或る”二極化演出”が、
行われているような気がしてなりません。
一方には、
まだ結成されてもいない新党についての、
早い段階での低い支持率報道や、
”小沢夫人?”の手記など、
小沢一郎氏に対する”向かい風”報道と
大阪市の職員のイレズミ問題・ドラッグ問題・不正など、職員の不祥事やスキャンダルのニュースや、
偽りの脱原発姿勢を取り上げられ、
あたかも「闘う市長」イメージの演出がなされているような橋下大阪市長に対する”追い風”報道。
大阪市の職員のスキャンダル報道に関しては、 タブーやスキャンダルをあつかう本などでは、すでに何年も前から、大阪や京都の自治体の職員が、ドラッグに手を出していた事を紹介してきています。
ならば、何故この時期に、
市職員のスキャンダルを、
テレビなどマスメディアは、
”集中的に取り上げる”のだろうか?
ならば、
指名手配犯であった高橋克也容疑者や菊地直子容疑者が、
何故、あの時期に立てつづけに、
捕まったのだろうか?
と「メディア・コントロール」の視点で、
斜(はす)に構えて捉えたくなります。
「大阪維新の会」が掲げる「船中八策」の中身を眺めたり、これまでの橋下施政をみれば、
残酷で非情な政治内容であることが、
一目瞭然なのに、
なぜかマスゴミは、
”追い風”報道をするのであります。
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さて今回は、
小沢一郎氏に対する<当局>や<マスコミ>のよる攻撃が、行われていますが、
こうした「小沢一郎政治資金問題騒動」と同じことが、
2006年にメキシコ大統領選挙で起こっていた事を、
メキシコで活動されている、歌手で作家の八木啓代さんが、講演している動画があります。
「小沢一郎政治資金問題騒動」と同じ、
というのは、
2006年当時、
政権交代間違いなしの、
超人気の野党左派の大統領候補者のアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドールが、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%8C%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%9A%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%AB
「政治資金規正法(記載ミスの疑い)」で<検察>と、
<マスコミ>による「政治とカネ」バッシングとの攻撃を受けて、退けられているからです。
この動画は長いので、
問題の箇所は、
30分以降から55分までです。
<関連・参考ページ>
<「プラン・メキシコ」
麻薬撲滅に名を借りたNAFTAの軍事化>
http://democracynow.jp/video/20080731-2
(Democracy Now Japan より)(2008年7月31日放送)
当初約束された経済繁栄とは裏腹に
メキシコは米国に
安価な労働力を供給する移民工場になっています。
それに追い討ちをかけるように、
ここへきてNAFTA軍事化の動きが顕在化してきました。
ブッシュ政権が
2008年6月に打ち出した麻薬撲滅政策「プラン・メキシコ」は、
社会経済対策をおろそかにして
軍事方面ばかりに力を入れています。
初年度予算4億ドルの大半は、
米政府と契約する傭兵会社とメキシコ軍の手にわたります。
(引用者中略)
NAFTAは2005年、
北米3国の経済協定から安全保障合意へと拡大されました。
これによりカナダとメキシコは
米国の安全保障の傘の下に取り込まれ、
ブッシュ政権のテロ戦争に巻き込まれることになります。
プラン・メキシコは
テロ対策や国境警備を含む地域安全保障協定であり、
麻薬戦争を口実にNAFTAを武装するものだと、
ローラ・カールセンは言います。
その目的の1つはメキシコの石油です。
メキシコ政府は
石油事業の民営化を狙っていますが、
これには国民の大反対が予想されます。
そのため社会全体を軍事化し、
国家の支配力を強化しようとしているというのが
カールセンの見方です。
街頭に軍を配備して民営化反対の運動を弾圧する準備であり、プラン・メキシコは
軍や警察による人権侵害を助長することになるでしょう。
弾圧されるのは主に社会運動です。
チアパス州のサパティスタ運動に例をとれば、
麻薬製造を捜査するという建前で
軍隊が入り自治共同体を攻撃しています。
天然資源や自治を守るための闘争で、
先住民が危機にさらされているのです。(中野)
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以上引用終了。
なぜ「大阪維新の会」は、
<TPP>など自由貿易協定を肯定し、
<日米同盟>を基盤とし、
<憲法9条改悪>および<軍国化>を狙うのか、
メキシコが加盟する<NAFTA>(<TPP>のモデル)と、
その”NAFTAの軍事化”である「プラン・メキシコ」の動きは、
「大阪維新の会」に投票し、
与党になった場合の日本の行く末を、
教えてくれるのではないでしょうか?
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高樹辰昌