作品の質。 | 日本中世史を楽しむ♪

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―武士道と云は極道と見付たり。―

 梶原景時がヘソを出したロン毛のイケメンといったブッ飛んだ設定であっても、世界観がキッチリ出来ていれば、おもしろい作品になる。


 視聴率が低いというのも、名作の誉れ高く、わしも名作だと思う『ルパン三世』第1シリーズだって、最初の放映の時は、低視聴率で打ち切りとなったのじゃから、作品の質とは、切り離して考えて良いであろう。


 民族派の反発も、思想・信条が関わって来るので、やはり、作品の質とは、切り離して良いはずじゃ。


 プロを含めた歴史に詳しい人々のツッコミも、まァ、いつものコトじゃ。


 しかし、長年のファンや、歴史がホントに好きな人たちが、離反する、さらに反発が憎悪に変わるつーのは、致命的じゃろう?


 こればかりは、作品として、質が悪いという証拠だと思う。


「オレは、違うと思う。

 でも、悔しいが、おもしろい」

 と言わしめる作品は、あるのだ。


 件の大河ドラマで言えば、『源義経』(1966年)・『風と雲と虹と』(1976年)・『八代将軍吉宗』(1995年)などは、これに当たると思う。



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