嗚呼 弟よ ②

先日も弟の事を
書いたけれど


遠く離れて 住んでいる割には
かなり  頻繁に 連絡は
取っているかとは 思うものの


用件は 
家の事
父の事や
家族の事

ほぼ 業務連絡くらいの 温度


それが 

一昨日の夜 遅く届いた
メッセージは  珍しく

「この本の第1章 かなり良いから
   読んでみて」と、、



弟は かなりの読書家なので
こちらから オススメを尋ねたりすることは
あっても   積極的に薦めることは
滅多にない、、、というか

初めてかもしれない


妙な  気分で
本を待つ一日

遅くに帰宅して 何だか
ドキドキしながら  開封


座り込んで 読み始める


読み進めると
キーワードが、、、
嗚呼、、だから?と漠然と
思ったものの、、、


読み進めると

そのキーワードが

にわかに香り出し  匂い立つようで

その豊かな香りに   むせそうになる



キーワードは 「マグノリア」
和名は  「木蓮」


私達 姉弟には  
母に連なる  特別な花


小説は 画家の
アンリ・マティスとある女性の
物語で  随所に
このキーワードが登場する


私達は 常に
マグノリアの花を 仰いでみていたなぁと

ふと 想う


咲いた 枝を 切って
間近で  その香りを
 楽しんだ事はなかった


木蓮の花は いつも 空に向かって咲く
その 姿しか 見ていなかったのだ


来年  父の新居   「木蓮の家」に
植えた 木に  マグノリアが花をつけたら


ひと枝を母に供えよう

きっと  弟もそうしたがるに違いない


物語は静かな余韻を残して閉じる
その中でマグノリアの存在は
愛おしいものの 象徴

マティスの眼に映った
マグノリアは

こちらに描かれており
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*「マグノリアのある静物」
       画像はお借りしました



弟の薦めてくれた本はこちら
{F62921EF-C511-4959-B91B-60F9796AE1B4}

第2章も 3章も

表題の
ジヴェルニーの食卓も 楽しみ🎶


西洋美術館に
飛んでいきたくなっている
本日となり