霊感商法

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最近、幸福の科学の教祖の写真をひかりの輪がオークションにかけるという事件があった。

もともと幸福の科学では100万円で売っていたそうであるが霊感商法の典型のようなものであるのだろう。それをタダで譲り受けたものをひかりの輪では10万で売り出していた。写真の現物が10万の価値があるとひかりの輪でも考えていたとは思えない。幸福の科学の霊感商法に便乗して売り出したということだろう。

譲った本人が問い合わせても全くの無視。霊感商法に便乗したのだから、なまじ返答するよりも無視していた方が無難だと判断したのかもしれない。

ひかりの輪の歴史を振り返ってみると、自分勝手に信者を振り回してきたかの歴史でもあった。

M派の頃は「自分はグルと転生するから自分に付いてくれば必ずグルと出会える」などと言っては信者を獲得していった。

それが団体を設立してしばらく経つと「輪廻転生もわからない」などと言い出して、「転生の面倒もみない」なんてことも言っている。

ある方の親が亡くなった時には、「どす黒い青色(のバルドーが)見えるので、このままでは人間に生まれるが凄く不幸な人生を送るだろう」などと脅し、「毎日道場に通って修行すべきだ」なんていってポアの儀式などをさせて保険金を巻き上げたりしたこともあったな。

今や、「神秘体験なんてものは脳内現象」とも言っているので、「どす黒い青色」なんていったこともバルドーであるかどうかも分からず、代表自身がそう思い込んだ、もしくは口からの出任せであったといっているに等しい。

悪霊払いなんてこともしていたな。

また、個人祭壇を推奨していた頃は、個人にあった祭壇を上祐が見繕うということで、さんざん仏画を売りつけたりもしていた。今では単なるインテリアでしかない仏画でもあるのだが。

密教をやっていた頃には、ありとあらゆる仏具を宣伝し教化した上で売りつけていた。

そんな霊感商法を指摘される度に否定しては取りやめてきた。

売りつけてきた連中にしてみたら分からないだろうが、散々煽られて信じて買ってきた人達にとってはたまらない。それだけ価値があると思っているから買うわけで、売りつけた側から「そんな価値はないよ」といわれるのも同然のことだからだ。

詐欺師から「お前らこんな価値もないものをよく買ったよな?」と言われているような心境にもなる。これほどの屈辱はないだろう。

ひかりの輪でも金持ちばかりではない。貧困層にあたる人達も多かった。一日数百円での生活をして切り詰めて少しでもご利益のあるものを買ったり、参加費に回していたのである。ちょっとでも節約できたりしたならペットボトルの貯金箱に貯めていってお布施にしていた人もいた。間違いなくスタッフよりも質素倹約していた在家は多かった。当時はスタッフでも役員なら16万も貰っていたそうだからな。贅沢しているスタッフから「もっともっと」と言われて参加したり物品を購入していたのである。

ひかりの輪のスタッフ連中は、オウムに騙されたなんて思って被害者面しているのかもしれないが、信じてついてきた人達は間違いなくひかりの輪に騙されてきたのである。

全ては無常なので、人間も考え方が変わることもある。変化すること自体に罪はない。しかしながら、考えが変わった時には自分達が騙してきた事実にも気が付くことでもあろう。

「自分達が間違っていた。ごめんなさい。」というのが一般常識をわきまえた人間のとるべき態度であろうと私なんぞは思う。

輪廻を相対化するときにも、祭壇をすっきりさせるなんて言い出したときにも、インテリアにするなんていったときにも謝罪めいた言葉の一つも聞いたことが無かった。

「騙されたあなたが悪いんでしょ?」と常にそんな態度。文句を言ってもとりあわない。逆に異常心理者に仕立て上げられる。

自らの社会的、歴史的責任を問わない現代日本の雛形であるかもしれないな。
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