ほぼ日刊ベースボール

野球選手の熱い過去や意外な背景を主な切り口に、野球への熱い想いを綴ります。


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佐賀北優勝

おそらく全国の誰もが予想できなかったであろうこの結果。
しかも決勝逆転満塁本塁打という劇的な展開。まさに13年前の佐賀商を彷彿させる結果だった。


こちらは問題の8回裏押し出しの場面。

物議をかもしているが、確かにボールとは言い難い。




そしてその後の決勝逆転満塁本塁打。




「誤審」問題がけちをつけた感はあるが、佐賀北は強かったと思う。エース久保の外角の細かい出し入れは、理想であり、なかなかできるものではない。

同時に、公立高校の戦い方のお手本のようなチームであり、今後の高校野球の質の変化のきっかけになるのではないだろうか。



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優勝候補の帝京が敗退した。

勝負どころで決め切れなかったといえばそれまでだが、佐賀北の馬場-久保の安定感とチーム全体の勢いがもたらした勝利のように思う。特に久保は高校生にとってお手本のようなピッチング。外角低めにきちんとコントロールすることができれば、相手がいかに強力打線といえど抑えられることを証明した。もっとも主審も外角に甘かったような気はするが・・・。

帝京も垣ヶ原の安定感、まともに勝負してもらえなかったが4番中村の巧打、中日荒木ばりの守備を見せたセカンド上原、来年も中心選手として引っ張るであろう杉谷拳士とやはり今大会出場校において完成度では頭2つ抜けた存在であったことは間違いないと思う。

いずれにせよすばらしいのは佐賀北。
九州勢が多く残り、まったくノーマークの佐賀の高校が勝ち上がっていく点、13年前の佐賀商の優勝時を思い出す。あの時も、地方大会ノーシードからあれよあれよと勝ち上がった佐賀商が、劇的な西原の満塁本塁打で勝利した。またミラクルという点では3年前の清峰。好投手古川を擁して優勝候補を撃破し続けたあの勢いを彷彿させる。



次も九州勢との対決になるが、楽しみである。



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以下、ベスト8候補を見てきたが、その中で、やはり固く優勝候補を予想すると帝京であろう。それくらい野球に次元の違いを感じる。去年に引き続き機動力は健在、どこからでも容易にヒットが出る打線、ビックイニングを作れる集中力、不安といえば投手力だが、大田不在をまったく感じさせない垣ヶ原の存在、満ち溢れた自信と隙が感じられない。


次点としては常葉菊川。ここもやっている野球のレベルというか、考え方が違う。特に打撃陣だが、春よりもバージョンアップしただけでなく、新しい攻め方(手堅くバント)も着実に身に着け、バリエーションが増した。いけいけの春の印象が強いだけに、非常に有効な手段になっていくだろう。あとは戸狩が田中の安定感にどれだけ近づけるかで優勝への確度が上がるといえる。

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東福岡
桜井
駒大苫小牧
広陵
青森山田
報徳学園
聖光学院
岩国


広陵と駒大苫小牧の勝者がこのブロックの覇者となるだろう。特に広陵を推すのは絶対的なエースの存在。エース野村はスライダーと安定感が武器。下の学年の本格派・野林がクローズアップされた時期もあり、どちらかというと地味な投球の野村はあまり脚光を浴びなかった。しかしその後の着実な積み重ねが投球に安定感をもたらし、予選では31イニング38奪三振、16被安打の与四死球が8、失点5と安心して任せられる投手となった。


打撃陣は櫟浦、土生を中心にそつがない。ただし例年の広陵のようなタレント集団ではなく、監督をして「下手くそ」と言わしめるチーム。しかし粘り強さが特徴で、予選準決勝、決勝といずれも逆転勝ち。この勢いをもって甲子園に来たのは大きい。


片や駒大苫小牧は圧倒的勝利で勝ち抜いてきた。この試合で鍛えられた感は非常に大切で、特に初戦はその勢いが出る。この点からしても広陵優位と判断してしまう。


他、報徳学園、青森山田とおなじみの強豪校がこのブロックにはいるが、甲子園で怖くないのがこれらの高校の特徴。報徳学園も近田が圧倒的な力を身につけていれば優勝候補として考えられるが、どうも伸び悩んでいるというか、あまり迫力が感じられない投球をしている。

やはり泥臭さと野村の力において、広陵優位としたい。

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甲府商

花巻東
新潟明訓
愛工大名電
創価
大垣日大
金足農


目的意識の高いエース森田が安定。春は投手力だけのチームにも感じられた。その自覚からか更なるスピードアップを求め、この夏を迎えるまでに最速を5キロ上げ、145キロに。ただし球速が上がったことによりストレートの割合を上げるのは禁物。キレ・コントロールともに抜群のスライダーを活かすためにストレートを活かせるか。クレバーさが鍵。


また上背もなく、打ちにくいフォームではないため、勝ち抜く中での疲労が不安。なおさら打たせてとる、省エネ投法ができるかどうかが大切。力投してしまうと優勝は遠のくのではないだろうか。


打撃は上位が出て、小林・大林・投手の森田で還すのがパターン。しっかりと送りバントで送り、いかにも高校野球という攻めである。しかし打撃でも出色のセンスを見せるのが森田。予選でも一人2本塁打。攻撃においていかに森田の負担を減らせるか、前を打つ4番の大林の打棒にかかっている。


ブロックとしては比較的楽なブロックである。愛工大名電は夏はとことん弱い。順当に1回戦負けとなれば、そのまま大垣日大が勝ち上がっていくであろう。

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