iPhoneが大成功しているということに疑う余地は無いです。
つい先日App Storeでのダウンロード数が10億を超えました 。
単純なデータを見ても凄さは分かります。
・10億ダウンロード達成
・App Storeオープン後わずか6ヶ月
・iTunes Music Storeは2年以上掛かっている
・3000万～3500万台のiPhoneとiPod Touch販売台数
・つまり1ユーザーあたり30Appｓのダウンロード（凄い数です！）
ただ、iPhoneの成功とiPhoneアプリ制作者の成功とは別物のようです。
***以下引用
昨日（米国時間5/24）デベロッパーのRick Stromが、驚くべきApp Storeのハイプと題したブログ記事 の中で、これまで彼が公開してきたiPhoneアプリケーション（App Storeでトップランク入りしたアプリもある）で見てきた収益データの一部と、他のデベロッパーがどれほどの収益を期待できるかについて、詳しく書いている。彼の結論？ App Storeにある3万6000本のアプリの殆どが全く売れていない。多くのアプリは、1本も売れない日が殆ど。中略
論点を明確にするために、Stromが出したデータをおさらいしてみよう。彼のアプリケーション、Zen Jarは、ソーシャルネットワーキング部門のトップアプリ34位にランキングされている。この位置に付けるためには、少なくとも毎日100回以上はダウンロードされている、と多くの人が思うだろうが、現実は驚くべきものだ。Zen Jarは1日当たりわずか30～35回のダウンロード（99セントのアプリなのて1日約$20）で34位に入っている。同じくSprint Board Proはボードゲーム部門で95位に入っているが1日のダウンロードは6～8件だ。たしかにどちらも大人気のカテゴリーではないが、ダウンロード10件以下でトップ100に入れるというのは、〈どんな〉カテゴリーであれ、考えさせられてしまう。via:Techcrunch
「Infinity Ventures Summit 2009 Spring（IVS）」で有名なアメリカのVCの人（名前忘れた）が言っていたのですが、今からiPhone用のアプリを作るというのはクレイジーで、アメリカでは本当に多くのVCが、本当に巨額の資金を、本当に多くの起業家につぎ込んでいる。ここは、レッドオーシャンのど真ん中だと。上記の記事は正にそれを実証しているなと思いました。彼いわくは、今、大きなビジネスチャンスは、誰からも目を付けられていないiPhone以外のアメリカのモバイル向けのビジネスだと言っていましたが、これは当然一理あると思います。
日本でiPhoneアプリをビジネスに考える場合はアメリカでのケース以上に困難が伴うと思います。
iPhoneアプリをビジネスにしようとしている人は、よく、我々は日本の小さな市場ではなく、世界の市場を狙っているという話をします。これは意気込み的には素晴らしいと思うのですが、現実のビジネスとして考えると相当に見込みが甘いと思います。
上記の様にiPhoneアプリ市場というのはアメリカでも、ど真ん中のレッドオーシャンです。日本よりも遥かに巨額の資金をVCから集めて、アメリカ人の感覚や市場を良く知っているアメリカ人起業家が、全力で戦っているところに、英語もあまり喋れない、アメリカに住んだことも無い、アメリカ人の友達も殆どいない日本人が、日本にいながらアメリカ人が好むアプリを作れると考えるのはきびしいと思います。
これは、日本語も喋れない、日本に来たこともない、日本人の友達もいない、中国やフィリピンの起業家（例）が、これからはmixiアプリだよとかいって、日本にも来ずにビジネスとして大成功できると考えている様なものです。
iPhoneは今後も拡大していくでしょうし、iPhoneアプリの可能性も凄く大きいと思います。
ただ、日本でそれなりの規模のiPhoneが売れる可能性は限りなく低いと思います。（少なくとも近い将来には）
ゲーム会社やアニメ会社が世界展開した時も、日本という巨大な市場で充分に稼いでから、そこでのノウハウを元に世界に進出をしていきました。世界展開をするための大きな肝は、自国で充分に稼ぎつつノウハウをため、その資金とノウハウを元に海外ローカライズを上手く進めることだと思います。
iPhoneが厳しいのは「日本で稼げない」。この一点につきると思います。
それと比べてmixiアプリの可能性が高いのは以下の2点です。
・日本で充分に稼げる可能性がある
・OpenSocailという世界共通のプラットフォームを活用しているので、そこでのノウハウの横展開が容易
もう、iPhoneアプリなんていのうは時代遅れ、これからはmixiアプリの時代でしょう（笑）
という訳で、一緒にmixiアプリで日本制覇、それから世界制覇を目指そうという人大募集です！
募集内容はこちら
追記：一部あえて過剰に書いている部分はご容赦くださいm(_ _)m
つい先日App Storeでのダウンロード数が10億を超えました 。
単純なデータを見ても凄さは分かります。
・10億ダウンロード達成
・App Storeオープン後わずか6ヶ月
・iTunes Music Storeは2年以上掛かっている
・3000万～3500万台のiPhoneとiPod Touch販売台数
・つまり1ユーザーあたり30Appｓのダウンロード（凄い数です！）
ただ、iPhoneの成功とiPhoneアプリ制作者の成功とは別物のようです。
***以下引用
昨日（米国時間5/24）デベロッパーのRick Stromが、驚くべきApp Storeのハイプと題したブログ記事 の中で、これまで彼が公開してきたiPhoneアプリケーション（App Storeでトップランク入りしたアプリもある）で見てきた収益データの一部と、他のデベロッパーがどれほどの収益を期待できるかについて、詳しく書いている。彼の結論？ App Storeにある3万6000本のアプリの殆どが全く売れていない。多くのアプリは、1本も売れない日が殆ど。中略
論点を明確にするために、Stromが出したデータをおさらいしてみよう。彼のアプリケーション、Zen Jarは、ソーシャルネットワーキング部門のトップアプリ34位にランキングされている。この位置に付けるためには、少なくとも毎日100回以上はダウンロードされている、と多くの人が思うだろうが、現実は驚くべきものだ。Zen Jarは1日当たりわずか30～35回のダウンロード（99セントのアプリなのて1日約$20）で34位に入っている。同じくSprint Board Proはボードゲーム部門で95位に入っているが1日のダウンロードは6～8件だ。たしかにどちらも大人気のカテゴリーではないが、ダウンロード10件以下でトップ100に入れるというのは、〈どんな〉カテゴリーであれ、考えさせられてしまう。via:Techcrunch
「Infinity Ventures Summit 2009 Spring（IVS）」で有名なアメリカのVCの人（名前忘れた）が言っていたのですが、今からiPhone用のアプリを作るというのはクレイジーで、アメリカでは本当に多くのVCが、本当に巨額の資金を、本当に多くの起業家につぎ込んでいる。ここは、レッドオーシャンのど真ん中だと。上記の記事は正にそれを実証しているなと思いました。彼いわくは、今、大きなビジネスチャンスは、誰からも目を付けられていないiPhone以外のアメリカのモバイル向けのビジネスだと言っていましたが、これは当然一理あると思います。
日本でiPhoneアプリをビジネスに考える場合はアメリカでのケース以上に困難が伴うと思います。
iPhoneアプリをビジネスにしようとしている人は、よく、我々は日本の小さな市場ではなく、世界の市場を狙っているという話をします。これは意気込み的には素晴らしいと思うのですが、現実のビジネスとして考えると相当に見込みが甘いと思います。
上記の様にiPhoneアプリ市場というのはアメリカでも、ど真ん中のレッドオーシャンです。日本よりも遥かに巨額の資金をVCから集めて、アメリカ人の感覚や市場を良く知っているアメリカ人起業家が、全力で戦っているところに、英語もあまり喋れない、アメリカに住んだことも無い、アメリカ人の友達も殆どいない日本人が、日本にいながらアメリカ人が好むアプリを作れると考えるのはきびしいと思います。
これは、日本語も喋れない、日本に来たこともない、日本人の友達もいない、中国やフィリピンの起業家（例）が、これからはmixiアプリだよとかいって、日本にも来ずにビジネスとして大成功できると考えている様なものです。
iPhoneは今後も拡大していくでしょうし、iPhoneアプリの可能性も凄く大きいと思います。
ただ、日本でそれなりの規模のiPhoneが売れる可能性は限りなく低いと思います。（少なくとも近い将来には）
ゲーム会社やアニメ会社が世界展開した時も、日本という巨大な市場で充分に稼いでから、そこでのノウハウを元に世界に進出をしていきました。世界展開をするための大きな肝は、自国で充分に稼ぎつつノウハウをため、その資金とノウハウを元に海外ローカライズを上手く進めることだと思います。
iPhoneが厳しいのは「日本で稼げない」。この一点につきると思います。
それと比べてmixiアプリの可能性が高いのは以下の2点です。
・日本で充分に稼げる可能性がある
・OpenSocailという世界共通のプラットフォームを活用しているので、そこでのノウハウの横展開が容易
もう、iPhoneアプリなんていのうは時代遅れ、これからはmixiアプリの時代でしょう（笑）
という訳で、一緒にmixiアプリで日本制覇、それから世界制覇を目指そうという人大募集です！
募集内容はこちら
追記：一部あえて過剰に書いている部分はご容赦くださいm(_ _)m