必ず、泥丸から吸収した陽気を送るようにしていただくことが必要です。或いは、湧泉からでも問題はありません。どちらを取るかはそれを教えていただいた先生の方法によります。私は、泥丸からの方法をとっています。慣れれば、両方から行っていただいても構いません。
医療気功をされるに当たり、最も注意すべきを記載しておきます。下記の事項はしっかりとご記憶下さい。但し、重病で本人が行うことができない場合は、施術を実践する方が、以下の点に注意しながら行って下さい。
①外気のみを使用し、身体内に蓄えている自身の気(先天の気=真気)は決して放出しないこと
②患者のマイナスの影響を受けないために、決められた時間を守ること。一回に40分程度
③医療気功は医術に対しての補助的な役目を担っていることを理解させること
④人間の自然治癒力を高めるために医療気功があることを説明のこと
⑤依存せず、自らが病気を治す考えを持ち、可能ならば医療気功を覚え実践してもらうこと
⑥施術者は方法を間違えば、患者の病気の影響を受ける可能性があることを知っていること
以上のことは、医療気功のみならず、ヒーリング、レイキ等々で上記のことは共通する項目です。本格的な施術は正しい方法を持って行う必要があり、間違った方法の場合は、時には施術者自らが命の危険さえもあることを自覚しなければなりません。 (出典)