翻訳かけこみ寺

翻訳会社を経営する筆者が翻訳のことを自分の体験も含めよろずや的に語る


テーマ:
さて昼はシャンパン付きのブランチでご機嫌だったのですが、夕食はどこに行けば良いのでしょうか。ホテルのconcierge に聞いたら「カニ料理は好きか」と聞かれましたので好きだと答えたら、ホテルのすぐそばにあるピノキオと言うレストランを紹介されました。

「予約をしたいのです(I’d like to make a reservation)」と言ったところ、「ここは予約出来ません」(You can’t make a reservation for this restaurant.)と言うのです。「何で」(Why not?)と聞いたら「予約を受け付けないんですよ」(They can’t accept reservation.)とのこと、You just go and find out if they have a seat for you. (とにかく行って席があるか確かめるしかありません)ですって。「ファーストフードじゃあるまいし、何で 」と思いましたが、余程の繁盛店のようです。まぁ、良いか、Just go! だと割り切って、行きました。驚きましたね、7時と言ったらヨーロッパはまだ宵の口、夕食は普通は9時位からですが、ほぼ満席です。

値段は美味しいカニ料理が二皿で盛り沢山、赤ワインを取ってそれで3人で1万円位。これは混むに決まっています。
しかも私が他の人がフルーツの入ったデカンタのワインを美味しそうに飲んでいたので頼んだのですが、これが甘くて飲めない、そこで次のように言って謝りました。Actually, I made a big mistake. I ordered this but we don’t like it. Can you let us have a just ordinary red wine? I’m very sorry! (実は大間違いをしてしまいました。これ注文したのですが、飲めないんですよ。普通の赤ワインに変更してくれますか)
このようにハッキリ言ったところ嫌な顔もせずに注文し直した赤ワインを直ぐに持ってきてくれました。これには感激し、リスボン滞在中、毎晩通うことになります。

大晦日、今日はピノキオでなく、海沿のレストランで夜景でも見ながら食事をしたいなと思い、ホテルの紹介で予約しました。タクシーで行ったのですが、海沿いにレストランが並んでいます。その中の一軒でしたが、海沿いのため、door to door ではなく、タクシーを降りてからかなり歩かなければなりません。行きは良いが帰りはタクシーをどうやって確保出来るのか、電話で呼んでもその店までは来られません、タクシー乗り場があるのか心配で、店の人に断ってタクシー乗り場を探しました。それらしき物はあるのですが、タクシーなんて一台も止まっていないし、走ってもいません、「これはダメだ、帰れなくなってしまう」と思い、くだんのレストランはキャンセルしてホテルに帰ろうと思い、真剣になってタクシーを探し始めました。ところが見つかりません、そのうち薄暗くなってきました。人通りもないところでどうしようかと悩んでいました。そうしたところ、何人かの若い男性達が話しかけてきて、「乗っていかないか」とあまりうまくない英語でジェスチャを交えて言ってきたのです。私は乗ろうかなと思ったのですが、家内がダメだと目配せしています。人相も不良っぽいし、そう言えばさっきその辺でたむろしていたのを思い出しました。嫌な予感がしたので断りました。

さて「断ったのは良いけれど、どうしたら良いの」、時間ばかり過ぎます。この海沿いから遠くに行ったら余計にタクシーは来ないだろう、これは辛抱強く待つしかないと腹を決めました。小一時間も経ったでしょうか、有難いことに一台のタクシーが来たので祈る思いで手を挙げました。そうしたら止まってくれました。2度ビックリしたのはこの運転士が英語がべらべらなんですね。

また何で?
You speak good English. Where did you learn English? (英語がお上手ですが、どこで習ったのですか)と聞いたところ、I studied it by myself through T.V. or radio (独学です。テレビやラジオで勉強したんです)とのことです。

英語が通じる人が現われたので私は事情を話しました。ホテルにいったん戻って先ほどのレストランをキャンセルをすると言ったところ、You don’t need to go back to the hotel. I will cancel this for you. (ホテルに戻ってキャンセルしなくても、私がキャンセルしてあげます) と言って自分の携帯でキャンセルしてくれたのです。おまけにホテルのそばのレストランまで連れて行ってくれました。
大げさに言うと「地獄で仏に会った」(I met a Buddha in hell) 思いでした。
AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。