ちょっとボーナスが入ってから買い物をすると、今まで手が届かなかったアイテムにも手が届くので色々迷ってしまうことが多い。
金持ちの人は「好きなブランド」や「本当に欲しいもの」と欲望に忠実な基準で十分なのだが、私のような貧乏人はすぐに破綻してしまう。
そのため絞り込むための基準を用意する必要がある。
一例だが、友人は物を買うとき、「人の肌に触れるものは良いものを使う」という基準で買い物していると聞いた。
私のこれまでの買い物を振り返ると、主に次の3点で考えていることが多い。
まずひとつは「一日の中で長い時間使うものであるか」ということ。
例えば文房具は人前で使用することが沢山ある。
長く楽しめるものならゲームだってそうだ。時間とのコスパは最高である。
逆に「突発的なその日限りのイベント」にはあまりお金を使わない。例えばオールの飲み会は金銭的にも時間的にもあまり魅力を感じない。同じメンバーで一ヶ月のうちに何回も繰り出すのも良しとしない。
次に「成長への投資であるか」ということ。自己投資のためのお金なら多少無理してでも払う。
例えば書籍。安い文庫本なら立ち読みしたり借りてしまうが、難しいけど確実に必要そうな専門書(たとえばコトラーのマーケティングは8000円位)は必ず購入する。
以前は自己啓発書の類をよく購入していたのだが、この一年でビジネス書は多読してもあまり参考にならないことがよくわかったので、最近は古典にお金を使っている。(岩波文庫とか)
余談だが、ビジネス書は多くの物を読んでも似た内容のものが多すぎるので、「この分野はこの一冊だけ参考にする」と決め、何度も読み返す方がよいと思う。
最後に、「今すぐ必要なものか」ということ。
例えば就活のとき、iPod touchを即決で購入した。紙の手帳では間に合わない位の予定管理や毎日たくさん来るメール管理、説明会の予約するため迅速なインターネットアクセス、そして面接のための反省を書きだす就活ノートが必要だったからである。
今すぐ必要なものを買うことは、高いモチベーションで使えることを意味する。その分機能を覚えるスピードも早いし、高くても買い物の満足感が大きい。満足感は非常に大きなポイントだ。
さて、この3点は本や文房具などの大きなくくりだけではなく、同じ商品群の中での機能差で迷ったときにも使う。
例えば一日のうち何度も使うパソコンならば、時間の節約をするためにも立ち上がりのスピードを重視して少し高価なSSD搭載モデルを選ぶ。その代わりに現時点では必要性が低くあとから拡張できる容量は抑えめにする。
この3点だけでは汎用性にイマイチ乏しいが、最終的にはそのお金を出した以上に満足できると思うか否かで決める。SSD128GB増設するのに2万円かける位ならその分をPSvitaにかけた方が満足するじゃないか。
基準を持っていて役立つことは、何もお金だけではない。
時間だって同じだし、人生に「選択」がある以上、自分が何を大切にしているのかという基準を持つことは私たちの進むべき選択を示してくれる。


