歴史家とっきぃの 振り返れば未来

歴史家とっきぃのブログです。

歴史、日本のカルチャー、勉強法、生徒物語などを随時、更新していきます。


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こんにちは。
歴史家とっきぃです。

いよいよ夏休みですね。
中学校・高校では、このサマーバケーションをターニングポイントとして、クラス内階級制度が決まってきます。
絞りたてジュースを長時間放置していると軽いものは上に、重いものは下に、重力の法則に従って自然に分かれていきます。
それと同様に、クラスでも自然と人間関係が出来てくるのです。何も学校だけの話ではなく、社会に出ても現象に大差はありません。おんなじ人間のやっていることです。



必要なのは「自衛」です。撤退するなり抗戦するなりの実力行使がない限りイジメは無期限無制限に継続します。
撤退というのは学校に行かないことです。かつては登校拒否、最近では引きこもりと称しています。生徒本人としては必ず後ろめたい気持ちがあります。親に知られたくないという意地があるからですどんなに気丈な子でも親のことが脳裏に浮かんだら不覚にも涙がこぼれるんです。その涙を見て勝利の美酒を味わうイジメっ子。こればかりは経験者しかわからないことですね。

「イジメ? 何ザマス? そんな事で東大突破できるザマスか!?」
バカ親につける薬はありません。ただ、子供の自死後に気がつく例も若干あります。
「三角メガネ」の画像検索結果
イジメというのは、担任の先生とか校長先生に丸投げしてもまず解決しません。なぜならイジメっ子もいじめられっ子も等しく生徒だからです。話し合って解決してくださいが、彼らの一番望ましいあり方なんです。なんとかしたかったら警察を巻き込むことです。学校側は必ず動きます。被害届取り下げを必ずや求めてくるでしょう。あとはケース・バイ・ケースでしょうか。

幕末間近の江戸幕府天領(直轄領)では、武士による統治が官僚的になっていて、現場の揉め事は地元ヤクザが仕切っていました。黒澤映画「用心棒」の世界ですね。


要するに、現場のことは現場の人間にしかわからない
経営陣が、コンサルさまのこしらえた意味不明の数字に騙されて基盤を傾ける話は枚挙に暇がないです。

例えば、ヤマト運輸。

現場のSD(セールスドライバー)の至誠の汗で会社は成り立っています。また、配送センター(ベース)の仕分け作業員の頑張りも真実です。創業者(小倉)一族を追放して経営を掌握した金融資本(み
ほFG)に現場を重視する経営姿勢は遺憾ながら期待できないでしょう。

先生がたにイジメ克服を期待するのは無理です。オーバーワークで疲弊しきっているからです。授業時間だけが勤務時間でありません。テストの採点、生活指導、授業プランの作成などの事務仕事、そして部活顧問と完全にパンクしています。
往年の「3年B組金八先生」(TBS)では、先生が下宿に帰宅したらリーンリーンと電話がなって事件が起きる。武田鉄矢はその事件に振り回される。というのが保護者の教師観なのかもしれません。金八先生は国語の授業と生活指導だけのシーンしかありません。

ですが現実の現場の先生はそれ以外にも仕事はいっぱいあります。

日曜日に保護者が「明日子供のサッカー試合があるから観にこい」と言っても、先生は先生で処理しないといけない案件がいっぱいあります。
ですので、試合応援の相伴を先生が固辞したら逆恨みしてクレーム大将になるというのは筋違いです。


そういうわけで、いじめられっ子は遺憾ながら、誰に頼ることができないのが現状なのです。だからいじめ自殺が絶えないのです。
滋賀県のバスケ部主将が自宅団地の屋上から身を投げた事件では、親が本人の「もうイヤじゃーっ!」という声を耳にしていたにもかかわらず、何もしなかったわけです。孤独な中、どれほど苦しかったことでしょう。

ですから、いじめられっ子は自衛を考えなければなりません味方が一人でもいれば突破口は開けます。要は結束です。鉄の結束を維持していれば、必ず周囲は一目置くようになります。後は時間の経過を待つだけです。必ずや形勢は変わってきます。徳川幕府を支えた三河武士、明治帝国の挙国一致体制、対ハンニバルへのローマの挙国一致体制、フランス共和国のヴァルミーの勝利と例証はいっぱいあります。

親も祖父母もあてにならない。担任も校長もダメ。だからこそ知恵を絞るしかありません。

全国のbulling (イジメ)犠牲者が「自衛」に立ち上がることを心より望んでおります。

そして、必ず息抜きをしてくださいね。自室でもどこでもいいです。だらしない時間を割くことも重要です。年がら年中ピリピリしていたら、フェリペ二世みたいに悲惨な晩年を送ったり、ハドリアヌス帝や雍正帝みたいに早死します。




最後にイジメっ子へ。
イジメは犯罪です。そして自分がやったことは必ず返ってきます。それも十倍返しで。しかも自分がいちばん苦しくてどうしょうもない時に上乗せできます。その辺考えて行動してくださいね。ま、言ってもわかんないでしょうが。


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こんにちは。
歴史家とっきぃです。

連日暑いですね。
建物を出たら、じっとしているだけでも汗が流れてきます。
高校生諸君は、勉強ははかどっているでしょうか。

今回は高校1、2年生向けに「世界史」の勉強の仕方を開陳してみたいと思います。
世界史は社会科ですから、暗記科目です。
骨組みとして人物名や基礎的事件、地理を頭のなかに入れておかないと話が進んでいきません。

歴史の流れをつかむことが世界史攻略のポイントですが、そのためには固有名詞という部品が必要なんです。
加えて、外国のことを学ぶわけですから聞き慣れない、発音しづらい語彙も出てきます。
オクタヴィアヌス、パータリプトラ、ネブカドネザルとかのカタカナ、
耶律阿保機、完顔阿骨打といった漢字系、
フィリップ二世とかチャールズ一世とか同名がいっぱいです。

まずカタカナ名前は、何回も復唱して口でなれましょう。
慣れてしまえばたいしたことないです。
マルクス・アウレリウス・アントニヌスなんて平気でよどみなく言えるようになります。フランス語系はちょっと言いにくいです。シャンデルナゴルとか、ボシュエです。それでも大丈夫です。必ず慣れます。

漢字系は紙に書いて復唱しましょう。これも慣れです。
数日おきに前に覚えたところをチェックすれば鬼に金棒です。
ちなみに完顔でワンヤンと発音します。ですので、復唱と書取りの双方が必要なんです。

同名は国別にしましょう。チャールズ、シャルル、カール、カルロスは同じ名前を英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語で表しています。チャールズ一世、カール一世、カルロス一世というふうに別にした方がいいです。
同じく、フィリップ二世はフランス王、フェリペ二世はスペイン王、フィリッポス二世はマケドニア王となります。

ここまでが注意事項です。
世界史の骨組みですが、市販のサブノートを使うのが一番効果的です。山川出版社から数種類出ています。
文章の途中がカッコ空欄になっているものがいいです。
また、記述式があるものにします。

そして、赤ペンで解答を見ながら空欄を片っ端からうめていきます。前後の脈絡を見ながら無心に書き込んでいく。
なんで前後をみながらかというと、答えを書く場所をずれないようにするためです。スピード重視でどんどん埋めていきましょう。理解したかなんて余計なことは考えない。
ただ赤ペンで書いていくだけ。それだけでかなり力がついいきます。流れも何となく理解できるようになります。
前に書いたことを覚えているかどうかなんて、気にしてはいけない。ひたすら無心にカンニングみたいに埋めていく。写すときに言葉が引っかかるから注意事項の復唱なり、書取りなりの補助作業が出てきます。

気がついたら、一通りの歴史の流れがわかると思います。
国公立大二次試験はたとえ東大といえども、教科書を逸脱することはまずありません。難関私大はちょっと俯瞰的な思考を必要とすることもあります。
例えば、「イスラムの中世について述べよ」といった類です。この解答を導き出すためには、中世の本質である宗教権威による世界の網羅、軍事力地方分権を理解したうえで、イスラムの知識を要求されます。そこからファーティマ朝、ブワイフ朝までたどり着けば大丈夫です。
知識自体は教科書から一歩も離れていないですが、深みを要求されます。

早稲田大学などは、七割は基礎知識です。残りの三割にオタク知識になります。できるところから埋めていきましょう。わからないものはわからないですから仕方がないです。歴史知識はキリがないです。見切りが大事です。

ま、とりあえずサブノート書き込みですね。
あと図説。各社から出ていますが眺めていると結構楽しいものです。サブノート書き込みをやった時代を図説で眺めてみましょう。

一問一答は友達と一緒にやると、面白いです。これもスピード勝負です。条件反射で出てきてはじめてモノになったと言えるでしょう。

高校生は世界史ばかりに時間を割くわけにはいかないです。スピード重視で無心に、短時間で流れを身につけましょう。歴史を通して自分ならばどう生きるか、生き様とは何かまで、できればいってほしいですね。
おんなじ人間がやってきた営みです。
必ずや、参考になる人物と出会えるでしょうから。

もうすぐ夏休み。がんばれ高校生!

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こんにちは。
歴史家とっきぃです。

英国が欧州連合を離脱しました。
前前年のスコットランド独立投票ではかろうじて残留派が
勝利しました。キャメロン首相は今回も楽観的に考えていたようです。
前前年はあれだけ冷や汗かいたのに、喉元すぎれば暑さ忘れるで、この人ちょっと軽率ですね。今回、辞表を提出するそうですが、潮時です。

まさかのまさかで、英国は離脱しました。不正選挙のないように手仕分けで開票したとのことでした。しかもご丁寧に用紙に書く時は、鉛筆ではなくボールペンを用いたとのこと。
何れにしても、英国は新しい生き方を選択したわけです。
しかしながら報道では、為替とか株価の話ばかりで肝腎の「国づくり」に関してのお話がさっぱり出てきません。
確かに金融関係の話も重要です。

世界中にあるタックスヘイブンでも、ケイマン諸島などの英国領は格別です。ここに流れた金融資産はそのままロンドンに流れます。ロンドンは世界金融資本の本丸です。

ここがまさかのEU離脱を図る。少なくとも金融資本の意図ではないのは確かです。EUに留まった方が何かと都合がいい。しかも英国はユーロとは一線を画していますから問題はさほどない。

流れが変わったのはやっぱり移民です。イギリスはただでさえインド人とかパキスタン人とかが多いのです。そこへあのメルケル女帝が移民の国別割り当てなんて言い出した。世間体から人道主義を前面に出すのはいいが、ドイツだけでやってくれというのが加盟国の本音です。

女帝は労働力増強を狙って打ち出したのかもしれません。
ですが、それは大きな間違いです。メルケル女帝は歴史を勉強したことがあるのでしょうか。

後期ローマ帝国は兵力増強と労働力増強を狙って、西ゴート族を帝国内に受け入れました。ゴート人も最初はニコニコしていました。ですがしばらくしたら、属州の役人がやってきて「はやく農業をやれ」と上から目線でまくし立てます。ゴート族は組織立った農業なんてやったことがないですから、やれと言われても訳がわからない。戦があったときは、それは本業ですから一生懸命に戦いますが、百姓をやれというのは「オイオイ!」というわけ。不満が発生してそのうち略奪とかはじめます。

ゴート族の軍事力は馬鹿になりません。
378年のアドリアノープルの戦いではローマ軍を撃破、ヴァランス皇帝も小屋で休んでいるところを焼き殺されました。ゴート人も後でびっくり。まさか皇帝が中にいるなんて思わなかったとのことでした。

ゲルマン人の戦い方はカエサルが遠征した時代と変わりません。また、ローマ軍のレギオン方式も変わりません。要は運用なんです。自分の必殺技を撃てる状況にいかに持ち込むかが個人戦であれ団体戦であれ鉄則です。戦術とは何かをヴァランス皇帝はわかっていなかったのですね。
逆に判っていたのがカエサルであのアレシア攻防戦も敵を知り己を知っていたからこその勝利でした。

移民とは何か、アラビア人とはどういう人々なのか、トルコ人とはどこが違うのか、ちゃんと事前研修やったのか、多分やってないんじゃないか、そう思わざるを得ません。
移民が増えて、地域住民はどれほどの難儀をするのか、ブリュッセル(EU本部)の官僚たちもメルケル女帝も何にも考えていない。労働力増強になるんじゃないかと捕らぬ狸の皮算用で経済界の後ろ盾を得て言っただけでしょう。
ドイツでは、地元女性が集団暴行事件にあっています。
国民がこれほどの苦しみにあっているというのに、ベルリン政府は当初、ほっかむりを決め込んでいました。
が、女性陣のデモ行進であえなく発覚しました。

自国でも尻に火がついている状態だというのに、ドイツはEU加盟国に移民割り当てなんて言っているのですから、それはもう暴動が起きて当然のレベルです。

英国がトップバッターで切り出したEU離脱は間違いなく他の加盟国にも波及していくと思われます。移民によるレイプ事件の多発で苦しんでいるスウェーデンとか、ドイツの万年下請け状態で、移民ノルマを一方的に通告されたチェコも、英国の後に続くかも知れないですね。幸いなことに両国ともユーロを採用していません。あと例のオルバーン首相率いるハンガリーも微妙ですね。オルバーン首相は国立銀行を設立した硬骨漢です。因みに日本もアメリカも、中央銀行は民間銀行で金融資本のやりたい放題です。オルバーン首相首相が生き延びている事実からして相当の実力者であることがわかります。

英国のEU離脱の俎上にあがったもう一つの要因は、TTIP(EU版TPP)です。前の記事でも述べましたが、
TPPというのは「治外法権の撤廃」「関税自主権の回復」を取り消しにする暴挙なんです。これは19世紀に自分たち自身がさんざんやってきた悪行だけに、欧州人はわかりすぎるほどわかっています。だから数万人規模でデモ行進とかをやるんです。
この
TTIP締結を推進しているのがブリュッセル(EU本部)の官僚たちです。後期ローマ帝国といい、EUといい官僚の使い方を間違えるとろくな結果をもたらしません。逆に手綱捌きが見事だったのが吉宗将軍、康煕帝、雍正帝といった名君です。後、建設大臣時代の亀井静香氏でしょうか。


官僚というの「硬性」です。コンクリートと相似形でもって50年の耐久力です。後は膨張肥大化して崩れていきます。

英国のEU離脱は新世紀の象徴です。新しい国づくりには困難が伴うかもしれません。何としてでも乗り越えてほしいものです。

隣国フランスは共和制を始めた時、全欧州を敵にまわして苦しい中、不眠不休で勝利を勝ち取ったのです。人間のやっていることです。同じ人間ができないことではありません。

イングランド人の根性(guts)を見せてほしい!

気合というのは日本人の専売特許ではありません。
腹に力を入れなければなんの世界であれ勝てないのは、
男なら誰でもわかることです。
英国男児よ、ガッツだぜ!!

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