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こんばんはニコニコ

この秋もまた、たくさんの映画に触れる機会がありました!
9月末のスウェーデン映画祭、10月末から開催された東京国際映画祭、11月頭にはフィンランド映画祭。さらには、劇場公開済み、これから予定されている北欧映画もあります。

遅くなりましたが、本日はあらためまして、10月25日から11月3日まで開催された第29回東京国際映画祭にて上映され、受賞した北欧につながりのある2作品と、筆者おすすめの作品を中心にお届けします!

まじかるクラウンスウェーデン=デンマーク=ノルウェー合作映画『サーミ・ブラッド』の主演レーネ=セシリア・スパルロクが最優秀女優賞を受賞!
1478968419077.jpg(C)2016 TIFF

1930年代、スウェーデン北部の山間部で暮らす先住民族であるサーミの人々は、差別的な扱いを受けていました。『サーミ・ブラッド』は、運命を変えようと決意したサーミの少女を描いた物語です。

アップシーンが多く、決してセリフは多くないんですが、言葉以上にものを言う彼女の表情は心に訴えかけてきます。心を動かされる繊細な演技力が評価されました。

受賞した女優レーネ=セシリアは、「心臓がドキドキしてここに立っている自分が信じられません。劇中でも私の妹を演じてくれた妹がいなかったらこの場に私はいません。特に妹に感謝しています」と喜びのコメント。妹役で本当の妹のミーア=エリーカが大きな支えになっていたようです。

まじかるクラウン『サーミ・ブラッド』は、審査委員特別賞も受賞!
1478968382817.jpg(C)2016 TIFF

また、『サーミ・ブラッド』は、観客を驚くべき未知の世界に旅立たせてくれる作品として評価され、審査委員特別賞も受賞!この作品がアマンダ・ケンネル監督の長編デビュー作ということに、審査委員も驚いたようです。

受賞した『サーミ・ブラッド』のケンネル監督は、「主演女優とその妹を誇りに思っています。この二人がいたからいまここに立てている。そして東京国際映画祭ではいろんな人と多く 語り合うことが出来ました。映画祭という場はいろいろな国の社会を知ることが出来る場であると改めて思いました」とコメント。

映画祭での評判もかなりよかったのではないでしょうか?日本ではまだまだ北極圏に住む先住民族「サーミ」のことを知る機会が少ない中で、この映画を作ったケンネル監督に、素晴らしいきっかけを作っていただき、本当にありがとうとお伝えしたいです。映画というものは、国の社会を知ることが出来るもの。まさに監督のおっしゃるとおり!

この作品は、国際サーミ民族協会から協力を経て作られた初めての映画。制作スタッフにもサーミ人が多いそうです。『サーミ・ブラッド』は、アップリンクでの配給が決定。公開が待ち遠しいですね!

まじかるクラウン最優秀監督賞は、クロアチア=デンマーク合作映画『私に構わないで』のハナ・ユシッチ監督!
1478968370434.jpg(C)2016 TIFF

『私に構わないで』は、クロアチアの海岸沿いの町が舞台。何かと問題の多い家族と窮屈に暮らす主人公は、生活に不自由はないけれど、幸せでもない。ある出来事をきっかけに、これまでの目線や風景が変わっていくといったストーリー。どこの国にもある(と思われる)リアリティあふれる人間ドラマを巧みに演出。審査委員のヴァレリオ・マスタンドレア氏が「時にはストーリーに直面しながらも最後までしっかりと見続けたいと思う。そういう作品」と評したように、次の展開は何?何が来る?と、映像からメッセージを受け取ろうと、いつのまにか夢中になる作品でした。最後はどうなるのか……?

最優秀監督賞を受賞したハナ・ユシッチ監督の「受賞されている皆さんのコメントをぼーっと見ながら、受賞が事前に知らされているからあんな風にスピーチできるんだなと思っていま した。まさか自分が受賞するとは思わなかったので何も考えていませんでした(笑)」という、コメントからも伺えるように、ものすごい驚きと喜びが伺えます。

どこか、ハラハラするようなデンマークらしい演出が見られて、ドキドキしました。冒頭に、主人公が勤務する病院の廊下を歩くシーンがあるのですが、突き当たりに、ウェグナーのチェアが1脚だけ、ポツンと置いてあったんですよ!(気づいた方、いらっしゃいますか?ウェグナーの椅子じゃなかったらごめんなさい)これから、何かが始まるよというサインでもあるようにみえました。

↓こちらは北欧映画ではないのですが、ぜひご紹介したい!

まじかるクラウンフィリピン映画『ダイ・ビューティフル』は、観客賞と最優秀男優賞を受賞!1478968359543.jpg(C)2016 TIFF

『ダイ・ビューティフル』は、ミスコン出場に人生をかけるトランスジェンダーが主人公のフィリピン映画。最優秀男優賞を受賞したパオロ・バレステロスは、「実は最優秀女優賞を獲るのではないかと思っていました。監督は私を信じて、この役を任せてくださいました。本当にありがとうございます。この作品を通して、たくさんの友情が生まれました」と、振り返りました。実は審査委員の間でも、男優と女優、どちらでの受賞にするか迷ったようですよ(笑)

ハリウッド女優をはじめ、いろんな世界のセレブメイク技術は必見。特にジュリア・ロバーツの顔になるのが大変だったそう。また、前向きすぎるトランスジェンダーの主人公と親友の小気味良いやり取りが可笑しい。仲間との細かな笑えるシーン、ありのままの自分を受け入れてもらえない厳しい現実。本当に笑えて泣けました。緩急ある見ごたえある作品です。

こちらは、ココロヲ・動かす・映画社〇での配給が決定!

▼「第29回東京国際映画祭」関連記事
コンペ部門にサーミ族の少女を描いた作品が登場!第29回東京国際映画祭(10/25-11/3)
世界で今、一体何が起こっているのか?それは映画が教えてくれる!「第29回東京国際映画祭」開催中

第29回東京国際映画祭 ※終了しました
開催期間:2016年10月25日(火)~11月3日(木・祝)
会場:六本木ヒルズ、EXシアター六本木(港区)ほか都内の各劇場および施設・ホール
公式サイト:http://www.tiff-jp.net
 

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