『A Little his REDEMPTION.』 趣味映画鑑賞 気づいたら10年目突入

~season 10~
趣味が映画鑑賞の筆者が映画、ゲーム、アメコミなどのエンタメなどのひたすら感想文を書くブログ。
2016年7月10日の時点では778本の映画の感想がありまーす。

「もう少し上映時間長い方が良かった。それぐらいになりつつある佳作。」
A Little his REDEMPTION.~seasonⅤ~-ザ・タウン
アメリカ2010年アメリカ制作アメリカ

監督
ベン・アフレック
(ゴーン・ベイビー・ベイビー)

出演
ベン・アフレック
(消されたヘッドライン)
ジェレミー・レナー
(ハート・ロッカー)
ジョン・ハム
マッドメン
レベッカ・ホール
(それでも恋するバルセロナ)
ピート・ポスルスウェイト
インセプション
クリス・クーパー
(アメリカン・ビューティー)

予告


車STORY車
アメリカのNYの北部あたりにある都市、ボストン。その一角であるチャールズタウンでの物語。
そこは強盗の街として古くから伝統があったのだった。
その街に住む30代の男ダグ(ベン・アフレック)も友人と共に、強盗を生業として生きていた。

その日の仕事も手際よく完全犯罪が成し遂げられようとしていた。
だがいつもと違く、チーム内で血気盛んな男、ジェム(ジェレミー・レナー)は人質を獲ったのだった。その人質になった銀行の支店長クレア(レベッカ・ホール)は、解放はされたものの、心に傷を負ったのだった。

事を終えたダグ達だったが、ジェムは人質のことが不安で、殺そうと考えるが、ダグはそれを止め、自らが彼女の監視を引き受ける。

クレアを監視するダグだが、事件のことを思い出し泣き崩れる彼女にダグは側に寄って慰めてしまうのだった。
挙げ句にダグはクレアに恋心を抱くようになってしまう。
もともとダグはこの街から出ることを考えていて、彼女と共に街を出ることを考えるようになるのだが…。

2011年2月8日鑑賞

車感想車

実は、1月の公開作品では群を抜いて見たかった一本。

ベン・アフレックの監督2作目なのだが、全米では評論家達が絶賛しているみたいだったので、とても気になっていたというわけ。
このブログではそんな佳作をどのように扱えば良いのかいまいちよくわからないが、とりあえずベン・アフレックが如何にして、親友であるマット・デイモンに比べて映画業界において微妙なポジションかを考えよう。(笑)

いや。感想書けよ。と思ってくれたあなた。ありがとう。でもとりあえず感想の最初は小話が自分の流儀にしております。(苦笑)

知らない人がほとんどだと思いますが、ベン・アフレックとマット・デイモンは、親友で同時期に著名化して、幼なじみというわけです。

でーそんな二人の初ヒットは、「グッド・ウィルハンティング」というわけです。
この映画がなんと、マット・デイモンとベン・アフレックの共同脚本で、しかも後に賞も受賞した程優れた脚本だったのです。(自分も見ましたが生涯ベストになるぐらい最高です。)

そんな二人ですが、先に有名になったのが、ベン・アフレックなのですが、運が悪いことにパール・ハーバーの主役を務めたことによりスタジオ側に良いように使われてしまい、昼は盲目の弁護士なのに、夜はスーパーヒーローだとか、彼女の有名な女優との結婚をドタキャンしたりしている内に、親友だったマット・デイモンはコツコツとキャリアを積み重ね、売れないながらもジョージ・クルーニーに気に入られたりして、コツコツアクションスターとかやってみたり、クリント・イーストウッドの映画に出たりしたら、アカデミー賞にノミネートされてしまい、そのまま次の映画にも出演。やっぱり気に入られたりして、アクション映画が思いのほか支持されたりしてたら、アメリカで出演料の割に、興行成績を稼ぐ俳優一番という、謙虚さの象徴を体得。
色々ミスったベン・アフレックは、演技派として再スタートして、スーパーマンを演じた人の謎の死を本気で演じて、ややキモキャラ化してしまい(賞は獲ってた)、更に自分の道がわからなくなっていた。でー映画を一度撮ってみたら、賞まで獲ってしまって、少しだけキャリアが復活、中規模の映画にちょくちょく顔を出してきて、また監督してみたら、驚きの出来の良さ!!

ベン・アフレックは次のイーストウッドだ!!

とメディアに言われたとか言われてないとか。

ついに映画業界に足が付いた、カムバック大成功の一作というわけですかね。

そんな映画がザ・タウンです。(前振り長。)

とりあえず言いたいのが、俳優の人選が上手過ぎる!!

近年稀に見る、素晴らしいキャストの選出だと一番に言いたい!!

主役のベンはともかく、助演にジェレミー・レナー。そして個人的にヤバかったのが、マッド・メンのジョン・ハム!!

いや、見事過ぎる人選。ヒロインのレベッカ・ホールも良いし、ボスであるピート・ポスルスウェイトを本作に起用するセンスも逸脱。残念ながら、彼は本作が遺作になってしまったが、失礼だが、映画内での死にっぷりも素晴らしかった。死ぬまで彼は俳優だったな。

クリス・クーパーの人選も本当に上手い。

そう言った映画好きならわかる、目で見るアンサンブルの楽しさはかなりの逸脱だったと思う。

内容に関しては、シンプルながら力強くわかり易い物語だったと思う。

要するに

主人公VS生まれ育った街。

というのが本作の内容で、そこに更にジョン・ハム演じるFBIが悪どくせめて来るという主人公三重苦な展開。(笑)

その街という見えないものを簡潔に描かれていて、とてもわかり易い。
だがむしろそれがわかり易過ぎるのが、本作の問題点だ。

正直言ってかなりテンポよく物語りも進み、綺麗に物語が終わる。

だが言ってしまえば、少々味けなさ過ぎる。もっとどうどうとして長々と描いても良いぐらいのテーマであるし、演出も映像も凝っているだけあって、その点がとても惜しい。
上映時間は、2時間だが、この出来なら2時間半あって欲しいものだ。
そうしてくれたら、もっとすごい映画になったと思うのだが…。

物語に関しては原作があるため、そこまで誉めたりはする気になれないが、ジョン・ハムがとりあえず凄い。相棒がロストの悪役だったりとどこまでも最高な人選で困るのだが、ジョン・ハムが主人公の敵対している存在ではあるが、正義であり正しいものなのに、終盤になると彼が悪にさえ見えるのは、驚きだ。演出脚本演技ともにそこに行き着くように意図されているが、全く彼が悪いことなどしてないのだからすごい。

ただ本作は一応強盗映画ではあるが、強盗シーンは大したこと無い。

銃撃戦はヒートの方が面白いし、銀行を襲うシーンは、ちょっと畑違いだが、ダークナイトの冒頭の方が面白い。てかダークナイトって最高の強盗シーンだよねあれ!!

また強盗シーンで全員が変装するが、誰が誰かわからなくなってしまうのも残念な点ではないだろうか。

それでも終盤はなかなか男の映画として震える展開だ。(ラスト・オブ・モヒカンの方が震える。)

この手の映画にしては珍しいラストだが、逆に多くの映画ファンが後々支持する可能性もある。

メモ得点メモ

9点

エンターテイメントとインディペンデント(作家性の強い映画)の間のバランスが上手く取れた映画です。かなりオススメです。

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もしベン・アフレックの次回作があったなら、西部劇を撮って欲しいな。(笑)
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