされているだろうけれど、あんなふうにアイドル的に華々しくは扱われないもんなあ。戦争後はやっぱ皇室への素直な憧れを表明するのが難しくなっていますよね…。あとはなんだろ…やっぱ、ビジュアルも含め大人しいってのもあるのかな。おっと、これ以上はデリケートな話になりそうなのでストップしようか(汗)。
王様への尊敬と、仏教色の強さには何か関係があるのでしょうか。なんというか、どちらの国にも素直な尊敬を捧げられる対象があるという点で、共通性を感じます。


ちなみに、一時は旅行も無理では?と思ったタイ洪水の影響は、バンコク中心部ではそれほどありませんでした。
サイアムのあたりでも、建物の周囲に土嚢が積んでありましたが(ルイ・ヴィトンの前にも…)、人のにぎわいは6年前に訪れたときと変わらず、旅行者(主に欧米人)も多かったです。


ロシアの旅行記もまだですよね? という耳の痛いツッコミを自分で入れつつ…またぼちぼち、ホームページで旅のご報告をできればと思いますので、今宵はこの辺で。


(おまけ)
ブータンvsタイ・男根対決


<ブータン>


放浪乙女えくすとら-DSC07294 家のお守りとして壁に描かれる「ポー」(男根)。



放浪乙女えくすとら-DSC07288 これは卑猥なラクガキにしか見えません…。


<タイ>


放浪乙女えくすとら-RIMG1702 「スイソテル・ナイラートパーク・バンコク」内にある、チャオメートプティム(子宝祈願の祠)。


放浪乙女えくすとら-RIMG1693 上司と部下。

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2011年11月09日

都心廃墟系散歩(下)~都会は廃墟の森

テーマ:東京秘境

また間が空いてしまった。。。
断続的に、続きます。


麻布から広尾まで、のんびり歩きながら移動します。
途中、蔵ふうの建物がインパクトありまくりの和食レストラン「権八」にて昼食。小泉首相とブッシュ大統領の会食が行われたことでも有名なお店ですが、価格はいたって普通でいい感じ。


☆広尾五丁目アパート

廃墟系のカテゴリーに入れたら侮辱罪で訴えられそうなほど、現役バリバリの都営住宅です。
特に廃墟っぽくはないですが、時代を感じさせる、なんともいかめしい建物です。かつての軍艦島はこうであったかと想像させるような、要塞の如き巨大集合住宅。
こんな物件が、広尾セレブタウンの一等地に鎮座ましましている姿は圧巻、爽快ですらあります。


放浪乙女えくすとら-RIMG0128  グラフィカルな美しさ。フォントもいい感じ!


エレベーターで最上階まで上ってみました。
古い団地といった風情は、レトロではありますが、別段珍しくはないかもしれません。
ただ、階段の一角に「ここで小用をしないでください!」という張り紙(手書き)があって苦笑…。
どうやら「小用問題」は、このマンションにおいて深刻になっているようでして、エレベーターには「すでに警察にも話しています」といった旨のお知らせが貼られていました。


建物の中から中庭を臨むと、アパートの巨大さに息を呑みます。
軍艦島みたい…と、行ったことがないのにそんな感想を抱きました。
それにしても、軍艦島に行きたいと云い出してもはや何年が過ぎたことだらう。MILKの服を、年間であと5枚ほどカットすれば充分行けるはずなのですが…。


放浪乙女えくすとら-RIMG0133


そして、この広尾にも、長屋のような木造住宅が立ち並ぶ一角があります。
広尾商店街と並行する、1本の狭い道がそれです。商店街から1本入るだけで、ウソのような光景が広がります。まあ、商店街も昔ながらの銭湯があったりとそれなりに庶民的ではありますが、裏手に回るとまたしても三丁目の夕日的物件の博覧会。狭い小道に出て日向ぼっこしているおじいちゃんとおばあちゃんが、キラキラとまぶしく目に映ります。


放浪乙女えくすとら-RIMG0153 パッと見、京都の路地(ろーじ)のよう。


☆九段下ビル

大トリを飾るのは、この日の大本命にして、今回のブログをアップする理由でもあるこちら!
これまで何度も自転車で通り過ぎているはずなのに、このビルが朽ち果てようとしていることに、まるで気がつきませんでした。鈍感にもほどがあります。こんな体たらくでは、廃墟好きなどと、とても名乗れたものではありません。

改めて全容を見ると往年のアールデコ調建築の美しさが偲ばれ、この都心で広い面積を持つ低層ビルという贅沢さにもなにやら胸を打たれます。
外壁を厚く覆うネットを破って、サボテンがにょきにょきと成長しているのも、微笑ましいような、やるせないような光景です。



放浪乙女えくすとら-RIMG0156 上階はネットに覆われているのでぼんやりした外観に…。


まずは、建物の裏側から入口を探ることにしました。
裏に回ると、前から見る美しさとはかけ離れた建て増しに次ぐ建て増しっぷりが露わになり、うわーよく建ってるなあと、また違った意味で感嘆します。このムチャな増築具合がまた、これ系の物件探訪の楽しみでもあるわけなんですけどね☆
裏手は駐車場が広がり、行き止まりになった道の脇には空き地もあり、一見スキだらけのようなのですが、肝心の入口は見つかりません。むむ…これは意外と手強いかも。さすがによじ登ると犯罪になるだろうしなあ…。



放浪乙女えくすとら-RIMG0181


建物の脇にある部屋は、窓に「FRAGILE」とプリントされたビニールテープが張られています。しかしながら、少し隙間が空いており、パンチラを拝むノリで覗き見してみましたら、えらく年代物の冷蔵庫が見えました。昔、旅行中にキューバの古い家屋で見たようなカッコいいデザインです。「タモリ倶楽部」で紹介された在住の画家の方の住まいでしょうか。


再び表に周り、中に入れそうな場所を探してみると、ん? 待てよ。そこのド正面のドア…。
意外とこれが開いたりして? ってそんなワケないよね~ハハハ。


カチャ


隊長! 開きました!!
そうか、曲がりなりにも現役の、普通の雑居ビル、郵便物を届ける人だっているわけで、開いていて当然っちゃ当然か…。
でも、4階まで上がると、厳しい口調で「進入禁止」「撮影禁止」の旨が書かれた張り紙がしてあります。「見つけたら通報します」とも…。張り紙の主は、1階で営業しているレストランのオーナーと画家の方でしょうか。
これでやや怯んだのですが、ここまで来て好奇心を抑えることの方が難しい…。恐る恐る歩を進めます(よいこはマネをしてはいけませんお)。


最上階には、テナントはまったく入っていないようでした。
うーん、いちおう現役とはいえ、この様子は明らかに廃墟化の一途をたどっているよなぁ。。。
小さな小学校のような廊下。むき出しになった天井。埃の積もる水道場。空いた部屋に佇む一脚の椅子は詩的ですらあるけれど、もう時計の流れを逆に回すことはできなさそうです。
誰もいない廃墟であれば思う存分探索をしたかったのですが、妙にプレッシャーを感じてそそくさと退散させていただきました。


放浪乙女えくすとら-RIMG0206 このグレー1色っぷりが、廃墟化を如実に表しているような。。。



放浪乙女えくすとら-RIMG0191 さりげなく色ガラスがはめ込まれている。

九段下ビルは、関東大震災の復興建築として1927年に竣工。同潤会アパート・復興小学校・聖橋などと並ぶ、東京復興のランドマークだったそうです。
聖橋は橋ということで今も使われているものの、同潤会アパートはすでに無く、復興小学校も次々と解体され…老いて仲間が次々と他界していく人間の心情にも重ねて、なんとも切なくなります。
S級の好立地、重みある歴史、建物としての美しさ…取り壊してしまうには惜しすぎる。
…そう感想を抱いたのもすでに半年以上前。時は容赦なく過ぎ、今回の震災にさえ耐えたにもかかわらず(倒壊しなかっただけで中は危ないのかもしれませんが)取り壊しが始まってしまうなんて、寂しい限りです。


(おまけ)
廃墟系といえば、この本がとても面白かったです。久しぶりにどす黒い観光熱が湧いて来ました。うう、またヘンなスポットに行きたいなあああ…と書いてふと、何故このような場所が好きなのか、好きというよりむしろ興奮するのか、我ながら変態なのかなあとちょっと心配になります(←今さらっ)。
『八画文化会館』→野ぎく堂Online でどうぞ♪

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2011年11月02日

都心廃墟系散歩(上)~都会は廃墟の森

テーマ:東京秘境

たいっっっへんご無沙汰しておりました。
先月はたったの2回更新ですか……ホームページといい、ここといい、もうすっかり死に体になっており、このまま何事もなかったようにフェイドアウトしていてもおかしくない雰囲気です。
まあ更新したところで大した話も書かないのですが、いちおう言い訳なんかしちゃうと、内職というか課外活動というか、そんなことをやっていました。会社の方は会社の方で仕事量がわけわからんことになっており、とてもブログまで手が回らなかったのでした。
課外活動についての話はまたいずれの機会にするとして、そろそろホームページも更新したいと思います…。


さて、すんごく久々ですが廃墟のお話など。
一見、あまりにも唐突なこの展開にもいちおう理由はありまして、かの「九段下ビル」の解体がついに始まったというニュースを小耳に挟んだのですよ。
わたしはこの2月に、都心廃墟散歩と称して廃墟仲間たちとこのビルを訪問しており、ブログでアップしようと思ったら震災が起こって廃墟の話どころじゃねーし! となって放置したまま今に至っておりました。震災後は、廃墟好きなど、不謹慎罪で特高に目をつけられかねないとも限りませんし。
しかしながら、九段下ビルがいよいよ無くなると聞いては、このままお蔵入りさせるに忍びなく(って、たかだか一個人のブログの話ですが…)、ここに改めてアップする次第です。
情報が古いのは何卒ご容赦を。


建物のあるところ、廃墟は生まれる――。
今回の探訪は、正確には「廃墟」ではなく「廃墟のような」、或いは単に「レトロな」物件たちです(廃墟と云ったら怒られそうです)。
移り変わりの目まぐるしい都心で、本当の廃墟などおそらく存在しえないのでしょうが、それでも「こんな建物がまだ!」と驚嘆するような古い物件がけっこうあるものです。
ま、廃墟を抜きにしても、休日の都心を歩くなり、自転車でぶらつくなりするのはワクワクします。人気がすっかりなくなった陸の孤島のような都心部には、一種独特の荘厳さがあるような気がします。
ということで、今回はヘルメットをかぶる必要もなく、「タモリ倶楽部」的ノリでのんびりマニアック物件探訪となりました。


※今回の散歩にあたっては、こちらのサイト「東京DEEP案内 」を大いに参考にさせていただきました。具体的な住所などは載っていないので、まるで宝探しのようになりましたが、それもまた楽しかったです。


☆代々木会館

代々木に魔窟のような雑居ビルがあると聞いて。
魔窟といえば九龍城、あるいは重慶飯店を思い浮かべますが、まあ小規模なそれらと表現してもいいかもしれません。
その昔(1975年)、ドラマ『傷だらけの天使』のロケがここで行われたことで、その筋のファンの間では伝説にもなっているビルのようです。
後日、ニコニコ動画のダイジェストを観ましたところ、代々木会館屋上のペントハウスで、ショーケンがコンビーフをむさぼり食っていました。
ああ、このドラマ、DVDで全部観てみたいなあ。この、カッコ悪いけどカッコいい、でもカッコ悪い感じ最高っすな! それにしても『相棒』の水谷豊に、こんなおちゃめでかわゆい過去があったとは驚きです。


放浪乙女えくすとら-RIMG0595 確かに、重慶飯店の小型版のような面構え。


代々木会館は、代々木駅前徒歩10秒くらいのところに威風堂々たる居を構えております。
正確な住所、調べてなかったなあ…と心配する余裕すら与えぬほどわかりやすい場所にあり、だいぶ拍子抜け。
日曜日だからか、元々なのか、お店は軒並みクローズしています。1階は、うなぎ屋、パチンコ屋、不動産屋(移転済み)、大衆居酒屋…等が並んでいます。
廃墟ではないので、内部アプローチも楽勝。「2階飲食店街」という看板の下から階段が延びていますので、ちょっと上がってみましょう。
む、カビ&ホコリ臭っ…。しかし、この臭いにえも云われぬ廃な風情が凝縮されているようで、ちょっとゾクゾクします(←変態)。
地方の小料理屋のようなお店の看板が並びますが、お店にアプローチする道はありません。ということは、すでに廃業しているのでしょうか…。
3階には中国書籍を専門に扱う本屋が。しかし本日はクローズ。さらに4階へと足を進めますと…。


おわっ


放浪乙女えくすとら-RIMG0568


ホルス21…。
古代エジプトのシンボル・ホルスの目がでかでかと描かれております。こっ、怖~~~~~!
いったい、どういうことなんでしょうか…。東京の古い雑居ビルにおけるこのビジュアル、インパクトありすぎです。この壁画(?)を見た者は呪われる…という都市伝説があってもおかしくないぞこりゃ。
その目を囲んでいる鳩の絵は、何ゆえ鮮やかな赤色で描かれているのでしょうか…。鳩のヘタウマさ加減がいやに不気味です。
「さらに上に進んでください」という、廃墟マニアの悪戯書きにも見える小さな手書きの案内に従って、さらに上に上がりますが、残念ながら封鎖されていました。これを上がっていくと、ショーケンのペントハウスに行き着くのでしょうか。
改めて外観の全貌を眺めると、建物の造形といい経年劣化具合といい、確かにプチ重慶飯店のような様相です。
最初の物件としてはかなりいい衝撃を受けつつ、次なる場所へと向かいます。


放浪乙女えくすとら-RIMG0579 鳩が怖すぎる件。


☆青山霊園~西麻布


天気がよいので、青山霊園を散歩しながら西麻布方面へと向かいます。
乃木希典や小村寿太郎といった明治の有名人の墓などを発見しつつ、霊園を南へ抜けますと、出口付近に「かおたんラーメン」と看板を掲げているラーメン屋があります。
ぐるなびや食べログでも紹介されている、昔からある有名なお店ですが、なんと云っても目を引くのはその外観。都心においてはあきらかに異彩を放つバラック小屋です。
ちょうどお昼時に到着したのですが、残念ながら定休日でした。。。腹を空かせたまま先を急ぎます。


放浪乙女えくすとら-RIMG0618 香織で“かおたん”というあだ名の同級生がいたな、そういえば…。


さて、何ゆえに西麻布を目指しているのかといいますと、どうやらこのセレブタウン(貧乏人立ち入り禁止区域)に、三丁目の夕日仕様なボロ…いや、レトロな木造アパート群が残っているそうなのです。
いったいどこにそんなものが…? と不審に思うほど、周りは小奇麗なマンションや民家ばかりで閑静な住宅地といった風情。むむ、すでになきものになっているとか?
しょうがないので、「東京DEEP案内」にてカンニングすることにしました。とは云え、住所番地が書いてあるわけではなく、皆で知恵を絞り暗号を読み解くようにして探しましたら…あった、あったよおっ母さん!
本当にそこだけを時間が置き去ったかに見える、古い長屋風の家屋がマッチ箱のように並んでいます。
しかし、ここは廃墟ではなくれっきとした居住区です。物干し台には洗濯物が干され、今時これはないだろうというくらいに狭い路地に人影が現われて、一瞬ヒヨるわたしたち(苦笑)。地上げ屋に対する挑戦的な張り紙も目につき、妙に後ろめたい気持ちになります…。
無暗にウロウロすると、それこそ地上げ屋と誤解されかねないので、ここは10分程度の滞在で速やかに立ち去ることにしました。


放浪乙女えくすとら-RIMG0102 ビルの谷間に。



放浪乙女えくすとら-RIMG0112 金網と塩ビ波板の間に挟まった選挙ポスター。

(下)へ続きます

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