TV朝日 スーパーモーニング。

今朝、見れなかった方の為に、内容のご報告です。


取材をして下さったのは清永圭一ディレクター。

前回も取り上げて下さった不要ペット回収車の

映像から始まりました。


ネットの世界では、前回放送が日頃からYou Tube

で見ることができますが、全国放送で再度流し、

パソコンに疎いお年寄りから幅広い層に知って

いただけたこと、見ていただけたことは、大変大きなこと

だったと思います。


そして、今日は新たに、頑張る行政 熊本市動物愛護

センターにスポットを当てていました。


本日放送の構成

 ・不要ペット回収車についての映像 より一部放送

 ・熊本市動物愛護センターの殺処分ゼロの取り組み

 

画面で訴えていらしたのは、松崎正吉所長。

お若い方です。 去年の所長さんと違いますので、

この春に人事異動があったのでしょうか?

でも、お志は見事に受け継いでいらっしゃいます。

番組ディレクターの清永圭一氏といい、お若い方が

この動物環境の現状に嘆き、変えようと努力されて

いる姿を拝見し、嬉しく思いました。

そして、以下からが肝心の番組内容のご紹介です。

今日、DVDに撮ったものから活字にしています。



熊本市動物愛護センターの取り組み

について


熊本市動物愛護センター・・・、7年前、ある目標を掲げた。



処分「0」を目指して


松崎所長: 「最初、処分0なんて夢物語だよと言われる

何人かおったんですが、かなり減ってきましたんで、

処分ゼロというのも夢ではないかなと思います。」


処分数はここ数年で急激に減少

(画面には1998年 969匹の処分数が2006年までに

2桁になっているグラフが紹介された。2008年度は71匹。)


10年前と比べて1割以下に・・・、更に新しい飼い主に譲渡

される割合も全国で1番となった。


   1位 熊本市    45.6%

   2位 大牟田市   37.4% 

   3位 岐阜市    32.3%


何故? その理由を尋ねると、施設の中へと案内された。


ここには使い古され、錆も目立つドリームボックスが・・・。

もう2年以上使用していないという。


松崎所長: 「ガスを注入するときには、処分機の前で皆で

手を合わせていました。 まだ十分生きられるのに命を絶つ

というのを私たちがしなくてはいけないということが、これが

もう非常に、悲しいのと同時に腹立たしかったですね。」


処分頭数が減った今は、一匹づつ麻酔薬で眠るように

安楽死させることが可能となった。


松崎所長: 「処分のあのときの気持ちというのは本当に

言葉に表せませんから・・・、それ(処分)をしたくないが

為に色んな方策をしてきたということですね。」


処分ゼロへ① 無責任な飼い主との戦い


1台の車が止まった。猫を持ってきたという。

飼い主: 「6匹  違う、違う、7匹だ。」

(画面には仔猫たちの映像)

早いうちから親猫と放されたのだろうか、どこか元気がなく

ぐったりしている。ペット禁止の場所で飼っていたことが見つ

かり、飼えなくなったという。


動物愛護法には、持ち込まれたペットはセンターが引き取り

数日後には処分するよう定められている。

(画面にはミーミーなく仔猫。 目やにがかたまり、片目が

ふさがれている。画面下には

動物愛護法 第4章 35条

犬又はねこの引取りを その所有者から求められたときは

これを引き取らなければならない  のテロップ。)


しかし職員たちはまず、この流れ作業に異を唱えた。


職員さん: 「大家さんに言われた事情はわかりますけども、

ただ、お宅が見放したら全部処分になってしまう。死んでし

まうんですよ。」

飼い主: 「いいです。」 職員さん:「え?だから・・・」

飼い主: 「お願いできないでしょうか?」

職員さん: 「処分を?」  飼い主: 「はい」

職員さん: 「処分したくて飼い始めたわけじゃないでしょ?」

飼い主: 「いや、別に・・」  職員さん: 「でしょ?」

職員さん: 「面倒みて飼えなくなったからといって何頭も

何頭も処分するというのは・・・ね・・・、お宅で飼ってる猫も

生きとるもんですからね。」 

飼い主: 「ダメなんですか?」


反省する様子のない飼い主。職員は必死の説得を続ける。

後を絶たない無責任な飼い主。 職員は安易な理由での

引き取りを拒否する。


職員さん: 「飼ってはいけない所で飼い始めたんでしょ?

本当は飼わない方が良かったわけですよね。 こうやって

最終的に処分になってしまうなら・・・」  飼い主: 「・・・」


職員は、地元誌への飼い主募集の広告を出すよう促す。


職員さん: 「今まで飼ってた責任者として、最後に飼い主を

探すという方法をしていただかないと、簡単に引き取って処分

ということを本来したくない訳ですよ。ここは処分する施設じゃ

ないですからね。いくらかお金を使って、一頭でも命を救おう

としないと、お宅が今まで猫を飼い続けたのは何のためという

話になる。殺すために飼っていたわけじゃないでしょ!?

 

時には飼い主と言い争いになり、苦情が寄せられることも

あったと言う。


職員さんインタビュー(男性、この方もお若い)

「こっちもその、安易に置いていかれるという人たちに関しては、

ちょっときついことを言ったりすることもありますんで、トラブル

に近いような形にはなりますけど、ただ、もう、その、こっちも

言いたいことは命を大切にするということなんで・・・。」



処分ゼロへ② 新たな飼い主へ譲渡するために


職員が次に取り組んだこと。それは、狭く暗い部屋の中では

なく、日中を太陽の元で過ごさせることだった。

(画面には、日の当たる屋外に繋がれた沢山の犬たち


このことによって、時間をかけて一頭づつと触れ合うことが

できる。

時にはこんな光景も・・・。 (犬を洗ってあげてる職員さんたち)


清永D: 結構シャンプーもしてあげるのですか?

職員さん: 「たまにですけど。」


松崎所長:「今の形をとることで、手間ひまはかかるんです

けども、一頭一頭の健康状態もチェックできるし、この犬は

こういう性格ということもわかるので、これが譲渡する場合に

新しい飼い主さんにきちんと説明できる。いい所も悪い所も

知った上で引き取って頂けるということで、これは、譲渡に

関してはプラスになってます。」


性格などの情報は、一頭づつ細かく記され、ホームページ

にも公開される。 毛のカットをされてるこの犬は道を彷徨って

いたところを保護された。

(カットされ、櫛でとかしてもらっている小型犬の画像

 大人しく素直にカットされている。)


女性職員さん: 「この仔、来たときは凄い凶暴で・・」

清永D: あ、そうなの? へぇ~~。

      やっぱり、シャンプーとか手入れすると貰われる

      確率高くなるの?

女性職員さん: 「そうですね。きれいだと目に留めてもらえる。」


引き取りが減ると、施設にいる頭数が少なくなり、それが今度は

譲渡に繋がるという好循環が生まれた。

しかし、この循環について、職員たちは揃ってあるキーワードを

口にした。


松崎所長: 「これは、本当、行政だけの力じゃなくて、愛護推進

委員さんとかボランティアさん、そういう人たちのみんなの力です

ね。」

職員さん: 「行政だけが変われば全部、処分数がすぐ減るわけ

ではないと思うんですよ。」



行政だけではない・・・。

処分ゼロへの挑戦は、民間でも始まっている。


千葉県にあるNPO法人ライフボート

ここでは、動物愛護センターから処分直前の犬や猫を引き取り、

新しい飼い主が見つかるまで育てている。この日も新たな家族

を探して、多くの人が訪れていた。


清永D: 本当は処分されていてもおかしくなかった?

ライフボート稲葉さん: 「そういう子たちですね。

暫くたってからご連絡頂いて、元気にしてますと聞くとか、凄い

楽しそうにしている写真を送って下さる方もいて、それを見るとき

がすごい嬉しいですね。


日々の活動に必要な餌やトイレ用品、防寒具などは一般市民

からの支援などからによって支えられている。

(動物たちと触れ合う、一般の人たちの優しい笑顔が映る)



熊本市

一人の女性があの小型犬の前で立ち止まった。

(手には一頭一頭の紹介が書かれている紙を持っている)


「これを、ずっとうちの娘がコピーしてきたからね。

 インターネット! そう、そう、それで調べたって言った。」


やっとの思いで生まれる笑顔・・・。更にもう一匹、新しい飼い主

の家へと迎えられることになった。


その一方では、今日も全国各地で、あまりにも多くの命が

見捨てられている。


処分ゼロ・・・。 その日はやってくるのだろうか?



松崎所長:「処分のあの時の気持ちというのは本当に言葉に

        表せませんから・・・・。

        それをしたくない為にいろんな模索をしてきた。

       処分ゼロというのも夢ではないかなと思います。」


今年度、熊本市は、まだ、一頭の処分もしていない。

(画面には大きく以下のテロップ)



熊本市動物愛護センター

09年度 殺処分ゼロが続いている









追記 :
上記の放送が YouTubeに登場しましたので
以下にリンクします。











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