監督:フランシス・ローレンス
主演:ウィル・スミス
ネタバレしてます
「癌治療の特効薬が原因で人類の9割が死滅してしまった2012年に、NYでたった一人生き残った科学者のロバート・ネビル。彼はワクチンの研究をしながら愛犬サムと三年間、孤独に耐えながら戦ってきた。毎日ラジオに向かっているかもしれない生存者に向かって呼びかけながら・・」
若干「???」部分はありますが、面白かったです!!
予告では、たった一人っきりになってしまったと思っていたら・・あんな恐ろしい敵がうじゃうじゃだったんですね~あれは怖い!ホラーテイストもありで驚きでした。全く想像していなかったから・・
サムが獲物を追って建物に入ってしまった時の怯え方といったら尋常じゃなかったから、「なぜ~??」と思ったら~あんなゾンビのようなのが居たらそら怖いわ。
疑問点・・
あのゾンビ風人間の定義。
空気感染とか過去映像で言ってたような・・結局違ったのかな?それともネビルは免疫があるだけ?じゃああの親子はなんで助かってたのだろう?移るのは人間だけ?でもサムは感染・・何故ライオンとか鹿は大丈夫だったのだろう?あんなにすばしっこかったら銃がなくてもあの動物達とも対等に戦えそうだけど・・
そして、症状としては呼吸が荒くて心拍数が上がって瞳孔開いて・・で、紫外線に極端に弱くってことは解るんだけど、何故人間を食べるようになったのか?
あのラジオは世界中に発信してるのではなかったの?
最後の親子はラジオを聞いてここまで来たと言っていたけど、じゃあどうして最後の村の彼らは接触しようとしなかったの?ネビルならば知名度もあり安全だと解るはずでは?しかも武装した人間もいたから、か弱い村人だけじゃない筈。あの親子がたどり着けたくらいだから、何人かで武装して何台も迎えに行けたはず!三年も音沙汰なしって???
マネキン移動しての罠は誰の仕業?ゾンビたち??
てっきり他にも生存者がいて、さぐりあってるのかと思ったけど違うらしい。知能は低下していると言っていたけど、反対にゾンビそんな罠仕掛けるくらいの知能があるらしい・・でもなら、もっと色んなことしそうなものだけど・・・あれ1回だけ?
電気の供給は大丈夫なもの?
水道・電気完璧っぽかったし、生活の不自由さは食生活だけって気が・・それも缶詰や飲み物野菜はOK。肉類に飢えていたくらい?
ライフラインはしっかりしてました~何故か。
親子と出会っても嬉しそうじゃなかったのは?
サムのことで混乱&絶望していた気持ちは解るけど、三年目にして出会った待望の唯一の生存者。もっともっと嬉しさがこみ上げるのでは??
不信感の方が強かったのかしら???それとも自分以外の生存者はいないと思い込んでいたから、彼らに出会って支えにしていた何かがポキンと折れたのかな~?だから村の存在も絶対に否定していたのか・・
サムとの別れは本当に哀しかった・・
自ら手をかけなければならない心中を思うと・・あれは哀しくて哀しくて泣けた~
でもあの実験の女性のような状態にしておくことはできなかったの?いつかの為に・・
そしてラストの決断は辛い~きっとハッピーエンドだと思っていたので(勝手に!)、あれはショックでした。
せっかくそれまで独りで戦ってきたのに~
世界の為には彼の犠牲はとても重要なものでしょうけど、爽快感は残念ながらなく・・寂しいラストでした。
ちょっと疑問は残りますが、迫力あり、悲壮感と孤独感がしっかり伝わってくるウィルの演技は素晴らしかった!ほぼ一人で出ずっぱり~。
とにかく私は面白かったです♪
「幸せのちから」 では息子くんとの共演でしたが、こちらではお嬢さんとの共演でした♪