2014年10月25日(土)、那谷寺散策の続きです。
重文の三重塔を見学した後は、
朱色に塗られた楓月橋(ふうげつきょう)を渡ります。
この楓月橋、景色を見ながら順路どおりに歩いて行くと、
いつの間にか通り過ぎてしまいますが、
楓月橋を渡っている途中にこんな子がいるので、
ぜひ見つけて下さいね。
「木組の猿」を置いた目的などはわからないのですが、
宝さがし感覚で楽しいですよね。
通り過ぎてから振り向いて見ると・・・。
楓月橋を渡り終えると、そこが展望台になっていて、
那谷寺の代表的な風景を楽しむことができます。
最初に歩いた参道から見た景色と同じなのですが、
やはり遠目から見た方がきれいです。
紅葉の色づきがイマイチなのと、
朝陽が当たりすぎて色を更に消してしまい、
きれいな写真が撮れなかったのが残念です。
展望台にはこんな看板が立っていました。
自然智(じねんち)の里、奇岩遊仙境
那谷寺は森のなかの自然を大切にする寺です。
自然をとおしてその本源である宇宙を拝みながら、
私たちの心の奥深くしまいこまれている自然智を
よろこびおこす空間です。
その中心は奇岩遊仙境にあります。
奇岩遊仙境は古き時代の浄土。
金銀珠玉で飾られた特別の極楽へ生れかわりを願う人もいます。
そんな願いを空しいと感ずる、素朴な生きようを望む人々の
浄め生れかわる理想の世界であります。
私もアクセサリーなどには全く興味がなく、
このような自然を眺めているのが大好きですし、落ち着きます。
だから、那谷寺が大好きなんでしょうね。
この展望台からの眺めも素敵なのですが、
さらに展望台から階段を上るとそこには鎮守堂があり、
また一段高い所から眺める景色も抜群です。
展望台まで来たら、ここまで上がって下さいね。
何枚写真を載せてもイマイチのものばかりなので、
Webからちょっときれいな写真をお借りしますね。
ついでに他の場所も・・・。
例年の紅葉の見頃は11月中旬~下旬。
もしかしたら、今年は少しだけ早いかもしれません。
ぜひ、石川県にお越しの際は、那谷寺へもお立ち寄り下さい。
(つづく)