家出少女日記。-姉に恋した私-

私にはもう、帰る場所がありません。そんなもの、欲しくはないけど。

こんにちは。白木紅愛(シラキクレア)です。
ブログ開設当初は「家出少女」と名乗っていました。
このブログでは、日記型私小説、普通の日記、散文、仕事で書いた小説のダイジェスト版などを公開しています。

2005年12月~2006年7月付けの日記が本ブログのメインコンテンツになります。01| 私や家族について。の一番古い記事から順にご覧になってください。もしくはこちらのページを開いていただくと時系列順に読めます。こちらの方が読みやすいと思います。
基本的には実話ベースですが、プライバシー侵害や名誉毀損で訴えられかねない個所、ならびに私の身バレに繋がりかねない個所は適当に脚色しています。ご察しください。
書籍版も発売中です。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

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『家出少女日記。~彼女たちの楽園~』ネットワーク出版刊、電子書店パピレスで販売中です。PC、スマフォ、ケータイ全対応。よろしくお願いいたします。


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白木紅愛名義で長編を書くのはこれで最後になります。

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こんにちは、お久しぶりです。白木紅愛です。
このブログの書籍版『家出少女日記。~彼女たちの楽園~』が電子書籍として再リリースされました。PC、スマフォ。ケータイ全対応、電子書店パピレスにて販売中です。

家出少女日記。-姉に恋した私-

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文末に#twbngkとあるのが続き物、#twnovelとあるのが一話完結モノになります。ツイッターは完全に気分転換、リハビリ目的で書いているので、気が向けば他にも何か書くかもしれません。



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姉に対する苛立ちが消えた。
また、と言うべきか。これまでになく、と言うべきか。心穏やかに接することが出来るようになった。

きっかけは、昨日の日記。書き終えたとき、私はあることに気付いた。それは、自分自身の問題点。何故、苛立つのか。何故、悲しいのか。私はその原因を見出した。常に他人との間に壁を作り、心から人を愛することの出来ない私は、愛というものを過大評価していたのだ。

姉への愛(という名の幻想)を糧に生きていた日々、姉と共に見た光景は輝かしくて精彩に満ち、「あの頃は本当に楽しかった」と懐古せずにはいられない。これが、世に言う「思い出は美化される」という現象なのだろうか。確かにそう、あの日々は決して楽しいばかりではなかった。むしろ、生き辛くて仕方がなかった。

私はいつも怯えていた。姉の興味を失うことを。姉の愛情が自分に向けられていないと思い知ることを。私はいつも張り詰めていた。わずかな認識のズレも許せず、誤解に対して過敏になり、精神の均衡を失った。食事や睡眠に支障が出た。生物が当たり前に行なっていることが、努力しても出来なくなった。生きているのが辛かった。夜になるのが怖かった。それでも期待を捨てられず、自殺するだけの勇気も持てず。しかし、だからこそ、些細な変化や当たり前の日常を嬉しいと感じることが出来た。姉と通じ合えただけで、心から笑うことが出来た。

今の私には、それが出来ない。記憶の中で鮮やかに輝くあの光景を再び姉と共に見ても、あの頃のようには笑えない。この変化が、姉の笑顔を曇らせる。姉が悪いわけではないのに、姉にはどうすることも出来ない理由で、私の存在そのものが姉の心を曇らせている。姉を置き去りにして、私は幸せになってしまった。私が、姉を、置き去りにした。それが、どうしようもなく悲しいのだ。

しかし、このように感じるのは、愛を過大評価しているからではないか。

種の存続のためのシステムに過ぎない愛という現象、脳に流れるありふれた電気信号を、まるで万能の魔法のように神格化しているから、たかが心変わり程度で罪悪感に苛まれなければならないのだ。愛は、万能薬ではない。その事実から目を背け、間違った認識を抱くから、苦しむ羽目になっただけ。それだけのこと。当たり前のこと。

特別な感情など何もなくても、人はうまく付き合っていける。愛などなくても、恋から醒めても、姉と共に生きていける。そこに思い至った途端、姉に対する苛立ちが消えた。そしてまた、私は気付く。あの苛立ちは、姉に対するものではなかった。姉に対して何も出来ない自分自身に苛立っていたのだ。

姉は心を病んでいて、現実を正しく認識出来ない。私の言葉は姉に届かず、姉の目に映るのは私ではない。しかしそれでも姉の脳は、私について考えている。私の望む形ではないが、姉は私を愛している。これまでもずっと、そして今も。それを知っているからこそ、私は何も出来ない自分に苛立つのではないのか。特別な感情を失ったくらいで、人生が終わるわけではないのに。特別な感情を抱いていた頃、姉との関係がうまくいっていたわけではないのに。

私はただ、愛を言い訳にしたいだけなのだ。
愛は素晴らしいものだと言える自分になりたいだけなのだ。

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私には今、恋人がいる。
決して人を愛せないいびつな私に初めて出来た、“普通”の恋人。

その人のことは、不思議と自然に尊敬出来る。壊れた一面を目の当たりにしても「ああ、この人は、そうなんだ。これも、この人の人生の積み重ねの結果なんだ」と普通に受け入れることが出来る。批判的な思いを抱くこともなければ、「私がどうにかしなければ。この人を助けなければ」と身の丈に合わない使命感に支配されることもない。こんな相手には、初めて出会った。私は今、幸せだ。

かつての私にとって、書くことはすなわち復讐だった。私をこの世に生み出した両親に対しての。私を決して受け入れることのない姉に対しての。今この瞬間の私の苦悩を、喜怒哀楽を、幼稚だったといつの日か笑う未来の自分に対しての。だから、自分の作品が嫌いだった。全身全霊で自分を否定する自分の醜悪さを何故、好きになどなれるだろう。

でも、今は違う。未熟な面も多々あるし、痛々しすぎて居た堪れなくなったりもするが、それでも自分の作品は決して嫌いではない。あの人に出会って、私は胸を張れるようになった。生まれて初めて、胸を張って歩けるようになった。

その代わり、私は姉を愛せなくなった。
気付いてしまったのだ。本当は、姉を憎んでいたのだということに。愛ではなく、依存だったのだということに。姉の愛を得たいという気持ちの正体は、私を愛さなかったことに対する補償の要求に過ぎなかったのだということに。
気付いた途端、姉の身勝手な振る舞いに苛立つようになった。

いや、身勝手なのは私の方だ。私を愛さないのは、姉の自由。その選択が、姉のありのままの姿なのだ。自分の幼稚な執着心を愛だ恋だと美化して書き立て、そんな己の醜さに気付いた途端に姉に対して苛立つなど、自己中にも程がある。私はただ、姉に八つ当たりをしているだけではないのか。その点を踏まえると、こんな私を愛さなかった姉は、むしろ健全であるとすら思える。

それでも、思ってしまうのだ。
あのとき、姉が、私の誘いを拒まないでくれれば、と。「また一から出直そう、ふたりで一緒に同人作品を発表していこう」と言ったとき、あんなことを言わないでくれれば、と。
そうすれば、私は今も姉を好きなままでいられたのに。
そんな思いに圧倒されて、涙が止めどなく溢れ出す。

おかしな話だ。もしも姉が私の誘いに乗っていれば、私は今の恋人と出会うことすらなかっただろう。自分の生み出した作品を好きになることはおろか、胸を張って歩くことだって出来なかったに違いない。私は今、幸せだ。あのときの喪失は、言うなれば試練。欠陥だらけの私がこの幸せを手にするためには、避けては通れないことだった。

だから、あれで良かったのだ。姉が、この幸せを私にくれた。
なのにどうしてこんなに悲しくなるのだろう。

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