2006年06月27日

好きなことを

テーマ:上京後

旅関係でも、そうでない他の関係でも、自分の好きなジャンルでものを書いて、それを出版したり、そういう雑誌で何かを書いたりしている幾人(10人くらい)かの友人知人を見ると、やっぱり正直うらやましい気持ちになります。
わたしも、何だかんだで一応は希望だった出版業界で仕事をしているけれど、「旅」とか「乙女」とかいった自分の好きなテーマとは何の関係もない媒体をやっているし、その仕事のしわ寄せでHPの更新はますます遅くなるし、そうこうしているうちにHPのことも世間から忘れられて、時間が経って、色あせて、やがてはウェブ上のゴミと化してしまうのでしょう。


そんな愚痴を云うくらいなら、そうしたいように努力をしろよと、普通は思いますよね。わたしもそう思います。ええ。深く。しみじみと。
どこかに売り込みに行くとか、何かのツテをたどるとか、そういうことをすればいいのですが、怠惰さに胡坐をかいて、まったくやろうとしておりません。
自分の本音と実際の行動の矛盾には、我ながらほとほと愛想がつきるというか、よっぽどマゾで不幸好きなのだろうか、なんて思いますが、思ったところで何の実りもないのが、また腹立たしいですな(自分に対して)。


HPについて、ときどき(いや、たまに)「出版しないんですか?」と聞かれるとれしい反面、複雑な気持ちになります。
だって、本を出すということに一片の憧れもないと云ったらまったく嘘になってしまうからです。好きなジャンルについて何かを書いてそれが形になってお金をもらえるというのは、すごく幸福なことだと思う。でも、その幸福にくっついてくる”何か”にわたしはびびっている。本当に好きなことを仕事としてやることに、おびえがあるのです。だから、本を出すことにも、どうしても一歩踏み切ることができません。

そりゃ、ある日突然出版社の人が金を積んでやって来て、「ぜひうちで出しましょう!(しかも原稿そのままで)」と云ってくれるなら別ですが(笑)、そういう話は1ミリたりともなく(たまに、そういう話ってないんですか?と問われますが、マジな話1件もないです。けっ)、自分から売り込むとなると、「いや、ほんとにお粗末なものですから…」とか云って、聞かれる前から逃げ出してしまいそう。


まあ、何よりも、HPが完成していないということが、売り込みとかそのテの運動をする手を止めさせる一番の要因なのですけどね。
あれすらままならないのに、どうして一冊の本をまとめるということができようか、と。

いや、それ以上に、冷静に考えたら、あれは本になるようなレベルには達していないんだと思う。大体、自分が編集者のハシクレとして考えてみても、あの膨大なたわごとをどうやって本にするのか、まったく分らんもんなぁ…。己の編集能力がないということもあるけど…。


ああ、何を云っているんだろう。
だいぶ迷走気味だな。

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2006年06月23日

わたしの中の死にゆく乙女

テーマ:上京後

なるべくまともな時間に帰るために…と朝から早めに働いても、結局帰宅は午前様になり、帰ってからバタバタと夕食をつくったり風呂に入るのも家族に迷惑だしで何も食べずに寝たりして、生活がどんどん荒廃している昨今。風呂も1日おきが平均ペースで、2日間入れないこともあります(これからの季節、キケンだなこれは…)。

これは、わたしがあまりに仕事ができないからなのでしょうか?それとも、仕事量が異常に多いからなのでしょうか?まあどっちもどっちなのですが、4:6くらいで後者だと思う…。
それでも○×さんよりはマシな状況だし…とかは、むかっ腹が立つ(何となく)ので云わないことにします。


そのような日々の中で、自らの中の乙女を確保するのはなかなか難しかったりして。

何というか、生活を維持するだけでいっぱいいっぱいというか、とりあえずメシだけはちゃんと食えよみたいな毎日なのですよ…悲しいけど。

ま、その程度のことで無くなる乙女心ならもともとエセだったのかも知れないですけど、やっぱり定期的に乙女エッセンスを注入しないと、かわいいものや美しいものに対する愛情を忘れてしまいそうな気がします。


乾からびそうな乙女心を手っ取り早く満たせるのは、やはり買い物でしょう。

本当は、飽きるまでジェーンマープルやミルクやその他ロリ服を買い漁りたいところですが、いかんせんそんな経済的余裕はありません。
そこで、わたしがときどき、心が磨り減りそうなときに乙女エッセンスを汲みに出かけているのが、「スイマー」と「6%dokidoki」という雑貨屋です。


んもうチープでキラキラしたものが満載!な、ともすれば三十路前のわたくしが踏み入れてはいけないよーな客層のお店なんですけどね…。狭い店内で、高校生の客とぶつかったりすると、何となくいたたまれない気分になりつつも、にゃんこの指輪などを果敢に購入しています。つい最近は、頭にリボンを載せた黒いにゃんこ付きのヘアゴムを買いました。きゃはっ☆…って、軽く幼児退行気味かも;
どちらも会社から徒歩圏内なので、昼食時などにメシの時間を削ってわざわざ行っては、くだらない小物を購入して、傷ついた(?)乙女心の手当てをするのです。

ま、このテの小物って、あんまり増えすぎると自己嫌悪に陥りそうなので(安物買いの銭失い、ってやつね)、一応普段の生活の中で使いそうなものを選んで買ってはいるのですけどね…って、にゃんこの指輪は生活に必要なのか???


また先日は、『乙女の京都』『本と女の子』という乙女度の高そうな本も購入し、眠る前や、うっとおしい通勤電車の中で現実を忘れてうっとりするために眺めています。
旅が終わってからニートをやっていた頃は、「乙女」を前面に出した本がやたら出版されているのに何となく抵抗があったのですけど、もはや、こういうベタ甘直球なもので急激に乙女エッセンスを補充しないと、わたしの中の乙女は今にも死にそうなの。ぐすん。


週末休めたら、久しぶりに弥生美術館でも行って来ようかな。

→と思ったら、日曜出勤だとよーーー!!!きいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!

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2006年06月16日

立ち止まるための物語

テーマ:上京後

うーん、今週は一度も12時前に家に着いたことがないな…疲れた。風呂も2日入ってなかったし、今週に入ってから、顔の吹き出物がにわかにヒドくなったし。。。
でも今日は早く帰れる…かも知れない…らしい…けど、そうやって期待しているときに限って何かあったりするのがわたしだったりすんだよな(苦笑)。


そうやって書くと、まるでわたしがものすごい働きマンのように思われそうですが(え?思わない?)、別にそういうことを云いたいわけではないんです。きっと自分で考えているよりも体力は存分に残っているし、そもそもそんなに仕事できねーし(汗)。

でも、天気のよい日の代々木公園で、1人お弁当を食べているときなど、すべてを捨ててこのまま失踪してしまおうかなあ…なんて思うことも、たまにあります。ひゃはは。


そんな中、昨日まで通勤のおともに読んでいたのがミヒャエル・エンデの『モモ』です。

通勤も、混んでいなくて読書できれば、そんなに苦痛じゃないよね。

その昔?小泉今日子が推薦してブームになったとかで(しかも本人は読んでいなかったらしい…何だいそら)、今さらここで紹介するのもはばかられるほど有名な本なのですが、さらに云うなら、この歳になって初めて読んでいる自分もちょっぴり恥ずかしかったりはするのですが、この本は、今このときに読むべくして読んだ本なのではないかと思っています。


「時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語」というのがサブタイトルですが、この”時間どろぼう”というメタファー、疲れている心に本っ当に強く響きます。
”便利になればなるほど忙しくなる”というおそらくは誰もが気づいている矛盾(だが真理)や、社会的に成功しない人生は意味がない、1秒たりとも生産性のない時間を過ごしてはならないという考え方…童話なので、それらはすべて”人間から時間を盗む時間どろぼうの仕業”ということで描かれていますが、んもう現代社会そのまんまな内容に、これが1973年の本だとはちょっと思えないくらい。まあ当時から世の中はそういう方向に向かっていたのでしょうが…。
これ、子どものときに読んでも、多分わたしにはわからなかったんじゃないかなあ…。あるいは、もっと別な読み方をしていたかも知れませんけどね。


”時間がない””忙しい”という言葉って、いとも安易に使ってしまうけれど、それはまあ時々は真実だけれど、時々はテイのいいただの言い訳だったりもして。
そういうときは、「時間どろぼう」とつぶやいてみて、本当に時間がないのかどうか、自問自答してみるようにしたいなと思います。でもなかなか、そんな心の余裕が…って、これも時間どろぼうの仕業か(苦笑)。

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2006年06月13日

旅のうたげはまだ続く~テレサスペシャル~

テーマ:上京後

さて、旅のうたげシリーズは、実はまだ続くのでありました(笑)。
前回の2日間ぶっ通し飲み会から下ること2週間、つまり去る週末のことなんですが、ブダペストの宿「テレサハウス」のメンバーで飲み会をすることになったのです。
テレサハウスと云えば、数ある宿の中でも、わたしにとっては取り分け印象深い宿。当時の面子にも思い入れがあり、いつかテレサ会が出来ればいいなあと、かねがね思っていたのですが、4年越しでついに実現しました。


集まったのは、タケシさんとその新妻、アクセル、福ちゃん、青山さん&ちかさん夫婦、前回の飲み会にも来ていたMちゃん、青山夫婦の友達Kさん、そしてわたくし(※分かりにくい方がほとんどかと思われるので、「放浪乙女」本編のvol.33 をご参照下さいまし)。
本当は、名古屋からヒデ氏も参加っていう話でしたが、今回は欠席。当時のメンバーの中でも異彩を放っていた人物だけに(笑)、たいそう残念です。


タケシさんとは昨秋ぶり、アクセルに至っては2003年の年明けぶり(それもエジプトぶり)です。
タケシさんはそれほど変わっていなかったけれど、アクセルは仕事帰りということもあって、スーツを着込んですっかり恰幅のいいサラリーマン姿になっていて、テレサ当時を知っているメンバーには、軽い衝撃が走りました(笑)。何でも、就職してから14キロ太ったとか…。旅人のときは細っこかったもんなー。
福ちゃんもですが、アクセルも業界最大手の某社に勤めていて、何だかんだでパッカーはしっかり社会復帰しているんだなーと感心します。まともに復帰出来ていない(心情的にね)のはわたしだけか…。


一次会は、お店の従業員がいきなり倒れるというハプニングがありつつ(これはびっくり。救急車に運ばれて行きましたが、無事だったのでせうか…)終了。その後は、「えー、よりによって!?」という数人の声を振り切って、カラオケになだれ込みました。
「終電間に合いそうなんだけどな…」と云うタケシさん夫婦も、「明日お昼から用事が…」なんて云うMちゃんも無理やり引きずり込んで、全員オール決定です。いやー、やっぱテレサ会はこうでなくっちゃ(笑)。この刹那的な、今のことしか考えない、そういう時間がわたしは大好き。
わたしも、酒のせいで頭痛がしていて、体力的には今すぐにでも横になりたい感じでしたが、ここは気合で乗り切るしかないでしょ!


カラオケでは、福ちゃんとアクセルが最初っから飛ばしまくりです。
ほんとこの2人はゴールデンコンビだわ~。翼×岬もビックリの、素晴らしい連携プレー。向かうところ敵ナシというか、ただのアホというか、完全に合コン仕様キャラというか…いやもう、天晴れとしか云いようがありません。大体、彼らも2年ぶりとかそんな間柄なのに、この見事な息の合い具合は一体何ごと?!
カラオケって、途中からもう誰も人の歌なんか聞いてねー;みたいな状態になるじゃないですか。ところが、もう誰が何を歌っても、手拍子合いの手合唱振り付けフルコースで、異様なまでに盛り上がるのでした。プリプリの「M」で、ここまで乗りまくるカラオケって、人生初かも知んないです。


アクセルは「やばい、オレほんと吐きそうなんすけど」とか云って額に脂汗を滲ませつつつも、北九州のオカマバーで仕込んだという下ネタ芸をこれでもかと連発し、靴下を脱いですっかりくつろぎきった福ちゃんが(宿かよ)絶妙な合いの手でアクセルに絡み、素面のときは学者にすら見える青山さんも見事な壊れっぷりで、明け方までぶっ通しで踊るわ叫ぶわ(トイレに行って迷子になり、ちかさんに電話していました…)、数日間会社に泊まりこみだったというKさんは寝ていたと思ったらゾンビのように復活してイッキするわで、もはや誰一人まともな人が…。女性陣とタケシさん夫婦はそれでもちゃんとしていましたが、誰もこの場の異様なハイテンション&暴走ぶりを止めようともしません。いいっすね、こういうの(笑)。もう何を云っても爆笑できる時間帯というのもあって、それはそれは激しい宴会と相成りました。
わたくしも「罪と罰」などをいつもの3倍くらいの音量で絶叫していたのですが、いよいよ頭痛と吐き気がひどくなり、しばし横になってしまいました。ああ、もったいねえっ!ちかさんに頭痛薬と胃薬をもらって(さすがナース)何とか復活しましたが、今後、最後までテンションを保つために、飲み会ではイブとパンシロン持参は必須だということを痛感した次第です。


そして、朝5時過ぎ、ようやくお開きになりました。
池袋駅で解散し、電車に揺られている30分弱ですでに幽体離脱しかけていましたが、最寄り駅からの帰り道が、んもう針のムシロというか、永久に続きそうなほど長くてツラかったわい…;
家に着いて部屋に入った瞬間、服を脱ぎ捨て、10秒でメイクを落としたあと、即行で布団に潜り込みました。


いやー、しかしめちゃめちゃ楽しかった!
単なる飲み会というのを越えて、お祭りみたいでした。
古から、どんな民族にも集団にも祭りというものがありますが、やっぱり人生とか生活において、こういう”ハレ”の時間を定期的に持つのって、すごく必要なことだなあと思います。
祭りが終わったら、少し寂しい気持ちになって、また灰色の日常に戻っていくのだけれどね(うーん、最近日常が楽しくないので、ついこんな書き方をしてしまう)。


それより何より、テレサハウスでの非常識で非日常だったあの時間が、魔法のようにひとときだけ戻ってきたことが、思いがけないプレゼントのようでうれしく、また切なくもありました。
夜中が一番盛り上がるテレサハウス。「朝まで生テレビ」もどきのアツい(?)会話が繰り広げられていた夜。明け方唐突にくさり橋を見に行ったこと。ビリヤード大会。フォアグラ。トカイワイン。もろもろを、洪水のような感傷とともに思い出します。明日のことなんて何も考えなくてよかった、限りなく怠惰で美しき日々。


第二回もやろうって話なので、ぜひ実現させたいですね。


teresa02

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2006年06月11日

旅のうたげ~その参~

テーマ:上京後

このシリーズ(?)も、もっと早く書くつもりだったんだけど、結局今ごろになってしまった。。。
えーと、青山邸にお邪魔したところからの続きですね。


初めてのお宅というのに、昼頃まですやすや眠り、シャワーも浴びてさっぱりし、朝食も食わせてもらい…と、まるっきり宿状態でくつろぎまくった後、じゃそろそろ…とお暇して家に帰るのかと思ったら、実はまだこれから旅の集まりが2件も控えているのでありました。
というのも、めいよーさんが3年半ぶりに上京するというので、新旧の旅仲間に召集をかけたんですよね。さすがに旅が長いだけあって顔が広く、急な上京にもかかわらずけっこうな人数が集まりました。わたしもそれに便乗というわけです。


まずは、赤ちゃんがいたり夜が仕事だったりする人たちとの”昼の部”です(笑)。
わたしがアフガンで会ったたるや夫婦も、昨年11月に生まれた悠ちゃんを連れて参加。めいよーさんとも会っていたとは前の晩まで知らなくて、やっぱり旅の世界は狭い…と、またも思うのでした。
ロッテリアのファミリールームで、ジュースで乾杯し、ポテトを食べながら和やかに談笑。健全な集まりですね(笑)。あいさんと、もう1人子連れのKさんは、部屋の隅の方でずっと赤ちゃんのお守りをしていました。大変そう…;


そして”夜の部”には、ちかさん&青山さんも再び合流し、15人くらいの集まりになりました。昨日のイラク飲み会に来ていたMちゃん、Rさんとも早速再会です。
『僕の見た大日本帝国』の著者西牟田氏をはじめ、看護士やらSEやら旅行会社の人やら色んな職業の元(現?)旅人が集まりました。ほとんどの人とは初対面でしたが、そこは旅の集まり、特に誰にも遠慮もなく、適当にくっちゃべってあっという間に時間は過ぎていきました。
途中、会社からの電話が入って、一時テンションが下がりましたが(涙)。


旅の集まりに参加して、いつもいいなぁと思うことは、”旅”というカギだけ持っていれば、するりと輪の中に入れる気安さです。
それってまあ、どんな世界にも云えるのかも知れませんけどね。着物仲間とか、フィギュア仲間とか、サッカー仲間とか(ランダムな例ですまぬ)、ある共通の趣味のもとに仲良くなるというのは、別に旅に限ったことではないでしょう。
でも、何だろうな、旅って単なる趣味嗜好で終わらない何かがあるというか、どっか生き方の根底的な部分で通ずるものが、あるような気がするのです。また大げさな、って云われそうですけど…。
場所とか期間とか背景は色々だけれど、この人もあの人も、ある時期、異国の空の下でただの旅人だった頃があったのだなあと思うと、もうそれだけで他人とは思えないんですよねえ。


今回はほんと、思いがけない人たちにたくさん会えて、ひたすらに楽しい2日間でした。
しかし、あんまり楽しかったせいで、翌週の仕事がホンマにきつかったという弊害が…;
それでも、こんな日があるから、何とか人生をやっていけるんだなあと、しみじみ思います。

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2006年06月08日

旅のうたげ~その弐~

テーマ:上京後

前回のブログを書いた日は、当然のように午前様になり、いくら寝ても足りなひ…と思いつつ翌朝泣く泣く起きると、旅友からのメールが。
「今関西空港です♪夕方には微笑みの国だよん」


なんだそりゃああああああっ!?!
こっちは今から出勤だっての!!!
しかも、よりによって微笑みの国…今のわたしに足りていない何かを補給してくれそうなあの国ですか…。
まあでも、この友は、わたしが実家で惰眠をむさぼっている間、某自動車工場で過酷に働いていた経緯があるので、「よかったね~(涙)」という感慨の方が大きかったですけどね。


今日はようやくバタバタが落ち着きそうなので、前回の続きを書きます。

新宿でイラク人を囲む飲み会という珍しいイベントの後は、大人しく帰るのかと思いきや、飲み会に参加していた青山夫婦の家にお邪魔することになりました。
上京組のめいよーさんが泊まるというので、「よかったら野ぎくさんもどうですか?」と声をかけていただき、終電も余裕で間に合うにもかかわらず、ご厚意に甘えることにしたのです。


それというのも、この青山夫婦には因縁がありまして、まず奥さんが、わたしがその昔ブダペストのテレサハウスで会ったナースちかさんなのです。
ミクシイの誰かつながりで、偶然ちかさんを発見し、「もしかしてテレサの…?」と思い、プロフィールをよく見ると…あれ?苗字変わってない?そしてリンクされているHPに飛んで、作者略歴を読むと、さらに驚愕の事実が。何と2年前に「RIDETANDEM」の作者の青山さんと結婚しているではないかっ!!!


「RIDETANDEM」 とは、知る人ぞ知る、リアルタイム&ライダー旅行記の人気サイト。「のぶこのドキドキ世界一周」あたりと世代的に同じで、わたしが旅前に読んでいたサイトのひとつです。
元新聞社の人だけあって、明晰で臨場感のある文章、何よりもバイクで世界一周というスケールのでかさに、当時旅に出られなくて燻っていたわたしには、別世界の人のように思えました。
文章量がハンパなく多いので全部は読んでいないけれど(人のこと云えるのかキミは)、どんなところを旅していたかとか、衝撃の旅行中リコン話など、けっこうよく知っているのです(笑)。


その青山さんと、テレサで会ったちかさんが結婚だなんて!!!びっくりなんてもんじゃない。そりゃもう、即行でちかさんにメールしましたよ。それまで連絡取ってなかったのに(笑)。
ミクシイって結局何に使うものなの?と未だに思っているわたしですが、このときはミクシイの驚異をひしひしと噛みしめましたね。

そんなことがあり、まためいよーさんとちかさんが友達だったこともありで、数奇な運命に導かれて(?)、わたしは青山家を訪れることになったのです。


お家は、東京近郊の一軒家。パッカー夫婦が一軒家のマイホームだなんてすごいですね(笑)。
2人とも旅人だけあって、しょっちゅう家に旅仲間を招いては宴を催しているらしく、家に泊まりに来た人に書いてもらっているというゲストブックを読むと、「つあーめん」トシヤス氏や「マリタビ」のまりさんや、旅のお兄様「HIT THE ROAD」ののりさんまで来ていて、旅世界のリンク具合に、改めて驚くのでした。


飲み会のシメのラーメンを作っていただいて、アイリッシュクリームを垂らした紅茶(これ美味いんです)など飲みながら旅の話に花を咲かせていると、まるでどこかのパッカー宿にいるような懐かしい、そして少し切ない気持ちになりました。ああ、こんなゆったりと楽しい夜が、旅の間にいく度となくあったことだなあ…と、しみじみ思いながら、夜は更け、気がつくと朝方まで話し込んでいました。
ここん家に来る旅人が多いのもうなづける雰囲気で、多分この2人がパッカー宿をやったらかなり有名な宿になるのではないかと思います。頭がよくて温厚なダンナさんに、大阪のおばちゃんキャラがいい感じにかわいい奥さん。仲のよさげな様子がありありと見て取れるのも感じがよく、この夫婦見ていると、マジで結婚したくなりますな(笑)。


まだこの話は続くのでありますが、いったん仕事に戻ります;

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2006年06月05日

旅のうたげ~その壱~

テーマ:上京後

結局昨日は終電に間に合わず、会社のソファで寝て始発から2本後くらいの電車で帰宅。部屋に入るなり布団に潜り込み、2時間後起床して何事もなかったように会社に向かいました。ステキな月曜日、週明けです。あと5日、頑張ろう!(涙)


さて、今少しばかり手がすいているので、忘れないうちに先々週の週末のことを書きます。
土曜日の昼こそ会社に出たりしていましたが、その後の夜から日曜日の晩まで、ひたすら遊びっぱなしでした。ああ、あの時間は夢かマボロシか…。


まず土曜日は、イラクツアーでガイドをしてくれたワリード氏が、テレビ番組のコーディネーターとして来日しているというので、彼を囲む飲み会が開かれました。
まさかワリード氏に再会することがあるなんて!しかも日本で。新宿で(笑)。
こんな機会は滅多にないこと、わたしよりも前にイラクツアーに参加していた大阪在住のめいよーさんも、「のぞみ」でかけつけました。


ツアーメンバーで最も印象の薄かったであろうわたしのことなど覚えているのだろうか?と思いましたが、ABCマートの前で再会したワリード氏は、「○○さん(わたし)、痩せたんじゃないですか?前はもっとふっくらしていたのに。日本での生活はハードですか?」なんて、フレンドリーに話してくれるのでほっとしました。さすがはベテランガイド。


ワリード氏、彼と一緒に仕事しているイラク人カメラマンのムハンマド、イラクツアーメンバーのMさん、Tさん(帰国後初再会)、めいよーさん、それにめいよーさんつながりで来た旅人が数人、Mさんの会社の同僚と、飲み会のメンバーはごたまぜ状態。
場所はごく普通の居酒屋です。イラク人2人はムスリムでお酒が飲めないので、コーラで乾杯。ひげ面のオッサンがソフトドリンクをちびちび飲んでいる様子は、イスラム圏では珍しくない光景ですが、こんな日本の居酒屋で改めて見ると、妙に和みますねえ。


席が離れていたこともあり、わたしは直接ワリード氏と話す機会は少なかったけれど、彼が「フセインは悪い奴だった。でも今のイラクは前よりずっとひどい状態だ」と語った言葉が、胸に刺さりました。

スンニ派とシーア派の抗争は泥沼化しており、えげつない報復報復の繰り返しで、スンニ派のワリード氏の家には、現在多数派であるシーア派から脅迫状が送られてきたこともあるとか…。首都バグダッドにいると危険なので、家族は田舎に疎開させているそうです。
あの戦争からもう3年が経ったというのに…いったん崩壊した国が建て直されるには、まだまだ時間が必要なのでしょうか?時間と、人の命と…。


帰り道、ワリード氏と並んで歩くことになったので、何か話そうと思ったのだけど、彼があの戦争の後も生きていて、今こうして日本の地を踏んで、とりあえず健康そうで、カラカラと笑っている様子を目の当たりにすると、言葉よりも先に涙が出てきて、何も云えませんでした。
本国での切羽詰った状況を鑑みればなおのこと、ワリード氏(とムハンマド)の元気な様子が、とてもありがたいものに見えてなりませんでした。


(次回に続く)

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2006年06月04日

何で今頃会社にいるの(涙)

テーマ:上京後

本来ならば、本日のブログは、しんどかったこの1週間を振り返り、己のいたらなさなどを冷静に反省しつつ、今いる社会とは何なのかをしみじみと考える内容になる予定でありました。


…んが。


日曜日も終盤を迎え、残り少ない休息のひとときを、大河ドラマを見たり夕食を作ったり、ブログを書いたりしつつ、ゆったりと味わおうとしていたその矢先、一本の電話が。


「今から2時間後くらいに会社に来て下さい」


えええええええええええええええええええええええ!!!???

…マジ?


実は、昨日土曜日も、上がってくる原稿があるというので昼間ちょこっとですが出社していたのです。

昨日はその後連絡もなかったので、まさか今日、この時間になって呼び出しがかかろうとは、いくら不幸予知能力の高いわたしでも、思いつくワケがないではないか…。


夜8時40分頃、家族たちに哀れまれながら(涙)「行ってらっしゃ~い」と見送られながら、夜道を急ぐわが身の切なさ…切ないっつーか、もはや憎しみに近い感情が…。

「わたしはロボットなんだから、何も考えちゃダメだ…」

そんなことをブツブツつぶやきながら、人もまばらな千代田線に乗るのでした。

何なんだ、わたしの生活…。


かくてわたしは今、会社にいるのでありました…。

己を冷静に見つめなおす余裕なんかあるか!

そんなキレイごとは、いったん帰宅して、ゆっくり風呂につかってからのことですわい。。。


※コメント欄にナゾの外人の書き込みが殺到しているので(苦笑)、しばらくコメントは受け付けない設定にします。何かございましたら、メールかHPの掲示板にでも書き込みよろしくお願いいたします。

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