ドラゴンクエストの新作が出るそうである。
だが、それとはあまり関係ない。
タイトルを見て何の話か想像がついたら立派なものでしょう。
ドラクエのゲーム内にもカジノがある。
このカジノというゲーム内ゲームに、うつつを抜かしたうつつまで抜かしたひとも少なくないでしょう。
世界を救うはずの主人公がうつつ抜かしてカジノである。
このカジノで当てれば、ゲーム内アイテムが手に入る。
なお、このゲーム内アイテムは、ゲーム中で売却してゴールドに換金可能であるが、
もちろん、円にはならない。
なお、円天にもならない。
ましてや、楽天ポイントにも、楽天Edyにもならない。
それでも、ドラクエのカジノに熱中するのはなぜなのでしょうかね。
もちろん、ゲーム内アイテムを入手してゲームを進めるというのはあります。
しかし、カジノやっているうちに、アイテム目当てでなくカジノ中毒になるプレイヤーが続出します。
次第に、スライムレースよりも、ポーカーとか、ただボタン押しまくるだけのスロットに打ちこむようになっていきます。
ひたすらボタン押しまくって、7が並んだらひたすら長いファンファーレが鳴る。
ドラクエはそもそも、ロールプレイングゲーム(RPG)です。
つまり、役を演じるゲームに興じているわけです。
日常社会生活の現実を忘れるために。
さらにそのうち、ゲーム内の現実を忘れてカジノに興ずるようになります。
もしかすると、ゲーム内の現実に取り組むのでさえも苦痛になってくるのかもしれません。
さて、射倖性ですかね???
だから、何度も言うように、射倖性ではないのです。
中毒、アディクション、逃避、麻酔。
円に交換することのできる賭博ですら、非日常的な空間を演出して盛り上げ、中毒にしていきます。
賭博にいれこむひとたちももしかすると、儲かるとか射倖性とかいうことは二の次になっていることもあるかもしれません。
パチ屋にいれこむ一人暮らしとか、主婦とか。
パチ屋は、日常生活を忘れさせて興奮するようにできています。
店内はすさまじい騒音でみちています。
そして、視野狭窄になって目の前の台にがっついて、孤独で社会生活が破綻していようが、目の前にやることがあるから安心するのです。
ホストにいれこむ独身「OL」とかいますね。(※OLは「和製英語」であり、そんなことばはない。)
暇をもてあまして生きがいのない、生ける屍みたいな無職とかじいさんとかが、パチ屋にしても、場外馬券場、外向発売所にしても、はびこっています。
暇をもてあましている無職とか、孤独な老人とかが、タバコをチェーンスモーキング、酒をチェーンドリンキングで、酔っぱらって、自己麻酔術をおこなっているのです。
そしてきょうびは、「ソーシャルゲーム」か。
起こっている中身はみな同じで、表面的なちがい、いれこむ対象の違いでしかないじゃないですか。
マスコミも、大衆も、国も、みんな、バカだなあ。
そういう私は、現実と取っ組みあって、悲哀と苦痛と悪夢と涙と空腹と胃痛と(略)の日々を送っている。
私は、喫煙はしないしできないし、いまの私は酒も飲めないし、肉も食えないが、
散々苦痛だが、生きる価値の塊だ。
えぐいまでに色とりどりに、生命力が爆発していると思う。
「健常者」だろうが、ちまたの「障碍者」だろうがなんだろうが、現実と取っ組み合っているかどうかで、
生きているか、生ける屍かがちがってくる。
いまの世の中は滅んだ毒沼だらけの町かなにかか?
へんじがない ただのしかばねのようだ


