嘉穂劇場に行ってきました。

嘉穂劇場の歴史や著名人、筑豊ゆかりの自然や街並みなどを描き続けて60年という、飯塚市の葦(あし)ペン画家、諸藤浩之さん(93)の葦絵2万5千点近い作品が4月16日まで展示してあります。どこか懐かしさを感じる素敵な絵でした。

 

 

   

 

 

 

嘉穂劇場は、江戸情緒あふれる歌舞伎様式の最大級の芝居小屋で、建物は国の有形文化財になっています。
 

 

           

 

       

 

 

客席は1200人ほど収容出来るそうで、柱のない広々とした空間と、木枠で四角に仕切られた畳敷きの升席(ますせき)が、現代とは思えない雰囲気を醸し出しています。初めて舞台にも上がりましたが、何と舞台の広さは1階の客席と同じ広さだそうです。
 

 

    

 

 

「奈落の底」とは地獄を意味するものですが、役者や演劇を陰で支える大切な場所である地下の「奈落」も見学することが出来、床の一部を切り抜いて役者を地下の奈落から床の上に乗せて舞台に登場させる迫り(せり)という手動の装置や、回転させて舞台の転換を素早く行う手動の廻り舞台セット(直径16m)も見学出来ました。

 

 

    

 

 

         

 

    

 

    

 


今度の日曜日まで、入場料300円で葦絵の展示と劇場見学をたっぷり楽しめます。

93歳とは思えない、葦ペン画家の諸藤浩之さんもおられますよ♪