2011年01月24日

江とナポレオン…って、何のカンケーがありまんのや;

テーマ:読書

み、みなさま、明けましておめでとうございます!


…え、何を寝ぼけてんのかって?
お前はもう死んでいるんじゃないのかって??


ブログって、いったん止まると復帰しづらくなりますね☆(って、何を今さら…)
更新されないブログって、まるで借金のようなもんで、もう、ある時点から思考停止状態というか恐怖症というか鬼門というか、そんな感じになってしまいまして…。
でも、書かなきゃ書かないで、別の意味で心の負担になるわけで。プロじゃないからやっぱね…、結局は自分の意志でどうにでもなるシロモノなわけで。更新できない→意志が弱い→自己嫌悪→更新できない…というデフレスパイラルになっておったわけです(汗)。
で、毎度こういうふうに更新をサボったときに、不特定多数の人に対して「すみません」って書くのは正しいのかどうかと悩みます。
あ、そうか、期待をしてくださっている方にはすみませんでした! ですね。や、ほんと、失礼しました。。。


さて、遅まきながら今年1回目のブログは、「今年の大河ドラマ、どないなっとんねん!!!(怒)」というお話です。
ほんとは先週アップしようかと思ってた、けど、いちおう3回までは観てから判断を下そうと、モヤモヤモヤモヤ時を待っていたわけです。で、3回目を観て意を決しました。
いや、過去作品だって、ツッコミどころは満載でしたし、完走できずに終わることもしばしばでしたよ。それでも最初の数回は楽しんで観ていた、と思う。
NHKは先日の受信料の件もあるから、余計に怒りが倍増して体内に活性酸素が噴出しまくりだよ。。。


思えば、第1回からうっすらヤバイ空気は発していたのでした。
万福丸の存在がなかったことになった時点で「むむ…?」と違和感を覚え、ツイッターで思わずちらりとこぼしたのですが、まあこの件は、お市の方の子ではない説もあるから、そっちを取ったのか? と解釈して消化したのです。
それならそれで、嫡男のいない正妻が、いくら戦時下だからって子ども堕ろそうとするか~? とか、別の疑問も湧いてきたわけですが、万一信長が負けたときにその子が浅井家でどんな仕打ちを受けるかとか考えちゃったのかな? と脳内補正をしてみたりしてね…。
第2回でも、北大路欣也が急に真面目な顔して「この姫(江)は織田様に似ておられる…」なんてつぶやいたり(何を見てそう思ったんだ!?)、江がいきなり織田信長の寝所を訪ねていったり(その前に秀吉にウキャーと飛びかかるシーンあり)と、ある意味コントな場面が随所に散りばめられ、ますます首をひねることになったのですが、第3回はダメ押しだった…。
何がダメって、云っちゃなんだが全体的にチープで白ける。状況、セリフ、人物設定……第3回は正直、再現ドラマかSF設定の歴史探訪番組かと思ったわ。視聴者に歴史を解説しているかのような質疑応答の嵐。ドラマなんだから、説明じゃなくエピソードで見せてほしかったのに…。


ある程度のフィクションや無理設定はアリだと思うし、むしろフィクションや架空の人物が面白かったりドラマに厚みを持たせることもあるでしょう。
でも今回のドラマにはそれが…ないと思う。万福丸を端折ったのは、単に出すのがめんどくさかったか、“三姉妹”を強調したかったか…としか思えん。
6歳の幼女がやたら城の中枢部を歩き回ったり、政治的なことを嗅ぎ回ったりするのも、歴史的背景の説明にただ主人公をレポーター代わりに持ってきているだけでは? という魂胆が見え透いて萎えてしまいます。
そんな6歳の幼女を、上野樹里がむりやり演じているのも、観ていて気の毒ですらある(苦笑)。当時10歳くらいの茶々=宮沢りえにいたっては、半端丈の着物の裾から見える足をどうしても直視できません。
『独眼竜政宗』で、少年役から成人の政宗=渡辺謙に変わったときは、まさに“満を持して”という感じで胸が震えたもの。今思えば、幼年→少年→成年というあの描き方はすごく贅沢だったのかな…。
せめて、上野樹里を最初っから使うなら、子ども時代をある程度、端折るべきなんじゃ?それをあえて出しているのは、信長と絡ませたい意図が見えすぎてまたもや白ける。
(江にとって)信長を大きな謎として描くってスタンスは悪くないんだけど、肝心の“謎”があんまし謎として迫ってこないのですよねー。そもそも、信長がそんなに超越的なキャラに見えないし。。。登場シーンで軽いロックが流れてくることからしてもう、出オチかよと(苦笑)。映画『マリー・アントワネット』でも意識してんのかしら?(あれも中味はペラかったが、映像は目の保養になった)


たぶん今後は、「何でも解決しちゃう(=だって信長様によく似た天才の姫だから♪)スーパー姫さま」ってことになっていくんだろうかね…。まあ、昨年の龍馬だってスーパーミラクル龍馬だったけどさ。
結局、わかりやすいヒーロー(ヒロイン)じゃないとお茶の間には受けないってことなのでしょうかね。それも、30文字以内で説明できるくらいの。で、テーマは「家族愛」ですか?
同じ戦国で女性主役モノなら、大和和紀の『イシュタルの娘』(まんが)の方がまだ無理がなくて楽しめました。ていうか、なんかちょっと、於通と江の立ち位置が心なしか似ている気が…。
とさんざんコケにしましたが、どこかで名作に化けたらすみません(0゜・∀・)


口汚く文句を書き散らかしたので、口直しに、面白かった歴史まんがをご紹介することにします。
先月よりわたしは、漫画本を買い集めることを己に解禁したのです。これまでは主に収納面での困難と、文字の本に比べすぐに読み終えてしまうコストパフォーマンスの悪さゆえに避けておりました。しかし、「うーあのマンガ気になるなあ…でも漫喫に行くのは面倒だなあ(その漫喫にない可能性もあるし)…でも買うのはちょっとな…」という懊悩を繰り返しては、買うことも漫喫に行くこともせず、気になったまま1年経つといったことが多発しているため、それでは時間がもったいないと思い直した次第です。
え? 断捨離はどうなったのかって?? そ、それは服飾の方で努力を…と思ったらバーゲンで×××(以下、強制終了)


その一環として早速コンプリートしたのが『栄光のナポレオン』。
こちらは、ベルばらの作者・池田理代子先生が満を持して発表した歴史大河ロマンでございます。ていうか知らなかったYO! ナポレオンのまんが描いてたなんて! うれしすぎるじゃないかー!
このまんがは、ベルばらの続編とも云うべき位置づけで、まえがきにもこのように書かれていました。
「『ベルサイユのばら』を描き終えたとき、実は続いてフランス革命史を掘り下げながら『ナポレオン』を描く予定であった。けれど当時二十六歳の私にとって、それはまさに、訓練も装備もなしにヒマラヤに挑むが如き望郷に等しいものであった。」
それから12年後にこのまんががスタートすることになるのですが、それでも「今、十分に『ナポレオン』は私の中で醸成されたのかと問われれば、自信はない」とどこまでも謙虚な池田理代子先生。「歴史が苦手で、歴史を無視してドラマをつくっていった」なんておっしゃる脚本家先生との対比が眩しすぎます。


確かに、ナポレオンという人はよくわかりません(あ、これ江が連発していたセリフだな、ちっ)。
わたしは部屋に「アルコル橋のナポレオン」(複製画ではなくA4のチラシですが…)を貼ってあるくらいナポレオンの顔が好きで、その昔、ルーブル美術館に飾ってあったこの絵の習作を見、ハートを射抜かれたことを今でも鮮明に思い出します。
そのわりにはナポレオンの墓があるアンヴァリッドにも行っていないし、「一介の軍人から皇帝にのぼりつめ、その後失脚して島流しに」というざっくりした流れは知っていても、何ゆえ彼は英雄なのか? どうして皇帝にまでなれたのか? 彼の理想とは何だったのか?…といった点はわからないまま、今にいたるまで実に生半可な興味しか持っていませんでした。


やーしかし、ナポレオンはなんと面白い人なのでしょう!! 超平凡な感想ですまんが!!
革命後のフランスをまとめ上げた英雄? ヨーロッパを大戦争に巻き込んだ悪人? 数学が得意な理系かと思いきや、詩作をし文学者を志したこともある文系でもある。純粋な理想に燃え誇り高く、一方では権謀術数を巡らせしたたかに立ち回る…。
汲めども尽きぬ謎のキャラクターに加え、死後の歴史の数奇な成り行きまで、ドラマチックにも程があります。
このまんがでは、そういうややこしいキャラとさらにややこしい歴史がうまくひとつの流れにまとめられており、ナポレオンとその時代を知るにはうってつけの良作でした。
分かりやすいけれど決して浅くない。基本的にはかっこよく描かれている主役のナポレオンも、ただかっこいい英雄ではなく、失脚へ至る暗い影が点々とちらついていてハラハラします。
これでわたしのナポレオン熱は急激に高まり、1冊でひととおりは把握できそうなビジュアルブック『皇帝ナポレオンの生涯』を買って読みふけり、今は『ナポレオン言行録』と『ナポレオン フーシェ タレーラン 情念戦争』(後者は『ワル姫さま~』の作者による)を注文中。


歴史好きと云ってもわたしは、各戦争の陣形や戦況などをそこまで詳しく知りたい方ではないのですが、ナポレオンに限っては、ひとつひとつの戦争についての起承転結を知りたい(もっと云えば、誰かにわかりやすく解説してもらいたい)。
そういう意味では『ナポレオン 獅子の時代』も読んでみたいですね。でも、『北斗の拳』ぽい絵(※作者は原哲夫の元アシスタント)でナポレオン戦争を味わうのはちょっとクドそう…(笑)。あとは学術書で『ナポレオン戦争―欧州大戦と近代の原点』も面白そう。10500円も出して読み切る自信がないけど…。
わたしにとっては軍人としてのイメージが強かったナポレオンですが、かのナポレオン法典を築いた政治家としての側面も見逃せません。彼が目指していた理想は、今のヨーロッパの重要な礎に、間違いなくなっているように思えるからです。皇帝になってからのビジュアルが今ひとつなので、前はあんまり興味なかったんだよな…(笑)。


副読本として『恋するジョゼフィーヌ』を読むとさらに楽しめます。
こちらはタイトルのとおり、ナポレオンの妻・ジョゼフィーヌが主人公。軍人でも政治家でもない、一人の男性・ナポレオンの恋愛生活が赤裸々に見えてこれまた面白い。
読みどころは何と云っても、ナポレオンがイタリア遠征時に彼女に送った(送りまくった)熱烈すぎる長文ラブレターの数々。
凡人が真似してもキモイと云われて終了しそうですが、ここまで一人の男に熱愛されたら女冥利に尽きそうです。
しかしその熱すぎる愛は、元来遊び人で浮気性のジョゼフィーヌにとってはたいそううっとおしく、「ナポレオンってヘンな人ね!」と一蹴。しぶしぶ結婚を承知したときも、「ああ、ボナパルト夫人なんて、ダサい名前…」とため息をつくのです。そこなんかい!(笑)
後年、この関係性が逆転していくのもまた興味深いですね。ナポレオンはどんどん愛人を作り、ジョゼフィーヌが嫉妬。最後には、半ば政治的な理由で離縁されてしまうのです…。


というわけで、今後もナポレオンへの興味の火を灯し続け、折に触れ関連書籍を読んで知識を増やす所存です。
しかしながら、飲み会などで「最近、ナポレオンにはまってて~」などと切り出しても、完全なる暴投と見なされ相手にしてもらえないのが寂しい…。わたしとナポレオンの話で盛り上がってくださる方、誰かいませんか!?

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