この度は、様々お騒がせして申し訳ございません。

 

 何より支援者の皆様、有権者の皆様に心からお詫び申し上げます。

 

 橋下顧問によるここ数日のツイッターでの数々の投稿に対して反論をする会見を行うためにけじめとして、日本維新の会馬場幹事長、大阪維新の会今井幹事長に離党届を提出いたしました。

 「ボケ」、「勘違い」、「米つきバッタ」、「いちびっている」など私自身に対する顧問や松井代表からのお叱りはどのようなものであっても甘受をと考えておりましたが、「支持者も悪い」、「こんな丸山を支持する有権者がいる限り、日本維新の会は衰退する」などと投票くださった有権者や応援くださった支持者まで悪いと罵り、「金で公認を得ている」など根も葉もない政治資金の話や、「地方議員の信頼0」で「地方議員を1人も増やしたことのない」などと事実でないことまで公言されることには我慢なりませんでしたし、事実でないと自ら考えることは政治家としてきちんと公に反論しなければならないと考えます。また、誰もそれに対して違うと党内で公に声を挙げて頂けない中で、今言わなければツイッターの特性上、どんどんと間違った話が拡散していきます。ただ、それらに反論するのであれば、ご本人は私人だとおっしゃいますが、実質的に党内で皆逆らうことが難しい、創立者として影響力のある橋下顧問に対して間違いを指摘するということになる。そうであるならば、その前にまず自らの党でのけじめをつけなければならないということで、離党届を提出し会見に臨んだ次第です。

 

 各ツイッター投稿の内容についてはツイッターを直接ご覧いただくか、(若干他者のツイートも交じっておりますが)以下のまとめサイトなどが時系列で分かりやすくまとめて下さっているのでご確認ください。

 

https://togetter.com/li/1165659

 

 

 長文申し訳ございません。政治家として必ず反論しなければなければならない必要最低限のものに絞り、以下述べさせていただきます。

 

 

▼どうして全体会議で発言しないのか、ツイッターだけで意見を述べているのはどうか、連絡もないというご批判について

 

 組織の中で声をあげていないと指摘されますが、執行部ではない議員の丸山が出来る範囲であげてまいりました。きちんと総括をし党大会や代表選をプロセスに則ってやって頂きたいとの話を、選挙が終わった直後の10/22に今井幹事長に今井事務所で伝えていますし、10/26の全体会議前にも馬場幹事長に党本部で呼び止めて頂いたときにお伝えし、馬場幹事長からも、このあと日本維新の会の執行役員会もあるからきちんと規約のプロセスに則ってやるからという話を頂きました。地元の議員の皆さんと相談する中でその全体会議には丸山は出るなというお話もそもそもありましたが、なにか関連の話があるかもしれないので自身もきちんと出るべきだと考え出席しました。ただ、この全体会議は大阪維新の会の会議で日本維新のものではないということと、事前に上記のような党幹部とのやりとりがあり、しかもその全体会議の最初の部分で松井代表よりプロセスにのっとってちゃんとやる、皆さんの話をきちんと聞いて前に進めるとの話がありましたので、そこからさらに声を上げて丸山が意見を再度言うのは、逆に代表の発言を聞いてたのかという話になることだと考えて発言しなかったというのが次第です。この状況はそのあとの当日全体会議終了後の党本部前でのぶら下がり記者会見でもお話した通りです。

 また松井代表の会見にて、2年前の国会での安保法案の案件以降、丸山と会ったこともないとのご発言がありましたが、そんなことはないと思います。例えばその年の知事選挙前の10月末に地元にて支援してくださる皆さんに集まって頂いての朝食会にて松井代表に来ていただいて講演いただいたときもお話をしておりますし、その後も大阪19区内での様々な選挙や行事などでもお会いしていますし、お話もしています。たしかに他の幹部の方の様に重要な政局に絡むようなお話はないのかもしれませんが、会ったこともないというは流石に違うのではないでしょうかと申し上げなければなりません。ただ確かに、今回の件に関しては代表にお会いする機会はありませんでしたが、上記の様にきちんと大阪・日本維新の会両幹事長にも自らの考えをお伝えしております。その後、日本維新の会の丸山の出席可能な会議がまだ行われない中で上記の顧問のツイートがなされた次第です。

 さらに、ツイッターなどで頂くご指摘で、特定の議員の方との連絡がないとのご指摘は、ツイッター等では丸山への批判コメントをされている議員がお電話をかけてこられて直接仰ることとツイートされる内容が違い困惑しておりました。一方で、特に地元議員や元議員の方々を中心に今回の件で何度も集まって頂いたり、心配頂いて色々各所との調整下さったり、ご助力頂きましたことに対しまして唯々感謝が尽きません。改めて御礼申し上げます。また、最終的にこのようなことになってしまい申し訳ございません。

 

▼丸山のツイッター投稿の表現について

 

 丸山の投稿した「(前半略)若造に言われんでも代表は言うだけの人ちゃうし、ちゃんとやりまっせですね、失礼をば。」という表現について指摘がありますが、そもそも、このツイート自体、リツイートや誰か宛のツイートでもない形で「ですね」と同意を求める表現を用いたように、松井代表に向けたものでも、ましてや橋下顧問に向けたものでもありません。自分の意見を支援者や一般の方に述べたものです。党の未来がどうあるべきかについて支援者や一般の方に自らの考えを語るのは政治家としてよく行うこと。「失礼をば」という表現も「ば」は文法的にも強調の「ば」で、「失礼を致します」を少し古風な感じはしますが、より丁寧に言ったもの。文面に問題があるとは全く思いません。「今、松井代表が再び再選してもしなくても、堺・衆院選総括と代表選なしに前に進めないのでは。」というのも、また松井代表を替えようなどという意図ではなく、きちんと決められたプロセスを踏むべきという話です。ただ、私の投稿について生意気な印象を抱いたというご意見があること自体は、謹んでお受けしなければならないと考えています。

 

▼政治資金やお金で公認を得たとの指摘について

 

 橋下顧問はツイッターにて「丸山の政党交付金や政治資金の流れを追うべき。金で公認を得ている。こんな日本維新の会は消滅すべき。」と投稿されましたが、これまでお金で公認を得た覚えは一切ありませんし、万一その指摘であれば、いつどなたからなのか具体的な指摘がなければ、元代表でもいらっしゃるのですから余りに理不尽な話です。そして、それはつまり、幹部の誰かが公認を売り、内部で知っているのに今まで確認糾弾せずということでもありますし、組織に対してもあまりに酷い内容だと考えます。また、その後訂正と謝罪の文章を投稿されていますが、言い過ぎでしたという文と訂正するという文の間に、「自分の立場に影響する人のところにはしっかりとお金を提供し、その他の地方議員には態度が悪いという趣旨でした。」という一文を入れるなど、およそ訂正と謝罪がされ汚名がすすがれたとは言い難い内容ではないでしょうか。また、大阪維新の会の法律顧問である橋下顧問が根拠なく大阪維新の会所属でもありました丸山の政党交付金や政治資金の流れを追うべきとおっしゃるのも、それをツイッターで外部に発信するのもあまりに理不尽です。

 

▼地方議員を1人も増やしたことのない、地方議員からの信頼0、その他の地方議員には態度が悪いなどのご指摘について

 

 議員の数で言えば、私が初めて出馬した5年前の大阪19区における維新の議員数は5人でしたが、この5年で3倍の15人にまで増えています。もちろん、当選したのはご本人の力であり、なにより支援者や多くの有権者のおかげです。ただ、丸山の元秘書が地元で出馬する、地域で人材を発掘する、他地域から来てもらい活動の手引きをするなど様々な取り組みをしてきましたし、事にあたってはどの選挙でも丸山の秘書を張り付かせる、必要なものでうちにあるものは貸し出す、支援者に集まってもらう、もちろん自分も連日応援に入るなど、様々努力を行ってまいりました。また、これまで一度も自ら直接関われた大阪19区内において選挙で維新の候補者を落選させたこともありません。

 地方議員からの信頼0、他地域の議員への態度悪いとのご指摘については、他の議員の方々が丸山をどう思っているかは、評価の対象である丸山自身がそんなことはないと言い切れるものではありません。ただ、是非地元の議員の皆さんや他地域の皆さんにも、どういう状態だったか聞いて頂ければ幸いです。皆さんこの騒動後も個々にお話しすると「そんなことないよ」と言ってくださいますが、公の場ではやはりなかなか違うという声も上がりませんのがつらいところですし、もし実際皆そう言っているぞということであれば自らの不徳を恥じ入るところです。

 他地域の活動では、例えばですがお名前を挙げてすみません。大阪市住吉区の上田市議のお手伝いや、先日の堺市長選挙の時の私は南区担当だったので伊豆丸市議のところに衆議院解散が決まったのちも連日通っておりましたし、たとえば、都議選では柳ヶ瀬議員や後援会の皆さんに聞いてみてください、ハガキ書きでも雨の中のポスティングで演説でもどんな作業でも言われたことを、やるべきことを自身でも黙々とやってきました。前回の参議院選挙でも広島や岡山、奈良市議選挙等々その他数多くの選挙にお手伝いにいっていますし、どこでも偉そうにした覚えは一切ありません。この信頼0、態度が悪いという点については先ほど述べたように本人としては最後は相手の印象ですので絶対ないとは何とも言えないところですが、少なくとも地方議員を1人も増やしたことのない、勢力拡大に役立たずのボケとまでのお叱りは心外ですし、正直、このようなあまりに不条理なお話がツイッターでの投稿という形で流れることに対し、内部からそれはさすがに顧問おかしいのではという声も上がらず、逆にこれまで普段非常に可愛がって頂いていると思っていた尊敬すべき先輩議員が、いきなり同調のツイートをされたりするのは胸が締め付けられる思いです。

 

 

 最後に、どのような状況であろうとも、今回の厳しいご批判とご指摘を頂いたことは自らの不徳の致すところです。

 また、維新の会の皆様にはお世話になりながら、顧問の仰る「血の結束」を乱して申し訳ありません。

 

 何より重ねて、支援者の皆様、有権者の皆様に心からお詫び申し上げます。