日々のつぶやき-ストーリーセラー

以前読んだアンソロジー「Story Seller1」 に収録されていた有川さんの作品「ストーリー・セラー」、それに新たに書き下ろしのSideBを加えた作品です。


アンソロジーで読んだ時も、ちょっと有川さんぽくないなーと思ったり、暗めのテイストでそんなに好みじゃないって思ったのにこちら購入しちゃいました(笑)

最近有川作品やっぱり好き!って思っていたところだったのでー


「SideA

妻は作家、様々な要因からか難しい病気にかかってしまった。脳を使えば使うほど寿命が縮まるのだという。何も考えるなってことか?と怒る妻、そして決断・・・

SideB

ただの同僚から距離が縮まったのは、彼女が自分のお気に入りの作家だと知った時から。二人は夫婦になり妻の仕事を愛し支えていたが、交通事故が二人の運命を変え・・・」


全体にどうも有川さんっぽくないような気がしちゃいます。

夫婦の会話は有川テイスト満載なんですけどねー


病気とか死とか・・・

やっぱり全体に暗いものが漂っているからか。


どちらのお話にも名前がない。

唯一あったのは飼い猫の「ねこ」だけ。

名前をつけないことで何となく空気のような白い病室のような無機質な印象もしたかなー

Aの方は以前読んだとおりの話で、でもやっぱり最後の手紙ではウルウルとさせられました。

そしてBがどうもちょっと私はピンとこなかったなー。

途中作中作のような形になったり、でもそれがどの部分なのか、どっちが本当なのかとか深読みしていくときりがなくて何だかぐちゃぐちゃになって、そして放置しちゃった。


とらえどころがない部分があるのが苦手です。


嫌いじゃないけれど、好きでもないなー。

私の有川作品ランキングではかなり下位の方かも。


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