2009年10月29日

「中国初恋」の終わりに寄せて

テーマ:

日常の瑣事に追われて横に打ちやっているうちに、古い話題になってしまいましたが……作者さんの旅行記、「中国初恋」が終わりました。
多くのモバイル旅人たちが、旅とともにとっくにホームページを終え、或いは放置状態になっていくなか、彼だけは旅が終わっても延々と書き続けていました(お前もな……そして未だ終わってねー;)。
「旅行記を書いている間は、旅は終わってないんだよ」と云っていた作者さん。「中国初恋」の終わりは、大げさですが(自分の中での)ひとつの時代が終わったような、勝手な感慨をわたしに起こさせるのでした。


さて、最終回があのような結末だと予測していた人はどのくらいいたのでしょう。
昔、彼が帰国した頃におおよその話を直接聞いてはいたものの、改めてあれを読むと、彼の旅とは何と凄まじい思いに支えられていたのかと、愕然としました(とは云え、あそこでオバハンに声をかけられるところが、やはり笑いの神が下りているのだなあと感心したのですが)。
旅先で、Mさんという彼にとって絶対的な女性の話を聞いたとき、引きこもりの男とは云えこんなに好きになってもらえたら女冥利に尽きるよなぁ、と、Mさんをちょっとうらやましく感じたことがありましたが、そうじゃない、わたしはMさんよりも作者さんになりたい、と、最終回を読みながら思ったのでした。あんなふうに、気持ち悪いほど、誰か他人への思いにしがみつけたらいいのに、と。


そして、彼の旅行記を貫いていたものとは、“笑いの皮を分厚くかぶった孤独”だったのではないか? ということに勝手ながら思い至りました(今さらかも知れませんが)。
その孤独の深さにおいて、わたしは到底適わなくて、だから彼は作家になり、わたしは(やや不適合気味ながらも)ただの会社員になったのだという気さえしました。
元々、男の方が寂しがりやで、孤独を深く感じやすい生き物であると思いますが、それを笑いに昇華できることが、彼の才能なのでしょう。もっと云えば、彼の孤独の掘り下げ方のかたちが、笑いなのだろうと。
そういう笑いは、女にはできない笑いだと思います。もちろん、男だからって誰もがあれをできるというわけでもないでしょうが……。そもそも、腕力と笑いに関して、女子の水準が男子のそれを上回ることはないというのが、わたしの偏見に満ちた持論です(例外は除く。あくまで平均的に)。うーん、なんか負け惜しみっぽいか……。女には、少なくとも、作りこんだ笑いというのはできないのでは? それが何故なのか、はっきりと論を展開することはできませんが、常にそう感じてはいます。
にも関わらず、不思議なことに、自分も含めてお笑いファンは女子の方が多いのですよねー。作者さんの旅行記も、女子のファンの方が半分よりちょっと多いのではないかと推測します。
笑いを作り出すのは男で、受け取るのは女。必ずしもそうではないにしろ、大体そういう図式になっているのではないかと。


ともかく、彼はホームページを終えて、新刊も出したところで、新しい旅に出たようです。
「あとがきに代えて」というブログ記事に作家としての決意表明的なことが書かれていましたが、さらに最新のブログには旅に対する呪詛の言葉が綿々と吐きだされていましたが(苦笑)、かつては同じ場所にいた旅仲間として、これからも生ぬるく応援したいと思います。今回の旅でも、いろいろとやらかしてくれることを願ってやみません。

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2009年10月28日

9月のかわいいものBEST3

テーマ:かわいいもの

普通、給料日ってのは「あれを買おうかなー。これも買おうかなー」という楽しい夢想に浸ることのできる日ですよね。
それが今月は、給料日と同時に来月(11月)の資金繰りについて考えねばならず、まだ10月も終わっていないというのに、すでに頭が痛いです。
先月はかなり計画的に買い物したつもりでしたが、実家に帰る交通費やら諸経費やらもかさんで、結局2ケタの請求書がやって来ました。
加えて来月は、家の更新に10万円近い金額がかかることになっており、普通に家賃も払わねばならず、そこへ来て冬物のミルク商品ウン万円が一気に入荷予定……財務状況が非常にデリケートな昨今です。


そーいや、イコピコも堂々の4着(怒)で負けたしな!くっそー……。
戦績が1→4→1→4→1→4→1、と振り子のように規則正しい並びだったので、ジンクス的には確かに「今回は4か?!」という気がしないでもなかったけど、こういうジンクスって普通どこかで破られるものじゃないですか!?
それがまさか、ホントに4着になるとは……。せめて5着とか、いっそ10着くらいだったら諦めもついたのに、何でうまいこと4着やねん!!そこ狙うんかい!!
こうなったら次はやっぱり1位か?と欲を出して買ったら、意外と沈んだりするんだろーなー……。


そんな状況にもかかわらず、ここまで後生大事に抱えていた夏休み(編実5日間)をなんとか11月下旬の連休に絡めて韓国に行こうかなーなどと目論んでいるのですから、我ながら頭がオカシイのかと……。
いや、たゆまぬ消費努力のおかげで、(丘)マイルだけは着実に貯まっているのですよ。夏に鹿児島行きのチケットを精算しているので、国内か韓国行きのマイルしか残ってないんだけどさ……。それに、下旬ならなんとか次の給料とカードでうまいことやりくりできそうな気が、したり、しなかったり。
とにかく。今月は、1日500~最大でも1000円で過ごします。弁当も死ぬ気で作り続けます。雨の日も自転車で通勤します。
欲しがりません、給料日までは(泣)。
もはや冬のボーナスだけが頼みの綱ですが、ボーナスについての暗い噂もちらほら耳にするので、安穏としておれません。
ホント、5月にも同じような事態になってさんざん苦しんだのに、まったく何も学べていないではないか……。まあ、弁当の習慣だけはついたけどね。


しかし、こうも困窮してくると、己の買い物の業の深さ(?)に愕然としてしまいますね(今さら何を……)。
最近、『陰者の告白』というコカイン中毒者の半生(および反省)を綴った本を読み終わったのですが、コカインへの依存を買い物に置き換えてみたら、なんだか他人事とは思えなかったわ……。
ダメだと分かっていても手をつけてしまうあの感じ、買い物は身体的な依存度は低いけれど、例えばついラフォーレ原宿に吸い込まれそうになるときの心のざわつきなんかは、麻薬の抗いがたい誘惑に通じるものがある気がする……まあ、対象が何であれ依存とはそういうものなのでしょうが。


ということで、この「かわいいものBEST3」も来月からお休みするかも知れませんが、とりあえず9月のかわいいものたちのご紹介。
なんと、エミキュに一度も行ってません!(笑)ちなみに10月もね!


【第1位】
ジェーン・マープルのステンドグラスビスチェ(25800円)&スカート(24990円)



放浪乙女えくすとら-jane-stainedglass-bustier 色がキレイに出ませんが。。。


放浪乙女えくすとら-jane-stainedglass-skirt


何だかんだで、今月(10月)の請求書で最も割合を占めているのはこれだよ。。。
でも、9月はこれと、やはりジェーン・マープルのTシャツと、ミルクの予約商品し服しか服を買っていません!まあ、そのTシャツも1万円とかしたんですけどね!
ちなみに、10月にいたっては、ミルクの予約商品以外で自主的に買ったのは、ユニクロの1000円カットソー1枚のみ!こんなに努力(?)しているのに、何故、何故支払いが止まらないの……。


わたしの財政状況をあざ笑うかのように、この秋冬もクラシックで荘厳なお洋服が満載のジェーン・マープル。
毎年恒例のタータンチェックのシリーズはもちろん、ダイナスティ柄、リバティのおもちゃ柄、カフェのギャルソン風のベストやジャケット、ゴブランのスーベニールモチーフ……ああ、買えるものなら店ごと買占めたいっ!(歯軋り)
そんな中、絞りに絞って購入したのがこれです。キリスト教徒でもないのに十字架や教会モチーフが大好きなので、ステンドグラス柄という言葉だけで完全にハートを射抜かれ、値段のことはこの際二の次と、身の程をわきまえず予約→購入してしまいました。
上下で着ると、けっこうおどろおどろしいというか、澁澤龍彦的というか……ですが、まあ秋冬だからアリでしょう。
ちなみに、このシリーズの色違い(緑系)のワンピースを、何かの番組で古村比呂が着ていました。確か彼女は40代のはずですが、女優さんとは云え40代になってもジェーン・マープルのお洋服は充分に着られるものなんだなーと、改めてその、流行にも年齢にも揺るぎ難い服の力に感服した次第です。
そう考えれば、ジェーン・マープルでの買い物は、減価償却やコストパフォーマンスで見ればかなりお買い得なのではないかと(笑)。


あ、ついでにおそろいの靴下も買っていました(3800円!)。
こうやって出費が積み重なっているのですね……。


放浪乙女えくすとら-jane-stainedglass-socks


おそらく今の財政状況を考えると、今期のお洋服はもう1枚も買えないでしょうなあ……(ボーナスの具合にもよるけど)。
しかし、つい先ごろ秋冬物の第2弾が発表されたのですが、こーれーがーまた、かわいいんだわー。
音符&ピアノ、王冠、アンティークパール、バレリーナ、マトリョーシカといったモチーフはもちろん、ナポレオンジャケット、毎年出るレジメンタルジャケットもカッコいいしで、悩ましい限りです。


【第2位】
MILKのLady Birdコート(24108円)



放浪乙女えくすとら-milk-ladybird-coat


そんなわけで、9月は大して紹介できるものがありませんが……これは春に予約していたコート。
冬のコートは黒の無地しか持っていないので、1枚でも華やかに見えるコートが欲しいと思って予約したのでした。
吉川ひなのが「SWEET」で着ていました。本来は、こういう方が着る服なのだなーと改めて自省の念にとらわれました。


ミルクらしいっちゃらしいけど、まあわりと普通に着られるデザインでしょ、と思っていたら、先日、このコートを着てさる結婚式の2次会に出席した際、「いやー今日もすごい格好ですねー」と云われてしまいました。。。
ちなみに、コートの下には7月のかわいいものでご紹介した「しゃぼん玉ワンピース」を着用していたのですが、「(コートでその反応なら)こんなもん着てたら完全に気●害と思われる……」と怯み、しばらくコートが脱げませんでした(苦笑)。


【第3位】
CELESTE STEINの天使柄タイツ(3780円)



放浪乙女えくすとら-CELESTE STEIN-tights1


原宿でよく行くお店BEST10に入る「Nadia」で買いました。
Nadiaは、ロリではないんですが、いかにも原宿のお店らしい、カラフルでポップなお洋服や雑貨が置いてある素敵ショップです。
アメリカのCELESTE STEINという靴下メーカーのもので、他のお店でも時々見かけますが、Nadiaの品揃えの豊富さは群を抜いています(まあamazonでも売ってますが)。
他にも、花柄(パンジー柄がかわいい!)、リップスティック柄、タータンチェックにアメコミ……とかなりド派手なタイツ&レギンスがたくさんあります。


しかしこれ、股の部分(Yゾーン)にどかん!と天使の顔があるのはいかがなものか……若干バチ当たりな感じがします(苦笑)。



放浪乙女えくすとら-CELESTE STEIN-tights2 柄のアップ。

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2009年10月21日

8月のかわいいものBEST3

テーマ:かわいいもの

そろそろ9月のかわいいものをアップしようかなー、とファイルを見てみたら、8月のをまだアップしてねー!!
最近、時間感覚が「時計仕掛けのオレンジ」の時計みたいに歪んでいるような気がする……大丈夫かな……。


でもねー、衝動買いはかなり減ったと思うんですよ。小遣い帳もここまで欠かさずつけていますし、9月分なんて、紹介するものが少なすぎて悩むくらいなんですから!
……なのに、今月(10月)の引き落としが●●万円だったのは、ホントどういうことなのか、スキミングされたのか、宇宙人にさらわれたのか、と不可解でなりません。
でも、念のため3回くらい明細を見たけど、確かにわたしが使ってるみたい。てへっ☆
どうやら、7月のバーゲンでの出費が繰り越されていたみたいです。いつまでも終わらぬ返済の日々……。


こうなったら、今週の菊花賞で一発当てるか。イコピコで……。
わたしはどちらかと云うと逃げ馬が好きで、ミホノブルボンとサニーブライアンのレースを録画で観ると未だに涙がにじむのですが、神戸新聞杯のイコピコたんを観て、軽く鳥肌が立ちましたよ!
名前も最初は「ピコピコて!ナメてんのかいな」と思ったけど、ハワイ語で「頂上に」って意味らしいじゃん。そう聞くと途端に素敵な響きに思えてくるから不思議です。
ま、わたしはギャンブル運が極端に弱いので、勝てるかどうか分かりませんがね……ふふふ(意味不明)。


おっと、話が脱線しました。すみません。


【第1位】
エミリーテンプルキュートのビスケット&チョコプリントワンピース(23940円)



放浪乙女えくすとら-emily-biscuit&choco-onepiece


また年甲斐もなくこんな服を買っております。
全身スイーツて!心身ともにスイーツ(笑)ですかわたしは。
「SPOON」に掲載されていたときからずっと目をつけていて、発売とほぼ同時に買いに行きました。よーく見ると、お菓子の間に小さなバンビちゃんがいるのですよ。わかりにくー!でもかわええ!!


この柄で、他にスカートと、違うタイプのワンピースも発売されていて、かなり悩みました。
今年の春にビスケットシリーズが出た際もまったく同じように悩んで、結局スカートにしたのだけど、やっぱりワンピもかわいくて捨てがたく、後日お店に行ったらあえなく売り切れていた苦い思い出があるので、今回はワンピを選択。
でも、今思えば、逆の方がよかったかもなあ……つまり、ビスケット柄をワンピにして、今回のはスカートにするのがベストだったんじゃないかと。
ビスケット柄は春物ってこともあって、派手な柄だけど重たい感じはしなかったのよね。でもこの柄は冬物の生地で、柄もさらに重くなったので、スカートくらいの分量にとどめた方がかわいかったかも……。
髪型がショートカットになってしまったもんで、糖度の高すぎる服は以前にも増して似合わなくなっているんですよねー。。。


【第2位】
ジュリエット エ ジュスティーヌのシャルダン デュ フレーズ(16905円)



放浪乙女えくすとら-juliet-ichigo-onepiece


7~8年ぶりくらいに、ジュリエットでお買い物しました。旅に出る前にスカートを1枚だけ買ったことがありましたが、それ以来ですね。
他にはない大げさで懐古的で非現実的なデザインが魅力のジュリエット。服の名前もすべておふらんす語でしかも長いので、さっぱり分かりません。
しかしこれこそが、ジュリエットのジュリエットたるゆえん。何しろコンセプトは「現代の女神のために捧げる服作り」であり、お洋服は「古の芸術家たちが見出した神聖幾何学の計算法で算出された比率を使用して」いるのです!(HPより)
お洋服に神聖幾何学(って何だろ?)を取り入れるというその大げさな感じがたまらん。
お値段も、そのコンセプトと名前に見合った立派なハイプライスで、スカート1着が25000円とか、ゴブランのコートが80000円台とかでうかつに手を出せませんが、バーゲンでちょっとだけお求め安くなっていたので久々に購入しました。
本当はねー、銅版画のワンピース (正式名称:ラ ヴィー ド アリストクラット ローブ……って長いっ!!)が欲しいんだけど、ずっと売り切れたまんま、再入荷されないの。あれだったら定価で買っても全然惜しくないんだけどなあ。


【第3位】
ミルクのHocked Captain Parker(11613円)



放浪乙女えくすとら-milk-captain-parker1 実際の色はネイビーに近い感じ。



日ごろ、めったに世間の流行と趣味が合致しないわたしですが、今秋はどうやらナポレオンがキターーーーー!!!ということで、うれしい限りです。
今年の頭くらいに一度欲しくなって探したのだけど、どこの店にもカゲもカタチもなく、まああんな服を常備している店もないかーとあきらめたていたのです。
そうしたら、ミルクの秋冬展示会で、タイムリーにもこのパーカーが出ていたので、これはもう!何はさておいても買うしかない!と速攻で予約を入れたのでした。


こういうジャケットに、白系チュールのスカートを合わせたかったんだよー。気分は“海賊とお姫様(ヴィヴィアン・ウエストウッドのデザインのテーマ)”なんだよー。
もしくはタータンチェックのスカートを合わせるのもいいなあ、と思って、ある日実際に、その組み合わせで社外の打ち合わせに行ったら、先方の男性に「何?マーチングバンドなの?」と苦笑されてしまいました。
こんなわたしが社会人をやっているのですから、ホントどうかと思いますよね……。


ちなみに、ジェーン・マープルではさらに本格的な仕様のナポレオンカーディガンが出ていて、こちらも素敵。


【次点】
亜土ちゃんTシャツ(3500円)



放浪乙女えくすとら-ado-Tshirt 写真が暗いな……。


自転車で散歩中、偶然見つけた亜土ちゃんショップで購入。
そう、亜土ちゃんグッズ専門店が、北参道にあるのです。何故こんな場所に!?というようなオフィス街の真っただ中にあるので、自転車でいったん通り過ぎてから、「むむむ?!今のは何!?」と二度見的に引き返して確認したくらいです。


子どもの頃(リアルタイムで)特別に好きだったわけではないけれど、亜土ちゃんという名前には強烈なノスタルジーを感じます。
夢見るような色彩の絵もさることながら、ご本人が輪をかけて夢の住人的キャラクター。
イラストレーターであり、歌手であり、舞台女優であり(何という楽しそうな人生!)、ビジュアルも、黒柳徹子か亜土ちゃんくらいしかキープしえないほどの年齢不詳ぶり。亜土ちゃんは、乙女の理想像の、ひとつの完成系ではないかとさえ思います。


亜土ちゃんのイラストTシャツは、その昔ソニープラザでたくさん売っていましたが、これは亜土ちゃん自身が、Tシャツのために手がけたシルクスクリーンのプリントなのだそう。多分、ここでしか買えないっぽい。
タグもお揃いの布とプリントで、かわいいんですよ。捨てるには惜しすぎるので、ネクタイ風のチョーカーにして使おうかと。裏表でプリントが違うのも何だかうれしいですね。
おそろいの手ぬぐいも売ってます(買いました)。



放浪乙女えくすとら-ado-Tshirt-ura 裏はこんなの。

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2009年10月13日

一箱古本市・ありがとうございました!

テーマ:上京後

秋も一箱古本市、ブログを見て来て下さった方が思った以上に多くて、本当に感謝感激です。というかめちゃめちゃ恐縮です。あのスペースですし一人店主なのであまりゆっくりお話もできませず、申し訳ない……。
お陰さまで、売りに出した59冊のうち、47冊が売れまして(古本市の後、めいよーさんの送別会に参加し、そこで数冊買っていただいた分も含め)、出店料・交通費・諸経費を差し引いて利益が出ました!
本当にいらない服を売るフリマと違って、やっぱり読んだ本には一冊一冊それなりの思い入れがあるので、売れる喜びもひとしおでした。
記念に買って下さった方がほとんどでしょうから、古本屋としてはちょっと反則なんじゃないかと思いつつ……。
ちなみに、叶恭子本も売れました。どなたが買われたかは、ご本人の名誉のため伏せておきます(笑)。


足を運んで下さったみなさま、本を買って下さったみなさま、差し入れしてくださった方々、それから途中で店主を代わってくれたKさん、おいしいたい焼きをおすそわけしてくれたお隣の店主さん、主催者&助っ人のみなさま、どうもありがとうございました!


放浪乙女えくすとら-furuhon-ichi1


……ということで、何事も結果良ければすべて良し、なのですが、この日のスタートはなかなか悲惨でした。
まず、釣銭の小銭をきちんと用意していなかったので、途中で1000円札を崩すべく、コンビニに寄ったんですよ。
そしたらその5分後。駅のホームに降りてから、ハタと気付きました。
……箱、コンビニに忘れて来たやん。
そうです。折りたたんでビニール袋に入れていた出店用の箱を、コンビニのレジ前に立てかけたまま、店を後にしていたのです。
本を運ぶバックパックがありえないほど重いため、改札口に放置してダッシュでコンビニへ引き返し、目にも留まらぬ速さで奪取して(前のダッシュとかかってますか)再びホームへと戻ったのでした。
その時点で、すでに遅刻ギリギリの到着時間になることが判明し、慌てて代表者の方に電話を入れました。しょっぱなから印象わりー。。。


次に、もう一度札を崩すため、わざと切符を買い、なおかつ乗り換えの際にのりこし精算機でさらに小銭を手に入れました。
これで万事抜かりなしと、千代田線に乗り込んで数分後。


……あ、箱。忘れて来た(のりこし精算機の前に)


何でそうなるんでしょうか!!!
さっき、わざわざそれでコンビニに取って返したやん!? そのせいで、到着がギリギリになってもーたわけやん??20分もしないうちに、同じ過ちを繰り返すわたしって何なの!? 人として何かが欠落しているの!?(←多分そう)
……すでに、「5分くらい遅刻します、すみません」と代表者の方に電話を入れた手前、今さら取りに戻って大幅に遅刻するわけにはいきません。
一箱古本市なのに箱を忘れるなど、頭がおかしいとしか思えませんが、本を運搬したバックパックを箱代わりにして何とか凌ぐことにしました。ちょっとふにゃふにゃするな……。
でも、元はと云えばこれに本が入っていたわけだし、旅人の本屋だから箱がバックパックっていうのはむしろ正解だよねー、と自分を納得させました。何事もこじつけが大切です。


何とか体裁を整え、11時にオープンしたとたん、今度は雨が降ってきまして、またこのパターンかよ!!!と静かに怒りと自責の念にかられておりました。
こちとら未だに、屋久島の雨がトラウマになってますのでね……こういう、大事なときに降る雨に対して、恐怖心すら抱いているわけです。しかも、2日前に台風が過ぎ去ったばっかじゃん?天気予報は完全に晴れってことになってたじゃん??やっぱわたしが嵐を呼んでるよねこれ???


まーでも、こういうケチがついたからこそ、後々楽しく過ごせたということで納得することにしましょう。ケチがついたと云うか、完全にオマエが悪いだろ!って感じですけど。。。
そもそも、「小銭の準備をしていなかった」という準備不足がこのような災禍を招いているわけで、やっぱり、ちょっとの手間を惜しんではいけないのだなあと、人生で何百回と反省したことを、再び反省し直した次第です。いい加減に学習しよーぜ。。。


それにしても、こういう箱を素人が出すというのは、己の本棚を人様にさらすということであり、とりもなおさず己をさらけ出すことになるわけで、これはかなり、露出狂めいた行為なのではないかと……。
基本的には売る本=手放してもいい本なので、これがわたしの本棚の一軍ラインナップだと思われたらちょっとなあ、という本も少しあり、今回、遊びに来て下さった人はどのような感想を抱かれたのであろう……とちょっと心配になります(笑)。
古本市の後に参加した、旅人・めいよーさんの送別会で、めいよーさんには餞別に、売れ残った本の中から『運命の人とめぐりあえるスピルチュアル・レッスン』を選んで差し上げたら、「君は普段、金子光晴のファンを自称しながら、実はこんな本を愛読してるんかいな!」と呆れられ、この本は旅先にはちょっと……と、丁重にお断りされてしまいました(涙)。でもこれ、タイトルこそビミョーだけど、わりと真面目なスピリチュアル本だったんですけどねー。
とまあこのように、己の恥部(?)を見せるようなこともあるわけです。ブログを読んだ人にたまに、「野ぎくさんはかなりの読書家ですよね」とか云われるのですが、読書家のわりにはやわらかめの本しか読んでいないことが、今回でかなり顕著にバレたのでは……。
本当はそんなに読書家じゃないんです。すみません。


ちなみに、野ばら氏の本も今回、2冊売りに出していて、読者の方たちにも「野ばらさん売っちゃうんですか?」なんて指摘されましたが、幸か不幸か、どちらも売れませんでした(苦笑)。野ばらちゃん……。


放浪乙女えくすとら-furuhon-ichi2 途中経過(14~15時頃)の写真(最初に撮るのを忘れた……)。

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2009年10月08日

続・秋も一箱古本市の宣伝

テーマ:上京後

ということで、もう1回しつこめに(笑)。


秋も一箱古本市2009
2009年10月10日(土)11:00~16:30
*雨天の場合は11日(日)に順延
台風が過ぎ去ったので、10日は晴れそうですね。よかった☆
≪会場≫
宗善寺/ライオンズガーデン谷中三崎坂/コシヅカハム/アートスペース・ゲント/C.A.G.+Negla/大円寺

*新たに「大円寺」が加わり、計6ヶ所になりました。


明後日の古本市のために、売る本を選抜したり、屋号パネルをつくったり、箱や椅子を買ったり、フリペはさすがに無理だったけど旅のミニ写真集でも置いてみようかなと写真をプリントしまくったりしております。
本は結局、50冊弱ってことになりそう。「旅と乙女」な本屋のくせに叶恭子の本(DVD付き)やビジネス書が入っているのもかなり微妙ですが、そもそも、家に“積ん読本”が多すぎて……。やっぱ読了していない本は売り惜しんでしまうのです。で、売りに出す本より読んでない本の方が多分、面白いんだよなー(苦笑)。
せっかく実家に帰ったんだから、いろいろ持ってくればよかったなあ。年代物のいらない古本、たくさんあるのに(経年しているだけという話もあるが)。


先週、古本市のヘルプをする方々の集会があり、そこで他の店主さんと話した感じ、どうもこの古本市には猛者たちが集まるっぽくて、わたしの箱はかなり見劣りするのでは……と不安を抱いているのです。
Kさんは「わたしたちもグズグズなんで心配しなくても大丈夫ですよー」なんて云ってくれますが、彼女らは前回、売上点数トップを誇っているのですから当てになりません!(笑)
しかも、わたしが箱を出す「C.A.G.+Negla」というお店(雑貨屋さん)は、わたしのような田舎者が入っていいのか? というくらいお洒落な雰囲気……(下見がてら行ってみたのだが、中に入るのに勇気を要したので通り過ぎた)。
とりあえずテケトーにいらん服持ってきましたよ、というフリマの感覚で行くと、辱めを受けそう(笑)。
まあ、以前の古本市の写真を見ていると、フツーに東野圭吾の文庫なんかも出ていたし、そこまで気張らなくてもいいのかも知れませんが。あとは値付けがキモか……。


………


さて、このように、無邪気に古本市の宣伝をしているわたし、これがオモテの姿であります(何だ急に)。
つい最近まで、ぶっちゃけ仕事はかなりヒマでした。
おかげで課外活動(牧場とか)にいそしむ時間も多分にあり、古本市とかバンドの合宿とかアクティブで楽しそうですよねー、と傍目には見えていることと思います。
しかし、どうしても分かち合えない悩みというのは人知れずあるもので、社会的制約とかではなく、まったくの個人的判断でここには書かないけれど、何だかんだと静かにもがいております。もがくことの苦しみにどこまで耐えられるだろうかと不安になりつつも、バカすぎるせいか、いたって健康ですが(苦笑)。
とにかく空回り感がすごい……。心がどんどん空っぽになっていくような、底なしの穴にひたすら土を放り込んでいるような孤独と虚無。しかし、誰かに助けてもらうわけにもいきません。歩くしかないので歩きますが、この道の先に、明りの灯った民家はあるのかと……。
「10月になったら運がパーッと開ける」と、よく当たるらしい大阪の占い師さんに云われ、その言葉だけにすがって生きています(笑。まさにわらをも掴む思い)。
メールを開けば、相変わらず「カメハメたいですか?」だの「とても濃い精液をお持ちのようですね」だの(何で知ってんねん!)といったお誘いばかりが続々と届くのもちょっと鬱入ります。
牧場の作物が育つのも遅くてイライラするしな……(笑)。
いや、だからそれは具体的に何の話なのよ、と云われてもやっぱり説明はできないため、自分でも書きながらもどかしいのですが、それを分かったうえで、でもちょっとだけ心を軽くしたくて、こんなふうにイヤらしくチラ見せするのでした。すみません……。

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