2009年01月26日

その奥の、もっと奥へ

テーマ:

先週末はやっと、週末らしいのんびりした時間を過ごすことができ(最近また、仕事のストレスが累積中)、友人から借りた「世界秘境全集」なる6巻セットのDVDをえんえんと観ておりました。
わたしにとっては、こんな週末も充分楽しいのですが、昔、誰かが云ってた「土曜の夜に家でテレビ観てるとか、女として終わってるよね」という発言をふと思い出して、ほろ苦い気分になりました。まったく、ほっといてほしいですよね。。。


さて、「秘境」と聞いて心が躍らない旅人などいるのでしょうか。
美食家が、白トリュフだの岩茸だのといった珍味を好んで食するように、旅人もまた、旅をすればするほど、有名観光地では飽き足らず、マニアックな秘境を求める傾向があるのではないでしょうか。それは今に限ったことではなく、古より旅人はまだ見ぬ桃源郷を求めて彷徨ってきたのですが。
しかしながら、世界のグローバル化に伴い、ツーリズムが世界じゅうに蔓延してしまった現代、旅人ならば、旅をすればするほど、多くの土地に行けば行くほど、「この世界にはもう秘境と呼べるような場所はないのかも……」という思いにとらわれることが一度や二度はあるはずです。
わたし程度の旅人でも、普段なかなか旅行に行けない人が「もし○○(国)に行ったら見てみたい」と思うような場所にはそこそこ足を運んでおり、チベットやアマゾンを秘境と呼ぶことにすらちょっと抵抗がある、というたいそう生意気な心の持ち主。よしんば、己が実際に行っていない場所であっても、『世界遺産』やら『NHKスペシャル』なんかでお目にかかっていたり、本、webから知識だけは得ていたりするのでますます「秘境なんてあるのか?」という気持ちにさせられるわけです。
そもそも、「秘境」を「旅する」と云ってしまった時点で、そこはもはや(厳密には)秘境と云えなくなるのではないでしょうか?そこは所詮、「一般人が旅できるくらいの秘境」であり、秘境度(?)としてはそんなに高くないぞ、と思ってしまうのです。


前置きが長くなりましたが、そんなわけで『世界秘境全集』、最初は、「秘境全集なんつっても、そんなに大した秘境でもないんじゃないの?」とあまり期待もせずに借りたのですが、これがなかなかマニアックなセレクトで、死にかけの旅心を大いに刺激してくれました。
ラダック・ザンスカールに始まり、インドのナガランド、中国のムーリ高地(ここはかなりマイナーですねー)、揚子江の奥地デルゲから上海に至る旅、マナウスからペルーへアマゾン河を上る旅、インドのビハール州からガンゴトリー(ネパール)~ガンジス河を遡ってカイラスに至る旅(まるでドラクエさながらの中世風な旅風景!)と、結構ハイレベルなエリア&ルートばかりで、背筋がぞくぞくします。
特に、アジアなどは旅人にとって最もポピュラーなエリアでありながら、インドや中国といったこれまた超ポピュラーな国の中に、“隠された宝”がまだあるのかと思うと、何と世界は広く、豊穣なのかと興奮せずにはおれません。もう充分に旅したように思っていたけれど、インドなんて4ヶ月以上もいてもう腹いっぱいだよとか思っていたけれど……。成都の先に、マナウスの奥に、デリーとカイラスの間に、バングラデシュとミャンマーの間に……わたしの知っている場所の向こうに、それらは在るのです。


もしまたいつか、長い旅に出ることがあるなら、あの場所の、さらに奥の、またその奥にある……そんな場所に行ってみたい。
自然環境によって閉ざされた絶界とか、政治的に禁じられた地域とか、まあそこまででなくても、旅行者があまり行かない(行けない)ような、地図にあるか無きかの場所。人知れず輝くマニアックな宝石のような、世界の行き止まりのような……。
スリランカでも、紛争地域で情報の少ないジャフナやらトリンコマリーに、妙に心が騒いだものでしたが、閉ざされれば閉ざされるほど行きたくなる……秘境は旅人にとって、禁断の果実のようなものでしょうか。


まあしかし、実際に行けようが行けまいが、「世界には知らない場所がまだまだある」と思うことは、前向きな、希望とか勇気のような気持ちを与えてくれます。
遠い場所への果てなき憧れがある限り、今生きているこの狭い世界に押しつぶされることはない。そんな気がします。


それにしても、ヒマラヤ付近の山岳地帯は、ある意味宇宙的と云うか、不毛であるがゆえに清潔で、凄絶な美しさがありますよねえ。
そんな山岳地帯の、小さな閉ざされた村で、シンプルな営みを続ける人々を見ていると、己もまた、この世に生を受け、やがて死んでいくだけの小さな存在に過ぎないのだなあと、神妙な気持ちになります。


どうやら今回が第1集らしいので、第2集、第3集もいずれは出るんでしょうか。どんなセレクトになるのか楽しみです。最近まりっぺさんのブログ でも取り上げられていた、エチオピアのダロル火山なんか観たいですねー。ぜひ珍味系で取りそろえてほしいところです。
ご興味のある方は、観てみてくださいな。旅人にはかなり萌え~♪な内容だと思うんですが、買うと高いんだよねー;

『世界秘境全集』

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2009年01月19日

12月のかわいいものBEST3

テーマ:かわいいもの

「自分の金でものを買う」という行為は、資本主義社会においては「自由」と限りなく同義語なんだろうなあ、とふと思ふ(ああ、また資本主義という言葉を使うわたくし……)。

結局、社会というのはテーマパークみたいなもんで、入場して中でなんやかんやするにはチケットが必要で、資本主義の場合、それが金。金があれば、“テーマパーク内では”自由に生きていける。でも、テーマパークから出る自由ってのは、あんまり用意されてない気がする(決してないわけじゃないだろうけど)。金があれば自由になれるけれど、金から自由になることは難しい、とでも云えばいいでしょうか。

前に、資本家が……みたいなことを書いたけれど、資本家=巨悪の根源とか思っているわけではなくて、資本家のさらに向こうにある巨大な力(金と、その対になる労働に体現されるもの)からは結局、労働者も資本家も自由ではないんだなあ、とか思うとちょっと疲れてしまうわけです。




……なあんてまた、大上段からモノを云ってヒンシュクを買いそうですが、結局は資本主義のルールに自ら進んで乗っかっているような浪費行為を繰り返しているわけですから、大いに矛盾してますよねえ;何だかんだ云いつつ、どうせテーマパークにいるなら、とことん楽しもうぜってか。「楽しんだもん勝ち」っていう価値観は、何となく乱暴で、本当はあまり好きじゃないですが……。

ま、そうゆうことで(無理やりまとめた)、しゃあしゃあと、2008年度最後のかわいいものBEST3いきます。




【第1位】

6%DOKIDOKIのチュールスカート




放浪乙女えくすとら-6%skirt1






原宿で10軒、御用達の店(←何様な発言)を挙げるとしたら、間違いなくランクインするお店ですが、ここで登場させるのは初かも知れません。

ミルクやジェーン・マープルではさすがにしょっちゅう買い物できないわたしにとって、原宿の心のオアシスと云えば、「SWIMMER」か「Doll in Hi-heel」か、ここ。3つの中では、最もドリーミーで異世界なお店です。

と云いつつ、ここではすでに顔が割れているようなので(店長さんがいると、いつも挨拶されてしまうのだ…)、あんまり頻繁に行くのもちょっと抵抗があったりして。。。

で、まあ、わりと久しぶりに行ってみたら、こんなものがあったワケですよ。バーゲンも間近だし、11月のカードの引き落としでも大ダメージを食らったので買い物は控えるべきなんですが…またやっちゃったわ、12600円(爆死)。

しかも、下にブルマ的なものを履かねば尻が丸見えになりそうなくらい、丈が短いのだ!32にもなってこの丈はないだろーよ!?とさすがのわたしも思ったけど、店員さんに「すっごくお似合いですう~」とおだてられて買ってしまった。。。ま、レギンスとか履いたりすれば、そこまで浮かないだろうと自分に言い訳しつつ……。

でも、実際に履いて出かけた際、友達に「それはいくらなんでも短すぎるわ!」と叱責されました……やっぱり駄目でつか?




そおいや、「ドラクエ」の装備で、女子キャラ向けに「マジカルスカート」というアイテムがありましたが、ちょっとそれを思い出しました。




【第2位】

ミルクの「Party is Over」Tシャツ




放浪乙女えくすとら-milk-partyisover-T2




毎度おなじみ、ミルクの奴隷Presentsミルクコレクションでございます。

2008年秋冬のアトリエセールで完全に一目ぼれでした。Tシャツにもかかわらず、10000円以上する値段については、もはや言及しますまい。。。

カラフルなプリント!スイーツ!ラメ!スパンコール!リボン!こういうはじけっぷりは、ミルクの十八番ですなあ。しかも、表はパーティ前(のケーキ)、裏はパーティ後になっているという芸の細かさも侮れません。

ああ、これだからミルクはやめられない~。例え、吹きっさらしの中で3時間待たされても……(←根に持ってる)。

上記のスカートと合わせても、けっこういけそうですよね~。






放浪乙女えくすとら-milk-partyisover-T3
ウラ。ケーキが食べつくされてる(笑)。




【第3位】

TOO MUCHのサテンリボン




放浪乙女えくすとら-toomuch-ribbon3





またまた初登場。ラフォーレの中にあるアクセサリーショップです。

ギラギラ・ゴテゴテした、大ぶりで個性的なアクセサリーがたくさん置いてまして、「クレアーズ」や「アクセサライズ」じゃちょっと物足りないときにはここに行きます。

このときはピアスを探し求めて行ったつもりが、その日に入荷されたばかりというこのリボンに目が釘付けになり、「(前回ご紹介した)ミルクのドレスにもピッタリなんじゃないの?!」と、5000円という値段を顧みずに購入してしまいました。リボンごときに5000円って、わたしはバカですか?!(バカだろ)

このボリュームと云い(横幅:約18センチ。でかっ!)、色といい、持ってるだけでシアワセ気分なアイテムですが、さすがにこれを着用して街を歩く勇気がなく、忘年会などでこっそり付けてみたりと、控え目な活用に留まっております。コストフパフォーマンス悪ぅ~;




【番外】

サンタクロースのコスプレ衣装




放浪乙女えくすとら-santa1





何を血迷ったか、コスプレメイトたちの殿堂、「ドンキホーテ秋葉原店」で購入いたしました。

年末も元会社の同僚から「忘年会で使いたいから、メイドの衣装貸してくれない?」と当たり前のように頼まれたわたしですが、こう見えても(?)、コスプレに関してはほとんど初心者。コスプレの基本であるメイドの衣装だって持っておりません(で、結局、猫耳のセットを貸し出した)。

しかし、スキあらばコスプレに手を出したい気持ちは脈々とありまして、まあ今回、最もハードルの低そうな(低いか?)サンタクロースに手を出してみたというワケです。

(ただ、コスプレ衣装って、安価なものはやっぱり生地や縫製が微妙なので、それで迂闊に手を出せなかったってのもあります。)




昨年は小倉優子、今年はスザンヌをイメージキャラクターとしたこのシリーズは、パンツ系からキャミ系、トナカイ風、豹柄、ツリーモチーフ……と、かなりバリエーションが豊富で、どれにすべきかと小一時間悩みました(くだらない悩み……)。

メイド風サンタと迷ったあげく、コスプレ初心者としては王道寄りの方が安全であろうということで、ワンピースサンタにしてみました。4980円。たった1日やそこいらで、数時間のお楽しみにしては安くはないけど、まあ、来年も再来年も着ればいっか……(←歳を考えんかい、歳を)。

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2009年01月14日

寒い休日~デモ&バーゲン~

テーマ:上京後

まだ気分は正月のつもりが、すでに1月も中旬という恐ろしいスピードの時の流れでありますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
食後のデザート感覚だった三連休も終わり、新年というありがたみが早くも薄れつつあり……最近は自分の文章もあまり書けず、新年早々ちょっと煮詰まり気味です。


さて、先日の三連休は、友人に誘われ、「ガザに光を!即時停戦 を求めるピースパレード&シンポジウム」 というものに参加してきました。
チベットのときには、気にしていた割には結局、参加の機会を失してしまいましたので、今回が人生初デモです。一緒に行った皆さんも「ところで、デモって何すんの?」的な初心者ばかり(笑)で、いったい、デモというものがどのようなノリなのか、具体的には何が行われるのか、良く分からないまま参加しました。
基本的な参加行動は、芝公園から六本木までの7キロを、約1時間半かけてデモ行進すること。その間、楽器を掻き鳴らしたり、ノボリやプラカードを掲げたり、アジったり、騒いだり、歌ったり……各々思い思いの方法で主張していきます。
参加する人も実にさまざまで、どう考えても便乗のような気がする「部落解放」のノボリが立っていたり(他にも「改憲反対」とか「米軍ヘリパッド建設反対」とか)、国籍不明の共産主義者のねえちゃん(出身を聞いたら拙い日本語で「チキュウ」と云われてしまった)がいたかと思えば、家族でデモに参加するエジプト人やパキスタン人の姿も見られました(その意識の高さに感服…)。
ま、初心者のわたくしは、ただただ、ひたすら歩き続けただけでした。友達が、光るグッズをいろいろ持って来てくれたので、暗くなってからは弱弱しく発光しておりましたが(笑)。たぶん、デモって、「目立ってナンボ」だと思うので、直接的には役に立っていそうもないけれど、頭数に加わったことだけでも、少しは貢献できたでしょうか……。
いやー、それにしてもありえんくらい寒かった!!!東京の寒さをナメておりました。。。ウッカリ指なし手袋なんかして行ったもんだから、指先がちぎれそうになったわい(涙)。
しかし、ガザの人たちは、爆撃の破壊から身を守るために、ガラス窓をすべて外した吹きっさらしの家で、食べ物にも困窮したまま過ごしているので、文句は云えません。所詮わたしたちは、寒さと空腹に負け、シンポジウムには参加せずにそそくさとラーメン屋に駆け込む、幸福な俗人です。。。


翌日は、打って変ってミルクのバーゲンという、超俗っぽいイベント(なのか?)に参加。
しかしこれが、想像をはるかに超えた過酷さで、一瞬、ミルクと決別しようかと思ったくらいでした。
昨夏、ちょうど別の用事ついでにバーゲンの初日に行ってみたところ、11:00過ぎで50メートル近い列ができており、早々にあきらめて帰った記憶があるので、今回は、オープンの9:30の15分前には現地に着くようにしました。
ところが!これが!すでに!昨年見た列よりさらに長いのが出来ているではありませんか!!!まさかの展開。先頭はいったい何時にやって来たのだろうか…。
まあそれでも、オープンすればそれなりに動くだろうと甘く見積もっていたら、ここからが超~~~長かった。
吹きっさらしの中、何と3時間立ちんぼ状態。いつ果てるとも知れぬ、遅遅たる歩み(20分に5歩くらい)。わたしの前のお嬢さんは約1時間でザセツして列を抜けていましたが、ほとんどの女子は子羊のように大人しく待ち続けていました。さすが、ミルクに魂と金を捧げているだけのことはあります。
わたくしも、この状態についての呪詛を心の中でひたすら呟き続けながらも、石のように黙って、列が進むのを待っていました。また、こんなときに限って、i-podや文庫本といった時間つぶしグッズを持って来なかったんだよな……。
何度も抜けようかと思いましたが、中途半端に進んでいるもんだから、待つことにも抜けることにも勇気が必要になってしまい、進退窮まるとはまさにこれ。しかし、「このバカバカしさを最後まで見届けてやるぜ!!!」とヘンな決意を固めて、耐え続けました。
ホント、体を壊しそうなくらい寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて寒くて……(号泣)。デモの寒さはまだ耐えられたけれど、この、己の購買欲のためだけに行われている行為においては、心まで寒くなってくるとゆーか。。。
ま、とりあえず、来季からは整理券の発行をお願いしますよ>ミルク様。
こんだけ待たされたら、もはやほとんどの商品がさらわれているかと思ったけど、意外と残っていたのがまだしも救いでした。
んで、結局4万円近い買い物をしたわたしは、まごうかたなきミルクの奴隷です。。。情けねー;_;

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2009年01月06日

わたしはこたつむりになりたい……

テーマ:上京後

遅まきながら、新年あけましておめでとうございます(ブログもずっとクリスマスの壁紙でしたね;)。
ま、そんな挨拶も、テレビで、年越しのホームレスの方が「元旦?昨日の続きでしかないですよ」と云っているのを見ると、何だかしらじらしく響きますが…。


お正月は、四国の祖父宅におりました。
こたつでゴロゴロして、どこに行っても出てくるお節料理をだらだら食べて、お笑い番組をひたすら見続けるという、己のキャラクターにふさわしい地味~な正月でした。
祖父宅は寒いので、ずっと祖母のはんこ(綿入れの着物)を着ていましたら、叔父から「お前ほどはんこの似合うやつ見たことないわ」とお褒めの言葉をいただきました。妙齢の(ん?もう妙齢じゃない?)未婚女子として、少し恥じねばなりません。


さて、そんな前置きとは微妙にかするようで別の話題。
東京のアパートはかなり狭いので置いていませんが、大阪の実家や四国の祖父宅に帰ると必ずある魅惑の家具――こたつ。ひさびさに、こたつのある生活を満喫したため、こたつへの愛を抑えきれなくなり、こうして(わざわざ)ブログにしたためることにしました。
寒い寒い外出先から帰ってきて、すでに父ちゃんがいて暖まっているこたつに身を投げ入れるとき、あまりにもシアワセで「ああ、こたつと結婚したい……」とすら思い、実際に口に出して云います。これからは、理想の恋人像を聞かれたら、「こたつのような人」と答えることにしようかな(意味が分からんか……)。
こたつに潜った瞬間、今日楽しかったこと―たとえば美味しかったゆずラーメンや、かわゆい雑貨屋の福袋や、友人との他愛ないおしゃべり―そうしたことが一気に吹っ飛んでしまうほど、こたつのもたらすシアワセは大きい。それはちょっと、空恐ろしいほどの魔力です。
似たようなシアワセとして、「温泉や湯船に身を沈める瞬間」というのもありますが、シアワセの最大瞬間風速としては温泉の勝ちであるものの、こたつにはそれを補ってあまりあるオプションがいろいろあります。
たとえばこたつでみかん。こたつでテレビ。こたつで鍋。こたつで読書。こたつでネット……思えばニートの頃は、まさにそんな生活だった(恵まれたニートだったよなあ)。わたしの友達はこたつとテレビと本とパソコン。あの、いつ果てるともしれない無限の怠惰の日々を思い出すと、今だに胸が切なくなるわたしは、根っから腐ったみかん(こたつの友達)です。
もしかすると、わたしにとっての理想の死に方は「こたつに全身を沈め、テレビ或いは本を読みながらウトウトと死ぬ」ことではないでしょうか……。鳴呼、こたつ。この世のシアワセの最終形態(のひとつ)。こたつにはきっと、“守られている”安心感がすごくあるんだと思う。
こたつにくるまって、ポール・ラファルグの『怠ける権利』なぞ読んでいると、とても東京に戻って労働に勤しむ気になれませんが、「食べるものがあって、寝るところがあって、働ける場所があるだけでもう充分だ」という派遣村の人たちのコメント(うろ覚えですがそんな感じの内容)が胸に刺さるので、いつもどおり真面目に働いております。明日は我が身……。
(でも本当は、「働けるだけでシアワセ」なんて思わせる社会には、ちょっと疑問を覚えるけど……。何て云うか、それじゃ、資本家の思うつぼじゃん!と思ってしまう。だから資本家がますますつけ上がって、労働者の立場が弱くなるんじゃないのかい)

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