2011年04月22日

不謹慎な旅人としてのわたし

テーマ:

たいへんご無沙汰しております。
3月いっぱいは、ブログまではまとまらずとも、個人的に雑記をしたためるくらいの余裕はあったのに、4月に入ったら急に、テレビのニュースも追えないくらい仕事が増えまして(というか半ば、自ら増やしまして…)、またこんなに間が空いてしまいました。
え、まさかの4月初更新ですかねこれ。


前回のブログでイベントを告知しましたら、いつにもましてコメントが極少ということで(涙)、やはり「お前みたいなのがチャリティとか、胡散臭いにも程があんだよ!」という反感を買っているのか、はたまた「さくらさんの次は石田さんて、お前は誰とでも寝る女なのか!」と思われているのか(※寝てません)と、暗澹たる不安を拭うことができません。
どうか定員割れしませんように。南無南無…。


さて、ここから本題です。
2週間くらい前に途中まで書いていた内容なので、すっかり古い話題になったかもしれませんが…。
被災地の見物人が増えており、そうした人の流入を規制するために通行証を発行している町がある、というニュースを読みました。
…なんという想定内の出来事でしょうか。
阪神淡路大震災のときもこういう人たちがいて問題になったようですが、ほんと、おんなじことがおんなじように起こるものなんですね。
火事場泥棒や義捐金詐欺もそうですけど、人間って、こんなに明らかにワンパターンな行動をするものなんですか…ある意味、動物的なのかしら。こういうときだけ「団結!」とか叫ぶのもまた、逆ベクトルのワンパターンと云えそうですけど。


そして、このニュースに対する反応(※mixiにおける)が、これまたなんという想定内。
馬鹿、最低、無神経、非常識、ゴミ以下、本当に日本人なのか、射殺しろ、地獄に堕ちろ…うーん、よくこれだけ罵詈雑言が出るなと感心するほどみなさんの怒りがすごくて、まあ実際に射殺したりはしないだろうけど、機会があれば射殺も辞さないのかなあ…などと考えたら、変な寒気がしてしまいました。
おかしな人を叩くのは、健全な社会の自浄作用と考えるべきで、当然の反応っちゃそうなんでしょうけどね…。実際、我も我もと見物人になり始めたら、問題あると思いますし。
一方でなんだかこういう“○○叩き”って、簡単で安上がりな正義だなと思わなくもなくて、自分が100%正しいと思えるのって、えもいわれぬ爽快感があるんだろうなあとか、意地悪なことを考えてしまいました。


いつの間にやらルミネの営業時間が通常に戻ったと云っても、被災地はまだ、日常には程遠い状況で、それを前にして、何も“不届きな見物人”を擁護しようというのではないんです。
救援活動の邪魔になる、ギャーギャー騒ぐ・Vサインで写真を撮る、などといった被災者への礼儀や敬意を著しく欠くような行為、被災者への迷惑行為が許されるとは、これっぽちも思いません。
ただ、常に見物人として世界各国を無断で訪問(ビザは取ってるけど)しているわたし自身は、根本的なメンタリティはさして変わらんなあと思って、あんまり彼らを堂々と叩けない立場であることも、認めざるをえないのです。
この目で見たいという強烈な好奇心(別名:野次馬精神)に突き動かされなければ、何年も見知らぬ国をほっつき歩けるものではありません。そして、時にはその国の負の面を、わざわざ見に行くことだってあるわけです。気持ちだけはジャーナリスト気取りで(苦笑)。
ただの旅行者が、何でわざわざパレスチナの紛争地域や常に戦中状態のアフガニスタンに行ってんの? と問われたらほんと、返す言葉もないですよ。今、被災地に行っている見物人たちと、根っこを問い正せば同じ人種。不謹慎にも程があるじゃないですか!!!
そんな特殊地域でなくとも、いわゆる観光地以外の場所に行きたいという欲、その国の負の面も知らなければという妙な使命感(?)が確実に自分の中にあることを思うと、旅人なんて好奇心の化け物みたいなもんだわと、自省せざるをえない…。
この目で見たい、知りたい、知らなければならない……たったそれだけの理由で(理由にもならんが)わざわざ遠い、珍奇な場所まで出かけて行く不謹慎な生き物、それが旅人。
加えてわたしは軽度の廃墟マニアです。廃墟を好き好む性癖など、これまた不謹慎以外の何ものでもありません。
まあ、知ることは人間の根源的欲求であると、若き日のカミュ先生も云っておられたような気がしますので、多かれ少なかれ人は皆、不謹慎なのでしょうか…。


今、わたしにも現地へボランティアに行きたいという、焦りにも似た気持ちがあります。
そして、週末の炊き出しや瓦礫の掃除に誘ってくださる方もいて、ぜひとも参加したいのに土日のどちらかに、何かしらの動けない用事が入っているというありさまで、いたずらに焦燥感が募るばかりなのですが、その気持ちの内訳を探れば「被災地を自分の目で見たい」という思いが先行しているんではないかと、我ながら疑わしい。
そんな気持ちで行っていいのか?! と思う一方で、被災地にいる人たちは、惨状をもっと分かってほしいと思ってもいるであろうし、それには伝える人が必要で、だけどテレビやニュースだけで知った気になるのもたぶん違うわけで…となると、各々が自分の目で見て体感するしかなく。
テレビで流れる映像を見て悲しみ、胸を痛めることはできても、本当の意味での実感はしきれないし、仮に「実感した」としても、きっといくばくかの欠落があると思うのです。
実際の被災者に対して、現場にいなかったわれわれがそれを想像しても、彼らと同じ痛みを語れないことは明らかです。や、誰も語れとは云ってないんだろうけど…。


見たからどうなの? 知ってどうするの? と問われたら、正当な答えを持ちません。
例えばわたしの場合、世界三大虐殺博物館を見てきたことが、その後何か世界平和のために役立っているかと云うと……(以下略)、別に、国連やNPOで働こうと志願した形跡もないわけです。
それなら、わざわざ見ない方がいいのかな? 自分の目で見て知る意味って何なのかな…? と思う一方で、やっぱりどこかから「知らなければいけない」というアラームが聞こえ続ける。
不謹慎と無関心と、罪深いのはどちらなのだろうか? と考えます。どちらも罪深いか…。


ともあれ今は、被災地に行くなら単なる見物・見学ではなく、ボランティア行為を伴うべきであろうとは思うので、わたしが現地に行くことがあるとしたらそのようにいたす所存です。

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2011年04月04日

チャリティイベント

テーマ:

すみません、コメントのお返しもできぬまま告知というのも心苦しいのですが(ホントに反省してんのか?)、昨年秋にも出演しました「旅人の夜」に再び声をかけていただきました。
前のgdgd具合でトークイベントは懲りたんじゃなかったのかい、と心の中の小人さんがささやいてますけども…今回は震災チャリティイベントということもあり、わたしも微力ながらご協力できればという次第です。


うん、まあね、チャリティとかボランティアとか、ぜんぜん向いてないキャラなわけですよ。
しかも、下記詳細を見て下さればわかるように、トークテーマが「旅のちょっといい話」です。……。
どうひいき目に見ても、わたしに似合ってないじゃないですか!! このっ、悪意に満ちた薄暗い性格で、いったいどんないい話ができるというんだよ!!


…まあでも、向いてるとか向いてないとか、わたしの心情や人格やボロい感受性とかはこの際どうでもよくて、何某かの要請のあるところで、機械のように役に立てれば、物理的に何かの足しになれれば…ってのは低い志かもしれんけど、それが矮小なわたしなりの、なけなしのチャリティ&ボランティア精神。
何よりもさあ、今月は募金したくてもクレカの支払いがすごくて(冬のバーゲンのせい)、募金がままならないの。だったらもう、労働力でお支払いするしかないの。だからボランティアも細々と行ってるの(早速、今週末は仕事で行けなさそうだが)。
心は見えないけれど心遣いは見えるらしいですから(出典:AC)。


ちなみに、仙台の友人に云わせると「ACのCMに、精神的に参ってる。特におはよウサギとS☆☆☆」だそうです。
こういうことを、都民のわたしが発言すると不謹慎ハンマーで殴打されそうだけど、被災地の声ならだいじょぶなんかな…。
あと、ACのCMについては、ホントかウソか知りませんが、こんな話もあったとか(談話:仕事先のAさん)。
新橋をふらついていたおっさんが、通りすがりの女子高生に「おはよう」「おはよう」「おはよう」としつこく挨拶して警察に突き出された(?このへん話が曖昧)らしいのですが、おっさんは毅然として「テレビであんなに『あいさつすれば友達増えるね』って云ってんじゃねーか!!だからあいさつしてんだよ!!」と怒ったらしい。
思わずおっさんに納得しそうですが、たぶん納得しない方がいいですね、この場合…。


話が脱線してすみません。以下、イベントの詳細を転載します。
今回は、石田ゆうすけさんがゲストですので、石田さんファンはぜひ! わたくしのことは、寿司のガリみたいなものとしてお考えください…。でも、いただくお金に見合う努力はします。またワード7枚分の草稿作ろう…(前回作って、「どんだけ喋るつもりやねん!」と失笑されたっけな~;)


旅人の夜 第16夜「旅人の恩返し」~東日本大震災チャリティイベント~


2011年3月11日、三陸沖を震源に発生した東日本大震災は、
国内観測史上最大のマグニチュード9.0を記録し、多くの人が被災しました。
私たち旅人はいつもその土地で生活する人々の恩を受けて旅を続けています。
今こそまさにその恩に報いる時だと思います。


東京でも余震が続いたり、目に見えない放射能の恐怖に怯えたり、
スーパーやコンビニの棚が空になったりと、被災者のみなさんの
苦しみにはほど遠いとはいえ、どんどんストレスがたまってきています。
私たち自身のガス抜きもそろそろ必要です。


旅人の夜は、おかげさまで4年目を迎えました。
チケットと飲食の売り上げに応じてロフトからペイバックがあり、
いつもはそれを出演者のギャラとしているのですが、
今回はそれを全額、責任を持って日本赤十字に寄付いたします。
楽しい旅の話を肴にみんなで大いに食べて飲むことが、
確実に誰かの笑顔につながります。


こんなときなので、今回のテーマは「旅のちょっといい話」。
まずはお約束のすべらない旅の写真でみんなで一緒に笑ってから、
旅先でもらった優しさ、旅先での忘れられない恩人、旅先で出会った友人など、
心温まる体験談を語ります。後半は客席からの質問にもお答えします。


今後も被災者のみなさんがサポートを必要としなくなるまで
「旅人の恩返し」は定期的に継続するつもりです。
日常生活の中で等身大の自分たちができることを、
微力ながらも一緒に長く続けていきましょう!
 
※当日限定、スペシャルフード&ドリンクも登場します。


※今回は久々に新宿ネイキッドロフトで行います。
阿佐ヶ谷ロフトではありませんので間違えないようにしてください。


【出演】
石田ゆうすけ(旅行作家)
http://yusukeishida.jugem.jp/

フーライ嬢野ぎくちゃん(人気サイト「放浪乙女」作者)
http://hourouotome.hp.infoseek.co.jp

片岡恭子(プロバックパッカー)
http://ameblo.jp/kiokitok/


【日時】
5/14(土)
OPEN 18:30 / START 19:30


【料金】
前売1500円(+1drink~)/ 当日1800円(+1drink~) 

※前売は3/31(木)よりNaked Loftサイトでのウェブ予約と電話予約で開始。
※予約ウェブアドレス 
http://www.loft-prj.co.jp/naked/reservation/
 予約電話番号 03-3205-1556
(予約完売の場合、当日券の方は入場できない場合がございます。お早めのご予約をおすすめします。
また、予約後にやむを得ずキャンセルされる場合は、必ずご連絡下さい)
※ご入場順は、ウェブ予約→電話予約→当日券となります。
※ゲスト著作を会場で購入または持参の方、民族衣装でご来場の方は100円引


【出店】
『旅行人』
http://www.ryokojin.co.jp/

旅の本屋 のまど
http://www.nomad-books.co.jp/

ワールドジャンクション
http://www.world-junction.com/

東京海外旅行研究会
http://kaiken.ikegi.net/

……and more!!


【場所】
Naked Loft
TEL:03-3205-1556
東京都新宿区百人町1-5-1 百人町ビル1F
(職安通り沿い、ハローワーク向かい)
西武新宿駅北口徒歩1分、JR新宿駅東口徒歩10分  
http://www.loft-prj.co.jp/naked/

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