香港映画には魅力的な悪役俳優さんがたくさんいらっしゃいます。
悪役を専門にやってる人もいるし、そうでないけれど、「この作品でのこの悪役はすごい!」というのもある。
悪役俳優が名前が売れていい役に転向することもあるし、かつては青春俳優で売ったのに、名前忘れられたと思っていたら、すごい悪役で復活ってこともあるし、俳優の幅が広くて層が厚くて、たまりません。

そんななかで、自分が「これは」と思った悪役俳優さんを、集中的に紹介しようと思うのが、このテーマです。
栄えある(^_^;)第一回は、やっぱり、セン・フイオンですよね。
作品リストはこちら
http://asiastar-hp.hp.infoseek.co.jp/japanese/shingfuion.shtml
もっとも早い作品では、『皇家飯(狼の烙印)』をみています。悪役コンビのリッキー・イー率いる強盗団に参加する、背が高いけどちょいっととっぽい、でもむちゃくちゃ強面のあんちゃん役。
それから『鐵血騎警』では、大変頭のたりないお取り巻き役。
『雷霆掃穴』では、ちょっと味のあるボス役だけど、ベン・ラム君に殺されてしまいます。そしてチャウ・センチーのデビュー作『霹靂先峰』では、ムショから出所してきて、チャウ・センチーにうやうやしく迎えられるワルさんでしたね。
『狼 男たちの挽歌/最終章』では、最後の最後にダニー・リーに殺される悪役ボスを演じて、日本の香港映画ファンにも、そのいかつい顔を印象づけたんではないかと思います。

彼の場合は、まず背が高い。
次にとても立派な狒々顔(^_^;)。
実は笑うと愛嬌のある顔だちでして、それを見込まれたコメディ路線がまた、実によかったりするんですが、それは個々の作品(『月黒風高』や、ロレッタ・リーの古惑仔ものなど)で。

初期のころは本当に、ダニー・リー作品目白押しといった感じでした。
どれをみても必ずでてくるといっても過言ではない。
一作一作、キャラも違うし、悪役度も違います。
スタントマン出身とのことですが、演技の勘みたいなものが鋭いんでしょうねぇ。
私にとって印象的なのは『月黒風高』のお茶目な巡査部長役なんですが、それは悪役じゃないからなぁ。

2003年に西貢(さいくん)のある村の村長さんに当選したという情報があります。
あと、癌の手術したっていうあたりが、最新情報でしょうか。
写真は2005年2月1日づけの香港の新聞からもらってきたものです。
この新聞によると、気功をやって元気になっているとのこと。
ちょっと心配ですが、スクリーン復帰を期待したいですね。
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