• 25 Mar
    • 講演会なう

      阿○田さんの講演会終わり、昼休み。 パソコンないと長い文章書けないので、内容の報告はだいぶ遅くなりそうです。  一つだけ。  公○ガイドの人に聞いたら、応募作の1割強を阿○田さんが読むとか。選外佳作は「もちろん読んでいます」とのことです🌟

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  • 22 Mar
    • 実験

      パソコン故障。スマホから書けるか。打つの大変、広告すぐ出るし。イライラ😡⚡

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  • 19 Mar
    • 断片9

             断片9   椅子にもたれかかってのびをしようとした私の目の前を、青い細身の魚が泳いでいったので、私はボールペンを机に投げ出すなりオフィスをとび出した。 胸鰭を陽光にきらめかせたおびただしい魚の群れが、高層ビルの谷間を西の方角へ泳いでいく。 「こういうわけだったんだなあ……」 スーツの背を丸めた老人が、首をいっぱいに伸ばし、空を見上げてつぶやいた。老人の目には涙がにじみ、その涙の粒のなかを青い魚影が静かに通りすぎていく。 私は走り出す。急がなければならない。もたもたしていたら間に合わないのだ。 行き交う人間たちをかき分け、渋滞した自動車の隙間をすり抜けて私は走る。 ビルの列がしだいにまばらになる。原色に飾り立てた商店街が過ぎ、マンション群と野菜畑が後ろに消える。私は走り続ける。工場の長いコンクリート塀がとぎれ、一瞬、視界がひらける。 灰色の海に夕日が沈もうとしている。私は両手を広げ、ふわりと宙に浮かび上がった。      

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  • 18 Mar
    • カメラ(再up)

       TOBE「カメラ」の落選作です。アメ限からの再アップです(忘れてた(^^;))                     カメラは暴く 「こちらを向いてベッドに寝てください。口を大きく開けて」 黒縁眼鏡をかけた女医の、白衣からのぞく胸元にちらちらと目をやりながら、S氏は横たわった。 会社の定期検診で「要精密検査」となるのも、胃カメラをのむのも初めてだった。厚生部から指定されたのは、会社のそばの雑居ビルに入る小さな医院。こんな所で大丈夫かと不安になったが、美人の女医を見てS氏の機嫌は直っていた。 「では、カメラを入れますよ」 その言葉に恐れがぶり返す。胃カメラをのむのはすごく苦しいと聞いたことがあった。ガンかもしれないという不安と、苦しい検査に対する恐れのダブルパンチで、S氏は憂鬱な数日間を過ごしてきたのだった。 「麻酔と鎮静剤が効いているから、苦しくはないですよ。ほら、どんどん入ってます」女医がやさしく微笑む。 たしかに痛みもえずく感じもない。何かがすうっと食道を通っていく感覚があるだけだ。 ほっとすると同時に、顔を寄せた女医の胸元が奥まで覗きこめること気づいて、うれしくなる。おっ、下着をつけていないんじゃないのか。 「あらあら、胃壁が黒ずんでますね。真っ黒ですよ」 驚いたような女医の声に、S氏は検査に引き戻される。胃壁が真っ黒? 何かの病気なのか。尋ねようとしたが、チューブが入っているから口は動かせない。 「いわゆる、腹黒いってやつですかね」ふふふ、と女医が笑った。 まさか。冗談を言ったのか。こんな時に。S氏は戸惑った。胃壁が黒ずんでいるというのは事実なのか、そうならどんな病気なのか。それとも、胃壁が黒いということ自体が冗談なのか。 「Sさんて、テレビ局のお偉いさんなんですよね。ずいぶん悪いことをしてきたんでしょ。業界でうわさになってるわ」 何を言っているんだ。怒りが込み上げる。検査に関係ないだろ。病気かどうかをちゃんと説明してくれ。抗議すべくS氏は目をとがらせたが、女医は黒縁眼鏡のなかの目を細めると、人さし指をモニターに向けた。 「この黒ずみは、下請け会社から受け取ったリベートね。こっちのどす黒いのは、アイドル志願の女の子たちを食べちゃったしるしだわ」 血が引いていく。怒りに不安がまじって、S氏は青ざめていた。どうなってるんだ。この女医は何者なんだ。 女医が、ふと笑みを消した。後ろの机からクリップボードにはさんだ紙とボールペンを取ると、S氏の顔の前に差し出した。 「リベートをもらった会社名と金額、それから、食べちゃった女の子の名前を書いてね」 怒鳴りつけようとしたが、のどがひくつくだけで声は出せない。それに、なぜだか頭が急にぼうっとしてきた。 「さっきの鎮静剤の注射、じつは自白剤なの。効いてきたみたいね」そう言うと、女医は眼鏡をはずした。「私のこと覚えていない?」 そうか。そういうことか。S氏はぼんやりした頭のなかで、妙に納得していた。たしか、五年ほど前に食べたタレントの卵だった。ドラマのチョイ役に出してやったのだが、その後のことは知らない。 「胃カメラって、先っぽにハサミがついているのよ。ポリープを切り取るためだけど、黒ずんだ胃壁をずたずたにすることもできるわ」 S氏は震える手で、ボールペンをゆっくりと紙の上に動かした。相手は女一人だ。検査が済んだら、力ずくで取り戻せばいい。 突然、入口のドアが開いて、どやどやと人が入ってきた。Nという中流芸人が先頭に立ち、「許して!どっきり」と書かれたプラカードを掲げている。 「はあい。Sさん、騙しちゃってごめんなさいでした。うわさを認めちゃいましたけど、大丈夫ですか」能天気な大声だ。 大丈夫なわけがないだろ。S氏は絶望しながら、心のなかでつぶやいた。「許して!どっきり」は、社内でS氏と張り合っているプロデューサーの番組で、過激さを売りに高視聴率を取っている。 「はあい。カメラはここでした」ニセ女医が満面の笑みでキャビネットを開けると、小型カメラを構えた男がのそのそと出てきた。 「では、みんなで、『許して!どっきり』」 チューブをのどに入れたまま、S氏は掛け声に合わせて、カメラにVサインを送った。その顔は泣いていた。       はい、この回はドタバタコメディーで作ってみました。 いちおう、「カメラ」がダブルになってるんだけど、ちょっとふざけすぎか……(;´Д`)

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  • 16 Mar
    • 完成\(◎o◎)/

      30枚 → 70枚。 こうなるとほとんど別物ですが、芯は同じ。 元のを読み直してみると、たしかに欠点だらけでした。 かなり改善されたし、おもしろくなったはず…だけどな。 70枚なんて、一時的にワナビだった(そんな言葉なかったけど) 30代のとき以来です。 なんか、けっこうえらいかも(^^;)   2日ほど寝かせます。 とりあえず、 「落選の時に結果待ちがある」状態にはできそうです(笑)   天気がいいので、散歩に行ってきます。 腰を微妙にふりふりしながら(腰痛体操のつもり)。 干した毛布を取り入れる時間までにはもどります。            

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  • 15 Mar
    • ご報告

      って、受賞報告じゃないっすよ。 「TO-BE小説○房」の読み方の件です。 先日、原稿をサイトから送ろうとしたら送れなかったので、 電話してみました。編集部に。 「もしもし、とべ小説○房の原稿が送れなくて……」と言ったら、 「はあ。とぅーびー小説○房ですか」と返答。 真実は定かではないけど、少なくとも編集部さんでは 「とぅーびー」と呼んでいるようです。 (それが真実だろ) はい。それだけの話です。   ついでに。 きのう医療費還付の申請に市役所に行ってきました。 だいぶ戻ってきそうです。 。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。+゚ (←そらまめブログから借用) しかし、逆に言うと、なんぼ医療費に払ってるんだ、という話。 小遣いの半分近くが医療費なんて……<(_ _)>   ついでに。 某小川○○賞に一次落選した作品。 大幅に書き直し、分量も倍以上にして、 別の所に応募すべく執筆中です。 (飽きてきたのでこれ書いてます(;´Д`) 思い入れのある作品て、やっぱり 「何とか日の目を見せてやりたい!」 と思うもんなんですね。 ま、日の目は見られないまでも、少なくとも、 ほんとにダメだということをもう一回確認したい! という気もち、なんすよ。 お医者さんの診断でも、「セカンドオピニオン」ってのが あるでしょ。いま。 疑ってるわけじゃないけど、お医者さん二人に言われたら、 まあそうなんだろうな、とナットクする。 そんな感じです。 (どうせだめなのに……じつはめんどくさくなってきてる(;´Д`) たかだか30枚の小説でこうなんだから、 200枚とか300枚とか500枚とか、 そんな長いのを苦労して書いたら、もう、 落ちたとき、つらすぎる。 ぼくにはそれに耐える根性はぜったいない。 長編を書きつづけている人、それだけで尊敬です。    

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    • 今日の昼ごはん

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  • 12 Mar
    • 新人

       *TOBE新人の落選作。アメ限記事から再upです。           即戦力        部長の後について入ってきた若い女を見た時、山本の目は点になった。美人だ。緊張ぎみの清楚な表情を、ぽってりした唇と、制服の胸の盛り上がりが裏切っている。 「新人の上田小百合さんです。お嬢様学校を出たばかりなので、一から面倒を見てあげてください」  年下の部長は、山本に対していつも敬語を使う。立ち上がった山本に、女が四十五度に腰を折り、「よろしくお願いします」深々と頭を下げる。 「こちらこそ。むさ苦しい部署だけど、一緒に頑張りましょう」ふだんと違う張りのある声で答えると、部屋に残っていた課員たちから一斉に拍手が起きた。  資材課はずっと男所帯だった。新人が配属されるとは聞いていたが、女とは──まして、こんな初々しい美人が来るとは想像もしていなかった。 「そこは今日の日付じゃなくて、納品予定日を入れるんだよ。ほら、こっちの伝票のここ」   若手は物品管理や運搬のため出払っていることが多いので──そういう理由をつけて、課長直々に新人教育に当たることにした。パソコン画面を見入る小百合の後ろに立つと、香水なのか体臭なのか、微かな芳香が鼻をくすぐる。いけないと思いながらも、つい胸のふくらみを見下ろしてしまう。  小百合は飲み込みが早かった。電話の受け答えも、伝票処理やパソコン仕事も、一週間とたたず無難にこなせるようになった。山本は満足だった。小百合はすぐに戦力になりそうだし、何より山本の心に新鮮な風を吹き込んでくれる。ただ心配なのは──。 「上田君、きのうはちゃんと帰れたかい」長電話していた若手が席を離れたのを見計らって、山本は課長席から声をかけた。  心配なのは若い連中の動きだった。初日の歓迎会でも質問攻めにしていたが、最近は顔を寄せて話すなど、距離感が近くなりすぎている気がした。きのうも若手だけの飲み会に誘ったようだった。  小百合がじっと山本を見た。意を決したように立ち上がり、机に歩み寄ってきた。「相談に乗っていただきたいことがあるんです」  カウンターに上体を傾けて、小百合が「ふう」と息をついた。かなり酔ったようだった。繁華街の外れのバー。大衆割烹で話を聞いた後、まだ帰りたくないという小百合とハシゴすることになった。  課の若手二人につきまとわれていて、一日に何十通ものメールが送られてきたり、アパートの前で待ち伏せされたりする。ベランダの干し物が抜き取られたのも、どちらかの仕業ではないかと言った。 「会社やめちゃおうかと思ってるんです」とろんとした目つきで小百合がつぶやく。「帰るのが怖いの。きょうもまた、来てるんじゃないかって」 「まだ二週間じゃないか。大丈夫。そいつらの行為は私が責任を持ってやめさせる」 「だめ」小百合が山本の腕をつかんだ。「言わないで。仕返しに何をされるかわからない」  その小百合の手に、そっと右手を重ねた。心臓が音を立て始める。手を引かれるかと思ったが、小百合はもう一方の手をさらに重ねると、そのまま肩を寄せてきた。数十年ぶりに全身の血が暴れていた。  ラブホテルの玄関を入ろうとした時、小百合が「あっ」と声を上げた。路地の先に若い女が立ち止まって、口を開けていた。 「やめて! やめてください」突然、小百合が叫んだ。山本の腕を乱暴に振り払い、女のもとへ駆け寄った。あの子はたしか、総務課に配属された新人だったな……山本はぼんやりした頭で、そんなことを考えていた。 「困りました。弁護士が押しかけてきたんですよ」部長は渋い顔で、両手の指をテーブルの上で組んだ。 「セクハラだ、パワハラだと言いましてね。訴えるそうです」 「でも、あれは……」山本の声が震え、しぼんでいく。 「裁判になること自体、会社としては困るんです。お分かりでしょう」  懲戒免職というのを、何とか自主退職にしてもらうのが精一杯だった。ただし退職金は三割。妻にどう説明するか。ドアを閉じると、山本は両手で頭を抱えた。  部長室に小百合が入ってくる。 「ごくろうさまでした」にこやかに部長が迎える。「さすがにプロですね。たった二週間で結果を出してくれるとは」 「肩たたきの手間が省けて、退職金も節約。報酬を少し上乗せしていただけませんかしら」小百合がソファーにもたれて足を組んだ。       *新入社員物としては、いかにも考えつきそうな話ですよね。 せつさん(選外佳作おめでとうございます)の超のつく斬新さ、りんさん(最優秀常連)の奇抜さとうまさ、にはとうてい及びません。頭をもっとやわらかくしないと……(脳軟化症に?)   *ご心配かけてしまいました家庭の問題、なんとか好転しそうです。今回はかなり重かったので、しばらくヒヤヒヤ運転ですが……すみませんでした <(_ _)>

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  • 09 Mar
    • 雑感いろいろ

      ◇車を運転していたら、下校途中の小学生の男の子2人が、急に歩道に頭をつけ、一緒に歩いていた女の子に土下座しました。3回くらい土下座して、立ちあがると猛スピードで走り去りました。女の子はちょっとふてくされたふう。何をしでかした?!   ◇パチンコ屋の前で携帯電話をかけていた、ちょっとホームレス風のおじさん。前を通りすぎるとき聞こえたのが、「インドネシアに進出するのはもう少し様子を見てから」とかなんとか。何者?!   ◇なかなか信号が青にならないのでじりじりしながら三分くらい待っていたら、おばさんがきて、柱のボタンを押した。すぐに青になった。なんか腹が立って、渡らなかった。   ◇「すぐにかけつけます。電話ください。✕✕✕✕✕。住所これこれ。」という看板があった。✕✕のところはうっすら茶色に消えていて読めない。近づいたら水道工事店の名前がぼんやり読めた。大事だから赤で強調したのだろうが、赤いペンキははげやすい。こういうの、よく見かける。   ◇何十年もずっと口元で抑えていたことを、ふと言ってしまうことがある。自由になりたい、というようなこと。かみさんがずっとしゃべらない。ぼくもしゃべらない。困ったな、と思う一方で、なるようになればいいと思っているあぶない自分がいる。はてさて。   ◇公募は落選の集中豪雨。ほとんどが「ま、佳作ねらいかな」と思っていたもの。自分で佳作ねらいと思うようなレベルでは、予選も通らないというのが現実ですね。今の自分の力量ではこれが最高、と思える作品が1つだけある。結果発表はずっと先。それまでは何とか気もちが持ちこたえられるか。年が年なので、公募もあと2,3年かなと思う。

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    • 断片8

            断片8   山深い渓谷の露天風呂につかっている。 見渡すかぎりの紅葉である。烈しい日差しを反射しながら落ちてきたカエデの葉が、湯気のなかに伸ばした私の肘に張りつく。ふう、と息をついて岩にもたれかかったとき、 「いやあ、生き返るようですな」 耳元でかすれた声がして、乳白色の湯の中から枯れ木のような老人が浮かび上がった。 「おやおや、ずっとここに潜っていたんですか」と、あっけに取られて尋ねると、老人はミカンぐらいの大きさの透明な玉を両手でささげて、 「これを差し上げましょう。私の修行の成果です」と、骨と皮だけの背中を向けて去っていく。 私は玉を目の前に透かしてみた。とたんに、紅葉が炎のように燃え上がった。山全体が強烈な色香を放って、私の体を包みこむ。ちょうど湯から上がった老人の方に玉を向けて、私は 「あっ」と叫んだ。 豊満な女性のお尻である。背を拭くタオルに見え隠れしながら、まっ白なお尻がタコのようになまめかしく揺れている。 思わず握りしめた掌の中で、玉がぐにゃりとつぶれた。茶色い、生温かい塊はどうやらウンチのようである。落ち葉の散り敷いた岩場から藪のなかへ、ずんぐり太った狸が一匹走り去った。       ※これまた、わけのわからない話でした。何を考えてたんでしょうね。

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  • 04 Mar
    • 断片7

           断片7   両手を広げてふわふわと空を飛んでいる。下は、子供のころ住んでいた市営住宅のはざまの公園である。私自身も小学生のようで、ランニングシャツに半ズボンをはき、いがぐり頭には真新しい野球帽をかぶっている。 なんだかひどく小さい。中央に寄せ集められた滑り台とブランコと砂場のほかには、周囲の平屋住宅への通路を兼ねた狭い空き地があるだけである。記憶のなかでは小学校の校庭にも負けないくらいの広さで、近所の悪童たちと陣取りをしたり野球をしたりして駆け回ったはずなのに……。 滑り台の下で、みすぼらしい女が泣いている。ふいに、胸がせつなく痛むのを感じた。何か取り返しのつかない失敗をしたことは確かだった。そして実は、私は空中を浮遊しているのではなく、地面に向かってまっさかさまに落下しているのだった。 風を切る音がひゅうひゅう鳴って、覚えはじめたころの口笛のようだ。滑り台の女は私の母だったのかもしれない。

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  • 03 Mar
    • 断片6

      学生時代に書いた意味不明の断片です。記録のために。      大きなお堂である。百畳敷物もありそうな板の間の中央に私は正座して、さきほどから何やら難しい問題を考えている。  なかなか答えが出ない。脂汗をたらして考えるのだが、混迷がいっそう深まるばかりである。  ふと、心地よいそよ風が首筋をなでたかと思うと、その拍子に、コトンと頭が落ちてしまった。頭はボールのようにころころと板の間を転がって、五メートルほど先で止まった。  困ったことになったと思う。頭がなくては考えることができない。拾いに行こうと立ち上がりかけたとき、チリリンと鈴の音がひびいて白い猫が跳びこんでくるや、私の頭をくわえて走り去ってしまった。  風がぴたりとやんだ。私は冷たい板の間に座りなおし、おもむろに腕組みをしてみる。さっきの続きを考えようとするのだが、本当に考えているのかどうだか良くわからない。  そういえば小学生のころ、捨て猫を工場の裏の草むらに隠して飼ったことがあった。あの時の猫なんだな、と思う。頭を転がして遊んでいるのか、一心に食べているのか、遠くでかすかに鈴が鳴っている。      

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  • 02 Mar
    • 落とし物

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    • どんより近況

      あの公募、この公募、そろそろ来るはずの連絡が まったくこない。 どうなってるんだろ。おかしいなあぁぁ。   って、全然おかしくない。 ブログや「なろう」とかでいろいろな人の作品を読んでいると、 うまい! 人がけっこうたくさん。なんでこんなにたくさん??というほど、 うまい人がたくさんいるんですね。 しかも プロレベル のうまさだったりする。 ああ、自分はまだまだ「宝くじ」レベルだなぁと、 ひとりため息をつく今日この頃でした。   さてTOBE「落とし物」。 先般、最優秀決定 ('◇')ゞ みたいなバカなことをほざいていた人がいますが、 そんなやつはほっといて、選考前なのでアメ限でUPしてみます。 たいしたことないっす(*´з`)    

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  • 27 Feb
    • かごしま

      某童話賞の授賞式がてら鹿児島観光に行ってきました。 式は近代文学館・メルヘン館の小部屋でしっとりと行われました。 係の人もメルヘンな感じの女の子でした(笑) 受賞作品(最優秀と入選)を掲載した冊子は、同人誌みたいな小ぶりのものかと思っていたら、学校の地図帳くらいの大きさの分厚い冊子に大きな文字で印刷されていて、鹿児島市内の小学校や幼稚園で読み聞かせなどに活用されるとか。5冊いただいたので、かなり重い……。挿絵が2枚ずつ入っていて、原画もいただきました(絵を描いてくださった方はアラフィフ?の笑顔の素敵なおしゃれな女性でした) 額入りの賞状と楯もいただきました(佳作は楯なし。冊子にも載らないので入賞と佳作の差が大きい!)   審査委員長の講評は、とても優しいコメントで、ただ「対象年齢と作品内容がずれているものが多い」「ストーリーが平板で山のないものも目立った」とのことでした。冊子末尾のぼくの作品の講評にまさに「対象年齢~」のことが書いてありました。でも「テーマが難しすぎ、低年齢の部に応募したのが惜しまれる」と傷つけないよう?配慮した表現で、この賞の“優しさ”をしみじみ感じました。   最優秀の一人は長く童話を書いていられるとかで、「先生が亡くなられる病床で必ず賞を取りますと言った約束が13年目に果たせました」とお話され、胸を打たれました。 じつは30代くらいの和服美人がいらっしゃって、ずっと気になっていた(笑)んだけど、その人がもう一人の最優秀でした。こちらは初めて書いた童話だとか。とてもきれいな人でした(しつこい!)   その後、記念撮影があっておしまい。最優秀の人が地元新聞のインタビューを受けていました。さくさくとした式でした。   館内を見学。不思議の国のアリスなどの世界に触れられ、小さな子が喜びそうな施設です。鹿児島で小学生時代を過ごした向田邦子さんの企画展をやっていました。よかった。   となりの市立美術館も見ました。ダリやシャガールを含め、ヨーロッパの有名画家の作品がけっこうあって(えっ、これ、ここにあったの!という作品も)入館料300円はお得感満載でした。   泊まった中では、霧島国際ホテルと指宿休暇村が◎でした。

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  • 20 Feb
    • 降臨

      TOBE「落とし物」のアイデアが、とつぜん降臨しました。 かなりいい。 うん。これはいけそう。(ほんとか) こんな落とし物、だれも思いつかないだろナ。 ふっふっふ。(ダークな笑い!) ブロ友のみなさん、ごめんなさい。 最優秀は決まってしまいました。(は?) がんばって佳作をねらってくださいね❤ (あほかっ!)   そういうわけで、あす、一気に書きます。   で、あさってから鹿児島へ行ってきます。 某童話賞で入選をいただいたので、その授賞式がてら、かみさんと温泉旅行をしてきます。 リコメとかできませんので、よろしくおねがいします<(_ _)>

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    • 断片5

      これは学生時代に書いた“詩”みたいなもの。 ストーリーも何もなくて、ほどんど ビョーキ決定!な内容です。 思えば、ずいぶんまともになったような気がします。 よかったよかった……        月明かりのにじむ小さな部屋の隅で、ぼくは異物のようにうずくまっている。こおろぎの鳴き声が耳の奥に響き、窓の外では(きっと)冷たい夜が廃墟のように練り歩いている。 ドアがきしんだ音を立てる。のしかかる人の気配がぼくの首筋を締めつける。誰も入ってくるはずがないんだ。ぼくは誰も中に入れない……噛みしめた歯から鱗のない魚がぬるぬると無数にこぼれ落ち、思わず立ち上がろうとしたその瞬間、かすれた風の音がドアをゆっくりと閉じてしまう。 誰も入っては来なかった。ほっとして溜息をつき、窓ガラスの底に沈んだ骸骨のような顔に向かって呟いてみる。いつまで夜は続くんだろう…… この左胸の深くえぐれた洞穴を誰にも見せはしないぞ。固く身構えたぼくの背後から、黒い影が煙のように立ちのぼる。影の切ない愛撫にやっと眼を閉じて眠りにつき、明るい草原の夢の中で鳥になってしまうのを夢見ながら、ふと熱い胸騒ぎに目を覚まし、こおろぎの鳴き声の中のかすかな物音を聞き取ろうとしてみる。 いったいいつまで夜は続くんだろう……  

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    • 断片4

      ※これは30代のころ、いろいろあって転職した前後に書いたものです。       娘の手を引いて、夕焼けに赤く染まったどぶ川の土手を歩いている。 土手はまっすぐどこまでも延びている。川は重たく澱んでいる。川の反対側には民家の低いスレート屋根が連なっている。 娘の向こうの手を、妻が引いている。うつむきかげんの妻の横顔が、ぼんやりと影になっている。 「おさかな住んでるかなあ」川面を見つめて娘が言う。 「こんなに汚いからね。おさかなは住めないよ」私は言う。 ザブンと音がして、子牛ほどもある大きな魚が跳ねた。それから、それよりもかなり小さな魚が二尾、並んで宙に弧を描いた。 「家族ね」と妻が言った。 「そうだよ。きっと家族だよ」嬉しそうに娘が私の手を揺らした。 甘く懐かしい腐臭をのせた風が、静かに頬をなでていく。私たちは夕暮れの底を歩きつづける。 「パパ、まちがえちゃったね」ぽつりと私はつぶやく。 遠い昔に、同じような風景の中を歩いていたような気がする。 後ろの砂利道に、黒々とした三つの影が長く伸びている。  

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  • 19 Feb
    • 気がのらない時は

      もうひと月以上、創作の方がストップしています。 アイデアが全然浮かばない。 気がのらない。 困ったもんです。 といっても、創作しなくても困るわけじゃないんだけど。 と思ってしまうから困る。   こんな時は……そうだ。センリューだ。 と思って、この間、川柳のコンテストに3つ出しました。 オタク川柳、うなぎ川柳、鉄道川柳。 (並べるとなんか変) オタク川柳はさっそく候補作がサイトにアップされていて、拙作3句は全滅(^^♪ ちがった→ (;´Д`) うーん。候補作、意味わからないものがいっぱい。これは場違いだったか。 うなぎと鉄道に期待でつ☆   川柳って、ぼけっと散歩しながら考えられるから、いろいろ行き詰まってる時に、いい気晴らしになります。 みなさんもぜひどうぞ! ちなみに、去年の夏に北海道の知らない町から、そばセット3000円分をいただきました(^^♪   標語とかラジオCMなんかも、1日単発で考えられるので気分転換にgoodです。 成果はゼロですが(^^♪ ちがった→ <(_ _)>        

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  • 18 Feb
    • 古典入門

       先日、「学級便り」をupしたら、思いのほかたくあんコメントをいただいたので、あれ?たくさんコメントをいただいたので、学校ネタをもう一つ。   今回は、みなさん大好きだった「夏休みの宿題」!(笑) 中3や高1を担当したとき、よくこの宿題を出しました(中高一貫校なので、この時期、受験勉強はない)。 趣味でこれから古典を読んでみようかと思う方がいらしたら、少し参考になるかもです(親しんでいらっしゃる方には今さらの話です)。 ちなみに、生徒たちは素晴らしい新聞をたくさん作ってくれました。優秀作品を廊下に掲示し、クラスごとに投票でベスト3を決めて表彰しました(^^♪ (なんか急になつかしく……)   角川ソフィア文庫というのは、原典のサワリをのせながら、口語訳や解説とともにその作品の魅力を初心者に紹介しようというシリーズ。5、6年前の宿題なので、ラインナップは大幅に変わっていると思います。   創作に気が向かないので、こんなことばかり……(*´Д`)            中3「国語」夏休み宿題――古典新聞づくり                                             以下の角川ソフィア文庫「ビギナーズ・クラシックス」(日本の古典シリーズ゙)から1冊を選んで熟読し、原文を引用しながら、その作品の内容やおもしろさを他の生徒に紹介する「○○(=作品名)新聞」を作成する。色づけしたりイラストを入れたりし、新聞らしく構成してください。    ・古事記   *「八岐大蛇(やまたのおろち)」「ヤマトタケル」などの神話から、大和朝廷が成立していく古代史の始まりまで……ぜひ知っておきたい「日本の原点」。  ・万葉集   *素朴でのびやかな古代人の哀歓。天皇から農民・兵士まで、世界に類を見ない幅広い階層の人々の作品が集められている。日本人の心のふるさと。  ・伊勢物語   *雅(みやび)で真情あふれる愛の短編集。在原業平(ありわらのなりひら)がモデルだが、無関係な話も。「歌物語」の傑作。  ・枕草子   *平安の才女・清少納言が、抜群のセンスで自然と人間を観察したエッセイ集。女性は特に共感?  ・源氏物語   *理想の貴公子光源氏と、彼をとりまく女性たちがくりなす王朝絵巻。世界で読まれている日本文学の代表作です。  ・徒然草   *「人生の達人」「おとなのプロ」による、味わい深いエッセイ集。古典入門に最適!  ・平家物語   *闘いと陰謀、愛と悲しみ、美と無常観……あらゆる要素がつまった壮大なドラマに圧倒されます。ぼくが一番好きな古典作品です!  ・大鏡   *藤原道長らの栄華を、批判精神にみちた目で活写する。雅(みやび)あり陰謀あり。歴史物語の傑作。  ・紫式部日記   *源氏物語の作者が、宮廷貴族の生活実態にせまる。清少納言とのバトルも面白い。  ・和泉(いずみ)式部日記   *恋人の死、冷めた夫との関係、亡き恋人の弟との新たな恋……恋多き美才女の揺れる心。  ・土佐日記   *土佐から帰京の途につく古今和歌集の編者(へんじや)紀貫之。任地で亡くなった娘を思い涙する。  ・竹取物語   *ご存じ、かぐや姫の物語。最古の「作り物語」であると同時に、日本初のSF小説でもある。  ・今昔物語集   *貴族から庶民まで平安期の人々の哀歓を生き生きと描いた、膨大な短編集。笑いあり、驚きあり、しみじみあり、ほんとに何でもあり! 鬼や妖怪も大活躍しています。  ・蜻蛉(かげろう)日記   *夫への愛に疲れ、息子の出世に生き甲斐を見出す…平安貴族女性のシビアな心。  ・更級(さらしな)日記   *千葉で育った文学少女、いざあこがれの都へ。地元の風物も出てきます。  ・古今和歌集   *平安びとの哀歓を、季節感とともに歌っています。日本文化の原点。長く歌作りの教科書だった。  ・新古今和歌集   *象徴主義的な和歌集。たぶん難しすぎ…。他の古典をいろいろ読んでからにしましょう(ぼくも少ししか読んでない ((^^;))  ・方丈記   *災害に飢饉に疫病に……ああ、人生つらいなぁ、とちょっとクラいエッセイ集(-_-)  ・うつほ物語   *琴の名品をめぐって展開する長編物語。数年前のセンター試験にも登場。ごめん読んでない。  ・南総里見八犬伝   *荒唐無稽(こうとうむけい)にして一気に読んでしまう痛快おもしろ物語。千葉が舞台です。  ・おくのほそ道   *「夏草や~」「静かさや~」有名な句がたくさん。ワビサビを感じたい人はぜひ。  ・御堂関白(みどうかんぱく)記   *頂点にのぼりつめた男、藤原道長の生活と思い。ごめん読んでない。〇〇先生(日本史)が詳しい。  ・とりかへばや物語   *男と女が入れ替わって……マンガや映画でおなじみ「ちぇんじ」の原典です。  ・太平記   *後醍醐天皇、足利尊氏、楠木正成ら南北朝の動乱期に生きた男たちの物語。軍記物の傑作。  ・堤(つつみ)中納言物語   *毛虫をかわいがる『虫めづる姫君』のほか、姫を盗み出そうとしたら祖母だったドジな貴公子の話などなど。  ・西行(さいぎよう)・魂の旅路   *武士を捨て、家族を捨て、出家放浪した歌人西行。魂を揺さぶる歌にはファンが多い。  ・近松門左衛門   *日本のシェークスピアと言われる劇作家。『曽根崎心中(そねざきしんじゆう)』など、人形浄瑠璃のほか歌舞伎でも定番。  ・謡曲・狂言   *謡曲は能の台本で、人間の情愛や妄執を悲しく描く作品が多い。まだちょっと難しいか。狂言は軽いコメディー物。  ・良寛・旅と人生   *「良寛さん」と親しまれてきた江戸時代の名僧。歌や文章などの作品から生涯をたどる(よく知らない、ごめん)  ・梁塵秘抄(りようじんひしよう)   *平家、源氏とのバトルに生きた後白河法皇が、当時庶民の間に流行した歌謡を集めた作品集。     ちなみに、ぼくの好きなベスト3は    1,平家物語   2,今昔物語集   3,古事記 かなあ。 

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