昨日、北斗市のマルメロ団地でのマルメロの収穫作業が行われました。

マルメロは、明治時代に、奨励品目入り植えられていて、北限のマルメロであります。青森県でも植えられています。
江戸時代に、海外から長崎から入り長野県に集められ、各地に植えられているようです。


北斗市観光ブログ-北斗市 マルメロ 在来種
マルメロ

果実は生食は適さないために、りんごなどの果実が植えられ、果樹から田畑に次々に開墾され、マルメロの木は伐採されていきました。田畑に開発されにくい所に植えられたマルメロが残っていたようで、各家で使用する分に栽培されていました。脚光を浴びたのは、一村一品運動が叫ばれるようになってからで、ワインやジャムに加工されて現在に至ります。香りがとてもいいので、加工品としてはジャム、ワインが一般的であります。


北斗市観光ブログ-北斗市 マルメロ 収穫
マルメロ スミルナ

北斗市観光ブログ-北斗市 マルメロ 袋外し
袋を外す

3種類あり、「在来種(原種)」「スミルナ(外来種)」「カオリ」が、主に北斗市の旧大野町地区に植えられております。
「在来種(原種)」は、玉が大きく香りが弱いようです。「スミルナ(外来種)」で、渋みが無く、果肉がやわらかいです。「カオリ」は、香りも良く果肉も良い品種であります。


北斗市観光ブログ-マルメロ カオリ
マルメロ カオリ

北斗市観光ブログ-マルメロ スミルナ
マルメロ カオリ

収穫したマルメロを集めて、軍手やタオルで綿毛を拭き取ります。上の写真でも薄らと、オレンジ色しているのが綿毛でどうにも青い実はその綿毛が取れにくいです。


北斗市観光ブログ-マルメロ 収穫
収穫風景

北斗市観光ブログ-マルメロ 収穫
収穫風景

このマルメロ、何処に出荷されるのか申しますと出荷はされません。主に何に使用するのかと申しますと、今月22日(土)から11月13日(日)までの間、市健康センターせせらぎ温泉と、茂辺地福祉浴場でマルメロ風呂を楽しんでもらう為に、収穫しております。

◆ せせらぎ温泉 (営業時間 10:00~23:00、月曜定休・祝日は営業)
◆ 茂辺地福祉浴場(男性=火・土、 女性=木、日 営業時間14:00~20:00)

11月13日(日)まで楽しめますので、マルメロの香りを楽しんでみてはいかがでしょうか。