雪の日 | ヘルベルト・フォン・ホリヤンの徒然クラシック

雪の日

2月12日土曜日は全国的に雪。東京でも朝から雪が舞降りて来た。これは積もるな。


午後12時から初台のスタジオでロ短調ミサソリスト、佐竹由美さん、加納悦子さんとピアノプローべ。二人とも素晴らしい。歌にうるさいホリヤンが選んだだけはある。バッハ歌いとしては日本で最高水準の人達だろう。指揮者の要求にもよく応えてくれる。幸せな一時間は瞬く間に過ぎた。


終わって飯は何にしょうかな? 雪の日にはやはり蕎麦がふさわしい。ピアニストの藤井美紀さん(本番ではオルガン)と通りで目に入った蕎麦屋に入る。蕎麦を食っているうちに雪景色を見たくなる。奈良飛火野の雪景色。これはあまりに遠すぎる。蕎麦から連想して調布深大寺に決めた。京王線つつじヶ丘駅からバスで約15分、日頃は参詣客で賑わっていると聞いていたが今日はほとんど人影は無い。名物蕎麦屋、土産物屋も閉まっている。大雪の日に訪れる物好きはホリヤンぐらいのものだ。唯一開いていた鬼太郎茶房に入り暖をとった。



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雪の深大寺。創建は奈良時代にさかのぼる古刹。なぜここが蕎麦で有名になったかはワシャ知らん。一番美しい深大寺を見て得をした気持ち。



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鬼太郎茶房に入り暖を取る。水木しげるキャラクターに囲まれて幸せだ。


この辺りは水木しげる先生が住んでいたところで「妖怪エリア」と言われるオモロイところだ。この茶店も普通のしもた屋をそのまま使っていて妙に落ち着く。このままゆっくりしていると妖怪村の住人になりそうなのでぜんざいを食ったら腰をあげた。


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頼んだメニューは、目玉饅頭付きぜんざい。饅頭をポチャンとぜんざいの中に入れてから食うのです。


夜からアニモのバッハ合唱練習。いつも音程の悪いこの合唱団、どういう訳かこの日は良く、音楽的な練習となった。なんだか妖怪の力が乗り移ったみたい。