2007-12-21 21:34:28

髪の毛醤油の作り方

テーマ:人喰い書評

さて、売春を斡旋した学校の先生が死刑判決を受けたり
ニートの数が日本の数倍であるといった
不名誉なニュースが続く中国でありますが、
2007/10 に
中国の危ない食品

という本が出ました

大体中国人が書いた訳本というのは

読み難いのですが、この本は最新情報満載で、非常に面白かったです。



しかし読み始めの時は

今更何をいっているんだい。
「チャイナフリー」という単語が
免罪符のように使われている昨今。
……と読んでみると

胎盤を食べ、野生動物を好む食文化
の項にて、胎盤を出すレストランについての記述を発見
一部ご紹介すると

>ハルビン市の棒レストランが、民間伝承では滋養に大いに効果があるとされる
>人間の胎盤料理を出した。
>しかもこれを大々的に紹介したため
>市民の間から「それは人肉を食べているのではないか、変態だ」と
>いう非難が噴出した。
>胎盤は当地のある医院から買った物であり、
>くだんの医院はなかなかの「職業倫理」の持ち主であったようで
>というのはこの胎盤に
>「この胎盤はB型肝炎をはじめ伝染性の病原体に感染していません」
>と証明書をつけていたのだという

証明書がついていれば良いというものでは
ないと思うけれど。
ま、胎盤はあまり効果がないのではないだろうかというのが
この本の主張であります。

他にもこの本では「髪の毛入り醤油」の作り方を詳細紹介している。
ちなみにこれは「発ガン性」のある非常に危険な食物である。

>理髪店から集めた毛髪を分解し、
>アミノ酸溶液にしたものは「毛髪水」と別称されている。
>「毛髪水」は本来、工業用アミノ酸として使われていたが、
>いつしかこれを醤油などの食用調味料の材料としたのだ。
>「毛髪水」アミノ酸で作られた醤油は
>大豆を発酵させて作られた醤油のアミノ酸に比べると
>安価なだけでなく、表面上は醸造醤油の品質検査基準に達している

>東北や華北では
>理髪店で刈った毛髪の大半が一キロ当たりおよそ一元で集められている
>これを1元80銭ほどで、山東省や河北省の業者に売りつける。
>業者はこれをアミノ酸母液として
>全国各地に売る。
>醤油メーカーはこの母液を調整して「頭髪醤油」を仕上げ
>安価な醤油として料理屋やレストラン、朝市に出荷する。
>河北省のある地方では
>頭髪の集荷、買い付けが盛んで「頭髪専業村」まで
>出現しているほどだ。
>村には頭髪買取センターがあり
>全国から集められた頭髪を初期加工して大都市へ売っている

もう組織的な話だったのね……と納得。
くれぐれも中国製の醤油にはご注意をということで
ではまた

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2007-04-24 22:23:04

鳥葬について、あなたはどこまで知っていますか?

テーマ:人喰い書評

このブログでも何度か触れたけれど
「鳥葬」に関しては遭えて、先だっての人喰い本では触れなかった。


テレビで一度だけ「鳥葬」シーンを見たことがあるが
あれは「外国人には見せてはいけないもの」ということで
そう情報が日本に入ってくることは無いのだ


今まで取り上げたのは


「ハゲワシは人の尻から人肉を食う。簡単につっつくだけで腸が露出し
 食べやすいからだ」
「化学調味料の影響か最近の人肉はまずくて、ハゲワシの喰いが悪い」


であろうか。他にもあったかもしれない。


今回は旅関連の書籍を探していて
たまたまたこの「鳥葬」に立ち会ったという日本人の本を発見した。
非常に興味深い内容なので今回はご紹介したい。

*文章はあちこち中略。詳細は書籍を読むことをお勧めする


アジアン包 作者 遠藤ケイ


遠藤 ケイ
アジア包〈上巻〉
遠藤 ケイ
アジア包〈下巻〉

*男性である。現在千葉在住。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

地上に夥しい数の死者の衣服が散乱している。
男物、女物、子供の服もある。
長い黒髪が岩に張り付いている。死体は鳥葬師の手で切り刻まれ、肉や内臓はあらかた
ハゲワシに食い尽くされて跡形もないが、よく見ると石塊に混じって骨のカケラや爪が残っている


死臭と血の匂い、鳥葬師が振り下ろす刃物が肉を切り、骨を断つ音、匂いを嗅ぎつけて
何百羽と群がっているハゲワシの殺気立ったうめき声。
恐れに震えながら地面にふれ付して祈る縁者たちの低くくぐもった読経の声。
そうした幻影がホロスコープのように現出して動き始める。


鳥葬はチベットに仏教が入り込む前から行われていた。
古くは犬葬もあった。
かつての鳥葬は死体を鳥葬場に杭で組んで立ち去り
それを空の王者たる猛禽類のハゲワシが食う。

犬葬は死体をただ山に置き去りにし
野犬が食って処理をする。

全ては人為的というより、
自然界で日常的に行われていることを儀式として取り入れたものだ。


鳥葬は専門の鳥葬師によって行われる。
死体は屈んだ姿勢で頭陀袋に入れられて運ばれてくる。
巨大な岩盤にたった鳥葬師が刃渡り七十センチの鉈と三十センチの包丁を手にする。
既に死臭と気配を嗅ぎ取った夥しいハゲワシが遠巻きに囲んで鳴き騒ぐ。


死者の解体が始まる。
硬直している死体をうつぶし、背骨に沿って縦に包丁が入れられる。
尻と腿の後、ふくらはぎを切る。
皮膚の下に白井脂肪の層がぱっくり口をあける。
強い脂肪の匂いと死臭がたちこめる。


死体を仰向けに戻し、肋骨の下から腹を切り裂く。
血に染まった内臓を切り分けて出す。
頭と両手両足を切断する。
肋骨を包丁で叩き割る。
食べにくい足の裏の肉は薄く削ぎ切る。


ハゲワシが一斉に群がってくる。
鋭い嘴と爪で肉が食いちぎられ、長い腸や内臓が引きずられる。

切断された頭が転げまわされ
眼球が抉られる。
凄惨な争奪戦が繰り広げられる。


人肉があらかた食い尽くされると、鳥葬師がハゲワシを追い払う。
残った骨などの処理が始まる。
肋骨を削り、硬い腰骨や大たい骨を杵で砕く。
頭は食べられない髪の毛を問う日ごと削り落とし
頭蓋骨を杵で砕く


脳みそが飛び散らぬように取り出し
ツアンパをまぶして放り投げる。

死体の痕跡は殆ど残らない。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

非常に詳細な的確な文章。
「鳥葬」について今後もこれほど詳細な文章を残す人は
現れないかもしれない。


犬葬というのはこの本で初めて知った。
これについても時間があれば調べてみたい


この他この本には
血を一滴もこぼす事無くやぎを解体する方法など
非常に詳細な筆致で書かれている。
おもしろい。良書、是非読んでいただきたい一冊である。


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2007-01-16 21:29:50

日本残酷物語

テーマ:人喰い書評

先だっての沖縄の情報を元に

過去のアイヌ民族の風習を調べていたら
古い面白そうな復刻本を発見しました。


日本残酷物語
 貧しき人々の群
 ISBN4-582-76095-3

日本残酷物語〈1〉貧しき人々のむれ

かつて残酷と名づけられてしまった現実
という 大月隆寛さんのあとがきも読む価値のある。納得できる内容であった


人喰いが関わってくるのはやはり突如として襲ってくる
「飢饉」の恐怖部分である。
むかしの飢饉というものは、今日では想像がつかぬほどの、激しい破壊力を持った力を振るった。
生産力が低く、飢えと粗食が日常であった時代には凶作はただちに生死の問題に直結したのだ


道端に倒れる人は数限りなく
はじめの内にこそ死体を埋めていたがまもなく誰一人と
省みる人は居なくなった
至る所に犬やカラスが群がって死体を食い散らかす光景が眺められ
人肉の味を覚えた犬はやがて生きている人間さえも襲うようになる。


人が死んだという話を聞けば


「このたさまではお祖父さまがおなくなりになった由聞いてまいりました。
 近頃御無心ながら、片身なりとも片ももなりともどうぞおわけくだされまいか、
 わたしのところの祖父さまも、二三日の内には片がつくだろうと存じます
 その際はすぐにお返しに上がります」


と女が尋ねてくる話は非常にリアリティがある。

他にも人食いをした家族の姉が山に篭り人を喰いつづけ逃げ回る話が掲載されているが

こちらはどうもできすぎていて、嘘っぽいような気がした。


「かまで追っ手を殺し喰い続けるって……やりすぎだろう」


人食いをした人間は首に石を結わえ付けられ川に投げ込まれ

川下の浅瀬で立ち上がったところで石を投げつぶてで打ち付けて殺すだけでなく
親族も復讐に来るやもしれぬと親類縁者も連座して殺されてしまう。

このあたりの感覚は日本人的には過去ありえそうなシチュエーションでは無いだろうか


説明によると、当時餓死した人間の肉を切り刻み
橋の下の川原で草木の葉と混ぜ合わせ「犬の肉だ」といって
売るのだという話は珍しくなく
その当時人間と家畜の距離はかなり近かったようだ


馬を食べた=人肉を食べた

四足の動物を食べたという意味で同意味と取っている節もあると書いている部分もある

かなりページ数多いので完読には時間がかかると思うけれど、
ナチュラルな人喰い話は小説仕立ての現代の犯罪と違い
恐怖度はかなり高い

池田 智子
中国茶トリビアの泉―中国四大美女が飲んだお茶は何?
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2006-05-12 10:53:30

北朝鮮人喰い収容所

テーマ:人喰い書評

北朝鮮人喰い収容所
黄万有

中々刺激的な題である
発行は2003年。北朝鮮が拉致を認める前の作品である。

この本は北朝鮮の残虐性に付いて訴える事により
北朝鮮の政治素性を明らかにするという
意図から書かれたものであるらしい。
であるからして題は興味をそそるよう刺激的な物になっているが
前半は牢で見聞きした話
後半は脱北してからの話となっている

内容的には興味本位の冷やかし本では無い。
真面目な文体からは作者の真摯な意図が見えたような気がした

以下はこの本の人喰いネタの列記である。
傾向としてはフランスのセレスタの人喰い女と似ているが

「痩せていて肉が殆ど無かった」

という証言はとても生々しい
余談として私は前作にて「北朝鮮で人喰い事件がある」
と書いたばっかりに

「あなたみたいな人と仕事はできない」

と首を切られてしまったことがありました
こうして本を読んでみるとやっぱり本当に
こうした事件が起こっているような気がする
のですが 皆さんはどう思われるでしょうか?
この本は喰い方自体を挿絵で紹介していて
何気に親切な一面もあります

○食人の罪人の家
 
○弟たちを殺して食べた

 両親が死に、売るものが泣くなり飢えが進み
 十日間何も食べていなかった兄は
 妹と弟の頭に斧を打ち下ろした 
 二人はそのまま死亡し、兄は身体を牛や豚の仔
 のように切り裂いて、ぺっこりとへっこんだ
 腹の皮まで肉だと思い込んで鍋で煮込んで煮て食べた

○通りすがりの娘を殺して食べた李南青

 遠い所からやってきたと思われるみすぼらしい身なりの
 娘がリュックからトウモロコシを出して水洗いをして
 釜の中に入れようとしたとき、斧で頭をうちわり殺した。
 何も考えず斧で豚を裂くように刻んだ

「人間の肉というのはとんでもなくうまいという話だが……」

 一晩中かけてたゆみなく火をくべ、
 切り分けた肉塊を大鍋ですっかり茹で上げた 
 そして一部づつ、煮物向きの中鍋に移して味付けをし
 まず片方の足を食べ、次いで一方の足を食べ
 最後は乳房にもかぶりついた

○娘を殺して食べた母親

○子供たちまでが食人鬼に

○恨みで殺した相手を食べる

○殺した女性の肉で饗応

○平壌市内で発見された食べられた死体

○人喰い犯たちが行く地獄

○弄ばれながら殺された人喰い犯


黄 万有, 李 秀哲
北朝鮮人喰い収容所―飢餓と絶望の国


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2005-08-19 17:10:55

ワイルドスワン

テーマ:人喰い書評

遅くなってしまったけれど
レビュージャパンにて
「カニバリズムの系譜」のプレゼントが始まった。


レビュージャパン
http://www.review-japan.com/
プレゼントコーナー(3名様)
http://www.review-japan.com/culture/present2.html


三名様にプレゼント。
こちらのコーナー作者が献本すれば今まで無料で
プレゼント企画をしてくれたのだけれど
今後は有料となるらしい。

トップページ。書籍に興味のある皆様に見ていただくと
多分効果があるのだろう。
(発売日から大分過ぎてしまったので
 おそらく効果は無いだろうという説もある)


はてさて、本日も風俗史から
人喰い文化を探るという話題を続けたい。

風俗史、の名著といえばまずこれ
ユン・チアンの
ワイルドスワンを外せないだろう


ワイルドスワン
ISBN4-06-263772-3

ユン チアン, Jung Chang, 土屋 京子
ワイルド・スワン〈上〉

学生時代に読んだ時はあまりに濃厚な内容に驚愕したものだけれど
三代にわたる女性の壮絶な記録である。


この中に配給で受ける肉を「脂身が多い部分にして欲しい」と
祖母が言うシーンがある。


つまり当時中国では肉は焼肉にして食べる物では無く
ダシ、にして使うものだったということが想像できるのである

これは中国に限った習慣ではなく
ヨーロッパでも中世の時代庶民は

月に一度黒パンを焼き、毎日はそれを溶かして
食べていたという話が残っている
肉はやはり焼いて食べるのではなく
スープのダシとして使うものであったのだ


実際に人喰い犯が多発してくるのは食生活が変わり

「肉は肉のままで」

食べるようになってからであろうか。


ワイルドスワンにも人喰いシーンがあったと思うが
急に思い出し探してもみつからなかった。
もし近代中国史について勉強したい。
知りたいという人は是非読んでみると思う
結構ブックオフ、百円コーナーに並んでいるのも事実である
名著なので悲しい……しかし一般人からしてみれば
一度読めば必要無い本なのであろうか


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2005-08-19 00:04:29

中華文人食物語

テーマ:人喰い書評

またジュンク堂で一冊売れ、在庫は七冊になった模様。
アマゾンで検索すると
メタ・ブレーンで出ている本の中で
7番目に売れているらしい。
意外と低くてびっくり。いやいや。高くてびっくりであります。


こういうランキングを見ていると
売らねばならんなあ。という気持ちになります


楽天ブックス
http://books.rakuten.co.jp/RBOOKS/3596477/
アマゾン
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4944098685/qid%3D1120649695/249-6334288-5799544

発売元 メタ・ブレーン
    カニバリズムの系譜ーなぜヒトはヒトを喰うのか
    作者 池田智子
    ISBN4-944098-68-5 1500円


次の執筆も決まりまして
中国茶関連の書籍を出す事になりました
ということで販促サイトであります


中国茶★花茶★意境
http://plaza.rakuten.co.jp/mylady/


まずはこちらのサイト同様書評から公開しております。
もし宜しかったら覗いてみて下さい。

新規の本を書くにあたり書店をフラフラしていると
何と私の本よりも二ヶ月早く「人喰い」本が出ていた事を発見した


中華文人食物語 南條竹則

南條 竹則
中華文人食物語

2005/05/22


出版元は集英社!
ファンタジーノベル大賞を受賞した人物である
参考書籍を見ると
日本発売の書籍ではなく本場中国の書籍を参考に書いている


「この人はやるのかもしれない……」


ドキドキ手に本を握りつつ。
最初の数ページを覗いて、大きな誤解に気がついた。

この本は人喰い本ではなく、中国の食文化に関する本

であったのだ。

しかし勘違いをしたのは私だけでは無く書店側もそうだったらしい
本は何度思い出してもカニバリズム関連の
ホラーの棚に置いてあったのだから

やれやれ……と思いきや
そうした勘違い読者を救済すべく?


「憎い敵を食べる話」


が掲載されていた。
内容的には新しい物は無いけれど
作者的には「人肉なんて本当に食べる訳無いでしょ!」という
意思があるのか


口に出して言うからといって、実際に食べるかどうかは別問題
好きだから食べるのではなく、憎いから食べるというのは理解出来ない


と結んでいる。
ふむふむ。なるほどと思うが
皆様はどうだろうか。


文体的にも軽いエッセイにも近く読みやすい。
気になる方は書店でこの部分のみ立ち読みされると良いだろう
間違っても怖すぎて本を閉じてしまう事は無いと思う

すっきりと上品な、かつ勘違いを起こす本でありました

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2004-12-07 21:18:29

少年A

テーマ:人喰い書評
少年A
佐川 一政 (著)
価格: ¥1,470 (税込)
単行本: 202 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: ポケットブック社 ; ISBN: 4341141341 ; (1997/09)

目次
第1章 一四歳の"僕"
第2章 少年Aは誰だ―透明人間の犯罪(少年Aはどこからきたか)
第3章 酒鬼薔薇君への手紙
第4章 緊急鼎談 「少年Aの心の中」(天使の共犯闇がない)

現実世界でも少年Aは無事一般世界に戻ってきたけれど
これは人喰い本というよりも
完全にエッセイだと思った方が良いかもしれない。

日本を代表するカンニバルキラーが少年に送ったメッセージ。
もし行く所が無ければ僕の所に来ても構わない。
パリで散る筈だった命。
殺されても別段構わない。
といった内容は少々ドキッとした

少年Aが出獄した際
小説家になりたいと回りの人間に漏らしていたそうだけれど
それは本当になりたかったからではなくて
それはもしかしたら佐川氏の声が
彼に届いた事を伝えたかったからなのかもしれない。

佐川氏は完全に贖罪を終えたのではないか
この本を読んで私はそう思いました。




著者: 佐川 一政
タイトル: 少年A
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2004-12-07 21:12:16

生きていてすみません―僕が本を書く理由

テーマ:人喰い書評
生きていてすみません―僕が本を書く理由
佐川 一政 (著)
単行本: 274 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 北宋社 ; ISBN: 4938620138 ; (1990/12)

第1章 なぜ僕は本を書くのか
第2章 渇望し、想像する。しかし、実現すればすべては終わりだ
第3章 ぼくのこれから出す「本」について
第4章 カニバリズムは皮膚感覚だ
第5章 閑話休題(ほんのひとやすみ)
第6章 閑話休題言帰正伝(それはさておきほんだいにもどります)―「自己表現」の領域で出会った人々
第7章 唐十郎との出会い―『佐川君からの手紙』の『佐川君』を実像佐川が観る
第8章 閑話休題(コーヒーブレイク)
最終章 言葉の彼方へ
資料篇

現在アマゾンでは取り扱いが中止にされている本である。
日本を代表するカンニバルキラー佐川一政氏の対談集である。

表紙には佐川氏が自筆で描いた自画像が描かれている。
私は逮捕時の写真を見た事があるけれど
その時よりはふっくらと、精悍にかかれているような気がする

人喰いとして批難されながらも
書き続ける彼の姿勢がまざまざと描かれている。

事件からかなり経っての本であるので
人喰い本としては一線を画するし
対談集なのでどちらかと言えば内容が薄い。

で、あるからして発売停止だから……と無理して読むような本では無いと思う


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2004-12-07 21:06:35

霧の中

テーマ:人喰い書評
霧の中
佐川 一政 (著)
価格: ¥1,365 (税込)
単行本: 175 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 彩流社 ; ISBN: 4882027461 ; (2002/05)

私が持って居るのは話の特集社が出した物で
表紙には女性が足を組んで座っている絵が書かれている。
これはエゴシ・シーレの「座る人」だそうだ。
現在発売されているのは「霧の中」と大きくロゴが全面に出された物である。
1983年9月発売の4版。
1版が発売されてたった10日で4版が発売されている事からも
当時の反響振りがうかがえるような気がする

日本を代表するカンニバルキラーの佐川一政氏の
自伝とも取れる書籍である。
文章は明瞭で、多少誇張しているのではと思う部分はあるけれど
事件の記録としても、小説としても楽しめる本では無いかと思う

フランスで友人の女性を殺し、その肉を喰らい捨て逮捕。
そして精神病院を経由して無事日本に戻って来た経緯など
稀有な経験が包み隠さず書かれている。

巻末には彼の年譜が掲載。
童貞喪失……マスターベーションを覚えるなど
かなりプライベートに踏み込んだ内容が記載されている。

ライフル銃で撃ち殺した後
臀部にかぶりつき、その後屍姦。
すき焼きにして喰うなどまあ、
厳しい内容は後半部に集中している。
心臓が弱い人はくれぐれも読まないほうが良いと思う



著者: 佐川 一政
タイトル: 霧の中
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2004-12-07 20:57:11

レーニンをミイラにした男

テーマ:人喰い書評
レーニンをミイラにした男 文春文庫
イリヤ ズバルスキー (著), サミュエル ハッチンソン (著), Ilya Zbarski (原著), Samuel Hutchinson (原著), 赤根 洋子 (翻訳)
価格: ¥670 (税込)
文庫: 267 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 文芸春秋 ; ISBN: 4167309947 ; (2000/03)

目次
第1章 レーニン死す
第2章 冷凍保存か薬剤処理か
第3章 父ボリス・ズバルスキー
第4章 少年時代
第5章 大学時代
第6章 レーニン廟で仕事を始める
第7章 粛清の嵐
第8章 遺体とともにシベリアへ
第9章 1945年、ベルリン
第10章 科学の世界も一党独裁
第11章 迫害の日々
第12章 国境を越える遺体保存チーム
第13章 ニュービジネス

カニバイズムとは少々路線が違うかもしれないけれど
「死体」といった観点でコラムを書く機会があり
その際の資料として購入した。
表紙に写っているのは死後二ヶ月経過した後のレーニンの姿である。

現在レーニンの姿の写真を撮る事は禁止されているので
現地に行かない限り、
レーニンのミイラを見る事ができるのはこの書籍の表紙のみである

世界最高峰の死体保存加工技術について触れられ
最終章の「ニュービジネス」では
徐々に減りつつある仕事を補完する為に
マフィアの遺体をミイラ化するビジネスについて触れている
これも世界の流れか、と思うけれど
どうしても「ミイラ」というと
エジプトの骨と皮だけのミイラを思い浮かべてしまうので
もっと別の単語が無かったのかと思ってしまう程
私達の常識から離れた「ミイラ」像について語っている
正に生きているよう。
そのままの姿で保存をするには様々な装置が必要だそうけれど
その装置をとっぱらった後でもそのままの姿で何年も残り続けるのだそうだ

そう怖い本では無い。



著者: イリヤ ズバルスキー, サミュエル ハッチンソン, Ilya Zbarski, Samuel Hutchinson, 赤根 洋子
タイトル: レーニンをミイラにした男
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