『父親たちの星条旗』

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試写会で見てきました。硫黄島2部作の1作目。


父親たちの星条旗


8月にNHKで硫黄島での戦争の特集を見てから、興味を持ちました。

日本でのドキュメンタリーの場合、やはり客観的であっても日本人の目でみているので、

今回のこのアメリカの視点、日本の視点とどんな風に描いてあるのだろうと。


で、『父親たちの星条旗』なんですが、アメリカから見た硫黄島なので、

すべてアメリカの視点で、日本兵が出てくるのは、戦闘シーン、無残なシーンで顔もよくわからない程度です。


戦争映画なので、もちろん覚悟して行ったわけで、そういう確かに目を覆うシーンはありました。

でも、それ以上にこの映画は人間の内面を描いてあり、戦争で勝っても、

英雄と祭り上げられても、心の中で一生戦争は終わらないものなんだということをつくづく思いました。

そのときは無我夢中でわからなくても、人を殺したって記憶は一生忘れない。


先週、報道ステーションでクリント・イーストウッド監督がインタビューでも話していましたが、

平均年齢19歳だってことも衝撃です。何も知らないうちに、いろんなことが進められ、

若さゆえにいいとも悪いともわからなくなる。国には逆らえないということ。ほんとうに怖いことです。


あと最後のエンドロールが印象的でした。本編終わってしばらくして、席を立とうとする人の流れが止まりました。

たぶん、いつも終わったらすぐ帰りたいって思う人たちでしょう。(私はいつも最後の余韻まで浸るほうです。。)


実際の硫黄島での数々の写真に、これは実際に起こった出来事なんだということを

再度思い知らされるようでした。


1ヵ月後には、日本から見た硫黄島が公開されますが、こちらも見てみたいです。


いろんな人のいろいろな角度での戦争。61年が経ってようやく、知られてくるようになったってことでしょうか。

この機会にいろいろな真実を知りたいです。次は、現在公開中の『太陽』も見るつもり。

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