ほみりんのブログ

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〜Changmin side〜



ユノ先輩の顔が離れた。

といっても、20cmも空いてないくらいで。

「チャンミン…。」

そう、僕の後頭部と背中を支えながら、いつもより低い声で僕の名前を呼ぶ。

僕はどくどくどくどくと、自分の心臓の音がうるさすぎて、他に何も考えられない。

キス…された。

どうしよう。

でも、イ・ジュンホにされそうになった時とは違う。あのときは恐怖で、嫌悪感で、とにかく心が嫌だと叫んだ。

だけど…。

「チャンミン。」

「は、はい…」

「いきなり、こんなことしてごめん。」

「いや、そんな、謝らないでください…」

うまく言葉が出て来なくてかしこまってしまう。
でもユノ先輩は無理やりじゃなかった。

怖いか、嫌いかと聞かれて否定したのは本心で。
好きだと言われて、嬉しいと感じたのも僕自身で。

ユノ先輩を巻き込みたくないと感じたのは、今までの感謝の気持ちだけではなくて。

会えなくて寂しかったと思ったのも、離れがたくて両手をユノ先輩の背中に回したのも僕なのだ。

「チャンミン。もう一回、抱きしめても良い?」

僕の目を見てまっすぐいってくる。

「いや、あの、その…」

カァァっと自分の顔が熱くなるのを感じた。

「…ごめん。がっつきすぎた。俺ばっか言いたいこと言ってチャンミンの気持ち何にも聞いてないな。ごめん、チャンミンを前にすると余裕なんてなくなるんだ…」

なんで、こんなに僕の胸を締め付けることばっかり言ってくるのだろう。

「ユノ先輩。」

「ん?」

「なんで、そんなに…」

なんでそんなに僕を想ってくれるの?
僕を大切にしてくれるの?
僕は、先輩にしてもらってばかりなのに。

言いたいことは山ほどあるのに、あるせいで、
伝えたい言葉が出て来ない。

「…好きだからだよ。特別だから。でも、だから、大切にしたいから。俺のことが気持ち悪いと思うなら、先輩に戻れるよう努力する。結構きついけど、はは。」

僕の心の言葉に全て答えてくれるように先輩はいう。

「…好き。」

聞こえるか聞こえないくらいかの声で呟いたこと言葉が、ストンと自分の気持ちを示したことに気づく。

「…えっ?//」

「好きです。」

今度はちゃんと聞こえるように目を見て言った。

ぎゃあっという声がかき消されるくらい、ユノ先輩は早急に僕を引き寄せ、ぎゅうぎゅうに抱き締めた。

痛いぐらいだったけど、その鼓動が僕の心臓よりも速くて大きくて。なんとも言えない愛おしさが僕の胸を支配して。
ユノ先輩の背中に回した手に、少しだけ力を入れた。

「…大切にする。」

耳元に呟かれた擽ったい言葉を、僕は火照った顔を隠すように、ユノ先輩の肩に顔を埋めて頷いた。






おそばせながら、明けましておめでとうございます。
新年一発目はハッピーな感じにして見ました^ ^
更新が不定期ですが、今年もぼちぼち頑張りたいと思います。
今年もよろしくお願いします!


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