赤字企業を黒字にする企業ドクター・ホリコンの経営改善クリニック

会社も業績不振という病気になり、処置を誤ると最悪「経営破たん」することもあります。企業ドクター・ホリコンの企業診療日誌です。

年商2億円~30億円規模のオーナー経営者の皆様!
営業利益ベースで赤字でもそれが年商の10%以内であれば黒字化は十分可能です!

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瀕死のホテルを再生せよ!
喫茶ホリコン繁盛記の二作品かパブーに登場!
ipadでも読めるそうです。よろしくお願いします(^O^)

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会社の病気を治すホリコンです。


■製品別標準原価の設定

 コストマネジメントにおいて、製品別目標原価を設定することは基本中の基本となります。少なくとも計画段階において、個別製品(サービス)ごとの原価を見積もり、目標利益を設定しなければ、“成り行き管理”となります。成り行き管理とは、業績不振の原因を消費者やライバルあるいは経済環境の責任にするような経営姿勢のことです。


ここで製品(サービス)別の原価をあらかじめ把握・設定しないと、どのような問題が起こるか想定すると下記のようになります。


図表 製品(サービス)別の原価を把握していないことによる問題点(例)

問題点

考え方

売れば売るほど赤字が広がる

売上=個別売価×販売数量であるので、

個別の利益(売価-原価)が確保できなければ、大量販売=赤字幅の拡大となる。最悪のケースは、変動費以下の金額で販売することである。つまり限界利益が赤字である製品を販売しつづけることは業績悪化に直結する。

値引き要求に対抗できない

計画的に個別原価を掴んでいないと、相手方から値引き要求を受けたときに、それを受けてよいのか、あるいはいくらまで値引きしてよいのかわからない。

予定通りの利益がでない

通常は、計画利益>実績利益となる。つまり希望どおりの価格で売れるとは限らない。例えば自社製品が販売不振の場合に、同業他社が類似製品の価格を下げてくると、それに対抗するために値引きせざるをえない。あるいは在庫ロスを避けるために処分価格で販売することになると、当然計画に対して実績利益が減る。つまりこれらの、価格対抗、在庫リスクを原価・利益計画に含めて想定内とすることが大切である。

どうでしょうか?このように、製品(サービス)別の予定原価と実績原価の把握が重要だと言うことはご理解いただけましたでしょうか?

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会社の病気を治すホリコンです。


「標準原価計算の活用法」


A:標準原価計算制度を採用して、財務諸表を作成する→原価差異は一括で把握して、際は定められたガイドラインで会計処理をする。


B:標準原価計算を管理会計の手段として利用して、財務諸表は実際原価で作成する。→原価差異を問題のありそうな製品やラインに絞って差異分析をする。


C:財務会計システムと生産管理システムを一体化させ、実際原価と標準原価比較をリアルタイムに実施する。


ドクトルとしては、管理会計手法として手軽に導入できるBの方法がお勧めだと考えます。この方法だと会計システムの大幅な変更が必要なく、現在の会計システムをそのまま活かしながらその枠外で管理会計として問題発見と解決に利用できるからです。




図表   標準原価計算の代表的種類




理想標準原価



現実的標準原価

原価設定のスタンス

最高水準の理想的な状態における標準である。

現在予期されるある程度の努力目標である。

適用並びに改定の頻度


長期的に適用される。(≒基準標準原価)

短期的に改定される。

(≒当座標準原価)

コストコントロールにおける役割

実際原価との比較により実際原価の傾向を把握する。

経営能率増進手段として現実に近い目標として利用される。


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