通勤途中のお稲荷さん

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以前勤めていた会社の最寄駅から会社に向かう途中に、小さな祠のお稲荷さんがありました。

私はそのお稲荷さんを続けて信仰することが出来ないと思ったので、いつもそのまま通り過ぎていました。

でも毎日通るので、向こうが 「おや?」 と気にかけているのは感じていました。

半年くらいたってから、通る時に見られている感じがありありとしていたので、その日から挨拶だけするようにしました。

祠に向かって頭を下げて、朝は  「おはようございます」  と言い、帰りは  「こんばんは」  と言って帰っていました。

それをし始めて1ヶ月くらいした頃、お稲荷さんから話しかけられました。

「手を合わせて行かぬのか」  と。

もし会社を辞めたら、私は二度とここを通らないので、そうなると定期的に拝めませんから、と説明しました。

その時は  「そうか」  と納得していましたが、毎日通って挨拶はするくせに、手を合わせないことがやはり気に食わなかったのでしょう。

ある夜のことです。

残業をして、21時半は回っていたと思います。

いつものようにてくてく歩いて  「こんばんは」  と挨拶をして通り過ぎると、後ろからついて来るのです。

「なぜ、手を合わさぬのか」  とちょっと機嫌が良くない感じでした。

そこで、同じ理由を言いましたら、 「ワシが怖くないのか!」  と言うと同時に、大きな真っ黒な塊になって私の正面に回り込みました。

うまく説明出来ませんが、背後にいた時は気配だけだったのに、真っ黒な雲の塊というか、煙の塊というか、そういうものになって、私の頭上から正面に、ぶわっと現れたのです。

その瞬間、体に電気みたいな衝撃が走りました。

”怖い!” という恐怖の感情が湧いてきましたが、そこで私の守護霊が出てきて一喝してくれました。(守護霊はこのように前に出ることは普通ありません。これは珍しいケースです。たぶん特別に危なかったのだと思います)

「多くの神々がついておるのが見えぬか!」 

そのお稲荷さんは一瞬、きょとんとしていましたが、 「上を見よ!」  と守護霊が言うと上を見上げました。

すると、ようやく私と縁を結んでくれている神々が見えたようです。

お稲荷さんは文字通り、シッポを巻いて逃げて行きました。

真っ白い尻尾を巻いて走って自分の祠に戻って行くのが見えました。

お稲荷さんって、やっぱり参拝してもらいたいんだなあ、と思いました。

次の日から3日続けて、夜、お稲荷さんの前を通る時に、 「香水?」  と思うような芳香がしていました。

脅して悪かった、というところでしょうか。

それ以来、会社に行く道順を変えて、お稲荷さんの前は通らないようにしました。

毎日通って挨拶はするけど手を合わせない私の態度も失礼だと思ったからです。

10分くらい遠回りすることになったのですが、仕方ないと思い、せっせと歩きました。

お稲荷さんとの関わりは難しい、と思った出来事でした。





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